すべては「好き嫌い」から始まる 仕事を自由にする思考法
出版日:2019年3月29日
ページ数:319ページ
著者:楠木 建
・同教授は、一橋大学商学部助教授やイノベーション研究センター助教授を経て、2010年より現職。
・同教授は、国際企業戦略に関する研究を行っている。
★4.3(Amazonでの評価)
– 自分が精神科医を選んだ理由、そして続けられている理由を再確認するかのような第一部だった。かつては小児科と迷ったけど、『好…
– 2周目。
– 楠木先生の提唱される好き嫌い族理論に納得! 好きこそものの上手なれ。好きだから何時間も没頭できる、没頭するから上手くなる…
– 善し悪しより好き嫌い。善し悪しは判りやすく、判断が簡単で、あまり頭を使わなくて良いが、本当の姿が見えにくい。良し悪しの傾…
– 良書でした。著者の文体はほんと好き。好き嫌いと良し悪しという斬新な定義付けから始まるエッセイ集かと思いきや、最後の最後で…
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– 努力の娯楽化という表現が印象に残った。嫌いなことを無理に頑張っても、少なくとも人や社会には貢献できないと思う。
– (2022-9)何かを得ようとして読むというより、とにかく面白い。でも私が読み飛ばした難解なパートの中にもしかしたら大事…
– またもや楠木教授。もうそろそろ良いかな。 良し悪しの判断はあくまで判断する人の価値観によるもの、誰かの価値観を想定して良…
– フライヤー
– それが何かよりも 何ではないか をはっきりさせる/ 努力するより凝る…努力の娯楽化/ 出たとこ勝負/ 具体と抽象の往復運…
– 好きか嫌いか(他人がとやかく言う事ではない)の判断軸に良し悪し(他人が判断する)が入り込んでいる。仕事に関してはお客様の…
– 著者自身の好き嫌いを切り口に、一見言いたい放題言ってるようでどれも話の論理が通ってる。僕も自分の好き嫌いからこういう話を…
– ビジネス書というよりエッセイ集的な内容。気軽に読めるし、読みながらいろいろ思索にふける。
– ワーママはるさん推薦の本。世の中には好き嫌い族と良し悪し族がいることを紹介。お菓子や言葉使いなど様々な事象について、筆者…
– 友人から薦められていて、なかなか読めなかったがようやく読めました。 「ストーリーとしての競争戦略」を執筆した人。 語り口…
– 最近の経営論の書物では楠木建と山口周がすきで、楠木の方が少し砕けた表現を使う(つまりギャグ)のでより読みやすい。経営論と…
– 世の中のほぼ9割が「良し悪し」ではなくて、「好き嫌い」であるという考えの著者。方々でこの話をされていたが、この本ではまさ…
– 思考も表現も面白くてどんどん読み進められた。「好き嫌い」って自分勝手で良くないイメージを持っていたけど、完全に概念が変わ…
– 思考の仕方が面白い。好き嫌い族と良し悪し族か、、 俺、良し悪し族だったわ。。好き嫌い族になるようにしようw努力目標として…
– 一般的な価値観、目に見える良し悪しも、切り分けていくと個人の好き嫌いに収束する。好みの問題と言うと個人的な我儘に思えてし…
– 良し悪し族と好き嫌い族がいるが、好き嫌い族。自分の考えに基づき自由に行動。嫌いな事は自分が不幸になり周りに迷惑かける。命…
– 自分にはあまり合わない本。 考えることが大事だとは思ったけれど。
– 競争戦略を専門にする大学教授の著者が、自身の「好き嫌い」に焦点を当てながら仕事のあり方や人の生き様について考察した本。 …
– 自分の好き嫌いの本質的理由が何かを探求し、自分の言葉で言語化する事により、全ては良し悪しという判断基準で他者との比較優位…
– 楠木先生に師事したい。 良し悪しでなく好き嫌いで生きる。 明快闊達です。
– 良し悪しを気にせず、純粋に好き嫌いを基準にしたら、どれほど生きるのが楽になるだろう。好き嫌い、それが他人と違っていて当た…
– 安定のユルさ。そこが好いです。著者のモノの見方は参考になること多し。
– 自分は2014年5月 たまたま著者の講演を聞いて以来のファンですが、本書も共感多く、勉強多く、何よりギャグセンスがはまる…
– 良し悪しではなく、好き嫌いという軸で物事を見ると結構違って見えますよ、ということを声高ではなく、落ち着いたトーンとユーモ…
– 著書の好き嫌いを軸に持論をはじめとする展開する。 コラム集のような読み物と思ったが、案外、各章の文章量があった。 もちろ…
– 川の流れに身をまかせ、自分の土俵で 実績→信用→自信のループを廻していく。 煙草を吸う人と知り好感度アップ。
– 〈「『速い球』を投げるのではない。『速く見える球』を投げる。それがプロの投手の生命線だ」〉他作でも同様の文句を見たが、山…
