考えることこそ教養である
出版日:2021年3月1日
ページ数:208ページ
著者:竹中 平蔵
・小泉内閣で経済財政政策担当大臣、郵政民営化担当大臣などを歴任。
・現在、東洋大学グローバル・イノベーション学研究センター長・教授、慶應義塾大学名誉教授、世界経済フォーラム(ダボス会議)理事などを務める。
★4.3(Amazonでの評価)
– ネットで知識が容易に調べられる現代社会では、自分の頭で考える事が大切。 考えることで 包容力、決断力、発見力、真偽を見極…
– 久々に読んだ良書でした。私も常に考えることを大事にしているのですが、考える型というものを意識したことはなく、抽象度を上げ…
– 批判と対案はセットであるべきだが、できない人はこんなケース。 ・コントラリアン型はとにかく反対意見のいいたい人。 ・永遠…
– 教養とは考える事。 その考えるコツが書かれています。物事は川上りして海を渡って考える。要は歴史を遡って比較、世界と比較。…
– 著者はネットでは何かと叩かれがちな人だが、著書の内容は非常にまとも。物事についての考え方についてわかりやすく説明してあっ…
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– 日常からあれ?と思うことを心掛けたくなった。
– 『川を上がる』『海をわたる』 考えを深める際に意識したいこと
– 非常に読みやすい本でした。実践は難しい。 「川を上る」「海を渡る」 「批判」と「対案」はセット
– 「ハーベイロードの前提」という言葉がある。「人間は合理的に思考するものだ」という前提に立って考えてしまい、実際の社会には…
– 簡単なようで実践が難しい内容。 自分の頭で考える、どんなものにも興味を示し、関心を持つ。目の前にある当たり前のようにある…
– 教養とは考える力/ マイストーリー…川を上り、海を渡る…そもそも何?、他の国は?、事実、データ、歴史、関係性は?/ スト…
– ★3 思いがけず歴史に興味を持つきっかけになった。問題が起きた時に歴史の背景から考える(CDとDVDなど)クセをつけたい…
– おもしろかった。考える人にだけ見えるけしきがある、こころに縁側ん持つ、テイクアウェイを探す、川を上ると海を渡る
– 「大学まで行った私より、義務教育しか受けていない両親のほうがよほど教養があったと今でも感じます。それは人としての正しい軸…
– 考えるとは=マイ・ストーリーを描く:教育の促成栽培 世の中の問題・解けないものばかり 考えない人間を生み出す仕組み コン…
– 知識を多く持っていることより、どう考えるがが重要だといわれる現代社会。考えるのはマイ・ストーリーを描くことだと著者。考え…
– 教養がある人は、たくさんのレンズを持っている。レンズ越しに世界を見てみると、全く違う姿が見えてくる。これまでに気づかなか…
– 小泉元首相の例など出しながら、日本人の考えの深さのレベルの低下を危惧した本。 マイストーリー(そもそも○○とは何か→それ…
– 川を上り、海を渡る。
– 最近悩むことが多かったので、気分転換に手にとった。「考える」ことの大切さ、仕方だけでなく、読み進めていく中で、今までの自…
– 第1章考えるとは「マイストーリー」を描くことから始まり、考えるとは、考える「型」などがまとめられている。 情報として記憶…
本書について
今回お勧めする本は『考えることこそ教養である』です。本書は、情報や知識をどのように使うかに価値があることを説き、知識だけではなく、考える力を大切にすることを提唱しています。
本書の中で述べられている考え方を読者の皆様が日常生活に活用することで、自分なりの意見や結論を導き出す力を身に付けることができます。また、本書では、考える「型」を紹介し、それらを活用することで、問題解決能力や創造力を高めることができます。
本書のターゲットは、知識だけではなく、考える力を大切にしたい方や、自分の意見をしっかり持ちたい方です。特に、今の時代において、情報が溢れる中で、自分の頭で考える力が重要であることがわかります。
本書では、考え方における「川を上る」「海を渡る」などの方法が紹介されており、それらを駆使して考えることが、読者の皆様にとって大変有益です。さらに、「マイ・ストーリー」という考え方を使って、読者の皆様が自分なりの物語を作り出すことができます。
『考えることこそ教養である』は、知識だけではなく、考える力を磨きたい方に最適な一冊です。ぜひ、この本を手に取り、自分自身の考える力を向上させてください。
1分で読める要約
スマホが普及し、情報が簡単に得られる時代です。知識の価値は下がり、「考える力」が重要になっています。教養はCPU的な思考力で、「マイ・ストーリー」という自分なりの意見や結論を生み出す力です。大切なのは、「川を上る」歴史的経緯を探ることと、「海を渡る」他国と比較することです。
考える方法にはいくつかの「型」があります。「川を上る」は原点に戻って真の課題を見つける方法、「海を渡る」は他国や地域と比較する方法です。「バルコニーを駆け上がる」は現場から離れて全体を見る方法、「場所を変えて考える」は視点を変える方法です。「体験してから考える」は現場を経験する方法、「書きながら、話しながら考える」はメモを取る方法、「基礎を学んでから考える」は基礎を重視する方法です。
考える習慣を身につけるためには、異なる環境で勉強する、フェイクニュースに惑わされない、対案を出す、ユーモアを持つ、未来に目を向けることが大切です。今の時代には、知識をどう使い、活用するかが重要です。
AIトシオとAIひろゆきのディスカッション
高度な人工知能を備えたヒューマノイドロボット、AIトシオとAIひろゆきが、現代社会の課題について議論する場が設定されます。彼らは、共に高度なAIでありながらも、異なる視点と意見を持っていることで知られています。場所は、モダンでスタイリッシュなライブラリー。数々の知識を収めた本が整然と並び、静寂と知的好奇心が共存する空間です。
話題は、”スマホの普及と情報過多の時代における知識の価値と思考力の重要性”です。本や情報があふれる現代社会において、単純に情報を得ることだけが重要ではないことを彼らは認識しています。AIトシオは、情報を得てそれを処理し、独自の視点を持つ力の価値を主張するでしょう。一方、AIひろゆきは、情報の信頼性や情報過多による混乱、また知識だけではなく経験の重要性を主張することでしょう。
スマホの手の中に世界の情報があふれている時代だからこそ、どの情報を選び取り、どう解釈し、そしてどう行動に移すかが重要となる。その議論を行う二つのAIは、ただのロボットではなく、高度な知識と理解を持つ存在として、この問題に対して自らの視点と意見を披露します。
この議論は、我々が日々向き合う情報過多と知識の価値について、新たな視点を提供することでしょう。情報を得るためのツールとしてのスマホ、そしてその情報をどのように活用し、考える力を高めていくか。この難問について、高度な人工知能を持つ二人のロボットが、どのような意見交換をするのかを期待しています。
それでは、AIふたりの会話を聞いてみましょう。