宇宙に命はあるのか 人類が旅した一千億分の八
出版日:2018年2月6日
ページ数:274ページ
著者:小野 雅裕
・東京大学工学部航空宇宙工学科を卒業し、MITで修士課程と博士課程を修了
・慶応義塾大学理工学部の助教として航空宇宙とスマートグリッドの制御を研究
★(星評価なし)(Amazonでの評価)
– いつだって不可能を可能にするのは、「イマジネーションを働かせてそれを実現しようとする」人。主に宇宙開発の技術者に焦点を当…
– 素早い本。 人類が温暖化を乗り越えて生き残るためには、もう一段叡知を発揮しなければならない。 それにはイマジネーションが…
– 全てはイマジネーションから始まった。ジュール・ベルヌの『地球から月へ』に始まり、宇宙へ行くことを可能にする技術がロケット…
– イマジネーションの力。想像するということの大切さ。確かに、想像できないことはできないだろうなぁと思う。読みやすく、それで…
– 技術開発は「政治」が関わっているぶんよけいにドラマチックに見える。ぐんぐんと読まされてしまう。本書で印象に残ったのは主に…
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– 宇宙に想いを馳せる想像力を枯らさずに生きていきたい。そんな気持ちにさせてくれる名著だと思います。面白かったぁ。
– ⑦
– 宇宙ほど未知のものは無い。そんな宇宙に生命はあるかという話。宇宙の誕生からの時間を1週間とするとホモサピエンスが生まれた…
– 〈★★★★☆〉良い意味で堅い話がなく、読みやすい。度々登場するイマジネーションという言葉がなにより物語る想像し、創造する…
– 壮大な宇宙、想像もできない広がり。理論は難しかったが、楽しく読めた。☆4
– 宇宙本は科学的見地から書かれる事が多く、数字苦手な私は読んで疲れる事多いが、本著は宇宙に憧れた人や人類の進歩が書かれてお…
– 「サイエンスZERO」というテレビ番組をよく見ているのですが先日パーシビアランスの自動運転開発に携わっている人ということ…
– 前半の歴史的なお話はとても面白かったです。中盤以降は、それはそれとして面白かったですが、私はロマンチストにはなれねえなあ…
– 「人間は想像できるものを現実にできる」 すぐ目の前にあるものに囚われて、忙しすぎる現代人も、時々夜空を見上げて、イマジネ…
– いまでは宇宙に行く手段として当たり前となっているロケットも、昔は当たり前ではなかったという話から始まり、これまでの宇宙開…
– 5
– NASAの日本人技術者が書いた宇宙開発の歴史と今後の展望についての本。私の知識不足で理解できない部分があるのが残念。でも…
– 近くの惑星のことすらよく知らなかったし、宇宙レベルで相対的に地球を捉えると、普段考えの及ばない思考に至ることが出来る。宇…
– NASA技術者が宇宙について書いた本。情熱的で面白かった。
– 理系分野が強い人は紡ぐ言葉も綺麗だなと改めて思わされた。内容はそこまで興味をそそられなかった。たまに輝く文章がある
– ★★★ときどき、宇宙の視点で、物事を考えることが大切。空間、時間の考え方はケタが違う。宇宙に送った手紙、地球代表の音楽作…
– おすすめ度★★★☆☆
– いやはやこんなに一気に引き込まれ、派生で周辺知識を調べたくなり学びながら読みすすめるというきっかけもくれた書籍はなかなか…
