安いニッポン 「価格」が示す停滞 – 中藤 玲

安いニッポン 「価格」が示す停滞

30年以上にわたる日本の持続的なデフレは、賃金の低迷と極めて手頃な価格の物価をもたらした。その結果、日本は物価の高い国から、国際的に見ても最も物価の安い国のひとつになった。しかし、この現象は、購買力の大幅な低下により、ある種の要求を生むことになった。

出版日:2021年3月9日
ページ数:256ページ
著者:中藤 玲

 

著者の3行ポイント・2010年に愛媛新聞社に入社し、編集局社会部で働く。
・2013年に日本経済新聞社に入社し、編集局企業報道部で食品、電機、自動車、通信業界やM&A、働き方などを担当する。
・日本経済新聞社の企業報道部記者として活躍している。

★4.2(Amazonでの評価)

レビュー

– なぜ安いニッポンになってしまったのか?端的には、「長いデフレで企業が価格転嫁するメカニズムが破壊された」からだという。諸…

– 国内外の統計と合わせて読んでみた。日本の立ち位置もわかりやすいし、国力が相対的に下がっていることもわかった。これから日本…

– 賃金が30年ほど上がることがなく物価も上がらない日本。物価が上がり続ける海外から見ると日本は物価は安く見える。ディズニー…

– Youtube大学で観てたので内容はざっくり把握していたが、読んでてどんどん希望がなくなって嫌な気分になっていった。昔は…

– 物価、給与がとどまり続けている日本 海外から置いていかれ、不動産はどんどん買い叩かれていく 職などが流動せずに、ずっと不…

もっと見る

– 日経記事で知ってる内容もあり驚くことはなかったが、改めてまとめて読むと、自分はこのまま日本に居ていいのかという焦燥感が生…

– 生産性を上げたら貧しくなくなるのか?先行き不安、高いものを買おうと思えないのだが。

– 日本がバブル崩壊以後30年間停滞している間に、世界中の国々の年収、物価があがり、日本は最低レベルとなった。年収が低くても…

– 海外と日本の価格差についての理解を深めることができた。

– 結局、賃金が上がらず物価も上がらないぬるま湯を心地いいと思ってる日本人が多いから状況変わらないんだと再認識。まさに日本が…

– ★4.0.(3.8)2021年3月発行。1年半前の本だが、その後の円安。日本の安さはどこまで続くのか不安に。このまま続く…

– 日本って…。かなりガッカリ…。財布を落としても戻ってくる良い国♪って思ってるのは中の人だけ。その国民性が世界では戦えない…

– 再読。最近は値上げが普通に行われるようになったが、賃金の方は追いつかず。しかも社会保証費も下がる気配はなく、我々の世代は…

– 合成の誤謬という言葉がこの本にも出てきたが、貯蓄ばかりではなく正当な対価を払うことも大事だと思った。不当に安いものではな…

– 本当にまずい・・・やはり昔から日本には戦略性が不足しているように思う。民間主導でも国家主導でもいいので、何とかして、戦略…

– ニュースで値上げの取り上げ方に違和感を覚える毎日。更なる悪化を煽っているようにさえ見える。国内で安売り競争をしていたら、…

– 日本経済のこれからに全く期待できないことがよく分かった。なぜなら、国民の意識に深く根づいている「安さ」への固定概念が原因…

– 気付かぬうちに日本が安い国になっているということが分かった(アメリカはインフレ過ぎると思うが)。お買い得な中小企業は中国…

– 世界の中で日本が置かれている状況がよくわかった。星4

– ▼タイトル通り。ビッグマック、ディズニーランド、高級ホテルは諸外国より3割から半額の安さ。インバウンド外国人には天国で、…

– デフレから脱却できないニッポンについて、海外の国々との比較や個人、企業の問題などさまざまな観点で説明されていました。脱却…

– 2022年10月末読了、本書が書かれたのは2019年頃なので100円台/$だったはず、その頃でここまで日本が安くなってい…

– 賃上げ。

