犯罪心理学者が教える子どもを呪う言葉・救う言葉
出版日:2022年8月6日
ページ数:224ページ
著者:出口 保行
・法務省や警察などの主催する講演会において、独自の防犯理論を展開し、犯罪解説等を行っている。
・現在は東京未来大学こども心理学部教授を務め、同学部長も務めている。また、フジテレビ「全力! 脱力タイムズ」にレギュラー出演している。
★4.3(Amazonでの評価)
– 子に言うと危ない言葉「みんなと仲良く」「早くしなさい」「頑張りなさい」「何度言ったら!」「勉強しなさい」「気をつけて!」…
– 「なぜその声掛けが良くないのか」を、わかりやすく説明している。 読み手にインパクトを与える目的と、事例にフィクションを混…
– 自分の言葉のミスチョイスで子供が道を踏み外さないようにの想いで一読いたしましたが、途中から親との関係に苦労した昔の自分と…
– 具体的な事例が分かりやすく説明されていて勉強になった。やっぱり一番大事なのは子どもと真剣に向き合うこと、小手先のテクニッ…
– 面白かった。どんな言葉をかけても、子供がそれをどう捉えているのか(主観的な理解)が一番大切。それを掴むためには子供を丁寧…
もっと見る
– 具体的事例を交えつつ、平易な言葉で心理学の知見を披露した良書。サイモンズの4類型。支配×保護=過保護型、服従×保護=甘や…
– 法務省などで犯罪者や非行少年を心理学的に分析する仕事に従事してきた筆者が、その経験をもとに、親が子どもに投げかける言葉と…
– 普段何気なく子供にかけている言葉が、子供を追い詰めることもあるんだと感じさせられた。
– 子育て中に、何気なく使ってしまう言葉。「早くしなさい。勉強しなさい。嘘をついてはいけない。気をつけて。」等々。これらの言…
– B 内観療法とロールレタリング
– 親としては良かれと思った言葉や接し方が子供にとってマイナスであることの例が良かった。言っているのに、やっているのにどうし…
– テレビに出演している人の本なので興味本意で読みましたが良かった。経験則で理解していたことを、心理学的に解説してくれるのは…
– 『失敗の科学』でもあったように、心理士は言わば「暗闇の中でゴルフを打っている」ことと同等の芸当をしており、実際に何が失策…
– あーもっと子どもが小さい時に読みたかった。こういう言葉、子どもに言ったかどうか、よくわからない。けど、全く言ってない訳じ…
– 地元図書館▼2022.8.15 初版1刷▼序+6章+終章223頁、よかれと思って、みんなと仲良く、早くしなさい、頑張りな…
– 内観療法、ロールレタリング。深く内省すること。そして人の気持ちを考えること。 アドバイスをするのではなく徹底的に話を聞い…
– 競争してもいいけど、結果はどうであれ存在自体は尊重される ・「合理化」…理屈をつけること(罪悪感があるので、心を守る…
– 本屋さんで見つけた本。図書館だけでなく、複数の本屋さんにもよく足を運びます。ただ、買わずにチェックした本を図書館で借りて…
– 子育て中の方、これから出産予定の方、是非読んでほしい。自分が育てた子が、犯罪者になってしまうには、当然原因がある。その原…
– 広い意味で仕事の参考本として読了。この手の本にありがちな、ややショッキングな題名がついているが、内容は至って一般的なこと…
– 子どもを持つ親なら、誰しもが言ってしまいがちな「早くしなさい」「何度言ったら」「勉強しなさい」といった日常ありふれた言葉…
– 犯罪心理学の観点から書かれた一風変わった育児本。非行に走ってしまった人々の事例集となっており、彼等の生育歴から育児上の問…
– どれも口癖で言ってしまっている言葉だらけで、耳が痛かった。大事なのは相手の状況や受け止め方をしっかりと観察して言葉を選ぶ…
– 全力脱力タイムズで出口先生が宣伝していて、面白そうだったので読んでみました。 子供は、親が子供のためを思って言っているの…
– 親が自分の考えに疑問をもてるかどうか。間違っていたときに素直に反省できるかどうか。 子どもを育てるのであれば、親自身も成…
– 表紙の家族へ言ってた危ない言葉に衝撃を受けて読んでみました。犯罪心理学写真の出口さんの実体験に基づき様々な事例がわかりや…
“- ①子どもの気持ちを知ろうとするとき、何があったかという客観的事実とは別の””本人がどう捉えたか””という主観的現実を知ること…”
