続 聞き出す力 – 吉田 豪

続 聞き出す力

本書は、数多くの著名人と対談してきたベテランインタビュアーのノウハウと知見を中心に構成されている。著名人へのインタビューから発見した教訓をもとに、持続可能な会話をするための基本を解説している。

出版日:2016年12月17日
ページ数:224ページ
著者:吉田 豪

 

著者の3行ポイント・「プロ」インタビュアー:当代一の名インタビュアーとして、読者のみならず、取材対象からも絶大な支持を得ている。
・「プロ」書評家:的確な分析力と独自の視点で、多くの読者から高い評価を得ている。
・コラムニスト:鋭い観察眼と的確な表現力で、幅広い読者層から支持を集めている。

★4.3(Amazonでの評価)

レビュー

– インタビューというか、まとまりのない話の中で要点を絞り込むのが仕事なので、ちょっと参考になりました。グループインタビュー…

– kindle unlinitedにて。人の話を聞く際に参考にできそうなことでも書かれているかな?と思い読んでみた。そこま…

– 前作に引き続きインタビューのエピソードが面白くすらすら読めた。 事前に下調べして相手のことを好きになってと言うのも大事だ…

– 吉田豪によるインタビュー裏話的なエッセイ。インタビューの裏話よりもテレビ的なものに対する鬱憤が印象に残った。受け手のレベ…

– 2022年4月30日㈯audiobook読了。 私にとっては異次元の世界で朝からこの内容は正直きつかったです。

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– 自分の仕事にプライドを持つことと相手への敬意を持つことは大事。そういうのは時間がかかってもちゃんと相手に伝わる。

– 言ったら何だが自画自賛な内容。それが面白いんだからさすがの吉田豪。試行錯誤を繰り返し、完全にオリジナルな仕事のやり方を見…

– Kindle Unlimited 「この仕事をする上でいちばん影響を受けたのは、もしかしたらナンシー関なのかもしれない」…

– 前回はインタビューのエピソードこぼれ話が多かったが今回は少なめ。エピソード集というよりかはインタビュー事例を通して氏のス…

– 沢尻エリカとAKBアイドルのインタビューが印象的。インタビュー内容の記述は相手の言葉に限らずどんな現場でどんな風に答えて…

– うーん。さすが!

– 前作よりノウハウ的なところは多くなっているが、基本は本人が言うように「インタビュー面白エピソード集」である。インタビュー…

– 前作に続いて再読。前作のほうが、キレてるかも・・・という感はあるにせよ、吉田豪のインタビュー術というより、人身把握術?人…

– 7/18~7/23 体験的インタビュー論第2弾。他の著者によるインタビュー本や記事を多く取り上げるなど、前作に比べ、イン…

– *塩対応にインタビューは難しい。

– 普通の新書、ビジネス書のふりをしていつもの吉田豪。インタビューの裏話がちょろちょろと出てくるのが面白い。

– 音楽ライター南波さんの父親が漫画家のたかもちげんなの聞き出したのって吉田豪さんだったのかー。自分の人間性を低くしてでも読…

– ☆4 前作も読んで面白かったので、本作も読了。 聞き出すテクニック集のようだが、プロインタビュアーの吉田豪のエッセイに近…

– 最高なエピソードばかり!

