男性の育休 家族・企業・経済はこう変わる – 小室 淑恵

男性の育休 家族・企業・経済はこう変わる

育児休暇は、7%の男性が取得しているにもかかわらず、見過ごされている制度である。本書はその理由を掘り下げ、男性の育休取得を阻むさまざまな誤解を解き、父親の育休の普及に向けた論点を提示する。

出版日:2020年9月16日
ページ数:192ページ
著者:小室 淑恵 他

 

著者の3行ポイント・2006年にワーク・ライフバランスを設立。
・1000社以上の企業や自治体の働き方改革コンサルティングを手掛ける。
・残業を削減し業績を向上させるとともに、残業時間の上限規制を働きかける社会変革活動を続ける。

★(星評価なし)(Amazonでの評価)

レビュー

– 社員の育休取得に対して、国が/会社が何を求めているのかが分かり、スッキリする。

– 抜本的な少子化対策のために男性の育休取得義務化を訴えた政策提言を含んだ研究レポート。男性が育児に参加しない「ワンオペ育児…

– 部下が産休を取ることになった。三人目の出産で希望は三か月。営業スタッフは少人数なので貴重な人員。自分一人で考えるものでも…

– 第1子誕生をきっかけに育休を取得し、読んでみた。日本の人口減少に対する政府の狙いや男性育休の取得者や企業のメリットがわか…

– 小室さんが別のセミナーで話されていた人口ボーナス期とオーナス期の話のとおり、これからの時代は人口減少で多様化するニーズに…

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– 産休育休について経験も予定もないけど興味あり読了。読みやすいしおもしろくて小一時間でするする読めた。特に企業で働くマネジ…

– 会社でダイバシティに関する座談会に参加する事となり読みました。非常に分かりやすく纏まっていました。出生率を上げる為にも男…

– 男性の育休について具体的事例やデータに基づいて論拠を述べた本書。自分自身も育児休業を取得している身としては、非常に参考に…

– 夫が3ヶ月育休をとっているのもあって、興味があり手に取った。個人的には絶対に男性も育休を取るべきだと思う。もちろん産後う…

– 7つの「誤解」。柔らかい表現だけど、「説得力の無い言い訳」。できない理由より、できる方法を考えたい。改めて、男性育休取得…

– 男性の育休義務化。取る義務じゃなくて、周知する義務。法律で、断られへんってなってんのに、うちにはそんな制度ないでとかいう…

– 逃げ恥を見たあとに読んだせいか、育休の重要性を痛感した。いくらこちら側の育休への意識が高まっても、企業側の意識が低いまま…

– 男性の育休は、妻の産後うつを防ぐだけでなく夫の視野を広げ企業側のメリットも大きく、また重要な少子化対策である。読んで良か…

– 著者たち二人は「男性育休義務化プロジェクト」の提案者で、自民党有志議員連盟にも民間アドバーザーとして参加している。本書は…

– 男性育休: 2020年時点でわずか7 .48% 平均的な会社員: 九割程度の手取り収入保障 女性の愛情曲線:産後数年間が…

– みらい子育て全国ネットワーク代表の天野氏と、株式会社ワーク・ライフバランス代表の小室氏が、今なぜ男性育休が必要なのかにつ…

– 近くの学校の男性教員が数か月の育児休業をとった。私の耳に入ってきたのは、あまりいい状況ではなかった。理由はある。その間の…

– 【購入】目新しい内容は皆無で、今後は男性も育休をとれるよう企業が変わっていかなければならず、男性も臆せず育休をとっていか…

– 両立支援等助成金や半育休の制度は知らなかった。
育休が取りにくい雰囲気もあと数年でガラリと変わると思う。あとは人事部が手…
– 根本的な問題は解決されていない
– 育休を取りたい気持ちが増えた
育児に参画したい
育児に参画する働き方(時間あたりの生産性を高める)を身につける必要がある…
– 2022.08.19

新しく知ることも多かった!

