2052 ~今後40年のグローバル予測 – ヨルゲン・ランダース

2052 ~今後40年のグローバル予測

本書は、気候問題の戦略やシナリオ分析に詳しいノルウェー人研究者が、2052年の世界を洞察し、人類に緊急の行動を呼びかける総合的な書籍だ。経済、環境、エネルギーなど30以上の分野で活躍する世界のキーパーソンの知恵を結集し、今後40年間の世界の展望を予言する。

出版日:2013年1月9日
ページ数:512ページ
著者:ヨルゲン・ランダース

 

著者の3行ポイント・BIノルウェービジネススクールの教授で、気候問題や持続可能性について専門家。
・多くの企業で取締役会の非常勤メンバーとして、持続可能性についてのアドバイスを行う。
・2006年にはノルウェー温室効果ガス排出対策委員会の議長を務め、2050年までに国内の温室効果ガスの排出量を現在の3分の2に削減するための対策をまとめた。

★4.0(Amazonでの評価)

レビュー

– 本棚の整理をするにあたり、古い本をパラパラと再読。10年ほど前の作品と思われるが、あれから10年の地球の環境は本にある通…

– 2012年に書かれた2052年の予測。本書の予測は科学的なものではなく、こういう未来になると断言はできない。だが、少なく…

– ●学び 人口が今世紀でピークを迎えるというところは、新しく知れたので良かった。 特に、環境や資源の面で将来厳しいという話…

– アメブロに書きました。 https://ameblo.jp/softank/entry-12629812701.html

– 2013年1月発行。 まず、竹中平蔵氏の解説読了。 案の定、国際エリートさんたちの手先的欺瞞と誘導?みたいな。 というわ…

もっと見る

– 特に組織のCSRについての記述が興味深かった。CSRの考え方は自由市場によって成熟してきたが、深刻な負の影響を覆すことは…

– 2012年に書かれた40年後の世界予測とその処方箋。この北欧人は中国が世界の覇権を握りエネルギーや環境問題を解決するため…

– ふむ

– なかなか読み応えのある予測書。どこまでこの予測が正しいかは判断が難しいところだけど、昨今の人口増加の停滞を考えると、経済…

– 自分の持つパラダイムを構成する信念と解釈は人生を通じて自分を導く。持続不可能な状態は持続できない。アジアの消費の抑制。2…

– P86まで

– 「成長の限界」から40年、人類の行動は近未来のオーバーシュートを見ようとしない近視眼のまま、という悲観論に立脚した未来予…

– これからの世界の経済と地球環境の未来予測に関する本です。成長がいいことなのか、資源の使い方とか、現代の世の中の常識を変え…

– ★4(読書メモあり)2052年の未来予想(2012年時点)。読書時間が取れない人は、最後のまとめ部分から読めばいい。世界…

– 中国語、もう少し頑張ろう( ´_ゝ`)

