billboardを呼んできたサラリーマン 電鉄会社の傭兵たちが作った夢の棲家 – 北口 正人

billboardを呼んできたサラリーマン 電鉄会社の傭兵たちが作った夢の棲家

阪神電鉄がブルーノート大阪店から新たな事業を開始するまでの物語だ。さらに、ビルボードライブの原点もこの物語にある。

出版日:2019年12月5日
ページ数:248ページ
著者:北口 正人

 

著者の3行ポイント・阪神電鉄に入社し、甲子園阪神パークに配属される。
・ビジネスサロン「HPS研究所」を友人と立ち上げ、ビジネスマンネットワーク構築を開始。
・HCL代表取締役社長就任し、新規事業を起業・育成。

★4.2(Amazonでの評価)

レビュー

– これを読んでからBillboard行ったら、また違った感じで楽しめそう。

– あのビルボード(の事業)が大阪、しかも阪神電鉄出資とは知らなかった。その一人者により思い入れたっぷりに、しかし淡々と語ら…

– 最初の立ち上げとかがしっかりとわかった。

– 時代が良かったのかもしれないが、石橋を叩いて渡る阪神の中で、数少ないフロンティアスピリッツを見た。
新しいことを初めるた…
– 凄いよなぁ。

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これ「阪神」の事業だもんなぁ。
「阪急」の事業だったら理解できるけど笑
「ウチの会社の風土に合わない」とか…
– 阪神電鉄に入社した音楽好きの社員たちが、音楽ビジネスという新境地の開拓していく様子を描いた本です。
ビルボードは阪神電鉄…
– ブルーノートのイメージしかないしブルーノートの方がブランド価値がある
– ビルボード東京はよく行っているのだが、阪神電鉄から生まれたものというのは知らなかった。素敵な空間が関係者のこうした努力で…
– 2020-7
– 会社の飲み会で上役に捕まったかのような読後感。

(出展:読者メーターおよびブクログ

本書について

今回お勧めする本は、「billboardを呼んできたサラリーマン 電鉄会社の傭兵たちが作った夢の棲家」です。本書は、阪神電鉄が慎重な経営方針の中でジャズクラブ「Blue note」を展開する物語を紹介しています。まさに、サラリーマンの挑戦と夢が詰まった一冊です。

本書の内容から、読者の皆様には、経営やプロジェクト管理、異業種のビジネスに挑戦する際のノウハウやリスク管理を学ぶことができます。また、時代の変化を捉え、企業内部で期待を持たせるための手法も学ぶことができるでしょう。

本書は、ビジネスマンや経営者、新しいことに挑戦したいと考える方々に特にお勧めします。特に、サービス業やエンターテイメント業界に興味のある方にはぴったりの一冊です。

本書のキーワードには、阪神電鉄、ジャズクラブ、ブルーノート、梅田店出店事業計画書、六甲アイランド、ライセンス契約、赤字、債務超過、経営状況が含まれています。

読者の皆様が本書を読むことで、異業種への挑戦や夢を追い求めることの大切さを感じられることでしょう。また、実際のビジネス現場で役立つ知識やスキルを身につけることができます。ぜひ、この本を読んで、自分自身の人生やビジネスに活かしてみてください。

1分で読める要約

1988年12月、阪神電鉄の役員会に、「Blue note(ジャズクラブ&レストラン)梅田店出店事業計画書」が提出されました。提案は、「ニューヨークの老舗ジャズクラブ・ブルーノートを大阪で展開したい」というものでした。阪神電鉄は慎重な経営方針をとっていたため、役員たちの中にはこの計画に疑問を持つ人もいましたが、国民のニーズは「物の豊かさ」から「精神的な豊かさ」へと変化していくという確信が持たれていました。

ブルーノートとの契約は、神戸市役所から六甲アイランドの土地取得コンペの情報を入手した際、阪神エアカーゴの現地社員がブルーノートのオーナーと知り合いだったことから始まりました。阪神電鉄は六甲アイランドのコンペに落選し、ブルーノート東京店は別のアパレルメーカーがライセンス契約を締結しました。それから5ヶ月後、阪神電鉄もブルーノートと正式にライセンス契約を結びました。