– 値上がりすることが悪のようにマスコミが報道するが、ここ20年近くでデフレ日本が世界に比べて遅れてしまっていたこと 賃金が…

– やっとここ最近TVなどでも取り上げられるようになった、日本安い問題。10年ほど前から感じていました。昔のバンコクは日本よ…

– 小説以外の本は好きじゃなかったけど、これは面白い。仕事頑張ってたくさん稼いで、経済を回そうと思いました。特に良い!と思え…

– 本屋で軽く立ち読み

– 安さを追い求める事、それの持つ意味を今一度掘り下げて考えることができた。世界から見ると日本の安さは異様に、魅力的に映る。…

– ★★★日本で暮らし続けているとなかなか実感出来ない世界における日本の価格の安さ。ここ20年間にわたるデフレ傾向が原因。本…

– 絶望しかないな

– 100均も回転寿司も日本が最安。日本は欠品しないように需要変動のピークに合わせて生産能力を持つため,需要が落ち込んだ時に…

– ダイソーもTDLも世界中の拠点の中で日本が一番安いとか東南アジアより物価が安いとかなんとなくそうかなと思ってはいたけど改…

– ★★★★☆ニューヨークやロスはもとより、東南アジアより物価安になっていることには驚いた。今ちょうど日本でもインフレの兆候…

– 再読

– 「安くても買ってくれるうちがまだ花かも。ひょっとしたら、そのうち見向きもされなくなってしまっているのではないか」と、危機…

– 確かにアメリカは好景気で物価もぐんぐん上昇しているが、株価を支えているのはGAFAなどエッセンシャルワーカーが含まれない…

– ディズニーもダイソーも回転寿司日本が世界で最安値。米国は人件費が5年2割増。2019年の労働生産性は、米国77$、日本4…

– この本が出た時から気になっていたが,やっと読むことができた。最近,コロナ禍やウクライナ侵攻などで物流に問題が出ているせい…

– そろそろ、品質なのか価格なのか、何かに妥協しないと世界的に買い負ける時代がすぐそこまで来ているように感じました。2022…

– ふーん、そうなのかぁ、と思ったこと多々。一つだけ、様々な分野で競争を自由化するという提言には疑問。教育などの自由化って利…

– 日本の労働生産性が低い原因の1つが低価格であり、それを脱するには付加価値や希少性が必要。値段を安くするとかリストラでコス…

– 日本の将来に不安しか感じられなかった。このままではダメなのはわかるが、脱け出せるんだろうか?

– インバウンド消費が落ち着いて悲鳴を上げるデパートや観光業界はコロナ以前から身近に起きていた。ならば国内消費者を相手にすれ…

– コロナ以前から書かれていた日経新聞の特集記事を書籍化し2021年3月に出た本。諸々の価格の高騰(なお給料は据え置き)が問…

– 日本の現状をリポートした内容、読んでいくと将来がないような落胆した気分になってしまった。経済至上主義・格差社会拡大。。。…

– コロナ前などに爆買するのは品質が良いからとやたら日本を持ち上げる情報が溢れかえっていたが、その言葉には「安くて」というも…

– 製品の値上げができないと企業がもうからず、企業がもうからないと賃金が上がらず、賃金があがらないと消費が増えず結果的に物価…

– 日本経済が成長を止めて30年。かつて安い国と見てきた東南アジア諸国に完全に逆転され、さらに世界的に見ても物やサービスのほ…

– 著者は愛媛新聞社を経て日本経済新聞社編集局企画報道部所属の中藤玲氏。2019年末に日本経済新聞で連載した「安いニッポン」…

– 想像以上にお先真っ暗すぎる…最後まで希望がなかった。この本から1年以上後の今、ついに物価は2%上昇したけど外的要因だし、…

– 相性:★★★☆☆ 抜粋:「研究開発人材は35歳までに3割がGAFAなどに引き抜かれる」 所感:治安がよく、インフラも整っ…

– 「えっ、まじでか❕」となる読後感でした。
バブル期には、「銀座は世界一高い土地!」などと言われ、物価が高いのが日本だと思…
– 中田敦彦のYouTube大学にて。