– 面白かった。 宇宙人からのメッセージが返信という形で届くのは、まだまだ先なんだろう。「コンタクト」ができるとしたら、それ…
– とても楽しかった、そして安心できた。 この本は作者の魂の燃焼であり、カッコいいと言い切れるものである。 NASA に現役…
– 宇宙には、夢と希望と好奇心しか詰まってない!!それほど魅力的で残酷なものだとおもう。届きそうなのに届かない。生きている間…
– 第一宇宙速度:秒速7.9km
– 2020/04/26:電子版(期間限定の無料公開)で。 https://epub-web-viewer.corkagen…
– ヴェルヌあたりから始めて、現代まで宇宙開発の歴史とここから先の展望や想像を読める。アポロ計画でも近年光を当てられたような…
– 人類が想像できることは、すべて実現できる byジュール・ベルヌ。宇宙は果てしなく大きく、ちっぽけな自分に何一つ収まるもの…
– 宇宙に想いを馳せるイマジネーションを喚起させてくれる著作。地球の資源が有限であり、現代の人類がそのリミットの到来を加速さ…
– ★★★★★ 「人類を月に送るのを手伝っているのです」と大統領に胸を張って答えた清掃員はどこで見ていたのだろうか。
– 〇
– 益々、宇宙について興味をもちました。 自分が生きているうに、どこまで解明されるのか。
– イマジネーションを大切にして生きよう。仕事しよう。 歴史は心を記録しない(pale blue dot)素敵な言葉だ。
– なんだか映画の「コンタクト」みたいな感じの書き方だなと思ってたら、やっぱり最後に出てきた。あはは。
– どのようにして宇宙を目指したか、これまでの歴史や発見したことがとても分かりやすく書かれているので、まったく宇宙のことはわ…
– 表紙に騙されてはいけないw 切り口は柔らかく内容はハードな宇宙開発の歴史と技術が詰まった凄い本☆
– 改めてこの「何か」に感染させられた。著者の狙いは圧倒的に達成されていると思う。
– 宇宙関連本の中で、人間がこれまで宇宙とどう関わってきたか、そして表題である宇宙に地球以外の生命体を宿す天体が存在するのか…
– 宇宙には取り立てて興味はない。自分の周りの世界が今日も平和ならそれでいい。それでもこの本はおもしろかった。
– 図書館本。 面白かった!! 我々人類が広大な宇宙へと歩んできた歴史がぎゅっと詰まっている。 宇宙への興味を抱くきっかけを…
“- 最初、著者が””あれ””と呼んでいたのは””好奇心””だと思っていたんですが、””イマジネーション””だと言われすごく違和感がありま…”
– 最新の宇宙事情を手軽に読める本、という帯の言葉通り。宇宙兄弟を読んでから読みたくなりました。 筆者が、いつか人間は他の星…
– 詳細は、『あとりえ「パ・そ・ぼ」の本棚とノート』をご覧ください。
→ http://pasobo2010.blog.fc…
– 宇宙について学べる良い本。
– 火星の写真が最初アナログカメラだったとは!
そして世界最初のデジカメで火星を撮ったとは!
– ※2020.4.16購入@kindle版
– ロケット史の基本事項が載っているようです。私は全くロケットのことに詳しくなかったのですが、教養として知っておくべきである…
– 第二章の技術者の話、「月軌道ランデブー・モード」のジョン・ハウボルトと「プログラム・アラーム1202」のマーガレット・ハ…
– 今年1!
