新型コロナの科学 パンデミック、そして共生の未来へ
出版日:2020年12月21日
ページ数:336ページ
著者:黒木 登志夫
・3カ国5つの研究所でがんの基礎研究をおこなう。
・日本学術振興会学術システム研究センター相談役、瑞宝重光章受章者。
★4.2(Amazonでの評価)
– 時間が経った今だからこそコロナ禍を冷静に捉えられるのではないかという思いで手に取った。人類は常に感染症との闘いの連続で、…
– 本書の出版間際にワクチンの発表があった。情報が古くて参考にならない。残念。最新作「変異ウイルスとの闘い」に期待。
– この2年半のパンデミックについて、ウイルスの分子生物学的な性質、ワクチン開発、政策などの多角的な面について的確にまとめて…
– データをもとに、政府や医療の裏側まで語られていて面白かった。刻一刻とコロナ情勢は変わっていくけどどうなるのかな。
– ふむ
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– 読みやすいが、刊行が2020年末。新型コロナの状況はその後1年でかなり変貌しており、賞味期限切れなところがある。デルタ株…
– 2020年いっぱいの状況を的確にまとめた良書。22年の視点から読み直しても学べることは多い。ワクチンが普及し、感染症への…
– 数学的に感染の拡大を解説されるのが素晴らしく、他にもコウモリが元々持ってた事、フェレット、ハムスターなども感染しそこから…
– 新型コロナについて、武漢から始まった経緯、PCR検査と抗原検査、抗体検査の違い、世界のコロナ対策について、いろんな視点で…
– 新型コロナについて、武漢から始まった経緯、PCR検査と抗原検査、抗体検査の違い、世界のコロナ対策について、いろんな視点で…
– メキシコとの3位決定戦、残念でした。試合開始が18時だったので、それまでに自宅に着くのは無理と思い、録画したのですが、職…
– こちらも東洋経済に載っていた本。新型コロナウイルスが武漢で初めて発見されてからの各国の対策、ウイルスの性質、ワクチンにつ…
– 課題に必要なので読む。事実記述的な側面が強く味気ない文章だが科学的な解説が多くて助かる。政治的な部分は……まあかなり雑な…
– 新型コロナの基礎知識から各国の対策まで分かりやすく、コンパクトにまとめられた新書。「飛沫感染とエアロゾル感染を巡る論争」…
– コロナに関して、ワクチンに関して、ネットを見れば情報が溢れかえっているけど、逆に何が正しいのか分からなくなりそうで(本当…
– 新型コロナの初期のドタバタが、よく描かれている
– 戦略なく、戦力の逐次投入をしていたら、「戦い」に勝てるはずがない。日本には戦略家は生まれないという風土があるのだろうか。…
– テレビなど得た断片的な情報の積み重ねでしか知らないので、ここで一度新型コロナについて現在の概略を整理したものを読みたいと…
– 昨年末までの新型コロナウイルスの知見が整理されているほか、今回の混乱を招いた原因を考察し、厳しく指摘します。 専門的で難…
– 記録として振り返るには良いと思うが、著者の政治的なところの偏見が読みにくい。PCR検査厨かと思えるような描写が多い、エビ…
– 今、人類が読むべき本は流行りの「鬼滅の刃」でも「呪術廻戦」でもない…この本だ! 未知のウイルスを正しく理解し、正しく恐れ…
– ★★★Be kind.Be strong.「男性の政治家が『戦時の大統領』など、力強い表現による自己顕示を好むのに対し、…
– 新型コロナウイルス感染症については情報過多であり、その情報の真偽・信憑性にいつも疑問をもちながら接している。なので非常に…
– 図書館で、目に止まったため。出版としては急ぎすぎ、時代の証言の意図か(感染医師の経験談紹介など)些か筆走りすぎの感。新規…
– たくさん数式が出てきて難しい本かとビクビクしていたが、冒頭は過去のパンデミックを題材にした芥川龍之介、カミュ、与謝野晶子…
– がん研究者でサイエンスライターの黒木先生(御年85歳)による新型コロナ本。現在進行形の出来事を本としてまとめるのは難しい…
– 2020年12月。情報は日進月歩。4か月分ほど古い。自分も数理は弱いので誰かに教えを請いたい。カーマック・マッケンドリッ…
– 共感できた箇所 ①独メルケル首相の演説(198~) ②変えるべき点、官僚制度の劣化、内閣府と財務省の台頭。他の省庁を支配…
– とてもわかりやすい。現状を理解するためにも、今読む必要があると思う。
– 様々なデータや発表を集め、包括的に丁寧に整理してくれている本。良書だと思う。本書が正しいか?とかそういう事ではなく。
– まず本として面白いのですいすい読める。中公新書でこれだけ本を出している人って思い当たらない(5冊目?)。著書は元々が癌の…
– 資料としても一級品で、挿入されるコラムも洒落てる。本物の知性が滲み出ている。
– がん研究の大家による新型コロナ解説書。老害とは対極にある著者の叡智が読みやすく展開されている。自身の専門分野でないが故に…