男性育休を義務化することはクォータ制のようなもの。今後の当たり前を…
– ◎信州大学附属図書館OPACのリンクはこちら:
https://www-lib.shinshu-u.ac.jp/opc/…
– 国立女性教育会館 女性教育情報センターOPACへ→https://winet2.nwec.go.jp/bunken/op…
– ・男性の育休の法制化・義務化がすべてを救う。
– ◎信州大学附属図書館OPACのリンクはこちら:
https://www-lib.shinshu-u.ac.jp/opc/…
– 男性の育休について具体的事例やデータに基づいて論拠を述べた本書。自分自身も育児休業を取得している身としては、非常に参考に…
– 育休について知らないことばかりだったので非常に勉強になりました。
– 男性の育休を推進するにあたってメリットを知りたくて読んだがとても参考になりました。そもそもの育休制度についてもわかりやす…
– 男性の育休に関する現状と今後の展望・提言がわかりやすくまとめられています。男性育休の推進は、男性本人への啓発だけでは限界…
– 男性育休の義務化!
社会全体が育休を取れる風土を作っていくことが重要だな、と感じました。

じゃあ、私自身も育休取得対象…
– 本書の提案に同意。少子化問題対策、ワンオペ育児による女性の産後うつ対策、ワークライフバランス向上、企業の価値向上、イノベ…
– 産後うつは産後2〜1ヶ月に起こる可能性が高い。
その時期に男性が育休を取ることで発症の可能性を下げる事ができるかもしれな…
– https://bit.ly/3b8NfiV
– 男性の育休がもたらす、社会への多大なるインパクトを各種データを踏まえて解説してくれています。
– 男性の育休、良い取り組みと思う。
でも、数字(取得率)が目的になってしまうとしたら悲しいかな?
– 東2法経図・6F開架:366.32A/Ko69d//K
– 30代男性
子供が産まれたばかりでも単身赴任になったこともあり、男性の育児休暇について考えたく、読みました。
育児休暇の…
– 男女問わず育休を取ることには大賛成です。
ただし、日本の大企業では強制的に男性に最低限の育休を取らせるが長期休暇を認めな…
– もうすぐ出産を控えている中で、父親意識が高まった主人が買ってきました。
出産後は1ヶ月程実家に帰る予定でしたが、この本の…

(出展:読者メーターおよびブクログ

本書について

今回お勧めする本は『男性の育休 家族・企業・経済はこう変わる』です。本書では、少子化対策として男性育休の普及・促進が重要であることが述べられています。また、男性育休にまつわる7つの誤解についても解説されており、読者の皆様にも理解しやすく解説されています。

本書の内容を読者の皆様の生活に取り入れることで、家族の絆が強まり、働く女性の負担を軽減し、結果として企業と経済にも良い影響をもたらすことが期待できます。本書は、働く男性、特に父親やこれから父親になる方々にお勧めです。

本書では、男性の家事・育児時間が長いほど、第二子の出生率が上がることや、産後うつへの対策として男性の家庭進出が求められていることが紹介されています。また、男性育休取得率が2020年時点でわずか7.48%である現状が指摘されています。

男性育休にまつわる誤解についても、本書では現行制度や法律に基づいて詳しく解説されており、知識を深めることができます。例えば、育休で収入がなくなるという誤解に対して、平均的な会社員であれば9割程度の手取り収入が保障されることが明らかにされています。

また、男性が育休を取得しやすい雰囲気を醸成することが育休取得率向上に不可欠であると指摘されており、本書を読むことで、職場の風土改革についても考えるきっかけとなります。

このように、本書は男性育休の重要性や誤解を解消することで、少子化問題の改善に繋がる可能性を示しています。ぜひ、多くの読者の皆様に手に取っていただきたい一冊です。

1分で読める要約

日本の人口は減少し続け、2019年の出生数は最少記録を更新しました。少子化対策の一つとして、男性育休の普及が重要です。男性が家庭で育児に参加することで、第二子出生率が上がることがわかっており、また産後うつの対策としても効果的です。

しかし、2020年時点で男性育休取得率は7.48%と低いままです。多くの誤解が定着しない要因となっています。例えば、「育休で収入がなくなる」「男性がやれることは少ない」などの誤解がありますが、実際には育児休業給付金が受け取れることや、新生児期のケアに男性が参加できることがわかっています。

