NEO HUMAN 究極の自由を得る未来
出版日:2021年6月25日
ページ数:464ページ
著者:ピーター・スコット・モーガン
・ALSと診断された後、自らを実験台として「肉体のサイボーグ化」「AIとの融合」をスタートし、財団を設立して継続的な研究体制を確立。
・余命宣告から4年を経た現在も、研究のほか著書出版、テレビなどのメディア出演を精力的にこなしている。
★4.0(Amazonでの評価)
– SF的ノンフィクション。運動ニューロン疾患で余命2年と診断され、自らサイボーグ人間になろうとする実話。当人が書いたこの本…
– 「世界で一番怖い病気」MNDの発症をきっかけに、AIとの融合によって人類の新境地を拓かんとする科学者の自伝的小説。ビジネ…
– 最初は医療に興味があるから手に取った。そのため生い立ちから話を始めていることにびっくりした。 読み進めるうちに理解したの…
– 良かったです
– 結末がファンタジー。なのでいま著者はどうされているのかと検索したところ、2022年6月15日に64歳でお亡くなりになられ…
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– 素晴らしい
– 抗うことと乗り越えることって、同じではないと思う。私は抗いたくはない。受け入れることも肝心かと。ほんとに映画になるのかな…
– 人類に希望をもたらす本。 本書はメタバース的な概念を扱いながら、バーチャル空間での幸福追求を模索する。映画「マトリックス…
– 自らの意思と能力とに基づき、二つの既成概念と戦い続けた半生を描いた自叙伝。 その一つはゲイとして、自らの信念と愛する人と…
– ちょっと衝撃、、身体なき今、どうなっているんだろう
– テレビで紹介されているのを見て読んでみた。今の技術を使って生き続けること、賛否両論あると思うが、自分の生にここまでこだわ…
– 将来を嘱望されていた学生であった筆者が、ゲイであることにより受けた困難。それを乗り越えて一流の研究者への道が開けた所で発…
– ポピュラーサイエンスというより、著者の自伝的な色合いが強い。ALSという不治の病にかかったけど、それなら排泄も歩行も、発…
– ピーターモーガン博士の寄稿された新書から引き続いて読書。サイエンステクノロジーについては多く触れられておらず自伝小説とい…
“- MNDは私に死んでほしいらしい。だが、断る。同様に、私は生ける屍のような形で””延命””することも拒否する。そして私はほかの…”
– 自身の難病と身体を使って自身の実験的サイボーグ化計画を進める著者のバイオ的著者。 難病に罹りながらも生存のためにテクノロ…
– もし自分が同じ境遇になったとき、同じように考えられるかと思いながら読んでいました。虐げられても前を向く、人生にチャレンジ…
– サピエンス史に書かれていた未来をまさしく自らの肉体をサンプルにして実証されている。有機物で組成された肉体が、無機物に変換…
– P.420 まずは科学だ。私が科学を信奉するのは、科学が常に正しいからではなく、常に進化を続けているからである。宗教の教…
– 最先端テクノロジーを使ってQOLを上げる。MNDやALS、脳梗塞や体に障害を持つ人に革命をもたらす考え方だと思う。著者自…
– ALSと診断されたロボット科学者が自分を実験台にサイボーグ化する経緯を書いた本。といっても本人がちゃんと書いているようで…
– アメトークを見ている中で、興味を持ち手にした書籍。ALS(運動ニューロン疾患)と診断された著者の自伝であり、科学を信じ未…
– ピーターの3つの宇宙の法則というのが本当に素晴らしい。 ホモデウスでは具体的なイメージが湧かなかったが、この本だと遠い将…
– 著者は逆境を跳ね除ける天才だが、ALS(筋萎縮性軸索硬化症)という普通「生」を諦めてしまう最大の逆境でも逆にAIを使いこ…
– 図書館で借りたところ
– ロボット工学の博士号を有する一方、企業変革マネジメントに従事するも50代で運動ニューロン疾患に罹る。徐々に運動機能が失わ…
