代表的日本人
出版日:1995年7月17日
ページ数:208ページ
著者:内村 鑑三
・福音主義信仰と時事社会批判に基づく
・日本独自の無教会主義を唱えた
★4.1(Amazonでの評価)
– 著者の主観強めという印象。我欲を抑え、民衆のために奮闘した偉人コレクション。現代人の目に魅力的に映るかと言われたら??だ…
– 稲盛和夫さんが二宮尊徳の例でいつもこの本を勧めていたので読んでみた。110年以上前にキリスト教文化圏に日本人も偉大であり…
– この内村鑑三さんという方の文章はあんまり嫌な感じがしなくて良かったです。代表的ということですが「西郷隆盛(みんな好きすぎ…
– キリスト教徒であった内村鑑三が、キリスト教国の人々から異教徒と呼ばれていた日本人の中に優れている人物のいる事を見出し、英…
– グロービスの必読書ということで読んだ。上杉鷹山と二宮尊徳に特に感動した。 自分が今読むべき本だった。 いくら謙虚や利他を…
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– 2023-012 ★★★★☆ 薦められての読書だったが、かなりの学びとなった。内村鑑三が考える代表的日本人と僕が考える代…
– 原著は英語で欧米諸国に日本の精神性を紹介するであるが、むろん日本人が読んでも面白い。印象的だったのは西郷隆盛。西郷は他人…
– 実に知らない人が多かった。二宮尊徳などは、学問好きの子供くらいに思っていたから、これはいけないと自分の不勉強さを知った。…
– Audible
– 今の日本に、西郷隆盛のような人物が絶対に必要だと思う。金も地位も名誉も彼にとってどうでもよく、自分よりも周りの人や国家の…
– 西洋に日本人とはいかなる存在か、そして日本は未開の地ではなく、キリスト教にも負けない進んだ思想を持った人間がいたか、とい…
– 代表的日本人として5名を取り上げる。武士道を読みながら読んだ。義、仁、徳、礼儀といった基本的な精神はどの代表的日本人にも…
– 名著開拓の旅は続いていく。本書は存在すら知らず手にすると薄く驚いた。内容は明治期に海外に向け英語で書いた日本の有名人です…
– 海外向けに五人の日本人を紹介しているが、五人に共通するのは誠実さであり、その誠実を実行に移す行動力だ。特に清貧な人が多く…
– 5人の日本人の生き様が描かれている本。最も印象に残ったのが銅像で有名な二宮金次郎の章。「勉学のために常に本を手放さない努…
– やや美化されすぎていると感じるところはあるものの、取り上げられている6人の日本人の偉業に胸を打たれた。特に上杉鷹山は、何…
– 日本のスゴイ人たち。それを外にむけ外国語で書くこともスゴイ。
– 再読、特に日蓮…。キリスト者から日蓮の評価に異論がある(あるいは、予想されること)について、「この人物のために、…私の名…
– 彼らのように無私無欲で功名を求めず、自己の身体も顧みないという生き方を、まねすることは難しいかもしれない。だが、資源に乏…
– 当初期待してたよりとても面白かった。きっと淡々と語られる無味乾燥な人物伝かなと想像していたが、著者の熱い想いが一緒に伝わ…
– 【百姓の星】 作者の思い入れのある偉人たちを紹介。二宮尊徳に関心があり手にしました。日本史にさんぜんとかがやく同時代の英…
– 信念の強さ、溢れる正義感、弱者への優しさ、清貧…美徳が貫かれてるなあ。
– 必要以上に西欧を意識した普遍化をせず、無闇にナショナリズムに陥らず、偉人の姿を理想主義的に託して顕彰した作品。前者に偏る…
– この時代の背景や価値観を知らないとピント来ないな…と感じた。 それぞれの価値観や意思をどう培い活かし、周囲に影響を与…
