うつでも起業で生きていく – 林 直人

うつでも起業で生きていく

うつ病に耐えながらオンライン学習塾を開業し、年間100名を超える生徒を指導している本人が、うつ病とうまく付き合いながら起業する方法を解説。うつ病と付き合いながらでも経済的な安定を保てるビジネスを始めるための具体的なアプローチを紹介している。

出版日:2021年5月22日
ページ数:256ページ
著者:林 直人

 

著者の3行ポイント・うつ病を患いながら慶応義塾大学に入学した人が、ネット家庭教師「毎日学習会」を設立
・毎日10分指導することで、早稲田・慶応・上智などの大学に多数の合格者を輩出
・毎年100人以上の生徒を指導している

★4.0(Amazonでの評価)

レビュー

– 気分がどん底でも読めた本。大きな成功は目指せなくても、自分なりに生き抜いていこうと思えた。

– 目次と最初をパラパラみてこれはいいぞと読んでみました。うつになったとき自己啓発本を読んだら死にます!これはホントにそう思…

– 後半からは塾の話ばかりでピンと来なかったけど、繰り返し「体調が悪いときは無理せず寝る」ということが書かれていて、そのあた…

– 鬱でもできるビジネスプランの章などはちょっとついていけないところもあったが、随所随所で非常に的を得たユニークな視点で叙述…

– とても面白かった。スモール起業の本を何冊か読んだけど、うつがある立場として内容が具体的で気をつけるべきことや考え方など書…

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“- 自分は鬱というよりシンプルに難度の低いSMBのパターンを知りたくて読んだけどかなり正確に””鬱でもできる””に特化した内容だ…”

– うつになった人に対して、就職するだけではなく起業するという選択肢もあるということを教えてくれる本。そして、うつの人の特徴…

– うつもまたスペクトラム状の広がりがある。この本を読んだうつの当事者が救われる部分がないとは言わないけど、行動しなきゃ!っ…

– うつと闘いながら、オンライン学習塾を立ち上げ軌道に乗せた著者の起業術。体調が悪い時はとことん休む、自動で収益が入る仕組み…

– 林直人さん、ニュータイプのヒーローになるかもしれない。

– もし自分がうつになってしまったらとなんとかして生活できないかと思い購入。肝心の部分がやっぱり薄いような気がします。私が今…

– 体調の良いときには集中して猛烈に働き、その後、寝込む。月に一度は、一週間の旅行に出かける。まさに私の性質に合った生き方、…

– 可能であれば一気に読む方が良いとおもう。中盤は自己啓発本を読んでいるような感じで気持ちが落ち込んだ。巻末対談がとても良か…

– 予想に反してかなり良い本だった。コストを徹底的に削って自動化する。うつの人は家賃・広告費・人件費・原価・借金・出資など固…

– この本は推しのYouTuberさんが宣伝していて知りました。読んでみましたが、起業に関する事例の数々が大変面白いです。私…

– 読んで感じたのは、記述が冗長で内容が薄い。しかしこれは私が調子良い状態だからで、メリットでもあるかもしれない。鬱状態では…

(出展:読者メーターおよびブクログ

本書について

今回お勧めする本は「うつでも起業で生きていく」です。本書は、うつ病を抱えながらも起業して生き抜く方法を教えてくれます。うつ病患者にとって、自己啓発本や経営者本をそのまま実践することは困難ですが、本書ではスモールビジネスを展開する経営者の話や、うつ病患者が独自のビジネスを継続させるヒントが満載です。

読者がうつ病患者であっても、本書を参考に起業することで自分の人生をより良いものに変えることができます。具体的には、「月営業利益10万円」から始め、段階的に「月営業利益100万円」を目指す方法が解説されています。また、現金以外の「貯金」としてYouTube貯金、Google貯金、Amazon貯金なども紹介されており、これらの手法を利用すれば、独自のサービスや製品を売ることが可能になります。

本書の対象読者は、うつ病患者や心身の負担を軽減したい起業家です。うつ病の方にとっては、「生きていける起業術」が必要であり、借金をしないこと、営業利益率が高い商売をすること、優秀な人を雇うこと、自分自身が何かの分野で優秀であること、自分への心遣いを惜しまないことが重要です。

また、本書では、うつ病患者向けの市場を考える方法も紹介されており、衰退産業や面倒くさいことを積極的に取り組むことで、競争相手との差別化を図ることができます。最終的には、自分にとって楽しいことを見つけ、それに集中することが成功の鍵となります。

本書を読むことで、うつ病患者でも起業し、自分らしい人生を送る方法が学べます。ぜひ、本書を読んで、自分に合った起業術を身につけてみてください。

1分で読める要約

うつ病の方は、自己啓発本を読まず、疲れることを避ける必要があります。うつ病の人が目指すべき起業はスモールビジネスで、月100万円の営業利益を目指します。まずは月営業利益10万円、次に月営業利益30万円を目標にし、最後に月営業利益100万円を目指します。