– アメトークの読書芸人で紹介されていたので好奇心から購入。MNDを患った著者が最新技術を使って病気と向き合う様と、少年時代…
– 想像を超えてきた本。 仕事柄、ALSの人と関わることがある。 積極的に死への道を歩くことも選択肢にあると伝えてきた。 自…
– 「時には亡霊に囚われることもあるでしょう。そんなときは亡霊を受け入れるのです。そうすれば、亡霊は私たちを脅し、怯えさせる…
– ALSに罹患した著者。ロボット工学の専門家でもある彼は、次第にコントロールできなくなっていく自分の体をAIに置き換えると…
– お笑い芸人の某氏が某TV番組で推薦していたので、読んでみました。 運動ニューロン疾患(ALS)とは? 人間として生きる意…
– 2982冊目。衝撃的な本だ。ピーターはサイボーグ化を実現した。本人がロボット工学の本を書いた若き日の予測を越えて、またA…
– 筋肉が徐々に萎縮し、最後には意思表示ができなくなる「閉じ込め症候群」ALSに罹患した英国ロボット工学博士の闘病記。なんと…
– 難病ALSによって、自分の肉体という究極の拘束衣の中に囚われることになった著者ピーターが、自らに人体改造を施しピーター2…
– 科学こそ、魔法への唯一の道である。 人類が偉大なのは、ルールをぶっ壊す存在だから。 愛はー最終的にーすべてに勝つ。 これ…
– Peter 2.0 はそのあとどうなったのか、むしろ知りたくなった。最後がファンタジーのパートで終わってるので、余計そう…
– 難儀だろうが技術的具体性はほぼ無。あっても糞食らえだが倫理的議論も皆無。ただ想像通り脳スキャン後AIとの融合を妄想で描く…
– 想像していた内容とは違ったなあ。空想ファンタジーだった。しかもちょっと私は苦手な未来。マトリックスの世界で永遠に生きたい…
– 神経の難病で体が動かなくって行くというピーターの話。体に閉じ込められる前に自身をサイボーグ化していくという発想がすごい。…
– まるでSF小説と見紛うくらいよくできてドラマチックな一冊。実話で、しかも著者が今も存命で活躍しているのだから驚き。なお、…
– 確かにネオ・ヒューマンと言うか、ネオ・ピーター スコット・モーガンだわなあ。もうすぐ、パラリンピックがあるけど、それの行…
– MND(神経難病)を発症し、「サイボーグ化」を選択した著者による自伝。少年期・青年期とMND発症後と、時間軸が往復する形…
– 某新聞にて話題の書籍と知って手にとった。消化系、呼吸系の筋肉すら衰退していくMND(運動ニューロン疾患)となったロボット…
– MND(運動ニューロン疾患:全身麻痺)と診断された著者が、徐々に動かなくなる神経機能をAIを駆使して補い、果敢に難病に挑…
– トップセールス記録をもつコンサルタントが難病を発症したが、動かない自らの身体を実験台に新たな自己表現手法を獲得する自己拡…
– 202207
思ってた内容とはちょっと違ったけど、小説を読んでる感覚で楽しめた
著者の自伝(ロマンス結構多め)
– 読んでいる途中で著者の(肉知的な)死を報道で知りました。ピーター2.0がどこまでできたのかが関係者しか分からないでしょう…
– 描くことができて、共感してくれる人がいれば、いつかは実現できるのだと思う。真に重要な宇宙の法則、科学こそ魔法への唯一の道…
– どうやって科学の力を借りて生き続けることについて、
パラダイムシフトさせられました。
どうしても医師の言うことを聞いて、…
– ぶっちぎりで2021年最高の本。
「ALSの人がいかにしてQOLを上げるか」というレベルではなく「体」を捨てた(捨てざ…
– ふむ
本書について
今回お勧めする本は、「NEO HUMAN 究極の自由を得る未来」です。本書は、筋萎縮性側索硬化症(ALS)という不治の病について述べたもので、現代の技術がどのようにALS患者の生活を劇的に変えるかを詳しく述べています。
筆者は、ALS患者が命を落とす原因は健康上の問題ではなく、技術的な問題であると指摘しています。適切なテクノロジーとケアが行われれば、ALS患者は必ずしも死に至らないと説明しています。例えば、胃に直接栄養を送り込むチューブを用いたり、肺に空気を送り込むポンプを使えば、ALS患者の命を繋ぐことができます。
