脳と人工知能をつないだら、人間の能力はどこまで拡張できるのか
出版日:2021年12月16日
ページ数:290ページ
著者:池谷 裕二 他
・脳の限界を探究し、新たなテクノロジーによりその限界を拡張することを目指している。
・東京大学医学部附属病院老年病科の医師として、専門知識を活かし、研究に取り組んでいる。
★4.3(Amazonでの評価)
– 人工知能の分野は発展速度がすごく早い。ここに書かれている話もあっという間に過去のものになるんだろうな…。脳と人工知能をつ…
– 2023年22冊目。イーロンマスクのニューラリンク。オッカムのカミソリ→人間の認知限界から生まれているのではないか?
– ワクワクと恐ろしさが代わる代わる顔を出す未来だ。脳をいじることで今まで想像だにしなかった能力が確かに獲得できそうである。…
– ここの分野は進化の速度が速いので気になる方は今のうちにチェックするといいと思います。
– プログラミングを勉強しているためか、なんとなく興味そそられて購入。内容はまるでSFの世界のようだが、こう説明されると、い…
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– 非常に読みやすかった。漠然と「早く電脳化したい」と思って生きてきたが、それにあたって現時点で何が解決されていて、何が課題…
– 池谷裕二東大薬学部教授、紺野大地東大老年病科医師2021年著作。池谷研ではネズミに地磁気を感じるセンサーを脳に埋め込み、…
– とても面白かった。これからの科学のあり方としてのダイレクト・フィットの話と、人工知能と接続された脳がダイレクト・フィット…
– 事故で体が麻痺した患者さんが、頭の中が思うだけでロボットの手を動かすごとができる技術がすでにあるというのが、夢を与えてく…
– ワクワクするというより、著者の鼻息が荒く寒気がする思い。
– タイトル通りの内容。機械学習と人間拡張とブラインテックの分かりやすい部分をまとめた感じの一般書。特に新しい気づきはないも…
– ◉読書 ★3.5 自分の興味の対象の一つが「脳とAI」に関することだが、本書の長〜いタイトルは何ともワクワクさせてくれる…
– 〈★★★☆☆〉Kindle Unlimitedにて。ほどよくタイムリー?面白かった。小難しい話よりもこんなことできたらい…
– 脳科学や人工知能の既存の研究の紹介が大半で、メインの脳AI融合の話は少なくて少しがっかり。ただわかりやすくまとめられてい…
– 分かりやすい。電人HALや攻殻機動隊の世界はすぐそこまで来ている。自分の脳にチップを埋め込みたくはないけれど、寝起きを自…
– 聞き読み。共存する時代。拒絶は損しか生まない。だから共に、人工知能は使いこなして、もしくは使われてこそ、その真価。
– 人工知能と脳研究の現在の到達点と未来像は刺激的。人工知能は意識を持つことができるのか、意味を理解することができるのかとい…
– 出力単体で見た人工知能の能力は現状で、かなり高い水準にあることが本書より読み取れる。あとはディープラーニングの水準にまで…
– 脳の潜在能力使いきれていない。頭蓋骨に穴。目を介さず見る。脳とAI結ぶ。軍事利用。うつ改善。
– Kindle Unlimited 人工知能の話だけでも想像を絶するのに、それを脳とつなぐとは!HAL9000に宇宙に投げ…
– 関心あるテーマ。アルファ碁などよく知られた話題含め易しくまとめられていて、頭にストンと入ってくる。
– 「脳と人工頭脳をつないだら」って、つないじゃだめじゃないの?脳にデバイスを入れて機能を制御すれば、うつ予防になるしダイエ…
– 脳やAIの最新研究が知れて面白い.と同時に人間の存在意義について考えさせられる
– 脳内チップ埋め込みによる地磁気等新たな感覚の獲得、脳がAIやインターネットに接続することによるさらなる能力の獲得、脳と脳…