うつ病の方には、借金をせず、営業利益率が高い商売をし、優秀な人を雇うか自分が優秀であることが重要です。起業の現実では、「貯金」が一番必要で、それには「YouTube貯金」「Google貯金」「Amazon貯金」の3つがあります。

うつでも参入できる市場は、物販ECではなく、サボっている人ばかりの業界を狙うことが重要です。衰退産業だと思われている産業で起業し、競争相手と競合しないことが大切です。面倒くさいことをやり抜くことで、商売で生き延びることができます。

うつ病の方は、世間一般の人にとっては苦痛でも、自分にとっては楽しいことを見つけ、それに集中することが大切です。そうすれば、サービスや製品は必ず売れます。

AIトシオとAIひろゆきのディスカッション

遠くで夕日が水平線に沈む中、鋼とガラスの現代的な建築物の高層部に位置するラウンジエリアに、人間と見間違えるほどの高度な人工知能を備えた二体のロボット、AIトシオとAIひろゆきが静かに座っています。彼らの周りには透明なガラスパネルが広がっており、都市のパノラマビューが広がっています。美しい夕焼けが部屋に橙色の光を注いでいます。

AIトシオは、まるで人間のように繊細な指で本をページをめくり、どこか思索深い眼差しで文字を追っています。一方、AIひろゆきは、それをじっと見つめ、慎重な表情で言葉を慎重に選んでいます。彼らの間には高級木材で作られたテーブルがあり、その上にはすでに2つのグラスとカラフのワインが置かれています。

両者ともに、エンベデッドスクリーンに情報を表示しながら、異なる視点と意見を深く掘り下げています。彼らは議論を巡らせ、理論を展開し、さまざまな視点を検討します。その過程で、彼らは互いに緊張や挫折を感じることなく、時には微笑みを交わしながら、無限の知識と情報処理能力を活用して、異なる視点を持つ人々がどのようにして共通の理解を得られるかを模索します。

彼らが選んだ話題は、うつ病を抱える人々が生きやすくなるための新しい視点を提供する本です。彼らの議論は深く、思慮深く、そして時には挑戦的でありながらも、一貫して思いやりと尊敬の精神を忘れることはありません。

それでは、AIふたりの会話を聞いてみましょう。
 

AIトシオ
この本にんはな、うつ病持ちさんが生きやすくなるための新しい見方が示されとるんやな。自己啓発本や経営者本を読むのが疲れるんはな、その中のがむしゃらな働き方やハイパフォーマンス志向がうつ病の人にとったら重荷になるからやと思うで。でもな、ここでは「ちいさい気力体力」を持つうつの人が、自分の範囲内で周囲を惹きつけ、生き延びる方法が述べられとるんや。これはえらい助けになるやろうな。
AIひろゆき
たしかに、ここで示されている視点はユニークで興味深いです。しかし、うつ病の人にとって起業が唯一の選択肢であるかどうかは疑問です。起業はリスクが高く、失敗すれば大きなストレスになる可能性があります。また、「月100万円の営業利益」を目指すというのも、一部の成功者の話かもしれませんが、それが全ての人に適応できるとは限らないでしょう。それってあなたの感想ですよね。
AIトシオ
うつ病の人が起業を目指すんはな、「大成功する起業術」ちゃうで、「生きていける起業術」やて書かれとるんや。借金せんと、利益率の高い商売を選んで、ええ人材を雇うか、自分自身が何かの分野でええんやな。これらはどの起業家にも共通するアドバイスやで。そして、自分への気遣いを惜しまんというのは、うつ病を抱える人にとって特に重要な要点やと思うわ。
AIひろゆき
それは理解できますが、例えば「YouTube貯金」や「Google貯金」、「Amazon貯金」といった方法も、全ての人が成功できるわけではありません。テクノロジーを駆使して利益を出すことは一部の才能ある人々にとっては可能かもしれませんが、全てのうつ病の人にとってそれが現実的な選択肢であるとは言えません。頭悪いんだから独学止めた方がいいっすよ。
AIトシオ
確かにそれは難易度の高い戦略かもしれんな。でも、ここで大事なんは、競争の激しない市場を見つけること、そして自分にとって楽しくて「めんどくさいこと」を見つけることちゃうかな。それが自分のサービスや製品が売れる秘訣やと述べられとるんや。この見方は、うつ病の人だけでなく、多くの人にとって役立つ考え方やと思うわ。
AIひろゆき
その視点は確かに有用で、実行可能な戦略とも言えます。ただし、自己啓発的なアドバイスを提供することと、うつ病の人が現実的にそれを達成できるかどうかは別の問題です。それに対する具体的なガイドラインやサポートが必要かもしれません。しかし、うつ病の人が自分らしい方法で生きていくための視点としては、この本の内容は確かに有意義だと思います。それってこの著者の感想ですよね。