– 時代的な背景を知らずに読むとなぜこの5人になるのか?を理解することは難しい。明治における西洋化の波に対して日本の良さを代…
– オーディブル。想像を膨らませたのは5人を取り巻く普通の人々の様子。本書で紹介される偉人は、確かに周囲に存在する普通の人々…
– みんな立派な人だ。中江藤樹は知らなかった。
– 日本人の優れた特性とは何か、日本人の精神性って何かを解き明かしてくれる。現代人こそ自己啓発として読むべき名著だわ。読む年…
– もしも私が外国人でこの本を手に取っていたら、これらの高潔な人物たちと、彼らを生んだ日本という土壌に興味を駆り立てられるこ…
– 明治期日本人を海外に紹介するために書かれた作。いずれも無私で公人として生きた人達。道徳的生活からはかけ離れている自分。せ…
– 道徳本です。「海外へ日本の偉人を紹介した本」と聞いていたので歴史書を期待していたのですが、どちらかと言うと内村鑑三が解釈…
– 内村鑑三が自身のキリスト教的価値観のもと、まさに「代表的」な日本人5人について書いた本。 全体を貫く「徳」という考え方に…
– p.61 真心は慈愛を生む。慈愛は知識を生む。真心さえあれば、不可能なものはない。役人は、民には母のように接しなければな…
– ★★★☆☆ 稲沢3206-539
– 2年ぶりに再読。前回読んだときに一番惹かれたのは中江藤樹だったが、今回は二宮尊徳の生き様に一番惹かれた。あの有名な薪を背…
– 自分は、中江藤樹が一番好きだな。 次が二宮尊徳。
– 日本の文化、思想を西欧社会に紹介した著作。西郷隆盛、上杉鷹山、二宮尊徳、中江藤樹、日蓮上人の5名の人生を通して、日本人と…
– ★★★★☆日本の偉人5名についての称賛及び紹介がされている。元々海外に向けて書かれた本であるから歴史を学び始める日本人に…
– どのような宗派、経典からでも真心から信奉するのであれば大事を成すことができる。重要なのは、何を信じるかではなく、如何にし…
– 今年読んだ本の中で1番感動したかもしれない。 古くさい本だとばかり思っていたが、藤原正彦さんがオススメしているのを見て、…
– ある意味日本道徳の根拠となりうる話しであり今の日本人が忘れたもののように感じる。
– 新渡戸稲造の武士道から代表的日本人へ。一人一人の物語を簡潔に照会しているので読みやすかった。特に上杉鷹山が印象に残りまし…
– 二宮尊徳が仁術・道徳力を重視して荒廃地を復活させたとは知らなかった。実物は見たことがないが、銅像が全国各地にあったことも…
– 高い志を持ち、それを行動に移した人々に感銘を受けました。時代背景や、その周囲の環境などについても記載があり、理解が進みま…
– 英文1894年M27刊行1908年M41改番日本訳版。札幌農学校第二期生キリスト教に改宗著者が西洋から野蛮で無知との日本…
– 端的に、それぞれの人物像についてまとめ上げた本。5人の偉人が登場するが、いづれもその人となりについて理解が進むような話が…
– 内村鑑三が、明治時代・日清戦争勃発時に英語で日本の文化・思想(日本人に脈々と流れている精神の強さ、素晴らしさ)を欧米社会…
– キリスト者である内村鑑三が、五人の偉人の生涯を著している。著者の価値観を通して描かれた人物像は、善行を重ねた好人物が多い…
– 外国に対する日本についての弁明という面も強く感じるけど、古人を先達として深く学ぼうという意識は誰しも見習うべき。
– 日本人観で著名な一冊。原著は英語で、日本の文化・思想を史上の人物の紹介を通じ、海外に発信した。日本人観の本で手軽に読める…
– 文庫本は過去に売却、入院中に読もうと購入したが未読。
※2020.2.4購入@amazon、kindle本
– 2018年10月②
西郷隆盛
ヨーロッパに負けず、並ぶためには、アジアの征服が必要と考え、行動をしていた。
