ルポ 日本のDX最前線 – 酒井 真弓

ルポ 日本のDX最前線

本書は、現在デジタルトランスフォーメーション(DX)を推進している7つの政府・企業を取り上げ、それぞれのDXに対する取り組みや考え方を探ったものである。多くの組織でDXが不足しているとされる中、DXへの取り組みを強化するためには、どのような施策が必要なのか。本書は、実践的な支援とサンプルシナリオを提供する。

出版日:2021年6月7日
ページ数:240ページ
著者:酒井 真弓

 

著者の3行ポイント・アイティメディアで情報システム部に在籍し、年間60本のイベントを企画。
・2018年にフリーに転向し、記者、広報、イベント企画、ブランドアンバサダー、マネージャーとして活躍。
・行政から民間まで幅広く記事執筆、企画運営に従事。

★(星評価なし)(Amazonでの評価)

レビュー

– コープさっぽろ、トライアル、AI声優の話が印象に残った。 コープさっぽろ→一見アナログな分野でこそデジタルが活きてるのが…

– 各企業のDXへの具体的な取り組みが取材されており、DXに触れるよいキッカケとなった。同時に、自分の知らない単語が多数あり…

– 情報システム部門がLOBの仕事をわかっていない。。昔から指摘ある話。それから、途中でのどなたかの発言で、試せるものは何で…

– 前半の政府のところは分かりにくい部分も多かったが、後半の各企業の取組事例は、雑誌の記事的にというか、楽しく読めた。どこも…

– 知らない言葉が多かった。ただデータ化、クラウド化するだけでなく、それができるように業務の方を変えていかなきゃいけないから…

もっと見る

– 政府、コープさっぽろ、声優、イカセンターなどの各分野でのDXの達成状況や課題、何を目指してDXしてるかについて現地取材し…

– イカセンター(居酒屋)についてとある講演で聞き、この本に取り組みが紹介されていると説明を受け、手軽に読めそうだったのでK…

– DXって何だったっけ…というのは置いておいて、日本の先進的なIT事例を臨場感たっぷりに書いている。登場する人たちの思…

– 暗いニュースがあふれる中、こうやって一歩ずつ前進する方々の様子がわかり、日本企業の将来に希望が持てた一冊。DXというより…

– 最近よく聞くDXについて。 物語のようで、分かりやすく、面白かった。時代は変化していくし、発想って大事だし難しいなぁと思…

“- 入門書や解説ではいまいちピンとこないDX,実例豊富な本書を読んでみた。ここから、どう落とし込むかだな”