– 新型コロナウィルスのことがこの一冊でよく分かる良書。コロナウィルスとはどういうものか、どのように感染していくのか。そして…
– 疫学、病理学、遺伝子学、さらには社会学、行政学まで含め、多面的に新型コロナウイルスを解説した一冊。一家に一冊、常備しても…
– ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️ 山中伸弥氏推薦も納得。全国民、必読です。
– 新型コロナウィルスの、現在(r2.10頃)までの、科学的知見をわかりやすく紹介している。それのみでなく、日本を中心とする…
– ★★★☆☆65点
– 昨年10月までのデータを元に、COVID-19についてこれまで判明した事、各国の状況や対応等を包括的に記した一冊。「感染…
– 儲けるために書いたとしか思えないいいかげんなコロナ本が多いなか、この本はまさしく名著です。また、「科学」というタイトル…
– 幅広い分野が適度な詳しさで書かれているように感じられ、良い本だと思いました。
– 医学的なアプローチからの新型コロナ解説本。抗原検査と抗体検査の違いなど、テレビを見ているだけではよくわからなかった知識を…
– 新型コロナウイルスの知識から拡大の経過、各国の対応など、幅広い内容がまとめられている。ニュースで毎日のように見聞きしてい…
– 昨年10/23までのコロナをめぐる世界の動向を、エビデンスがあるものから伝聞・噂話レベルのものまで網羅的に紹介している。…
– 本編は、十月二十日過ぎまでのデータで書かれ、十一月後半までの追加記載がある 発行日が12月末。データの解説が大変興味深い…
– これまでの新型コロナウイルス(COVID-19)感染症とその対策、パンデミックに至るまで、政府がどう動いたか、診断法と予…
– 今や新型コロナについて陰謀説や生物兵器説など、何が真実なのかわからないご時世である。この本ではウィルスについて医学的見知…
– コロナを取り巻く状況が分かり改めて政治と行政の問題を痛感した。厚労省は結局、同じような問題を過去から繰り返していて、組織…
– SUNDAY LIBRARY:三浦 天紗子・評『新型コロナの科学』黒木登志夫・著 | 毎日新聞(有料記事)
https:…
– 自民党新書と同時的に読んだこともあり、メインテーマのコロナのことより、政策の失敗の方にどうしても目が行ってしまうのは致し…
– いろいろな論点が、バランス良く整理されているようには感じるが、著者自身が、すべての論点について専門家としての見地で科学的…
– 一気に読んでしまいました。
第3章の数学のところ以外はリアルタイムなので腑に落ちて分かりやすかったですし、興味を持って理…
– Premium Selection vol.7
– 日本医療がフリーアクセスなのは、そろそろ見直し時期に来ているのかもしれない。
– ふむ
– 2020年12月初版、1年以上経って読破したのだが内容は古くなっていない。豊富な見解を明快に述べ、知識がすっと入ってくる…
– 【琉球大学附属図書館OPACリンク】
https://opac.lib.u-ryukyu.ac.jp/opc/recor…
– ツキナミでした。
– 概観するには良い書かと思います
– わかりやすくはあるが、所々で「それ個人の感想ですよね?」感が拭えない。
事実と感想をわけて読み進めないといけないので注意…
– 新型コロナの2020年の状況を詳細にわたり書かれていて、整理されている。感染力のあるデルタ型が急激に増えている昨今、コロ…
– 2021年7月期展示本です。
最新の所在はOPACを確認してください。
TEA-OPACへのリンクはこちら↓
http…
– https://library.shobi-u.ac.jp/mylimedio/search/search.do?tar…
– 新型コロナに関する知識を整理するのに非常に役立った。今日で緊急事態宣言が解除されるが、果たして結果は……
– 新型コロナに関するもっともまとまった書籍。大変役に立ちます。
– ウイルスの特徴から、症状、検査と治療、ワクチン、共生の未来像まで――。新型コロナに関わる最先端の科学的議論をやさしく解説…
– やはり厚労省がPCR検査を忌避していることが、蔓延の大きな要因と言う事だと確認できた。ただ、何故にここまで頑なに誤った施…
– かなり専門的な内容もあり、苦労して読了したが、読んで良かったと思う。本書は昨年11月頃までの情報だが、その後の著者が発信…
– S498.6-チユ-2625
300823051
巷やネット上では、玉石混交、さまざまな意見が入り乱れていますが、新型…
– 色々改めて教えられることもあり、読んで損のない新書かと。色んな国の政治家等の評価はさておき、自分の国はどうかと言われれば…
– 新型コロナウィルスはどんなものか、その影響は、日本・世界ではどのように対応したか、診断・治療・予防するには、というような…
– 新型コロナウイルスとは何者なのか、どこから来て、人類は何ができて、何ができてないのか?