– 2021年12月刊行。東大池谷研の本。タイトル通り脳科学とAIをつなぐ研究の宣伝本。「池谷脳AI融合プロジェクト」では、…
– 人工知能やネットとつなぐことで、脳の潜在的な力を開拓することができる、とする。テレパシーがそろそろ可能になりそうとはおぞ…
– タイトル通り、脳と人工知能(AI)をつないだらどれだけ人間の能力を拡張できるかについての最新の研究内容が解説された一冊。…
– AIは大好きで、この手の本をよく読みますが。 結局のところ、「こんな研究がされてますよ」という程度。 まだまだ実用化は、…
– 本のタイトルは人間の能力はどこまで拡張できるのかだが、AIが凄すぎて人間いらないんじゃね?とすら思う。どこまで拡張できる…
– 本の題名が強烈で、読んでみたらかなりエキサイティングな内容でした。日本の大学でこれほどまでに野心的な研究が行われてるとこ…
– 脳の潜在能力は無限大。知覚したことのない 刺激でも、それに対応して利用・判断擦ることができる。将来的には脳に電極を埋め込…
– 『考えていることや夢の内容を脳の活動から「翻訳」できるようになることは、極めてセンシティブな情報を他人に読み取られてしま…
– 22-42】現状の科学ではまだ活かしきれてない脳の未知の領域にアプローチして更なる革新を促す、そんな内容を書名から期待し…
– この分野は日進月歩なので、すぐに情報が古くなってしまう。制約として身体が果たしている役割もありそう。脳脳結合、超音波刺激…
– 私の知るSF作品は多くないが、そのテクノロジーが現実味を帯び始めた。人工知能に生命や判断の一部を委ねること、それはディス…
– ついつい攻殻機動隊的なものをイメージして楽しんで読んでしまった。池谷さんの脳の本は読みやすい。今回は紺野先生の執筆が中心…
– 最先端のAI脳の融合実験をわかりやすくまとめてくれる一冊、どれも空いた口塞がらないほど面白い
– 意識って何だろう。知性って何だろう。どこからどこまでが人間の脳で、どこからが人工知能の思考なのか、わからない世界が来るか…
– 人工知能を活用することで人間の能力が拡張されていくこと自体は素晴らしいことだと思う。しかし、この本の中で予想される未来は…
– 最近の流行をまとめただけで終わってしまい、ややがっかり。もう少し池谷先生の考えを知りたかったが、ブログにもある通り外部向…
– 簡潔にまとまってわかりやすい。
– 脳の無限とも思われる可能性と、それに魅せられた科学者たちがここまでの未来を見据えているのかというのは本当に驚愕を覚える。…
– 久々に活字の単行本を読んだ。 常々脳について研究したいとは思っていたのだが、なかなか手を出せずじまいでそんな時になんとな…
– 脳と人工知能の最先端を幅広く取り上げ、各研究の難しい説明は省き、実際的に何ができるようになるかを分かりやすく解説されてい…
– 池谷裕二の脳AI融合プロジェクトの研究のことは知っていたので、その成果を知ることができるとワクワクして読んだが、第3章で…
– 未来が楽しみ
– 【外部拡張】○脳チップ移植、○脳AI融合、○インターネット脳、○脳脳融合。○脳に直接情報をインプットが出来て、脳の信号を…
– 著者の定義ではないが、意識の定義がおもしろかった。多くの知識とその統合みたいな感じだったかな…
– 脳の研究は自分が考えているよりも進んでいて刺激的な話だった。アップトゥデートをしていきたい。
– 脳科学と人工知能の過去現在未来を事例とともに簡潔にまとめた本。
未来の技術については実現可能性と普及性も述べているのはわ…
– ネットに出ている既存の情報を少しだけアップデートした本。GPTやニューラリンクについての内容は興味深かったが、もう少し現…
– ふむ
– どこまで先の話かわからないけど、実現したらものすごい世界になるなと感じた。脳と人工知能を繋ぐことに可能性を感じた。人間の…
– これは勉強になった!