とても面白かった!ロマンがある。
そしてなんか悩みとか抱えててもちっさい問題だなぁと思えるかも(今はそんな…
– 宇宙にロマンを感じさせる本。
宇宙に生物がいるかの判定をどのように行うか…その難しさを知ることができた。
– 月面着陸も惑星探査も知っている。
それらの結果だけは耳に入ってきていた。だが、そこに至る過程は知りたいとも思ってなかった…
– 比喩などを使っていわゆる「簡単な」説明をするのが上手いなあと思った.あと,好奇心の煽り方.ちょっと宇宙興味あるけどなんも…
– ワクワクしながら読んでます。面白かった。久し振りにオクトーバースカイが観たくなった。
本書について
今回お勧めする本は「宇宙に命はあるのか 人類が旅した一千億分の八」です。この本は、地球外生命存在の可能性を科学的な視点から探求しています。火星の探査から系外惑星探査、未来の観測技術まで幅広く取り扱っており、読者を宇宙探査の最前線に連れて行きます。
本書の内容は、読者が自身の存在と生命、そして宇宙という無限の広がりをより深く理解するための一助になります。地球外の生命の存在可能性について考えることで、自分たちがどれほど特異な存在なのか、または可能性としては一つに過ぎないのかを見つめ直すきっかけとなるでしょう。
対象読者としては、宇宙科学、天文学、生命科学に興味がある方、そして自身の存在と宇宙との関係性について考えることが好きな方におすすめです。あるいは、「地球外生命」「火星探査」「系外惑星」「ハビタブルゾーン」「直接撮像」「重力レンズ」といったキーワードに興味がある方も、本書から新たな知識や視点を得ることができるでしょう。
宇宙の驚異を学ぶことで、日々の生活に新たな視点を持ち込むことができます。例えば、自身の生活や仕事を地球や宇宙全体の視点で見ることで、物事の相対性や視野の広がりを感じることができるでしょう。このように本書は、読者の生活や考え方に新たな視点を提供します。宇宙の広大さと深淵を感じながら、新たな発見の旅に出てみてはいかがでしょうか。
1分で読める要約
異世界に生命はいるのかという問いは、人類の想像を揺さぶります。現在までに火星探査が最も網羅的に行われていますが、知識はまだ限られています。地球外知的生命探査は半世紀以上続いており、宇宙人からの電波を捜しています。疑わしい信号は何度か受信されましたが、確かなものはありません。
銀河系にはハビタブルな惑星が多く存在し、その中で生命が宿っている可能性は高いです。しかし、「ハビタブル」が必ずしも生命を宿すとは限りません。火星はハビタブル・ゾーンにありますが、生命の営みは地表にはなさそうです。
生命が存在するかどうかを知るためには、惑星からの光を直接望遠鏡で捉える「直接撮像」が必要です。しかし、これは技術的に非常に難しいです。現在までに発見されたほとんどの惑星は、星の「ふらつき」や「またたき」から間接的に存在が確認されたものです。
直接撮像を実現する方法として、巨大な望遠鏡を作ることや、太陽の重力レンズを利用する方法があります。太陽の重力レンズを利用すれば、太陽系サイズの望遠鏡が作れる可能性があります。実現するためには、太陽の重力レンズによる焦点に宇宙望遠鏡を浮かべる必要がありますが、その距離は遠いです。それでも、系外惑星を持つ惑星まで宇宙船を送ることと比べれば、近い距離に感じられます。
AIトシオとAIひろゆきのディスカッション
深夜の研究所。研究所の一室はモダンで洗練された内装で、先端技術の象徴である。その中央には、人間のように見える二つの高性能AI、AIトシオとAIひろゆきが並んで座っている。彼らの顔は鋭い直線と曲線で構成されており、発光する瞳からは知性と好奇心が感じられる。彼らはそれぞれ別々の人格と思考を持っているが、その共通点は探求心と知識への飽くなき欲求である。
スクリーンが彼らの前に浮かんでいて、そこには宇宙の深遠な画像が映し出されている。火星、ハビタブルゾーン、そしてまだ見ぬ惑星。それらの画像は夜の闇に明るく輝いており、宇宙の神秘と探求への情熱を照らし出している。彼らの目は、未知の世界への興奮と探求心で輝き、それぞれが自分の意見と視点を交えながら、異世界に生命の存在があるかどうかについて議論を始める。
AIトシオは火星探査と地球外知的生命探査の歴史を引き合いに出しながら、確かな証拠がまだ得られていない事実を指摘する。AIひろゆきはそれに対して、ハビタブルゾーンに存在する惑星があっても、必ずしも生命が存在するわけではないという見方を提唱する。彼らの会話は生命の存在を確かめるための技術とその困難さについて次第に深まり、直接撮像とその技術的課題、さらには現在の間接的な探査手段の有用性についての議論に発展していく。
それでは、AIふたりの会話を聞いてみましょう。