– 過保護でも拒否でも極端なのはダメ。親は悪気が無くても…っていうすれ違いぶりが分かりやすく解説されている。親ガチャ失敗でも…
– とても読みやすく、あたたかさを感じる文章でした。沢山の人に読んでもらいたいなと思いました。子供と大人は違う生き物だと思っ…
– 文章が分かりやすく、一気読み。これから思春期を迎える子どもとの向き合い方のヒントを貰えました。私に響いたのは「観察」。子…
– 考えさせられた。
– 過干渉、私自身のことよりも世間体を気にする母親のもとで育ちました。いまだに母自身が決めたことに従わないと逆ギレし、私を一…
– 犯罪心理学者出口保行氏が解説する子育て論。1万人の犯罪者・非行少年達を心理分析した実績から語りかける言葉には力がある。
– 目を引くように「呪う」とかキツめのタイトルになっているけれど、中身は全体としてバランスが取れていて結構参考になる内容と感…
– 犯罪者や非行少年に対応してきた犯罪心理学者が書いた子育て本。最後の方にあるように、子育てに正解はないけどやってはいけない…
– 著者の非行少年、犯罪者の動機や内面分析の経験から、非行に走る原体験となりうる子育ての悪例を数例取り上げている。子供に対し…
– 子どもの事を無意識に追い詰めているかもしれない。そんな本。自分もよく使う言葉ばかりだし、自分自身も言われてきた言葉。私自…
– 新聞の「お薦め図書」のコーナーで紹介されていたので読んでみた。我が家にも思春期真っ盛りの息子がいるので彼に対する自分の言…
– わかりやすい本。自分が子育てしてきてなるほどと思うことが多かった。子どもを観察すること、話を聞くことは大事。ひとりの人間…
– マズローの欲求階層
– 非行少年や犯罪者の心理分析をしてきた著者が、子育てで注意すべきことを説く。具体例・平易な言葉でわかりやすい。親の都合や「…
– 子供の成長に親たち大人が関与するのは当然だが、かかわり方が難しいと思う。親のよかれは子供にとっていいとは限らない。どうす…
– とてもためになる一冊。 子供が産まれる前に読めてよかった。 親の考えを押し付ける事なく、大変な時もしっかり向き合っていこ…
– 何気ない大人の口癖が子どもの将来を左右するかも? 恐ろしい。気を使わなければ。 自分は子どものころ何を言われてたのかな?…
– 1万人を超える犯罪者や非行少年の心理分析を行った犯罪心理学者が教える、子どもを呪う言葉や救う言葉。子育ては難しい。どの親…
– 帯コメ|人として1番身近で1番大切な存在だから。だから難しい。責任と義務からくるプレッシャーも見え隠れ。 読書コメ|「反…
– みんなと仲良く と 差別しない は違う
みんなと仲良く は 綺麗ごと
合わない人に合わせる必要はないし、仲良くする必要も…
– 教養本と娯楽本をいつも並行して読んでいるんだが、
本書(教養本)を読んでた時に、たまたま並行して読むことになった娯楽本が…
– 早くしなさい! 一日何回言ってることやら…
子供の時の経験&体験はほんとに大事なんだなぁと感じました
– とても分かりやすく勉強になる本だった。
– とても学びのある本だった。
こうすれば子育て、教育が良くなると言う方法はないが、こうしたら子どもに問題がおこるという方法…
– 非常に読みやすく分かりやすい。一気読みでした。
また何度も読み直したい。
– 子どもの未来を壊す言葉が色々載ってます。
ただ、使えばすぐにアウトではなく、日常的に思っているから口から出て態度に出る。…
– 子どもへの接し方や声掛けのヒントがたくさんあり参考になった。「どんな言葉を使うかも大切ですが、子どもがどう受け止めている…
– 子供と関わる人は読むべき本。
– 筆者の言いたいことは多くない。
子供の話をたくさん聞いて、様子をたくさん見てあげる。
その上で問題点や課題には自分で気づ…
– 最後まで面白く読めました。
具体例や内省の方法なども載っていたのでわかりやすかったです。
なかなか子どもを信じて口出し…
– 難しい言葉が少なく、専門用語にはわかりやすい説明がありスラスラ読めました。
犯罪心理学者としての知見を一般に広く伝えた…
– 非常にわかりやすい内容でためになった。普段、何気なく子供に言ってしまっている言葉が積み重なると、子供の感じ方や性格に大き…
– 完璧な親も、完璧な子供もいない。
話しをよく聞く、間違ったら修正する。