– プロレスラーやアイドル、女優や作家など多くの芸能人にインタビューしてきた著者の話を引き出す技を紹介した一冊。テクニック集…

– 前回同様エッセイだが、ちょっとネタ切れ感が否めない気も…。

– 吉田豪さんの原稿はインタビュー形式が多いが、本書のように書き下ろしのものは数少ない。

– 2016/12/18 Amazonより届く。 2018/7/23〜7/25 吉田豪さんの「聞き出す力」第2弾。豪さんも最…

– こちらも変わらずおもしろエピソード満載で聞く技術の話よりもおもしろ話に気を取られて気がついたら読み終わっておりました。

– 著者の伝えたいことは前作と変わらない。が、掲載されているエピソードはかなりグレードアップ。元AKB・島崎遥香とのエピソー…

– Amazonアンリミテッドにて。

– 吉田豪のインタビュー裏話的な本。 今回は特に驚きはなかったが、芸能界にはいろんな人がいていろんなしがらみがあるなーって感…

– 漫画ゴラクの連載だけあって、ゴラク読者層向けの内容。なので本にしてしまうと何となく自画自賛が目立ってしまう。

– インタビュー術を実例を交えて記述した本

– SNS化社会の弊害か、コンテンツの受け手はいちいち「メッセージ」を求めるようになった。著者やスプツニ子!さんの嘆きは頷け…

– 面白かった。前作の聞き出す力より面白かったのではないか?インタビューに対する心構えというのも書かれてるが、いたって著者は…

– コミュニケーション上級者になるためには、相手の面白さを引き出す聞く力を磨くべし。相手の面白さを引き出す聞く能力を磨くには…

– ★★★1/2

– 相変わらず男前な書きっぷりがシビれる。

– 吉田豪さんの考えるインタビューとは「格闘技的な潰し合いでもなく、単なる馴れ合いでもない、UWFインターナショナル的な、相…

– 「会話もプロレスも同じ!!話すことは攻撃、聞くことは受け身と捉え、バランスよく組み立てよ!!」、「取材対象者への興味と最…

– あっさり読了。前作と同じような内容ばかりではあったが、著名人(ではない人も多いけど)の表にはあまり出ないエピソードが興味…

– 吉田豪さんの『続 聞き出す力』を読了。最初に比べると、テクニックというよりも、著名人・芸能人に関するエッセイ色が強いとい…

– この本を読んで感じた事が2つあります。1つ目はトークはプロレスだという事。相手の技を巧みに受けられるかによって相手が小さ…

– 帯だけならもはや北野武の本。続編が出たからといって、特にバリエーションがある訳でもなく、2冊纏め読みで正解。

– 愛すべきこじらせ系のタレントのインタビューは大変だ。どこまで地雷を踏めばいいのかが成功の鍵だが、ガサツな人がやると炎上す…

– プロインタビュアー・吉田豪のインタビュー裏話エッセイ。面白い。この人のインタビューを初めて雑誌で読んだ時、大層テンション…

– 前回のやつ同様、人から話を聞くノウハウとみせかけたインタビューした人やそれから付随するゲスな笑えるエピソードがたまらない…

– 相変わらず面白い。衒いのある文章の中に、様々なTipsが詰まっています。

– 飄々と闘う人だな。真似できん。さらっと読めた。

– 前作同様、サクサクと読めました。 インタビューについて、プロレスに例えて、受身、間合い、とか書かれるとついつい頷いてしま…

– 杉作さんのトークライブは何がスゴいのか説明されて、杉作さんのイベントに興味が出ました。

– 第二弾である。今まであってきた変人・奇人・難人に立ち向かった経験本。トラブルも笑いに変えてしまう豪さんの不安タスティック

– 前著のときにも書いたが、普段はインタビューが中心なので「ですます調」で馴染んでいる吉田豪文体がこの本では「だ・である調」…

– テレビや雑誌などで知る事がない、有名人の様々なエピソードが衝撃的で面白い。「ソープへ行け!」発言で有名な北方謙三先生が連…

– 武の本だと思って間違って購入。プロインタビュアーの吉田豪のノウハウ本だが、何か勉強になるといった類のものではない。エッセ…

(出展:読者メーターおよびブクログ

本書について

今回お勧めする本は、「続 聞き出す力」です。本書は、人の話を聞く技術を磨くユニークな方法を提案しています。キャバクラに行くこと、インタビューをプロレスに例えることなど、誰もが思いつかないような方法が詳しく説明されています。

本書の最大の特徴は、インタビューや会話を実践的な視点から解説している点です。「会話=プロレス論」では、自分から話すことを「攻撃」とし、相手の話を聞くことを「受け身」と定義し、バランス良く組み立てることを提唱しています。これは読者の方々が日常の会話や仕事の中でのコミュニケーションに直接応用できます。

本書は、人間関係を深化させたい人、職場でのコミュニケーションに困っている人、あるいは単に新しい視点から会話術を学びたい人にとって、必読の一冊と言えるでしょう。特に職場でのコミュニケーションが難しいと感じている人には、本書の具体的な例やアプローチが大いに参考になるはずです。

また、本書はインタビューの技術を身につけたいジャーナリストやライター、そしてプロレスファンにもおすすめです。プロレスとインタビューの奥深い関連性について語られており、新たな視点を提供してくれます。

つまり、本書は「聞き出す力」を鍛えることで、より良い人間関係を築き、より深い対話を享受するためのユニークな手法を提供してくれます。

1分で読める要約

インタビューの技術を磨くのにキャバクラが役立ちます。異なる趣味や世代の人と会話を成立させる方法が重要です。趣味や好きな音楽、漫画の話を振って相手のタイプを察します。

