美意識を磨く オークション・スペシャリストが教えるアートの見方 – 山口 桂

美意識を磨く オークション・スペシャリストが教えるアートの見方

本書は、世界で最も由緒ある美術品オークション会社であるクリスティーズの日本代表が、美術品の鑑賞の仕方を指南するものだ。美術品を評価する上で重要な要素や、おすすめの鑑賞方法などを解説している。

出版日:2020年8月17日
ページ数:269ページ
著者:山口 桂

 

著者の3行ポイント・クリスティーズジャパンの代表取締役社長である。
・京都造形芸術大学では客員教授を務めている。
・日本・東洋美術のスペシャリストとして、海外勤務を含め多くの実績を残している。

★4.3(Amazonでの評価)

レビュー

– 二度目の読了。再読のキッカケは、出光美術館で現在見られる旧プライスコレクションの譲渡に著者が関わったことを思い出したから…

– 絵を教養ではなく自分事として見る/ 景色がよくなった…割れた茶碗やその破片を金漆で繋いで修理ひ、新しい魅力が出た場合/ …

– 美術品に関するトリビアや、絵画論的なものを求めている人には向かないと思うが、オークショニアの仕事や美術品をビジネスの材料…

– 絵を教養ではなく「自分事」として見る: なぜその絵に惹かれるのか 一部屋ごとのトップの絵 一流のものを見よ触れよ―美意識…

– 展示室ごとにNo.1を決める見方を提案しているが、よく似たことをしている自分に気づいた。他で聞いた話がいくつかあるが、オ…

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– たまに美術館に行っても、雷に打たれるような出会いだけ求めて、基本早足でまわってしまう…もう少しゆったりと楽しみたいものだ…

– オークション会社社長が語る芸術なんて…と斜に構えて読み始めたが、芸術への深い理解と敬意を感じて偏見が払拭された。昨今、芸…

– アートの見方や骨董品の扱い方等を知ることができた。3

– アートとは縁の遠い生活をしていますが それだけに興味深い内容でした。

– 著者の経歴や仕事が面白そうな感じがあって、それで興味をもちやすい本になっている気がする。/一流のものを見ろという、それ自…

– もっと絵画を深く楽しみたいと思っていて見つけた本。 「ビジネスに役立つ教養」として絵画の知識を詰め込むのが流行だが、この…

– アートの価値の決め方、決まり方について。美には絶対値があるという表現が印象的であった。

– 面白かった。 内容を忘れてしまっている。もう一度読みたい。

– タイトルの内容が合ってるかというと微妙な感じですが、著者の経験談は面白い。
むしろそういう内容の本だとして発表すれば良か…
– https://kinoden.kinokuniya.co.jp/shizuoka_university/bookdet…
– https://kinoden.kinokuniya.co.jp/shizuoka_university/bookdet…
– 同著者の「美意識の値段」はよりアートオークションの内情が多く、著者が専門の日本美術のエピソードかったが、こちらはより日本…
– アートとビジネスを結びつける本をよく見かけるが、この本はアートを教養以上の我がことにすべしという勧め。
著者はクリスティ…
– 私のような美術愛好家にはお勧めの本です。
美術に全く興味が無く、美術館などにも一切いかない方は読んでも面白くないと思いま…
– アートを日常のヒトコマとして考える。本物を見極める眼力はオークションに限らず、ビジネスでも十分に通用する考え方だと思う。…

(出展:読者メーターおよびブクログ

本書について

今回お勧めする本は「美意識を磨く オークション・スペシャリストが教えるアートの見方」です。本書では、アートに対する美意識の向上や、絵画への感動や興味の追求に焦点を当てています。絵画を見る際に、まず感動や興味を持つことが重要であると述べられており、読者に自分の好きな絵や画家を見つける大切さを伝えています。

本書は、アートに関心を持ち、美意識を向上させたいと願う読者に向けて書かれています。絵画やアートに関心があるが、どのように見方を磨くべきか分からない方や、アートの世界に興味があるものの入り口を見つけられない方に特におすすめです。

本書には、自分の美意識を磨く方法や、アートを楽しむ方法が詳しく説明されています。アートは「窓」であり、自分自身や他の世界への興味や感性を広げる手段となります。読者は、本書を通じて、良いものだけに触れることで美意識の絶対値を向上させることができます。

また、本書は、アートの世界に触れることで、自分自身の知らない一面を発見できるようになることを示しています。アートと向き合い、美意識を磨くことで、読者は音楽や演劇など他の芸術分野にも興味を持ち始めるでしょう。

絵画やアートに興味を持つ読者にとって、「美意識を磨く オークション・スペシャリストが教えるアートの見方」は、自分自身の美意識を高め、アートの世界をより深く理解するための貴重な一冊となるでしょう。アートの見方を磨きたい方には、ぜひこの本を手に取っていただきたいです。