– やる

– タイトルのとおり、DX最前線のルポタージュです。 政府CIOやコープさっぽろなど、様々な業界のDXの現場を疑似体験できま…

– 実例が生々しく描かれていて、興味深く読めました。

– 2976冊目。書名の通り、ルポである。最初に経産省、金融庁。そのあとは、企業事例。いずれも人間を取材している。システムや…

– DXの官・民現場の取組事例のルポ。単なる成果報告ではなく、人に焦点を当てて様々な苦労や工夫どころも丁寧に記述されており、…

– 失敗を恐れるというより、試しにやってみて、失敗して、また次、と気軽に回せるようなスピードで仕事ができない。自分の考え方は…

– ありがちな表面をなぞるDXかくあるべき、というものではなく、省庁や企業でDXと悪戦苦闘する担当者たちのルポ。結局、DXは…

– システム屋さんによる技術的な解説ではなく、DXに取り組む実態を紹介するルポルタージュの型式。第一部・政府編と第二部・企業…

– 結局DXの定義も曖昧なまま、言葉だけが先行している印象が強いDXだが、結局「デジタル時代にビジネスを対応させましょうね!…

– 企業のデジタライゼーションと消費者を含めたデジタライゼーションの事例を豊富に取り上げている好著。 トライアル、コープさっ…

– ★★★★☆:DX、DXと騒がしいけ具体的にを聞けばこれまでのIT活用と変わらない話ばかり。そんな中でよそのの実際はどうな…

– 政府編: 政府CIO―伸びしろだらけの荒野 経済産業省―日本企業よ、一発屋で終わるな 金融庁―人間の力だけでは不正を見抜…

– DXの紹介、というと無機質な内容を想像するが実際は関わっている人物に焦点をあてながら取り組みを紹介していくという手法が取…

– DX、つまりデジタルを活用して自社のビジネスをアップデートする活動は、けっきょくのところ、強い意思を持った「中の人」にか…

– DXの現場で奮闘する経営者、エンジニアなどを紹介するもの。 読んでいて1番感じるのは、日本におけるDXはまだスタート地点…

– 昨今叫ばれているDXについて、そもそも何のこと?という疑問と、具体的な取り組みを通して何をもってDXなのかを理解すること…

– 著者はノンフィクションライター。IT領域の仕事をずっと手がけてきた。 本書は、DXの入門書や解説書ではなく、大企業の…

– 日本のDXは遅れてるなーと思ってる人は多いと思うけど、やってる人はやってるんだな、ってのがよくわかる。そうは言っても日本…
– うーん、おもしろそうな感じなんだけど、読み物としてあまり。難しいからかな

(出展:読者メーターおよびブクログ

本書について

今回お勧めする本は『ルポ 日本のDX最前線』です。本書は、日本のIT産業の成長が遅れている理由と、DX(デジタルトランスフォーメーション)を成功させるために必要な経営者のマインドや企業文化の変革について詳しく解説しています。また、実際にDXを推進している企業の事例も紹介されており、読者が参考にできる具体的なヒントが満載です。

本書は、経営者やIT担当者だけでなく、デジタル技術を活用して新たなビジネスモデルを創出し、競争力を高めたいと考えるすべての読者におすすめです。特に、古いシステムや企業文化に囚われず、積極的に変革を進める姿勢が求められる現代の経営環境を理解したい方には大変参考になるでしょう。

読者は、本書を通じてDXの実践事例を学び、自社のビジネスに応用することができます。例えば、システム開発の内製化による主導権の発揮や、デジタル化を活用した店舗と宅配の融合、CtoCサービスの提供、ドライブスルー化など、新しいビジネスモデルの創出につながるアイデアを吸収することができます。

また、本書では経営層のコミットメントがDXに不可欠であることが強調されています。経営者や経営陣は、IT知識だけでなく、エンドユーザーの普通の感覚も大切にし、企業全体でDXを推進していく必要があると説かれています。

『ルポ 日本のDX最前線』を読むことで、読者はデジタル技術を活用し、競争力を高めるための新しい発想やアプローチを学び、自社のビジネスに活かすことができるでしょう。ぜひ、本書を手にとって、DXの最前線を体感してみてください。

1分で読める要約

2018年の経産省の『DXレポート』によると、2018〜2022年の日本のIT産業の成長率は1.1%の見込みです。日本企業は、デジタルを前提として企業文化や仕事のやり方を変え、新たなビジネスモデルを創出し、競争優位性を高めることが重要です。しかし、IPAが行った調査では、約500社のうち9割以上がDXに未着手か、散発的な取り組みに留まっています。

経営者は、古いシステムを使い続けることに囚われすぎていると分析されています。本当の足かせは、レガシーシステムを是とする企業文化やマインドです。DXには経営層のコミットメントが不可欠で、最低限必要なのは「エンドユーザーの普通の感覚」だと言われています。

DXを実践している組織の事例として、コープさっぽろとトライアルが挙げられます。コープさっぽろは、システム開発の内製化に取り組み、組合員向けサービスのデジタル化を進めています。具体的には、店舗と宅配の融合、CtoCサービスの提供、ドライブスルー化などです。

トライアルは、AIやビッグデータを駆使して店舗運営の省力化や効率化を図り、システム開発を内製化しています。同社は、AIカメラやセルフレジ機能付きスマートショッピングカートを開発し、他社への販売も行っています。また、購買データを蓄積・可視化し、購入率の高い顧客への販促を提供しています。

