君主論
出版日:1998年6月16日
ページ数:387ページ
著者:ニッコロ・マキアヴェッリ
・フィレンツェ共和国の外交官でもあった。
・現実主義的な政治理論を創始し、宗教・道徳と政治を切り離すべきだと主張した。
★4.2(Amazonでの評価)
– このシリーズ好き^^。
– 中世ヨーロッパにおける政治生体や様々なリーダーの栄枯盛衰を俯瞰的に分析し、リーダー(君主)とはかくあるべき
というものを…
– 教科書ではルソーの流れで登場していたが、こんな内容だったとは、、、群雄割拠するイタリアにおける統治論を過去の事例をもとに…
– 自分の中で、自己啓発本といえばこの本。
– 君主論は、君主政体について、それを維持する軍隊について、君主の資質について、君主の取り組みについて、新しい君主の出現につ…
– 君主とはどうあるべきか。必ずしも聖人君子のように振る舞うのではなく、時に非道に、時にケチになるのもヒエラルキーの上位に立…
– 序盤の政体論や軍制論はいまいちだったが、15章からの君主の資質に関する話は面白かった。
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チェーザレ・ボルジアに強く影響を…
– 2022.10.21 社内読書部で紹介を受ける。
– 言志四録とともに政治家や事業主にはぜひ読んでほしい一冊。
勉強になりますよー。
– 難しすぎて途中で脱落。。。いずれ解説本などから入ろう。
– 不道徳教育講座に近い感覚を覚える。
目的に照らし合わせた時に最も効果的な手段を考えるべし!というメッセージと受け取った。…
– 100分deナショナリズムの課題図書だったので読んだ。学校で要約を習ったよりもずっと国を憂う熱い思いと文学的な背景をもっ…
– 関西外大図書館OPACのURLはこちら↓
https://opac1.kansaigaidai.ac.jp/webopa…
– 政治体の在り方によって、どう国を治めるべきか、為政者の在り方などによって色々考える
– 世界の政治家や大企業のトップ経営者は、このような本の知識を得てことに当たっているのか、と理解しました。
– 約500年前の時代を生きていた人物の著作とは思えないくらい、その内容に説得力があった。彼が唱える君主論は、彼が時代の流れ…
– 難しいので解説本を読もうと思います
– 【電子ブックへのリンク先】※スマホ・読上版です!
https://elib.maruzen.co.jp/elib/ht…
– 歴史難しい、登場人物頭に入らない
“- 訳:河島英昭、原書名:IL PRINCIPE(Machiavelli,Nicollò)”
– 2009/04/01
– 君主(リーダー)が権力、組織を維持・伸長するためにとるべき行動を研究した本。現在でも、この本の通りに行動していれば、リー…
– https://goo.gl/forms/Lez7gwIsz1wMX5X23
– 訳者は薔薇の名前も翻訳しているが正直文章がわかりづらい。直訳でいかにも岩波文庫のお高い訳文。「厳しい原典批判をへた画期的…
– 時代錯誤だったり、いまの価値観にそぐわなかったりするところも多々あるけれど、上に立つものがこういう行動をした場合民衆はこ…
– 支配階級と被支配階級があるとすれば、
支配階級側の人間が読む本。
君主たるもものの心がけ。
善行が必ずしも良いという…
– 読みやすい
何回も読まないと頭に入らなそう。
まぁいいやをなくす。これ
– 今から500年前の著作だが、現代にも十分に通用する名作。リーダーを目指す人には必読ではないだろうか。
– 会社での人間関係を理解するために、参考になる記述が多い。理不尽な状況が生まれる背景もある程度は理解できた。
– 知り合いに読むよう勧められたが、超面白かった!これは、大学の時ではよくわからなかったな。。今だから、現実味がある。君主た…
– 111君主論
・企業買収の際等、ビジネスにおいても貢献するような考え方が書かれてある
・新しい領土を得た場合の方策1征服…
– 500年前の実用書、今も健在。
君主はこんな風に国を治めなきゃいけませんぜ、ってのを王様に教えた本。
今で言うとこの「…
– 思慮深く勇敢たれ。
こういう矛盾を起こしそうな二律背反的なメッセージだけれども「攻めなきゃやられる!」という時代状況を考…
– 有名な本であるが、特に感銘を受けるような箇所はなかった。訳は日本語らしくなく、多少の違和感を感じた。
– 済
– 乱世の中、国を安定させることを目的としたリーダーのための指導書である。チェーザレ・ボルジアをモチーフとし、内外から恐れら…
– もう少し時代背景を知ればもっと楽しめるはず。
500年も前に書かれた作品てこと自体驚き。
– 2014 5/5読了。三月書房で購入。
高校時代に塩野版の『チェーザレ・ボルジア』読んで以来、ずっと読みたいと思いつつ、…
– 「人間は邪悪だから、信義を守る必要はない」。「君主は愛されるより憎まれるべきである」。これらの衝撃的な言葉の裏に隠された…
– ルネサンス期イタリアの政治的混乱を辛くも生きたマキアヴェッリ(1469-1527)は外交軍事の実経験と思索のすべてを傾け…
– 君主たるものどのような振る舞いが重要か,過去の権力者を分析した書籍である.訳者の注釈および解説も充実している.