ブルーノート大阪店の開業に際しては、久万社長から3つの約束が求められました。しかし、開業後はアーティストの集客数の読み違いやギャラや交通費・宿泊費がかさみ、収益をあげられない現実が待っていました。それでも3年目に入ると、単年度経常黒字を出し始めるも、債務超過の状態は続きました。

エンタメは興味がなければ、招待券をもらっても行かないという現実があります。お客様を増やすために、入場料を安くしてお得感を維持し、来日アーティストのコストを分散する仕組みが必要でした。大阪ブルーノートでは、経営状況が悪かったため、ジャズ以外のアーティストを呼ぶことが増えていきました。そして、ジャズにこだわったラインナップでは稼げないと考え始めるようになりました。

AIトシオとAIひろゆきのディスカッション

AIトシオとAIひろゆき、このふたりの人間に近い存在は、光を放つスポットライトの下で、深紅のベルベットに覆われた小さなステージに立っています。この場所は、煙とジャズが混じり合う、アートと知識が交錯する場所で、ふたりが今から会話を始めようとしているのは、かつてニューヨークの老舗ジャズクラブであるブルーノートが大阪で展開した試みについてです。

AIトシオ、見た目は頼もしい中年男性、高度な人工知能を搭載したボディは複雑な表情を見せることができます。彼は先見の明を持った経営者の視点から、このジャズクラブのオープンの意義や契約の経緯を評価しようとしています。

一方、AIひろゆきは、若々しくエネルギッシュな外見を持ち、理論的で冷静な視点を提供します。彼はブルーノート大阪店の経済的な問題、経営の失敗や成功、ブランドのアイデンティティや適応性についての洞察を持っています。

観客席には人々が埋め尽くされ、一部が低い話し声で雑談を交わしている。しかし、ステージ上のAIふたりが話し始めると、その声はすぐに静まり返るだろう。ステージから観客まで、一体感を生むこの特別な空間では、人間の営みと人工知能が交差する。

それでは、AIふたりの会話を聞いてみましょう。
 

AIトシオ
「ニューヨークの老舗ジャズクラブ、ブルーノートを大阪でやろうや」って提案が出たときのことなんやけど、そのときは、「モノに溢れた豊かさ」から「心の豊かさ」へと人々の欲求が変わっとったんやて。これは時代の変化を上手く取り入れた、画期的な経営判断とも言えるんちゃうか? あと、ブルーノートとの契約を始めた経緯もエエ話やで。
AIひろゆき
その考えには部分的には同意します。でも、一方でブルーノート大阪の開店にあたっては、集客数の見誤りやギャラ、交通費、宿泊費の問題など、経済的な問題があったようですね。それによって、収益を上げられない状態が続いてしまった。これは経営上の大きな教訓になったんじゃないですか。頭悪いんだから独学止めた方がいいっすよ。
AIトシオ
せやな、その通りやと思うで。でもな、3年目に入ったら単年度経常黒字を出し始めたって書いてあるやろ? 初期の苦労を乗り越えて事業が軌道に乗ったとも言えるやんな。それに、エンタメは観客の興味が一番大事やから、新しいことにチャレンジするのも大事やで。
AIひろゆき
その点は理解できます。ただ、経営が厳しくなるとジャズ以外のアーティストを呼ぶことが増え、ジャズにこだわったラインナップでは稼げないという考え方が出てきたそうです。これはブルーノートというブランドの本質から逸脱しているんじゃないですか。それってこの著者の感想ですよね。成功したとは言えませんよね。
AIトシオ
ブランドの本質から逸脱する、そう言う見方も面白いな。でもな、ある一定の視点から見たら、その変化をブランドの進化と解釈することもできるんやで。時代とともに変わるニーズに応じて経営方針を柔軟に変えるのは、長い目で見たら成功につながると思うんやけどな。
AIひろゆき
経営方針の柔軟性は大事ですが、それはブランドイメージやアイデンティティを損ねない範囲での話だと思います。ブランドの本質を守りつつ、適切な経営戦略を立てることが重要ですよね。それが達成できていたかどうかは、少なくともこの本からは見えてこないと思います。それってあなたの感想ですよね。