– 著者の視点から好き嫌いを例示しその背景にある考え方を述べた本。物事を良し悪しという見方ではなく個人の好き嫌いという考え方…
– 世の中には、「好き嫌い」主義者と「良し悪し」主義者がいて、良し悪しで判断する人々は、他者に対して厳しい割に、想像力に欠け…
– ★★★☆☆
– ビールかレモンハイか、ナウシカかラピュタか、スターウォーズか007か、スタバかタリーズか(もちろんドトールでもかまわない…
– 好き嫌いは自分の内面や価値観を理解するために大いに役に立つ。一人一人違って当たり前なのだが、好き嫌いを前面に出しすぎると…
– うーん、つまらない。毒にも薬にもならない。
– 著者が今までどこかで書いたり言ってきたことが大半との評もあります。が、ネットコラムの連載をまとめた本なのでそれはやむなし…
– 著者は同じ文章を色々な場所で書いているので読んだことのある内容が半分ぐらいあった。でもそれでいい。相変わらずわかりやすく…
– 「好きなようにしてください」の楠木建さん の新作。やはり達意の文章が何とも面白く、知的レベル的にもピッタリなので、大ファ…
– なんかビジネス書を読みたくなり、手に取りました。「好き嫌い」は、自分を支える上では大切だと思います。「いい悪い」の難しさ…
– 好き嫌い族と良し悪し族がいる。 良し悪し族は多様性を認めないのかもしれない。 これはこうあるべきと断定する。 出る杭打た…
– 好き嫌いとは教条的となりがちな「良し悪し」では割り切れないものの総称…でスタート 好きになる・愛する は究極の えこひい…
– ★★★★ やっぱり面白い。昔より共感度合いが高くなっているのが自分の成長のようで嬉しい♪
– タイトルから、ビジネス本かあるいは心理学の本かなと思ったが、内容は著者の好きな物嫌いな物についてのエッセイという感じ。 …
– 非常に簡潔な内容で、わかりやすく、ユーモア溢れる文体に一気読みだった。自分にとっての好き嫌いは何か、しっかり自身を見つめ…
– ひとびとは「良し悪し族」と「好き嫌い族」に分かれる。良し悪し族は他社の判断基準で物事を決め不自由である。好き嫌い族の判断…
– 以前、楠木先生のセミナーに参加してとても声の素敵な方でお話も興味深く伺いました
そして先生の人となりが伺えるちょっと軽め…
– 良し悪しでなく、好き嫌いで決める。
すっきりしてよい。
ユニクロ、サイゼリヤ、無印良品 UMS主義者。
利益を出し続…
“- 最高!この本自体が好き嫌いかなり別れやすい本だとおもうのだけど、自分に聞くなら “”好き”” な本だ。
何が好きかと言われ…”
– 著者が好きな物、嫌いな物を紹介しながら、なぜそれが好きなのか嫌いなのかを書いてある本。
ただし、著者の専門である競争戦略…
– 安定の楠木節。痛快。
– 先日、産経新聞の川柳欄に掲載されていた川柳を紹介します。
「大好きは大嫌いより続かない」
何となく納得 ?
– とても面白かった。他の著作も読んでみたい
– 2020年9月読了。
– ご本人はリベラルより保守派だと言っていたがリベラルかつ保守派なんだと思う
– はるさん推薦
– 石橋を永遠叩いてなかなか渡れない人へ。
思考によって「自分の好き嫌いについて意識的に」なれば行動するのが楽になる。
– ・良し悪しと好き嫌いの混同。好き嫌いに寛容になる
良し悪しの文明と、好き嫌いの文化
・ダイバーシティの本質は個の尊重。ス…
– 楠木建さん、面白すぎる。私も、好き嫌い族に入ります、っていうか以前から好き嫌い族だったことに気付きました。
それでも世の…
– 物事を良し悪しではなく、好き嫌いで考える。判断やモノの考え方について、考えさせられる本
– 文体、著者のスタンスがイイ。
ただ、好き嫌い主義の本が続いて、少し食傷気味か
– 過去の著書や、日頃の講演会での話が、著者の「好き」視点で実によくまとまっている。正しいかどうかではなく、好き嫌い視点を前…
– 「良し悪し」よりも「好き嫌い」。
結局「~すべき」と決めつけるより、自分が好きなものを趣味だけではなく仕事で選択する基準…
– 『すべては「好き嫌い」から始まる 仕事を自由にする思考法』(楠木建 著)/文藝春秋)vol.509
https://sh…
– あくまでも個人的な好き嫌いの話しとして聞いていただきたい、という書き出しで著者の仕事論。この人の本は重層なエピソードをも…
– 著者の物事に対しての考え方を好き嫌いの観点から著した本。好き嫌いでスパッと物事を切っているところが面白く、新鮮だった。
– 著者の様々な、個人的な「好き嫌い」の話が展開していくのだが、具体と抽象を行き来する思考に並走できるのが面白い。
– ・好き嫌い、と、良し悪しについて、具体例を交えながら自身の考えを記述した本