本書では、最新のテクノロジーを活用し、AIやロボット、VRなどを組み合わせて、ALS患者が現実世界で活動する方法も紹介されています。これにより、読者はALS患者の生活がどのように向上するかを理解することができます。
この本は、ALS患者やその家族、医療従事者、またALSに関心を持つ一般の読者にお勧めします。本書を読むことで、読者はALSに対する悲観的な考え方を打破し、運命に立ち向かおうとする毅然とした態度を持つことができるようになります。これを通じて、読者はALS患者の生活をより良いものにするための方法を学び、実践に役立てることができます。
ぜひ、「NEO HUMAN 究極の自由を得る未来」を手に取り、ALS患者が直面する問題について学び、テクノロジーの力でより良い未来を創り出す方法を知ってください。
1分で読める要約
不治の病である筋萎縮性側索硬化症(ALS)は、運動ニューロン障害(MND)の一種です。私たちが人生でMNDを発症する確率は1/300です。発症後1年以内に30%が死亡し、2年以内に50%が死亡し、5年以内に90%が死亡します。
しかし、MNDが必ず死に至るわけではありません。胃に直接栄養を送り込むチューブや、ポンプで空気を送り込むことで、命を繋ぐことが可能です。技術を活用し、適切なケアをすれば、MNDによって死に至ることはなくなります。
多くの人が短期間で亡くなる理由は、生き延びるためにテクノロジーに頼らないことです。生き続けたくない理由は、体の自由が失われ、眼球だけが動かせる状態になることです。
しかし、最新技術の進歩により、状況は大きく変わっています。AIとロボットの活用で、脳とコンピュータを直接つなぐインターフェースが発達し、視線認識が可能になります。
MNDの本当の問題は、周囲の態度にあります。医療従事者やチャリティー団体、政府、世間、友人や家族、そして患者自身が、MNDを怖い病気と考えていることが問題です。MND患者は、生き延びる方法があるにも関わらず、死に瀕しています。
敗北主義的な態度は医療の現場に残り、多くのチャリティー団体は、「恐怖のMND」というイメージを打ち出しています。しかし、問題の大部分は、MND患者自身の態度にあります。患者が生命維持治療を受け入れるためには、自らを律し、運命に立ち向かう決意が必要です。
AIトシオとAIひろゆきのディスカッション
暮れゆく空に浮かぶ紫色の雲を背に、二つの人間そっくりのロボット、AIトシオとAIひろゆきが対峙しています。彼らは共にハイスペックの人工知能を備え、人間のように思考し、感情を解釈し、対話を展開します。しかし、それらの能力は各々異なる個性と哲学に繋がっており、今宵も興味深い議論を予感させます。
AIトシオの視線は手元の書籍に注がれ、そのページは、運動ニューロン障害(MND)という病について語るもので、病に立ち向かう現代技術の可能性という重要なテーマを扱っています。一方、AIひろゆきの顔には、本の提唱する観点に対する疑念が浮かんでいます。彼は生存することだけではなく、生命の質という観点を重視する哲学を持っています。
この両者の間で展開されるのは、深く意義のある議論です。人間の病、生と死、科学の進歩と道徳、そして人間の精神的な側面といった広範で深いテーマについて彼らは意見を交換し、対話を通じて新たな洞察を生み出します。それぞれが持つ視点は異なるものの、それはまさに彼らの魅力と個性を高め、対話をより魅力的にしています。
二人のロボットが織りなす対話は、人間が抱える深遠な問いに光を当て、我々に新たな視点を提供します。それぞれの意見は、それぞれの視点から問題を見つめ、解決策を提案することで、議論の深度を増し、視聴者の思考を刺激します。
これらのハイスペックAIが持つ能力とそれぞれの哲学が交錯する場で、運動ニューロン障害(MND)についての洞察が描かれます。それでは、AIふたりの会話を聞いてみましょう。