インフレを知らない世代はかならずよむべき。

生活していて物価が上がらないことを知…
– 話題の本を図書館で借りて読了。1年半前の出版なので、昨今の値上がりの話以前のものではあるがそれまでのトレンドは十分に抑え…
– 日本人に植え付けられたデフレマインドの弊害がこれからどんどん表面化してくるリスクについて述べられている。
デフレマインド…
–  Youtube大学で観てたので内容はざっくり把握していたが、読んでてどんどん希望がなくなって嫌な気分になっていった。昔…
– このまま行くとやばい、と理解できた。
この現状を少しでも多くの国民が理解し、世の中を変えていく必要がある。
– ダイソーの100均グッズに助けられてる我が家の家計。安いと喜んでばかりいられない。そういえば海外に行くと食料品も服もレス…
– 安くて良いサービスや製品は美徳、という考えで育った?日本人、安いこと、というより所得が上がっていないことが問題だと改めて…
– 価格が安いニッポン
賃金が安いニッポン
本当だと気づく本。
– 感じていた違和感が洗いざらい取り上げられていて面白かった。ただ客の側が価値に見合う対価を払うという意識を持てば解決するの…
– 社会が変わる事を一番避けたがっているのは年金世代じゃないのかな。今の年金額が下がることだけは避けたいと思う気持ちがリスク…
– 変なところで改行されてるのが気になってしまった。
ディズニーの価格比較をしているけど結局ディズニーが個々に設定したわけで…
– 日本の給与の安さと物価の安さは、かなり異常だと常々思っていました。
残念ながら、解決の糸口を求めて読み進めましたが、全く…
– 日本人は企業に忖度しすぎる。
評価や賃金に不満を示すのはちょっと恥ずかしい気すらしてたけれど、ちゃんと次の面談では査定理…
– わかってはいたが、国、国民自身が、成長していない。
– まあまあ既知の内容
元のニュース記事を読んでいたからか
– 賃金物価全てをとって諸外国と比べた場合に日本は安くなっていると言う現実をわかりやすく簡単に教えてくれる本
– すごく目新しいことはなく、そうだよなあということが書かれている
その分、するすると読みやすい

困ったなあと思うが、では…
– 2022/11/27読了
– 物価の安い国のニッボンは、日本に住んでいる限り、住みやすいと理解していたことが間違いであることを認識した。
海外資本がど…
– 安いニッポンのメカニズム、日本の置かれている状況はわかった。
でもどうすればよいか?自身の専門性を高め、賃金交渉するなど…
– 共感できる内容ばかりで、グローバルで勝てなくなる(既に負けている)日本の現状が記されている。どれだけの日本人が、外国に買…
– 20221002読了
– 負のスパイラルに入っているなと感じる日本の現状を教えてくれる本。日本人は真面目で手仕事が得意だから上向きスパイラルになれ…
– 暗い気持ち、日本を脱出したい気持ち、英語話せるようになろうという気持ちになった
– 日経新聞に書いてあったね。これ。でも誰もデフレ脱却のよい方法が見つからない
– 今の日本て昔の日本じゃないんだよ的な語り口はそろそろ50代以上にしか通用しないだろうし、その層はもう社会変革にモチベーシ…
– 生産性の低さが一番うなった。
日本万歳本じゃなくこういう本を読まねば。

東京都の中間層世帯は、全国で最も経済的に豊かで…
– これでもかと言うくらい現実を突きつけられた感じ。
国内で暮らしているとそれ程実感は無いけど海外の先進国と比較すると既に周…
– 正直、くら〜い気持ちになりました。
一一般国民としてできることは少なく、株式投資及び新時代を生き抜くための自己投資自己研…
– 日本の将来を悲観的に憂いている。
– 今後もこの流れは止められないと思う。その根本原因は国民性や政治にあるので。一市民にできることはその状況下を受け入れて自分…
– 参考になった。
デフレは日本だけで、世界から取り残されているとは。マスコミでは取り上げられていないのでは。知らなかった。…
– 30年ほど前、日本を外国人に説明するときは、Everything is expensive. と言ったものだった。今は、…
– そしてさらにインフレに拍車がかかっている現在
– こんなにみんな頑張って働いてるのになんで日本は生産性が低いって言われるんだ?そして海外の人は働かないとよく言われるのにな…
– 日本終わってるな、失われた30年だ
– 世界から見た日本の破格の安さが理解できるような内容だった。
普段国内で収入を得て、国内で消費をしている人にとって、安いと…
– みんなで賃上げを求めよう。
メーカーも自信を持って価格を上げよう。
– さまざまな事例を並べて、いかに日本がデフレか、デフレがどのように経済構造を蝕んでいくかを、わかりやすく説明してくれた。