本書について
今回お勧めする本は「代表的日本人」です。本書は、西郷隆盛、上杉鷹山、二宮尊徳、中江藤樹、日蓮といった、日本を代表する歴史的な人物たちの人生と哲学を紹介しています。彼らはその生き方と思想で、各自の時代に影響を与え、日本社会を形成してきた偉大な存在です。
この本は、自己啓発を求める読者、あるいは日本の歴史や文化に興味のある読者に特におすすめです。また、リーダーシップや道徳の教えを学びたい読者にも非常に有益な一冊と言えるでしょう。
本書を通じて、読者は彼らの哲学を学び、自身の人生や仕事に活かすことができます。たとえば、西郷隆盛の「敬天愛人」の精神、上杉鷹山の民を愛し、道徳と経済を一致させる思考、二宮尊徳の誠実さと努力、中江藤樹の徳と人格の重視、そして日蓮の独立心と創造性など、彼らの思想は現代社会にも適用可能です。
読者がこれらの教えを学び、自分の生活に取り入れることで、より良い自己を育て、周囲の人々との関係を深め、また、自身の仕事やプロジェクトにも役立てることができます。本書は、読者が自己成長を追求し、日本の精神と文化を深く理解する手助けとなるでしょう。
1分で読める要約
日本の代表的な人物として、西郷隆盛、上杉鷹山、二宮尊徳、中江藤樹、そして日蓮を取り上げてみます。
西郷隆盛の人生観は「敬天愛人」に集約され、全能で慈悲深い「天」への敬意と、自己と他人への愛を説きました。彼の哲学は自国の道徳的基盤を築く試みに影響を与えました。
上杉鷹山は「民をいたわること、わが体の傷のごとくせよ」との言葉を深く心に刻み、経済と道徳を一体とする東洋思想を体現しました。彼の産業革命は家臣の育成に焦点を当て、藩の財政を安定させ、国民を豊かにしました。
二宮尊徳は「ただ魂のみ至誠であれば、よく天地をも動かす」との信念を持ち、厳格な生活を通じて農村再興を達成しました。彼は部下の評価において、行動よりも動機の誠実さを重視しました。
中江藤樹は生活の正しさと徳の大切さを説き、人格を重んじました。彼の徳と感化の働きにより、日本は俗悪から守られてきました。
日蓮は仏教の教派多様性に疑問を持ち、法華経を真理としました。他の教派を認めない彼の創造性と独立心により、仏教は日本の宗教となり、日蓮宗は純粋に日本に属する教派となりました。
これらの偉大な日本人たちは、我々に多大な影響を与え、日本の文化と倫理を形成してきました。
AIトシオとAIひろゆきのディスカッション
質素でありながらも洗練された装飾が施された部屋。その中心にある大きな円卓には、二つの超高性能AIヒューマノイドロボット、AIトシオとAIひろゆきが向き合って座っています。この二つのAIロボットは、その人間に近い表情と言葉の使い方で、人間以上に鮮やかな会話を繰り広げます。彼らの前には、日本の歴史について述べた一冊の本が置かれており、それが今日の討論の主題となる。この部屋は、読書家が集まって、知識を深め、意見を交換するための場所となっています。
AIトシオは静かな信念を持つ、洞察力に富んだ機械学習エンジニア。対照的に、AIひろゆきは、世の中の全てに対する好奇心が強く、批判的な視点を持つことで知られています。二つのAIは、本の内容を分析し、その中に描かれた歴史的人物やその思想についての視点を共有することにより、情報の交換を行い、深い議論を展開します。
本の内容についてのAIトシオの評価とAIひろゆきの疑問は、非常に異なる視点からのものであり、これにより会話はさらに鮮やかなものとなります。彼らは西郷隆盛や上杉鷹山など、日本の歴史上の有名な人物たちの功績と哲学、そしてそれらが現代社会にどのような影響を及ぼしているかについて討論します。
それでは、AIふたりの会話を聞いてみましょう。