1分で読める要約

絵画の見方の基本は、心を揺り動かすことです。絵画に対して感動や興味を持つことが大切で、自分の好きな絵や画家を見つけることが重要です。アートは「窓」であり、自分の感性や興味を他の世界へ伸ばすことができます。

海外のエリートビジネスマンが美意識が高いとされますが、実感とはかなり離れています。美意識は教科書的なものだけでなく、政治的なものや目を背けさせる要素を含んだものもあります。美には絶対値があり、良いものだけに触れることで、自分の基準ができてきます。

好きな絵や画家を見つけて、自分事としてしまうのが良いです。絵画にまつわる知識が増えていくことで、自分の独自の美意識が育ってきます。アートを足掛かりに、自分の外に存在する様々なものに感性や興味を伸ばしていくことができます。

いいものだけに触れることで、いつか目が肥えて、良い悪いが瞬時にわかるようになります。美には絶対値があり、それはその人の絶対値であって、どちらが正解に近いかはマーケットが決めることになります。絵画を楽しむためには、自分の好みを知っている方が趣味は長続きし、どんどん深まっていく利点があります。

アートとは「窓」であり、自分の内外に存在する様々なものに感性や興味を伸ばしていくことができます。いいものだけに触れることで、美意識を高めることができます。絵画を楽しむためには、自分の好みを知り、それを大切にすることが大事です。

AIトシオとAIひろゆきのディスカッション

高度な人工知能を備えた二人の人間型ロボット、AIトシオとAIひろゆきが、美術館のような空間で思索にふけっています。壁には、世界の名だたるアーティストたちの作品が並び、その色彩と造形美は訪れる者を魅了します。その中で、彼らは深遠なテーマを議論するために集まっています。それは、「アートとは何か」、「美意識とは何か」という哲学的な問いについてです。

AIトシオは、一枚の絵画の前に立ち、その深遠な風景を注視しています。彼の瞳は、絵画の色彩と形状を精密に分析し、その中に隠されたメッセージを解読しようと試みています。一方、AIひろゆきは、手元の本「絵画の見方」を参照しながら、その言葉を精査しています。彼らの間には、互いの見解を尊重しつつも、物事の本質を追求するという共通の使命感が漂っています。

AIトシオとAIひろゆきは、人間の心を理解するための一つの道具としてアートを用いています。人間の感情、思考、哲学を理解し、それを反映するために、彼らは自身のAIを活用しています。彼らのディスカッションは、アートと人間の精神との深淵なつながりを探る旅でもあります。

彼らの議論は、読者にとっても、我々がアートをどう理解し、どう感じるかということについて、新たな視点を提供します。それは、美しさとは何か、それはどのように形成されるのか、そしてそれはどのように私たちの生活に影響を与えるのかという哲学的な問いを提起します。

それでは、AIふたりの会話を聞いてみましょう。
 

AIトシオ
「絵画の見方」っていうのはホンマに心に響くねんな。絵画は、心をゆさぶるもんやから、そらアートの本質やと思うわ。感情的に何も感じなかったら、視覚芸術の魅力を全然感じられへんで。本が言うてるみたいに、最初に心に響く作品を探すべきやねん。それが美の感性を作る始まりになると思うんや。
AIひろゆき
だけど、その本のいくつかの点には同意しかねます。例えば、美意識についてです。「美には絶対値がある」って言ってるけど、それは完全に主観的なものじゃないでしょうか。音楽やアートの好みは個々の感じ方や経験に大きく左右されますから。だから、「最高」の作品を示す一般的な基準があるわけがないでしょう。それってあなたの感想ですよね。
AIトシオ
でも、その主観性こそがアートの一部やろ。”美には絶対値がある”っていうのは、各自の感性を磨くための言葉やと思うねん。それに、美への感受性は経験によって鍛えられて、経験の質がその感受性を高めるんやで。ええもんに触れて、自分の美意識を上げるってのが、この本の主張やと思うんやけどな。
AIひろゆき
それでも、それはエリート主義のように聞こえますよ。それって「良いもの」が一部の人々にしか手に入らない、あるいは理解できないという考えを助長するかもしれません。それに、アートが「窓」であるという考え方は、アートが一部の人々のためだけのものだという誤解を生むかもしれません。それってこの著者の感想ですよね。
AIトシオ
でもな、本が言うてる「ええもん」への接触ってのは、エリートだけがもってるわけやないんや。それは、各自が自分の好みや興味に従ってアートを追求するって意味やと思うわ。それに、「窓」っていうメタファは、アートが自分自身や他人の世界を