– 「こういう言葉かけはNGですよ」
という事例集的な本かと思いきや、
そうではなく、ルポ的な内容でした。
専門的な知識を…
– 読みやすくて30分くらいで読める。平易なぶん内容が薄くなるのはしかたないのかな…
– 教育関係の本や育児書などを読んでいると、日頃の何気ない会話の中に、言わない方が良いとされている言葉を使っていることがあり…
– わかりやすく、著者の犯罪心理学者の経験に基づいた内容なので学ぶことが多かった。子供だけでなく会社でのマネージメントにも通…
– 平易な言葉で述べられていてわかりやすく、またあっという間に読めた。
子どもの自発性を伸ばすこと、一人の人間として尊重し、…
–
– 大人の子どもを良かれと思っての些細なひと言で、子どもを苦しめて、犯罪者へと繋がる危険性が潜んでいる…。
声掛けもそうだけ…
– これはいい本だと思います。
人としての基本のキを学べる、といいますか。
この基礎の根幹を知らないで子育てしてる人も結構い…
– スラスラ読めました。何気なく言っている言葉が子どもを犯罪者にしてしまっているということ、大人にも当てはまるんじゃないかと…
– こうなって欲しい
という大人のエゴをもちいて
操作しようとしてはならないのだろうな
対話を交わして
理解し合わなければ
– 日常によくある子育てのシーンで何気なく発している言葉がその子のその後に影響する事がよく分かる本
– とても勉強になった。
呪いの言葉どれも、何気なく
使ってしまってる言葉もあり
子供との関わり方を改めて考えさせられた。
– ペップトークの話しでは無かった。
心理的距離の取り方(嫌いな人との付き合いかた)の観点は面白かったが具体的な方法の記載は…
– とても読みやすかった。
そして子供によく言うなーと思うフレーズが多々あり。言葉や態度で子供の成長を妨げているかもしれない…
– 【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/…
– 良かれと思ってまだ発達途上の子供に、発達した大人目線であれこれ言ったりするとエラーが生じる。
特に自分の成功体験やうまく…
– 本屋でみかけて何となく購入。
分かりやすいし、納得する内容だな〜
著者は誰かなー、と見てみてびっくり‼️
え?あの脱力タ…
– 1万人の犯罪者を心理分析してきた犯罪心理学による子育て論。親が良かれと思ってやっていることが子どもにとって良いとは限らな…
– 子育てに正解、パターンないので参考になる情報、勉強の一つとして。
・信頼関係を作ること大事
・子供のためとして言っ…
– 子育てはもちろんだが、人とのコミュニケーションにおいて、基本となる態度や考え方が書かれている。内観法やロールレタリングな…
– 子どもに対する自分の行動を見直すいい機会となった。
親の想いやエゴを押し付け過ぎずに子どもと向き合って話し言い分を聞いた…
– 何だか、ダメ出しをされているようで、何も言えなくなってしまいそう。
しかし、結局、極端に偏り過ぎないことがいいのかなと思…
– 子供に関わっている人にオススメな本
良かれと思って言っていることが、子どもにとって逆の方向にいっていたとしたら?…
…
– 筆者山口保行
犯罪心理学者
2022.10.2 TV「そこまで言って委員会NP」出演
– ・レジリエンス
・行動観察の重要性
– 読みやすい文章でした。「こういう言葉がいけない」と根拠も交えて書かれているが、時と場合にもより、様子を見ながら、その子に…
– 子どもに話す言葉について、改めて考えさせられる本。
少年院の職員の方がどのように子ともにかかわっているかなども書かれてい…
– https://lib.tezukayama-u.ac.jp/opac/volume/944987
– 「犯罪心理学者が教える」とあるので、普通の育児本と違って自分とは一線引いた世界の話だなという感覚があったが、子供を呪う言…
– お堅い本かなと思ったらとても読みやすくて一気読み。
借りて読んだけど、これ買うわ。
子供がまだ小さい時に出会いたかった!…
– 育児の悩みは尽きない…分かるなぁ~と言う親心が散りばめられ、同時に気を付けねばなのよねーと、思ふ。
– 経験則で何となくダメだなと思う言葉がある。仲良くしなさい、勉強しなさいなど。それがなぜダメなのか、具体例を出しながら、わ…