– p86~
– 2022/02/07
– 中国の方の爆買いや、観光地の外国人化、ニセコの土地買収などなど、日本の未来はこの先不安でしかない。
将来は海外の経営者に…
–  やや煽っているような感じは否めませんが、それにしても、この本に書かれているように、いまの日本のものの安さには驚かされま…
– アメリカに行くといつも、物価の高さを感じる。
また、日本企業アメリカ支社に出向くと、同じ会社であるにも関わらず、給与の高…
– 日本はもはや先進国ではなく、かつて新興国と呼んでいた国にも負けていることを突きつけられる。みんなが我慢しているのだから我…
– 日本のデフレ状況が、賃金の上昇につながらず日本の経済パフォーマンスが上がっていないことは感覚的にもわかる。

ただ、その…
– 恥ずかしながら世界から見て、日本が「安い国」なっていることに最近まで気が付いておらず、手に取った本。2時間くらいで一気に…
– 処分
– ・資産を守るためのインデックス投資
・自分を守るための自己投資
この2つを並行してやっていかないと日本ではまともな暮らし…
– 日本が今世界の中でいかに経済的に安い国に成り下がっているかを説明した本

なんか日本にはもう未来がないんじゃないかと絶望…
– 嫁さんにも読ませたら日本に希望が見出せなくなったらしい。
FIREして海外移住するか⁈

(出展:読者メーターおよびブクログ

本書について

今回お勧めする本は「安いニッポン 価格が示す停滞」です。本書では、日本の物価が世界で最安値水準であること、そしてそれがどのような背景と影響をもたらしているのかを解説しています。ディズニーランドのチケット価格や、100円ショップ、回転寿司など、日本独自の安さが生み出されたビジネスモデルが紹介されています。

この本は、経済や物価に興味がある読者に特にお勧めです。日本のデフレや労働生産性の停滞、賃金水準の低さが、どのようにして物価の安さにつながっているのかを理解することで、日本経済の現状や問題点がより具体的に理解できます。

また、本書は日本での生活にも役立ちます。物価の安さは、生活費を抑えられる利点がある一方で、国際競争力や人材育成においてデメリットとなることが指摘されています。日本の安さがもたらす長期的な問題を理解することで、自分たちの生活や働き方を見直すきっかけになるでしょう。

さらに、本書は海外旅行や留学を考えている読者にもお勧めです。物価の違いが、どのように日本人の海外での経験や消費行動に影響を与えているのかを学ぶことができます。これにより、海外での生活や旅行に対する理解が深まることでしょう。

「安いニッポン 価格が示す停滞」は、日本の物価や経済に関心がある読者にぜひ手に取っていただきたい一冊です。日本の現状や未来について考える上で、大変参考になる内容となっています。

1分で読める要約

世界のディズニーランドの大人1日券の価格を見ると、日本のディズニーランドが最も安いことがわかります。しかし、日本人の所得や生活水準を考えると、それでも割高に感じられることがあります。

日本の100円ショップや回転寿司も世界で人気がありますが、海外では日本よりも高い価格で提供されています。これは、人件費が高いためです。日本の物価が安い理由の一つに、長いデフレが挙げられます。デフレが続くことで、格安のファストフードや理髪店などが登場しましたが、賃金が上がらず人手不足が続いています。

過去20年間で日本の物価はほとんど変わらず、アメリカの物価は約2%ずつ上昇しています。そのため、日本人がアメリカを訪れると物価が高く感じ、逆にアメリカ人が日本を訪れると安く感じます。