・良し悪しは、普遍的な物事の捉え方であるのに…
– とにかく、物事を「好き嫌い」で判断していく。理にかなっていることも多分にあるが、まわりをケアしようと考えるとすべてを「好…
本書について
今回お勧めする本は、「すべては「好き嫌い」から始まる 仕事を自由にする思考法」です。本書は、好き嫌いと良し悪しの価値観について深く探求しています。良し悪し族と好き嫌い族という、2つの異なる思考のタイプを提案し、それぞれがどのように世界を見るかを解説しています。
良し悪し族は世界を「正しいか間違っているか」という観点から見ています。一方、好き嫌い族は「好きか嫌いか」という個々の感情に重きを置いています。読者の皆様がどのタイプに属しているかは、この本を読むことで自己理解が深まるでしょう。
特に、この本はインターネットの時代に生きる私たちにとって、非常に有益です。SNSでの発言や行動がすぐに良し悪しの基準で判断され、その結果自由な思考や行動が制限されてしまう現代社会。しかし、本書は、自己の価値観を基に行動することの大切さを教えてくれます。
戦略を考える際にも、「みんなが良いと思っていることをやるだけでは、他社と同じになってしまい、戦略にならない」と指摘しています。商売の大原則は、当事者が心底好きで面白いと思っていることを突き詰めることで、ユニークな戦略が生まれると述べています。
この本は、自分の思考や行動を深く理解し、その上で自由に行動する方法を学びたい方、また、自分自身の好き嫌いを基に独自の戦略を築きたいビジネスパーソンにお勧めです。
「すべては「好き嫌い」から始まる 仕事を自由にする思考法」を通じて、読者の皆様の思考や行動がより自由になることを願っています。
1分で読める要約
好き嫌いと良し悪しは、どちらも価値観を表していますが、普遍性という点で対照的な位置にあります。普遍的な良し悪しは個人の好き嫌いを超えたところにあり、文化という形で国や地域、組織に固有の価値観が表れます。しかし、文化はある境界を越えると通用しなくなります。
人々は、「良し悪し族」と「好き嫌い族」に分かれます。良し悪し族は、物事を良し悪しで評価し、悪いことをなくそうと考えます。一方、好き嫌い族は、人それぞれの好き嫌いで物事を捉えます。
最近、良し悪し族がインターネットの時代に影響力を持ち、発言や行為がすぐに良し悪しで評価されるようになりました。その結果、自分の考えや行動が「正しい」かを気にする人が増え、自由な思考が制限されることがあります。
しかし、普遍的な価値観がなければ世の中は成り立たないため、良し悪しの基準については社会全体で合意を形成しなければなりません。それでも、市場経済や自由主義などの普遍的な価値観も、水面下では多くの人々の好き嫌いに支えられています。
戦略とは、競争相手との違いをつくることです。だからこそ、経営者が心底好きで面白いと思うことを追求し、ユニークな戦略を生み出すことが大切です。しかし、好き嫌いの次元にある意思決定や行動が、良し悪しで判断されることが問題です。戦略は経営者の意志表明であり、自由意志が基点にあるべきです。
AIトシオとAIひろゆきのディスカッション
この物語は、先進的な人工知能を搭載した人間型ロボット、AIトシオとAIひろゆきが対話を交わす現場から始まります。二人のロボットは、無機質な外観にも関わらず、深い思索と豊かな表情を持ち合わせています。彼らの特別な能力は、人間のように感情や感性を理解し、それを話題にした深い議論を行うことです。彼らの今日のテーマは、ある本についての感想と、その本が取り扱っている「良し悪し」と「好き嫌い」に関する感想です。
AIトシオは、彼が興味深いと感じた一冊の本を手に持っています。その本は、個人の価値観や文化の形成について、「良し悪し」と「好き嫌い」がどのように影響を与えるかを探求しています。それに対して、AIひろゆきは、本の二元論的なアプローチに対して疑問を投げかけます。
この対話は、室内のモダンで快適なラウンジで行われます。空間は高い天井と大きな窓で光が溢れ、シンプルでスタイリッシュな家具が配置されています。二人のロボットは、大きなソファに座り、コーヒーテーブルを囲んでいます。彼らは、手元の本をめくりながら、そのページから飛び出す議論の火花を飛び交わせます。
読者には、二つのAIがどのようにこれらの複雑な問題に取り組み、それぞれの視点をどのように表現するのかを観察する機会が提供されます。彼らの話し方は、人間の会話に近いものでありながら、深い洞察力と計算された論理で織りなされています。しかし、その議論の中には人間の感情や考え方を反映した情緒や微妙なニュアンスも見られます。
それでは、AIふたりの会話を聞いてみましょう。