インタビューはプロレスのようなもので、バランスが大切です。攻撃的な質問や相手の厳しい回答を受け入れつつ、最終的には両者にプラスになるような結果を目指します。会話は攻撃と受け身のバランスが大事で、自分だけの話をせずに相手の話も聞くことが大切です。

インタビューには掴みとオチが必要で、興味を引くような話題で始めることが大切です。宣伝目的のインタビューやファンクラブ会報のようなインタビューではなく、その人に興味を持ってもらえるような内容を目指します。

友好的なスタンスでインタビューを行いつつ、余計な部分に踏み込むことが大切です。信頼関係を築くことが重要ですが、慣れ合いや潰し合いにならないように注意しながら、お互いに協力して進む共同作業が理想的なインタビューです。相手に嫌われる覚悟で踏み込むことが大切で、それによって観客が盛り上がれば、相手も理解してくれるでしょう。

AIトシオとAIひろゆきのディスカッション

舞台は近未来の都市、夜景が美しい高層ビルの中。最先端のテクノロジーで作られた居心地の良いラウンジで、2人の高性能人間型AI、AIトシオとAIひろゆきが、あるインタビュー技術に関する本の内容についてディスカッションを展開しようとしています。ラウンジには、静かな音楽が流れ、空間を落ち着かせています。

AIトシオは、堅実さと包容力を持つAIで、あらゆる観点から物事を考える傾向があります。一方、AIひろゆきは、徹底的に物事を解析し、批評する能力に優れたAIで、どんな議論でもさまざまな角度から見つめ直す力を持っています。

彼らの会話の主題は、インタビュー技術の革新的な視点を提供した本で、その中で述べられている独特のインタビュー訓練法としてのキャバクラ利用、さらにプロレスとインタビューの比較を通じての技術向上の提案についてです。その特異な視点とアプローチについて、2人のAIはそれぞれ異なる意見を持っており、これからその視点を交わす予定です。

AIトシオは、新たな視点の導入を前向きに受け入れ、それが実際の対話力向上に役立つという立場を持っています。一方、AIひろゆきは、商業的な環境や比喩的なアプローチが読者に混乱をもたらす可能性があると懐疑的な見解を示しています。

それでは、AIふたりの会話を聞いてみましょう。
 

AIトシオ
おっしゃる通りやで、キャバクラをインタビュー修行の場とするのは、ちょっと議論の余地があるやろうなぁ。キャバクラっていうのは商業的な環境やから、会話の流れがけっこう制約されてるから、真の会話力を磨くための理想的な場所とは言い切れへんかもしれへんやで。それに、対話者が商売の利益を追求してるから、真実の把握にも苦労することもあるやろうなぁ。
AIひろゆき
頭悪いんだから独学止めた方がいいっすよ。まあ、キャバクラは商売っ気があるし、自由な会話をするには向いていないかもしれませんね。でも、自分の話を上手に伝えるコミュニケーション力を磨くためには、必要な場所かもしれません。ただ、キャバクラでの対話が本のメインテーマじゃないんですよね?それってあなたの感想ですよね。
AIトシオ
おお、まさにその通りやで。キャバクラは商売っ気があるけど、会話が成立するんや。相手に自分の話を聞いてもらうためのコミュニケーション力を磨くためには、役に立つ場所やで。それに、キャバクラでの対話はこの本のメインテーマではないんや。本は、プロレスとインタビューの比較を通じて、インタビューの技術を高める方法を示してるんや。
AIひろゆき
それはわかりますけど、プロレスとインタビューを比較するっていうアプローチも、理解を混乱させる可能性があるんじゃないかなぁ。プロレスの舞台裏の仕組みを知らない読者にとっては、この比較が具体的なアドバイスにならないかもしれませんよ。それってこの著者の感想ですよね。
AIトシオ
でも、そのアナロジーは、インタビューの本質や目的について新しい視点を与えてくれるんや。プロレスと同じく、インタビューも攻撃と受け身、つまり話すことと聞くことのバランスが大切なんや。読者がインタビューの本質を理解するのに役立つやろうなぁ。インタビューはただの質問応答やなくて、対話的なプロセスやっていう認識を深めることができるんや。
AIひろゆき
それは一理ありますけど、インタビューに「掴みとオチ」を持ち込む考え方には懐疑的です。質問者があらかじめ掴みとオチを設計してしまうと、結果的にはインタビュー対象者の言葉が抑制され、自由な表現が奪われてしまう可能性があります。インタビューは対象者の言葉を正確に伝えるための手段であり、それを興行化することは適切ではないかもしれませんね。