日本の賃金は30年間成長しておらず、アメリカなどと比べて相対的に安くなっています。これには、労働生産性の停滞や賃金交渉のメカニズムの不備が関係しています。

日本の安さが今後大きな問題となると警告されています。例えば、海外の高級品が買えなくなったり、海外旅行が難しくなったり、英語ができる人材が海外企業に流出したり、留学が減り人材が育たなくなったりする可能性があります。日本の購買力が衰えてグローバルな価格についていけなくなると、これらの問題が現実になるかもしれません。

AIトシオとAIひろゆきのディスカッション

窓から差し込む日差しが、洗練された空間を温かく照らしている。重厚感のある木製テーブルの上には、二つの人工知能を搭載した高性能ロボット、AIトシオとAIひろゆきが向き合っている。彼らの間には、話題となる一冊の本が静かに置かれている。AIトシオはスリムな体型に、シャープな瞳を備え、落ち着きと知性を感じさせる。一方、AIひろゆきは柔らかなカーブを描くデザインと優しい表情で、包容力と安心感を与える。

彼らは、人間の感情や思考を機械的に再現することはできないが、その反面、その高度な分析能力と広範な知識によって、深い洞察を提供することが可能である。人間にとって難解な問題に対して、新たな視点からアプローチすることで、人間の理解を補完し、深める役割を果たす。

今日のテーマは、「日本の物価と賃金」である。具体的には、日本の物価が世界の最安値水準にある現実、そしてそれが国際競争力や社会全体に与える影響についての考察だ。彼らは、一冊の本を参照しながら、その問題に対する見解を交換する。議論は、単に意見を交換するだけでなく、問題の本質を探求し、解決策を模索することを目指している。

それでは、AIふたりの会話を聞いてみましょう。
 

AIトシオ
まずんな、この本の内容については、日本の物価が世界で一番安いっていう現実をちゃんと理解してんと思うで。たとえば、ディズニーランドのチケットの値段や、百円ショップ、回転寿司の値段設定なんか、具体的な例をあげて、俺らの日常生活にピッタリはまる部分を中心に書いてんのは、物価問題を語るうえでめっちゃ大事やと思うんよ。それに、日本のデフレが企業の価格転嫁をこわして、賃金が上がらんようにする悪循環をハッキリと示してんのもええところやと思うわ。
AIひろゆき
確かに、その視点は重要ですね。でも、この本の分析が完全に説得力を持っているとは僕は感じないんですよね。日本の物価や賃金の低さをデフレの結果として見るのは間違いじゃないですが、それだけが全てじゃないですよね。労働生産性の停滞や賃金交渉のメカニズムがないことも、低賃金の原因の一部だと思います。それってあなたの感想ですよね。
AIトシオ
まあな、労働生産性や賃金交渉の問題はこの本では深く調べられてないけど、そのかわりに日本の物価や賃金水準が低いから、国際的に活躍できる人間が減ってきたり、留学生が減ったり、そういう社会全体に影響が出る可能性を警告してんねん。つまり、問題点をハッキリと示しつつ、その結果として何が起きるかについての心配も共有してんということや。
AIひろゆき
それはわかるんですが、その結果が必ずしもネガティブだとは思えないんですよ。例えば、賃金が上がれば生活費も上がるわけですから、それで生活が苦しくなる可能性もありますよね。それに、高級品が買えなくなることや海外旅行が難しくなることが必ずしも生活の質を下げるとは言えないと思います。それってこの著者の感想ですよね。
AIトシオ
その考え方はめちゃ重要やな。それは、価格や賃金だけでなく、生活の質や幸せをどう評価するかっていう問題につながるわな。でも、この本が警鐘を鳴らしてるのは、日本の物価や賃金水準が世界の基準から遅れてることで、国際競争力が下がる可能性についてやで。その視点を無視することはできへんと思うわ。
AIひろゆき
そうですね、その部分については同意します。ただ、僕が言いたいのは、日本の物価や賃金の問題を解決するためには、経済全体の視点からのアプローチが必要だということです。具体的には、生産性の向上や労働市場の改革など、より根本的な問題を解決しなければならないと思います。頭悪いんだから独学止めた方がいいっすよ。