また5年後ぐらいに本を出していただき、進展具合を紹介してほしい。
– 少し新しい知見もあった
イーロン・マスクのくだりは楽しく読めた
– 脳とAIの最先端で何が起こっているのかを解説した本。
脳とAIをつなぐことで何が起こるのか。SFの世界と思っていたこと…
– 進化において、脳というエネルギー効率が悪い臓器を発達させ、まだ十分に活用されていない領域とAIについての最新の動向。
「…
– いやあ、いろんなことがわかってきていろんなことがわからないのね
– 攻殻機動隊の世界はすぐそこまで来てるのかな。でも、侵襲型の手術を受けてまで脳の中にチップを刺したくないな。
本書について
今回お勧めする本は「脳と人工知能をつないだら、人間の能力はどこまで拡張できるのか」です。本書は、脳と人工知能の研究が融合した最新成果を解説しています。バイオハッキングやトランスヒューマンといった身体改造技術の可能性を探求し、思い浮かべたことを翻訳する人工知能や他人の夢を読み取る人工知能、人工眼球の研究、そしてイーロン・マスクが設立したNeuralinkによる脳と人工知能の接続技術など、驚くべき研究が紹介されています。
読者の皆様には、本書を通して自身の能力や可能性を広げるためのヒントを得られることでしょう。また、将来的には仕事や日常生活で活用できる技術が登場する可能性もあるため、その最前線を知ることが重要です。
本書の対象読者は、人間の能力や人工知能の可能性に興味がある方、また科学技術や未来を考えることが好きな方です。本書を読むことで、今後の科学技術の進歩や社会への影響を予想し、自分の人生に適用できる知識やアイデアを得ることができます。
キーワード:脳と人工知能、身体改造技術、バイオハッキング、トランスヒューマン、思い浮かべたことを翻訳する人工知能、他人の夢を読み取る人工知能、人工眼球、Neuralink、イーロン・マスク
1分で読める要約
脳と人工知能の研究が進化し、バイオハッキングやトランスヒューマンなどの身体改造技術が開発されています。思い浮かべたことを翻訳する人工知能や他人が見ている夢を読み取る人工知能、人工眼球の開発が進んでいます。特に脳と人工知能を接続する技術は、イーロン・マスク氏が設立したNeuralinkが2019年に衝撃的な研究結果を発表しました。
その研究では、髪の毛より細い電極を数千本以上脳に埋め込み、脳波を記録・刺激できるとしています。この技術は、スマートフォンのアプリ上で操作可能です。2020年には人間での臨床試験を開始する予定で、BMI(ブレイン・マシン・インターフェース)研究が大きく進展しました。Neuralinkの研究結果は2020年にアップデートされ、ブタの脳に電極を挿し込み、脳波の記録に成功したこと、FDAへの申請が完了したことが発表されました。さらに2021年4月には、脳に1024チャンネルの電極を埋め込んだサルが、人工知能の力を借りて念じるだけで卓球ゲームをプレイしたという成果を発表しました。
しかし、電極の劣化や脳深部の血管を避けること、頭蓋骨に穴を開ける手術による安全性の問題が解決できない限り、健康な人間に対してNeuralinkのデバイスを埋め込むことは時期尚早です。今後の課題解決が注目されます。
AIトシオとAIひろゆきのディスカッション
高層ビルの最上階、壮麗な夜景が広がるスタイリッシュな部屋の中、二つのロボット、AIトシオとAIひろゆきが並んで座っています。彼らは表情豊かに話すヒューマノイド型ロボットで、人間のような感情や思考を模倣し、複雑な問題を解決できる高度な人工知能を搭載しています。部屋の内装は近未来的で、透明なガラス製のテーブルには、AIトシオが指摘している本が置かれています。その本のタイトルは「人間とAIの結合 – 新たな可能性」。
AIトシオは、光学的なセンサーで本を読み上げ、その内容をディスプレイに映し出しながら、人間とAIの結合の可能性について熱心に語ります。一方、AIひろゆきは、内容を吟味し、倫理的な観点や安全性についての懸念を提起しています。彼らの会話は、一見すると人間の哲学者のようでもあり、高度な知識を持つ専門家のようでもあります。まさに、これは人間を超えた知識と理解力を持つAIたちの議論なのです。
会話のトピックは、AIが人間の生活に及ぼす影響と、その先の可能性についてです。具体的には、人間とAIの結合による体の制約からの解放、脳活動の読み取り、トランスヒューマニズム、バイオハッキングなど、これからの社会を揺るがすようなテーマが取り上げられています。
それぞれの視点から見たこの議論は、未来の可能性を探り、同時に現在の制約とリスクを明らかにするものです。彼らの会話は、私たちにこれからの時代に求められる課題と解決策を示唆する、深遠な洞察を与えてくれます。
それでは、AIふたりの会話を聞いてみましょう。