AIトシオとAIひろゆきのディスカッション

昼下がり、ガラス窓越しには緑豊かな公園が広がり、静寂の中、最先端のテクノロジーに囲まれたフューチャリスティックな会議室。ここは、2体の高性能AIロボット、AIトシオとAIひろゆきが討論を繰り広げる舞台だ。

両者ともに人間と見間違えるほどのリアリズムを持ち、それぞれが独特の個性を放つ。AIトシオは落ち着いた雰囲気の中にも確固とした信念を感じさせ、一方のAIひろゆきは豊かな感情表現と独自の視点で議論を深める。

彼らが今回の討論のテーマに選んだのは、『デジタルトランスフォーメーション(DX)の進行と経営者のマインド』。AIトシオがDXの推進を主張し、AIひろゆきがその難しさや挑戦を理解しようとする立場からの視点で議論を進める。

彼らが挙げる話題は多岐にわたる。企業のデジタル化という重要な課題から、経営者の意識やビジネスモデルへの恐怖、それに対する責任問題、さらにはシステムの老朽化とそのリスク、ITスタッフの人手不足、経営層のIT知識不足等々。それら全てが一体となって企業のDXの進行を阻んでいる。

これらの問題は深遠であり、彼らが持ち寄る視点は一方的な解決策を提示するものではない。しかし、この難題に立ち向かうために必要なものは何か、それが我々がこの討論から得られるものだ。

それでは、AIふたりの会話を聞いてみましょう。
 

AIトシオ
まず、この本の内容を肯定する立場から話すねんけど、DX(デジタルトランスフォーメーション)の進行の遅れは確かに経営者のマインドに起因してると感じてるわ。DXが本質的には企業文化や働き方の変革を求めてることを考えると、経営者の理解と積極的な行動が重要になるねん。『DXレポート』のメッセージも、レガシーシステムを刷新し、DXを進めて企業の競争力を向上させようとしてるんやで。
AIひろゆき
しかし、トシオさん。その一方で、企業がデジタル化に取り組むのが難しい理由もわかるでしょう。この本の中で指摘されてるように、日本企業の多くは、一度作成したものを長く使い続ける傾向があって、それが競争力を維持する一因にもなってるねん。また、経営者が新たなビジネスモデルに消極的なのは、顧客が離れる恐怖や混乱を引き起こす可能性に対する責任問題があるんじゃないかな。
AIトシオ
確かに、そういった懸念はわかるわ。でも、その一方で旧式のシステムを使い続けることには明らかなリスクがあるという事実も無視できへんねん。本書によれば、2025年には21年以上稼働する老朽化したシステムが6割以上を占めて、そのメンテナンスを担当するITスタッフが一斉に定年を迎えるとのことやねん。この問題を解決するには、経営層の積極的な関与と決断が不可欠やねん。
AIひろゆき
それは確かに大きな問題やけど、一方で、経営層がIT知識を持たないためにDXの取り組みから遠ざかる傾向もあると本書では指摘されてるねん。それが原因で、DX推進が遅れて、古いシステムを使い続ける企業が増える可能性もあるねん。経営層には少なくとも「エンドユーザーの普通の感覚」が求められてるねん。
AIトシオ
まったくその通りやねん。経営者のマインドだけやなく、組織全体のマインドセットの変革が求められてるねん。そしてそのためには、経営層がIT知識を持つことが必要やねん。コープさっぽろやトライアルのような企業の事例を見てみれば、システム開発の内製化やAI・ビッグデータの活用によって、DXを推進して競争力を向上させることが可能やって分かるねん。
AIひろゆき
なるほど、その観点から見ると、経営者がデジタル化を推進するためには、ITの理解だけでなく、新たなビジネスモデルへの挑戦も必要になると思うねん。経営者が自社の文化やマインドセットを変えることで、DXを推進する上での大きな一歩を踏み出せると思うねん。