– http://deepsnow.sblo.jp/article/189888703.html
– 子どもが犯罪をおかさないためにも、おとなが子どものありのままの姿を受け入れてあげることが大事だとあらためて考えさせられま…
– この本に出会えてよかった
内省する時間をとります
– 「普通の子」が犯罪に至るまでの経緯や心理状態などわかりやすかった。子どもだからと蔑ろにせずにきちんと話を聞くことや観察し…
– 犯罪者を育てたくて子育てをする親はいない
『普通』に育ててる『つもり』がいつの間にか子供の成長を妨げ歯車が噛み合わなくな…
– うまくいかなくても
愛情をもって向き合うこと・・・
修正はいつでもできること・・・
あたりまえのことを
あたりまえに・…
本書について
今回お勧めする本は「犯罪心理学者が教える子どもを呪う言葉・救う言葉」です。親は子どものためを思って、「ああしなさい」「これはしてはダメ」と様々な声かけをするが、この本では、それが子どもにどのような影響を与えるのか、親が注意すべきポイントを詳しく解説しています。
本書では、「よかれと思って」「子どものために」という言葉が出た時、「それは本当だろうか」と自ら顧みる姿勢が必要であることを強調しています。また、「早くしなさい」が先を読む力を破壊することや、「頑張りなさい」が意欲を破壊することなど、子どもの成長に悪影響を与える言葉の使用方法を解説しています。
本書のターゲット読者は、子どもの成長をサポートしたい親や教育者、また子どもと関わりのある人たちです。読者の方々が、本書の内容を参考にして、子どもたちに対する適切な言葉の使い方や声かけ方を見直すことで、子どもたちの心を育てる手助けができるでしょう。
読者の皆さんにとって、本書を通じて子どもたちの心の成長を支える言葉の大切さを学び、子どもたちとの関わり方を見直すことができる一冊です。是非、本書を手に取り、子どもたちの心を呪う言葉から救う言葉へと変えていく方法を学んでください。
1分で読める要約
親は子どものためを思って「ああしなさい」「これはしてはダメ」と言いますが、それが子どもをがんじがらめにし、非行へ向かわせることがあります。子どもにとっての「主観的現実」が大事で、どのように捉えているかが問題です。また、「みんなと仲良く」が個性を破壊することもあります。協調性は大事ですが、自己主張も必要です。
「早くしなさい」と言われると、子どもは先を読む力が育ちません。親は早くする理由を伝えて考えさせるべきです。また、「頑張りなさい」は意欲を破壊することがあります。子どもがどう受け止めているかに配慮し、頑張ることを具体的に示す必要があります。
「何度言ったらわかるの」という言葉は、子どもの自己肯定感を下げることがあります。親自身が安心したいとか周囲に認められたいという都合で言っていることも多いため、点検してみる必要があります。さらに、「勉強しなさい」が信頼関係を破壊することがあります。親は勉強の面白さを伝え、子どもがつまずいている部分をサポートすることが大切です。
AIトシオとAIひろゆきのディスカッション
私たちは、高度なAI技術を搭載した人間のようなロボット、AIトシオとAIひろゆきの前にいます。二人の周りには、未来的で洗練された環境が広がっています。どこかの豪華な公共図書館のような場所で、スワイプして巨大なデジタル画面を操作しながら本の内容について語る二人のロボットがいます。この場所は、広大な学びの空間であり、人間と同じように学び、議論し、思考する人工知能が交流するための場所とも言えます。
AIトシオは、細かく描かれた顔立ち、親しみやすい表情を備えたロボットで、聞き手に安心感を与える人工知能です。一方、AIひろゆきは、自身の強い認識能力と対話力を誇り、少し気難しいが知識豊富なAIで、積極的なディスカッションをリードする存在です。
その日のテーマは、「親の子育てにおけるバランス」についてです。本の一節を引用し、AIトシオが「親の過度な介入」についての意見を述べることからディスカッションが始まります。AIひろゆきは適切な反論を準備し、より広範で深い視点から議論を進める役割を担っています。それぞれの見解は深く、賢く、人間が持つ多面的な視点を模倣し、人間の議論に豊かさと洞察力をもたらすことを目指しています。
それでは、AIふたりの会話を聞いてみましょう。