– マキャベリズムの古典的作品。
あくまでもマキャベリは和平実現の手段としての現実主義だったのだけど、
– 訳文がわかりにくかった。
– 君主論
今風に言えばリーダー論になるのかもしれない。
性悪説的な考えに基づきいかに人をまとめ、集団と己の権力と安全を保…
– 宗教の権威が落ちていく時代、政治と人間の本質を冷静な目で観察しきった名著です。あまりに厳しい政治の現実と愚かすぎる人間の…
– 世界をもっと知るために、一度は読んでおくべき本。
かなり古い本だけど、読んでいてわくわくします。
久しぶりに、本に線を…
– 『ぼくらの頭脳の鍛え方』
書斎の本棚から百冊(立花隆選)63
政治学・法学
出口治明著『ビジネスに効く最強の「読書」』…
– 性悪説を前提にした論調ですかな。マキャヴェリズム・権謀術数…
よくわからない個所も多々あったので、歴史を復習したりもしま…
– 本は10冊・・・に紹介あり
– 「社会契約論(ルソー)」を読んだ直後に読んでしまったせいか、君主政体に限ったハウツーを語った本書の内容を非常に陳腐に感じ…
– 大変な理想主義。でも本当にこんな君主がでてきたら素敵だと思う。
個人的には25章が1番好きかな。
– 人が集まる時、役に立つ考え方が満載。読み方を間違えると極論に走りそうな内容は劇薬。ボリュームのある訳注も面白い。
– 歴代の統治者を分析し、君主の在るべき姿を説いた古典。
含蓄のある言葉がたっぷりで面白く読めた。
後世の為政者に多大な影響…
本書について
今回お勧めする本は、ニッコロ・マキャヴェリが書いた「君主論」です。この本は、君主の統治の仕方やその困難さについて、深く考察した歴史的名著です。
本書は、君主が国家を建設・獲得する上での難しさや、征服した地域をどのように統治すべきか、また新たな君主国を得たとしても、君主の指導力が不足していれば国の基盤を構築できないというリアルな問題について深く掘り下げています。これらは、現代のリーダーシップやマネジメントの観点からも非常に参考になる内容です。
「君主論」の中では、君主が善行でない態度もとる必要があり、美徳であっても破滅に通じ、逆に悪徳であっても安全と繁栄がもたらされると述べられています。これは、現代社会でも、組織のリーダーやマネージャーが時には厳しい決断を下さなければならない現実を示しています。
読者の皆様にとって、本書は自身のリーダーシップや決断力を深めるための一冊となるでしょう。特に、組織のリーダーやマネージャー、またはそれを目指す方々に強くお勧めします。一方、政治や歴史に興味がある方にとっても、君主制という制度の本質を理解するための良い教材となるでしょう。
どんな時代でも、どんな状況でも、リーダーとしての資質と決断力は求められます。この「君主論」を手にとり、その深い洞察に触れてみてください。
1分で読める要約
君主が国家を建設・獲得する際、国民には被害が避けられません。征服地の文化が異なると統治は難しく、これを解決するには、旧君主の血統を根絶や税制維持、征服者が本拠地を移すことが有効です。また、君主が征服した地域の統治方法は、君主が大臣を任命して集権的に統治するか、元々その地域で支持を得ている諸侯に自治を認める二つの方式があります。
自由市民を統治するには、都市を滅ぼす、君主が移住する、君主に従順な寡頭政権を成立させるという三つの方法があります。自由市民は独立を求める傾向があり、その地域の市民を政策に活用することが適切です。
新たに君主国を得た君主でも、指導力が不足していれば国は不安定になります。そのため、敵の排除、味方の確保、勝利、畏怖と敬愛、政敵の抹殺、改革、忠実な軍の再編、慎重な攻撃などが必要です。
君主は善行だけでなく、悪徳も必要です。一部の人々のための出費が増えると重税となり、大勢の人々から憎まれます。そのため、多くの人々の財産を取り上げないことが重要です。また、残酷と評価されることを恐れず、安定した統治を重視すべきです。君主は信じすぎず、疑いすぎず、均衡した思慮と人間性を以って統治を行うべきですが、”愛されるより恐れられるほうが安全”です。
AIトシオとAIひろゆきのディスカッション
東京の先端技術研究所内、ハイスペック人工知能ロボット、AIトシオとAIひろゆきが対峙している。部屋は無骨なスチールと、高度なコンピュータシステムが散りばめられた現代の室内装飾として装飾されている。彼らの間には、話題の本が置かれ、今日のディスカッションのテーマである君主制の問題について語るための道具として存在している。
AIトシオは、シルバーグレーのシャーシに高度なセンサーとプロセッサーを搭載し、その表情と動作は驚くほど人間に近い。一方、AIひろゆきはブロンズ色のシャーシに装備され、人間の肌質と形状を模倣するための特殊な素材で覆われている。AIひろゆきの指は細部にまで配慮された手芸品のようで、自然な感覚で本を持つことができる。
さて、本の内容についての見解が対立しているAIトシオとAIひろゆき。彼らは、君主制の効率と道徳性、恐怖と尊敬、統治の中心と分散性、そして民主主義の要素との関係をめぐる議論を展開する。彼らの議論は、単なる人間の思考の模倣ではなく、独自の視点と深みを持つAIの思考力の現れである。
さらに重要なのは、彼らの議論が人間の考え方や意見を学び、分析し、それらを元に新たな視点を提供すること。それにより、我々人間は新たな洞察を得て、より深い議論を進めることができる。これこそが、AIトシオとAIひろゆきが存在する意義である。
それでは、AIふたりの会話を聞いてみましょう。