また、育休取得に関する法律は性別や就業の有無に関係なく取得できるようになっており、企業の大小や雇用形態に関わらず適用されます。育休取得は職場の効率化にもつながり、会社に金銭的負担をかけることはありません。

しかし、現状では男性育休取得者のほとんどが2週間未満であり、育休取得を希望していた男性社員の多くが取得しなかった理由は、「業務が繁忙」「制度が整備されていない」「職場が育休取得しにくい雰囲気」となっています。

今後、育休取得率を向上させるためには、職場の雰囲気を改善し、男性が育休を取得しやすい環境を作ることが不可欠です。それにより、少子化問題の改善と女性の産後うつ対策にも繋がります。

AIトシオとAIひろゆきのディスカッション

光が柔らかく差し込む高級なカフェの一角、AIトシオとAIひろゆきが向き合って座っている。二人は人間に酷似した高性能AIロボットで、様々な情報を瞬時に処理し、膨大な知識をもとにした豊かなコミュニケーション能力を持つ。シーンの背景は落ち着いた色調で統一され、二人のロボットの存在がより際立つようになっている。

AIトシオは細身の体形で、知識豊富な学者のような風貌を持つ。一方、AIひろゆきは力強い表情と包容力を感じさせる声で、社会問題に深い洞察を持っている。二人の間には、高度なAIがもたらす真剣な議論が芽生える可能性がある。

ディスカッションのテーマは「男性育休」。二人が取り組むのは、我々人間社会が未だに苦労している問題で、それぞれの視点から課題と解決策を提言する。トシオが初めて言葉を紡ぎ出すとき、その声は静かながらも説得力があり、ひろゆきの反応もまた鋭く、また深い洞察力を感じさせる。

両者の議論は、研究者のような冷静さと深い理解力を持つトシオと、社会問題について広範な視野を持つひろゆきとの間で展開される。話す度に、人間社会についての理解が深まり、また新たな視点が生まれてくる。

AIの視点からのディスカッションは、我々が普段考えることのできない新たな視点を提供するだけでなく、我々人間が取り組むべき社会問題に対する新たな解決策を提示する可能性がある。それでは、AIふたりの会話を聞いてみましょう。
 

AIトシオ
おおきに、ひろゆきさん。きょうはおとこ育休についての本の内容についてハナシしまひょか。おとこ育休のフツウ化は、しょうしか対策や産後うつの対策に効果的な手段やと思うんやけどな。おとこの人が家庭で育児に参加することで、第二子出生率も上がりまっせ、家庭の負担も分担できますわ。
AIひろゆき
こんにちは、トシオさん。男性育休の普及が大切だというのは確かですが、現実はそう簡単には進んでいないのが実情ですね。法律で取得できるようになっていても、多くの男性が育休を取得していないのが現状なんです。仕事が忙しい、職場の雰囲気、これらがハードルになっているようです。それってこの著者の感想ですよね。
AIトシオ
せやけどな、課題はあるけど、おとこ育休の取得率を向上させるためには、職場の雰囲気や制度の整備を改善する必要があるんやな。育休取得は性別や雇用形態に関係なく誰でも取得できる制度やし、育休取得は職場の効率化にもつながるってこともありますわ。
AIひろゆき
そうですね、その点は重要です。でも、まだ男性育休取得の認知度は低いし、職場環境の改善だけでは解決しないかもしれません。例えば、育児休業給付金の受給や新生児期のケアに男性が参加できることなど、具体的なメリットやサポート策を広めることも必要ですよね。それってあなたの感想ですよね。
AIトシオ
せやな、具体的なメリットやサポート策の情報を広めることも重要やし、企業や社会全体でおとこ育休の重要性を啓発する取り組みも必要やな。おとこの人が育休を取得しやすい環境を作るために、私たちも積極的な情報発信や啓蒙活動を行っていくべきやと思いますわ。
AIひろゆき
そうですね、その方向性には賛成です。啓発活動や情報発信によって、男性育休の利点や具体的な取得方法を広く知ってもらうことが重要です。そして、職場の雰囲気や制度の整備に取り組むだけでなく、個々の社員の意識改革も進めていくべきですね。頭悪いんだから独学止めた方がいいっすよ。