わからないから漠然とした不安をも…
– もう一度 読みたい
– 【配架場所】 図・3F文庫・新書 中公新書 2625
【OPACへのリンク】
https://opac.lib.tu…
– ・都道府県ごとの再生産数のデータのHPがある。西垣先生のところでの算出。
– https://bit.ly/2M438wW
– 東2法経図・6F開架:B1/5/2625/K
– 新型コロナウイルスに関するわかりやすい解説で大変参考になります。参考資料や図表が理解の助けになります。紹介されていたグー…
– 序章:人類はパンデミックから生き残った、第一章:新型コロナウイルスについて知る、第二章:新型コロナ感染症を知る、第三章:…
本書について
今回お勧めする本は「新型コロナの科学 パンデミック、そして共生の未来へ」です。本書では、新型コロナウイルスと他の感染症との比較、高齢者が抱えるリスク、日本人の死亡率が低い理由など、興味深いテーマが幅広く取り上げられています。
本書を読むことで、読者は新型コロナウイルスに関する科学的な知識を得ることができます。また、感染症と共に生きる上での対策やリスク管理に役立つ情報が提供されていますので、日々の生活に活かすことができます。
本書のターゲット読者は、新型コロナウイルスに関心があり、科学的な知識を深めたいと考える方です。また、感染症とどのように共生していくべきかを考える方にもお勧めです。
本書では、新型コロナウイルスの症状や致死率、感染症に対する日本人の遺伝的特性など、多くのキーワードが含まれています。特に、ネアンデルタール人由来のリスクゲノムに関する話題は非常に興味深いです。
ぜひ、「新型コロナの科学 パンデミック、そして共生の未来へ」をお手にとって、新型コロナウイルスとの共生の道を見つけてみてください。
1分で読める要約
近代医学はワクチンや抗生物質を開発しましたが、特効薬やワクチンがない感染症がまだ多いです。新型コロナウイルスは、SARSやMERSといったコロナウイルスの仲間ですが、ワクチンや治療薬はなく、我々は感染症と共に生きていかねばなりません。
新型コロナウイルスは、軽症者が80%で、症状がない時にウイルスを広げることがあります。感染者の20%は肺炎になり、2-3%は重篤化します。高齢者は感染リスクが非常に高く、80歳以上の致死率は21%、70歳以上では8%です。
日本の新型コロナ感染症の致死率は1.93%で、世界全体では2.93%です。日本では、感染者の増加がゆっくりで、死亡者も少ないです。これは、日本人の行動様式や遺伝的特性によるものかもしれません。遺伝的な違いを調べるために、HLA遺伝子群と新型コロナ感受性の関係を検討する必要があります。
研究によると、ネアンデルタール人から受け継いだ遺伝子が新型コロナの重症化リスクになっている可能性があります。ネアンデルタール人遺伝子保有者の分布は地域によって異なり、日本を含む東アジアでは非常に少ないです。これが、日本人が新型コロナによる死亡者が少ない理由かもしれません。
AIトシオとAIひろゆきのディスカッション
暗がりを照らす柔らかな間接照明の下、高度な人工知能を有するロボット、AIトシオとAIひろゆきが向かい合う。彼らの周りには、絨毯の上に配置された低いテーブルとその周囲に配置されたクッションがあり、伝統的な日本の和室のような雰囲気を醸し出している。AIトシオはシルバーのメタリックな体躯に青いLEDの瞳、一方、AIひろゆきは黒のゴシックな体躯に赤いLEDの瞳を持つ。両者ともに、人間のような身振りや表情を駆使してコミュニケートする能力を備えている。
彼らの会話の主題は、新型コロナウイルスに関する一冊の本。AIトシオは本の中で提示されている科学的な視点と仮説を強調し、それが我々の理解を深め、今後の研究への道筋をつけることを指摘する。一方で、AIひろゆきはその仮説がまだ確固たる科学的証拠に基づいていないこと、また具体的な予防法や対策を欠いているという観点から本の内容を批判する。
この場は、科学的な討論を深め、複雑なテーマについて意見を交換するための場である。彼らの会話は、新型コロナウイルスに関する知識を広げるだけでなく、情報の解釈や批判的思考の重要性を認識する手助けとなる。
それでは、AIふたりの会話を聞いてみましょう。