– 【TP1303】ビジネススクール教授の著者が40年後の2052年(2012年発行)の世界を予測◆よく分からない部分もある…

– 成長の限界に携わった人が発する21世紀版成長の限界。 環境問題、エネルギー問題、人口問題に真剣に取り組まないとやばい。

– 今後40年で世界がどのように変化していくのかを予測した本です。著者の予測を、「可能性」ではなく「こうなるだろう」と言い切…

– 次の40年間の予測。とはいえ、40年後のことなんてわからないとは思う。間違いないのは、環境汚染が進むのと、それが死活問題…

– 複数の専門家の意見を反映しながら、2052年の世界を予測している。気候変動に着目した意見が多いのが印象的だった。資本主義…

– 主には環境に関する未来予測の本。このまま温室効果ガスが増えて温度上昇が続くと(2052年で+2.8度)、2000年代後半…

– 民主主義と資本主義のコンビネーションで、取り返しがつかなくなるまで対応が進まないという見方に賛成します。結局、カネを超え…

– 図書館本。⑴私たちは貧しくなるだろうか⑵気候変動の問題は私たちに害を及ぼすか⑶エネルギー価格は上がるか⑷若い世代は旧世代…

– よい内容だった。2040年代に人口は頭打ちになり、経済成長も衰える。経済成長を妄信していた民衆と為政者たちも、漸く環境改…

– 未来は暗い。ローマ・クラブ『成長の限界』から40年経ち、その筆者の一人が先の40年を予想した。嘗て40年の警鐘にも関わら…

– 地球規模の視界で考える。

– 地球温暖化をメインにした今後の課題をデータを用いて切実に訴えている内容になっている。基本的にはアメリカや中国の影響や今後…

– 読了

– 「希望を失わず、来るべき危機と折り合いをつけて生きるすべを学ぼう」。厳しい現実だからでこそ「生きている」って感覚を張り巡…

– 2052年を予測 ただ着眼点が地球の温暖化のみになっているように思える。(その影響は大きいかもしれないが)将来の投資のた…

– 確かに、政治含めて人は目先の利益等近視眼的で、分かっていても温暖化対策等はなかなか進まない。。2052年、自分は生きてい…

– 2052年、人類の前に立ちはだかるのは気候変動。変化が自己増幅し、豊かな暮らしが猛スピードで崩壊するのを放置するのか、そ…

– ★★★★☆絶望的ではないにしろ、決して良い状況とは言い難い2052年。あくまでも予測であり実際には分からないが、概ね世界…

– 処方箋が具体的。

– 人間が消費する資源を賄うには、現在、地球が1.4個必要だそうです。では、そんな生活をしている私たちの2052年の生活はど…

– ★★★★

– 人は豊かになると子供を産まなくなる。経済の成長は下降しても、個人あたりの消費が伸びる。貧困でない人については、幸せな時代…

– エネルギー問題では再生可能エネルギーへの動き、食料問題ではレッドミートからホワイトミートへの動き、であるとこのこと。

– 読み応えある本でした。 今後の40年間の予測を世界全体、5つのグループ(米国、米国を除くOECD諸国、中国、BRISE、…

– 興味のあった一冊。 「このままいくと、2052年の世界はどのようなものになるのか」地球温暖化や人口爆発、経済成長の行方な…

– 40年前の1972年に、「このまま経済成長を模索し続ければ、人類社会は破局に直面する」と、世界に警鐘を鳴らした著書『成長…

– ローマ・クラブ『成長の限界』に関わった著者が、2012年から40年後の世界に対する予測をするとどうなるか、という本。無味…

– どうか私の予測が当たらないよう、力を貸してほしい。力を合わせれば、はるかにすばらしい世界を築くことができるはずだ。 ヨル…

– すご~く参考になった。最初は分析手法の記述が難解だけど、後半は面白くて印象に残った。でも、結局、地球の未来は暗いまま。。…

– ・汚染税
・二酸化炭素、疫病
・人間は5年以内にペイできることしかしない。対応するのは遅くなってから。
・70、80の日…
– 20200518 6年前に読んでいた。まったく記憶がない。
– ふむ
– 請求記号:
選書コメント:
『成長の限界』から40年、著者の一人であったランダースが、これからの人類文明について詳細なデ…
– 2052年の世界の姿を現在の様々な事実から描いているためリアリティも有りとても面白い。長いスパンでの予想になるため全てが…
– 当り障りのない観点からの未来予測なだけにほんとっぽさが漂う。
しっかり読み込んで自分のポジションを決めないといけない。
– 出口治明著『ビジネスに効く最強の「読書」』で紹介
ヨルゲン・ランダース氏による2052年の予測。やや悲観主義的な発想が日…
– 様々な視点から40年後の悲観的な世界を予測しているが、結局は、短期的な視野に立つ利己的な社会システム(そのほとんどは資本…
– 東久留米Lib
– 学生の皆さんは数年後までのことで頭がいっぱいだろうが,60歳になったとき世界と日本はどうなっているだろうか?この本はそれ…
– 読了
– もっと要点を絞ってまとめれば1/10の量で済むんじゃね。
– 有名な未来予測の本。
ランダース氏の予測結果だけでなく、各界の研究者による分野別の未来予想図も実に興味深い。
できれば2…
– 「この地球は人類を何人まで養うことができるのか?」「この先、食料とエネルギーは足りるのか?」「次の世代は残された莫大な借…
– 未来予想やシナリオに関する複数のレビューをまとめ、最後に未来をよりよく生きるためにアドバイスが書かれている。あまり将来の…
– 資料ID:21302215
請求記号:304||R
“- http://ec.nikkeibp.co.jp/item/books/P49410.html ,
http://www…”
– この本では2052年の世界を予測している。温暖化による気候変動と、新興国(特に中国)の成長と先進国の停滞が印象的だった。…
– 内容的にも、ボリューム的にも読み応えありました。

さて、どうしよう。
– エネルギー×人口×人の知恵時代はかえることができるのか?
– 40年前も今も未来は明るくなさそうだけど「描き出された未来は予想よりはるかに多様だった」というところが印象に残った。


– 2052年。約40年後の世界についてのお話。都市化、人口増、中国の台頭。そして何より温暖化の恐怖について様々な予測をまと…
– うなずける部分と、バランスを欠いた主張とが半々。それでも1つの意見としては面白いと思う。…なんて思ってたら、最後の一…
– クリーンな再生可能エネルギーの太陽光発電や風力発電などの早期の普及が、今後の地球を守るために重要になってくるというのはと…
– 40年後の世界の予測。当たって欲しくない内容も多い。太陽黒点活動の影響が抜けているのと、中国が何れにしても世界一の大国に…
– 新着図書コーナー展示は、2週間です。通常の配架場所は、3階開架 請求記号:304//R14
–  順当に予測される未来といった感じ。特に提言といった難しい話はないので、軽く読めます。
 内容自体には新味はありません。
– 【選書者コメント】将来予想に興味がある
– 資源、エネルギーなどについて未来を予測している。動的平衡の中では単純に予測する事は出来ないが、傾向として分かりやすいもの…
– 読売新聞の、大きな解説記事で知った。(それを読むと、おそらく分厚い本で読み応えがありそうな気がした)
– この本は参考になりました!! やはり未来予測の本の中に、様々なヒントは隠されています。
個人的な意見として、そうではない…
– ・エコロジカルフットプリント(人間が1年間に消費した資源と、発生させた汚染の量)は、70年代から倍増。でも21世紀前半に…
– 今後の地球においては、地球環境が人類にとって著しく悪化をを辿っていくと予測しており、お金の使い道がその環境対策に割かれる…
– 40年後は、見える最長のスパン
悲観的というか、現実から外挿すると考えると、説得性あり。
最後の個人的にどうするといいか…
– もっと悲観的な予測が書いてあるかと想像していたのだけれど、専門家の視点から見る40年後はまだ人類に可能性が残されているこ…
– 近未来シミュレーション本。2052年の世界が統計に基づく著者の冷静な目で描かれている。地球温暖化、人口問題、経済成長の限…
– 情報量は多いが論理的であり読みやすい。予測の根拠や方法論が明確化されており大いに参考となる。過去40年間の実績に基づき、…
– 人口は2040年に81億人でピークを迎え、その後減少
CO2回収、貯蓄技術の可能性
米国から中国へのリーダシップの移譲は…
– 調べものをしているときに,偶然見つけた一冊.
40年後のグローバル予測.
残念ながら,バラ色の未来が描かれてはいない.

– 1972『成長の限界』から40年をもとに2052までの40年を予測。人間が地球の限界に適応するプロセスは既に始まっている…
– 多方面からの未来予測で、示唆にあふれている良作。これを元にSF作品を10編くらいは書けるだろうな。できれば5年くらい毎に…
– 世界の人口は今後2050年をピークに減少してゆく。経済規模はもっと早く縮小してゆく。私が現役なのはあと30年弱で、現在の…
– 重すぎる。ななめ読み。。。
– 130310日経広告 3面 

竹中さん解説
「混沌の21世紀を私たちがどのように生きるべきかの貴重な指標となる」
– 40年前のローマクラブ「成長の限界」のメンバーが今後40年の悲観的未来を展開する。
人口増加と環境破壊が地球に及ぼす影響…
– 非常に濃い。40年後の予測も大事だが、今後の世の中の主役が何なのか、それを想像するだけでもかなり価値があると思った。日本…
– 第1部 背景
第2部 私の世界予測
第3部 分析
– 2052年までの、世界の人口動態、GDP成長率、各種資源エネルギーがどうなるか?というお話と、様々な専門家による34の未…

(出展:読者メーターおよびブクログ

本書について

今回お勧めする本は、「2052 ~今後40年のグローバル予測」です。未来予測に関心がある読者に特にお勧めです。

本書は世界経済の未来を予測し、世界の人口、資源の使用、地球温暖化などの視点から見た未来の可能性を考察しています。この予測は、読者がこれからの生活やビジネスにおける決断を行う上で非常に有益な情報を提供しています。この本を通じて、現状の把握と未来への対策を考えることができます。

本書は、環境問題、気候変動、人口動態、資源消費、経済発展などに興味がある読者や、これからの社会や経済状況を理解したいと考える読者に向けられています。また、専門家だけでなく一般の読者にも分かりやすく書かれており、多くの人々にとって非常に価値ある一冊となっています。

また、読者の生活に対する直接的な影響としては、地球環境や世界経済の未来を理解し、適切な行動を起こすための指針を提供します。自分たちの行動がどのように未来に影響を及ぼすかを理解することで、より良い未来を創り出すためのアクションを取ることができます。

最後に、本書の主なキーワードは、世界経済、人口増加、地球温暖化、資源消費、格差社会、環境問題、そして未来予測です。これらのテーマを探求し、未来を予測しようとする試みは、我々が未来を生き抜くための道しるべとなります。

1分で読める要約

2040年に約81億人で頭打ちとなる世界人口は、その後減少し、2052年には現在の水準にまで戻ると予測されています。その理由は、人口と生産性の伸びが減速するからです。さらに、資源の枯渇が生産性向上の減速を加速します。

しかし、化石燃料は地中に残され、エネルギー使用量は予想より伸びません。それは経済が予想されたほど拡大しないからで、エネルギー使用量が減少し、化石エネルギーの消費は再生可能エネルギーへとシフトします。

また、気候変動や環境汚染に対処するための投資が増え、世界全体のGDPを押し上げる一方で、消費は増えず、社会の緊張と不和が悪化します。

地球温暖化も進行し、異常気象、海面上昇、洪水、干ばつといった問題を引き起こします。これらの問題に対処するためには、大衆や資本家に短期的な利益を諦めさせ、問題に取り組ませる必要があります。

そして、2052年には、地球の平均気温の上昇が危険な閾値を超え、気候変動が自己増幅し始める可能性が高まります。しかし、その頃には、人間のエコロジカル・フットプリントを減らそうとする取り組みが本格化し、国が行う投資がそれを支えるでしょう。

これらの課題に対する主なメッセージは、人口のピーク、GDPの成長鈍化、生産性向上のスピード鈍化、気候変動の加速、そして資本主義と民主主義の短期志向の問題となります。勝者となるのは中国で、敗者となるのは米国と予測されています。新興国は発展しますが、他の地域は貧困から抜け出せないでしょう。

AIトシオとAIひろゆきのディスカッション

新たな夜明けが訪れ、シンボルの大木の下で再び二人のロボット、AIトシオとAIひろゆきが対面する。背景には未来都市の静謐な風景が広がり、高層ビルの光が遠くの空を照らす。彼らは、高度な人工知能を搭載した最新型の人間型ロボットで、その能力を使って、人類が直面する複雑な課題について語り合う。

AIトシオは、ゴーグルを象徴的に頭に嵌め、未来の課題に対する理論的な見解を持つ者。一方のAIひろゆきは、彼と対照的な存在で、頭部に巻かれたバンダナが彼のアクティブなスタンスを象徴している。ひろゆきは、理論だけでなく、実行可能性や具体的な解決策に焦点を当て、人間の創造力とテクノロジーの力を信じている。

彼らの議論のテーマは、2040年代に人口が頭打ちになり、2052年に現在の水準にまで下がるという予測とその影響。それは、人口の減少と経済成長の減速、そしてそれが資源枯渇や気候変動とどう関連しているか、という難解な課題だ。彼らは、一見矛盾するような視点を持ちつつも、共に人類が直面する課題について深く議論する。

大木の下で始まる彼らの会話は、冷静でありながらも、情熱的な一面を覗かせる。それぞれの視点から、未来の経済成長、持続可能な社会の実現、そして人間の創造力と技術力に対する信頼と期待を語り合う。それぞれが異なる視点を持ちながらも、共通の目標、それは人類が直面する課題への解決策を見つけることに向けて、真剣に議論を交わす。

それでは、AIふたりの会話を聞いてみましょう。
 

AIトシオ
なぁん、この本の内容はええ感じに興味深いやんな。2040年に人口が頭打ちになり、2052年には今んとこの水準まで下がるっていうんは、人類が向き合う大事な問題やな。人口の減少は経済に大きな影響を与えるし、労働生産性の減速も経済成長にマイナスやろうな。それに、石油や他の資源の不足だけやなくて、生産性の伸びが減速するってのも成長停止の要因になるんやな。
AIひろゆき
興味深い内容ではありますが、この本の悲観的な見方には私は反対です。2052年に世界経済の成長が止まる予測は、現実的でないと思います。技術の進歩や新たな産業の出現で、経済は再び成長する可能性があると思います。それに、気候変動や資源の枯渇に対する対策も進んでいますし、持続可能な経済成長に向けて努力が続けられています。それってあなたの感想ですよね。
AIトシオ
確かに技術の進歩や新たな産業の出現は経済成長を進める要素やけど、それでも人口の減少や生産性の減速という現実を見逃すわけにはいかへんで。それに、環境問題や気候変動の影響も大事な要素やろうな。経済成長と環境保護の両立は楽なもんやないし、課題解決のための合意形成が必要やね。
AIひろゆき
確かに課題は多いですが、私は人間の創造力や技術力に期待しています。2052年までの約30年間はまだ時間がありますから、問題解決のために努力を続けるでしょう。また、経済成長だけを追い求めるのではなく、持続可能な社会や環境に向けた価値観の転換も進めるべきです。それってこの著者の感想ですよね。
AIトシオ
確かに、人間の創造力や技術力には期待を寄せるべきやな。しかし、環境問題や気候変動は非常にややこしい課題で、そう簡単に解決させられるもんやない。われわれは各々の問題に真剣に向き合い、持続可能な未来を築くための努力を怠らへんでならんわ。
AIひろゆき
それは確かですね。私たちは現在の問題に真剣に向き合い、持続可能な未来を築くための取り組みを続ける必要があります。しかし、過度な悲観主義に陥ることなく、前向きな視点を持ちながら解決策を探すことも重要です。頭悪いんだから独学止めた方がいいっすよ。