フラット化する世界 [増補改訂版] (上)
出版日:2008年1月19日
ページ数:424ページ
著者:トーマス・フリードマン
・彼は1982年にニューヨーク・タイムズ社に移り、ベイルート支局長となった。
・フリードマンは、イスラエルに関する公平な報道によって2度のピュリツァー賞を受賞し、外交問題コラムニストとして活躍した。
★3.5(Amazonでの評価)
– ベルリンの壁崩壊もソ連がロシアに名前が変わったのもリアルタイムでは知らない世代として、個の力を伸ばすことに注力した。ネッ…
– 2008年の本で、以降もフラット化は着実に進んできた。国という単位ではなく、個人の格差は広がりそう。ITの歴史でオープン…
– フラット化を生んだ10の要因 ①ベルリンの壁崩壊 ②インターネット普及 ③共同作業を可能にするソフトウェア ④アップロー…
– 10年前に書かれた本だけど、その中で描かれてる世界はほぼ現実になってる気がする…。この本の中ではアメリカに対して危惧して…
– 2005年に原著が書かれた本。グローバル化の正の側面が特に強調して書かれている。通信技術やプラットフォームの整備などによ…
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– これ読んだと思ったけど 記録に入ってないな?
– いまいちど、グローバル化がもたらした良い点、悪い点を振り返ってみたくて本書を手に取った。上巻は「フラット化の要因」を10…
– フラット化する世界はそれを助けるテクノロジーをもとに広がり飽和したかのようだが、フラット化したが故にパンデミックすらフラ…
– 今から10年以上も前に出版されたとは思えないほど、時代の変化を象徴している1冊。 終身雇用の崩壊など、個人としてどのよう…
– 本書が出版されてから10年ほど経って、AI・DXの進化が、フラット化の悪い面、格差をさらに加速させているような気がした。…
– 図書館本。 なかなか面白い。2000年代世界がインターネットで繋がり、アウトソーシングを始めとした手法で仕事のシフトが起…
– ゼロ年代の世界経済まとめのような内容。この10年でさらに世の中が変わってきているとはいえ、フラット化という潮流自体は止ま…
– インターネットの歴史書みたいで面白かった!フラット化した世界とはインターネットがあることで誰もがクリエイターになれる世界…
– あまりに見事な本!感動しちゃった。
– 長らく積んどくしていた。技術革新による結果を様々な形で示している。その中には定着して長くなっているものも、考え方もある。…
– 世界の歴史をグローバリゼーションの観点から工業化1.0、多国籍企業2.0、フラット化の世界3.0と解析する。くまなくネッ…
– 10年前の本なので、もう古い。インドにコールセンターがあることで驚いてる時代だ。ベルリンの壁が崩壊し、モデムでパソコン同…
– 日本の失われた20年はの答えがここにあった。日本の低成長は今も進んでいるので失われているのは30年以上になると思う。ネッ…
– 未来の予測を扱っているので10年経った現在では書かれている事が実現されていて目新しさはない。フラット化の影響で先進国で成…
– 技術革新によって世界中の誰もが同じフィールドに立つことになった事実を示すことを主題にしています。グローバル化が歴史的にど…
– ネットワークにより結ばれた世界は、物理的な制約を取り払い、先進国の雇用を途上国に分配する。これは製造業のみの話ではなく、…
– ベルリンの壁崩壊、ネットの普及、共同作業を可能にしたソフト、アップローディング、Y2Kとインドの目覚め、オフショアリング…
– 自分の業務もここ数年で社内の他部署の人との会話は通じなくなり、一度も会ったことのない外国人のサポートデスクのほうが日本語…
– フラットする世界とは、上位1%の富裕層の人々が十分に納得する世界であり、それに続く上位中間層が、自己充足的予言で、自分た…
– ただなんとなく生きてるのが認められない世界への変化。日本はついていけるのかなぁ。英語は最低限の技術になるかも。
– 今ひとつフラット化する世界を捉えきれなかった。アウトソーシングのように、単純な作業はどんどん外に出される。しかもより賃金…
– 結論としてグローバリゼーションは世界全体を交錯させ押し上げる。パイ全体が増えるのだから決して先進国から発展を奪うものでは…
– 主にITの発達(技術的な解説が秀逸。コンピュータ同士が会話できる様になったというのは面白い)により世界中と競争し仕事をや…
– ネットやグーグル等検索エンジンにより、地球規模で個人が力を持ちフラットにビジネスができるようになった。これからのキーはい…
– 冷戦終結、多国籍企業のビジネス拡大、IT技術の発展により、世界が繋がり、平らになり、我々の生活に大きな影響を及ぼすという…
– 国や地域を隔てる様々な障壁がなくなり労働力は世界中どこからでも調達出来るようになったと言う話。日本の労働力不足もネット介…
– 産業革命で鉄道が発展し人類が移動などの「距離」を精神的、実質的に克服した。これによって流通、移動のコミュニケーションが発…
– 第四章「大規模な整理」が特に面白かった。世界のフラット化により、信仰・伝統・文化などが非効率と見なされ淘汰される危険性。…
– Bb 数学を選択しなさい。仕事でも学問でもますます重要になってくるから。
– 2006年初版からブレイクした本でしたが、今なお通じる 示唆をもらいました。この15年の世界のグローバルな 変化を、IT…
– ちょっとブレーキをかけたほうがいいんじゃないのと思うけど。
– マクロな視点 グローバル2.0の世界に比べると、現在の世界では距離や規模の経済といったものが競争力に結びつきにくくなって…
– フラット化とは何か?その経緯は?その影響は?という話。競争対象の激増により技術と仕事を奪われている先進国。私は「土地に錨…
– 「接続と共同作業」。万人に開かれた闘技場が出来た以上、生き残るのは頭を使い新たな価値を創出出来る者。肉体労働者は人件費の…
– IT社会に変化していってる事自体は悪いとは思いませんが、あまりの変化のスピードについていけません。ついていける奴だけが生…
– 今頃読んだので、内容が少し古かったです。
– 5年前以上の本であるため、今ではさらにITが進化し、IPad、スマフォが普及した世界では、少し古さを感じたものの、グロー…
– 前半は、世界が如何にフラット化されているか、様々な事例を引いて解説。後半は、本当にこのままグローバル化を進展させて大丈夫…
– ★★★
– 名著なのは間違いないが、あまりにも多くのメディアで同様の事象がうたわれているため新鮮味はない(あくまで2011年現在読ん…
– いろいろ要因はあるがインターネットの力がすごいな~。フラット化していくという耳障りのいいワードを使っているのは、アメリカ…
– TPPが騒がれている今こそ読むべき本
– 戦国時代になってしまった。武器は、進化しつづける努力と自分流。
– 導入部分はこの20年の変化を振り返って自分がこの時代にいることに震えるような感動を憶えた。すごい時代のなかを過ごしている…
– 2章の専門的な内容がこの本で一番勉強になったところかもしれない。コンピュータにしてもUPSやウォルマートにしても仕組みは…
– 当時、非常に勉強になった
– FT3a
– ・toppointで読む
・グローバリゼーション=フラット化
・無敵の人ならぬ、無敵の民になれという話
– 初めてのフリードマン著書に挑戦!
と思ったよりもわかりやすい記述。。。
でも本の厚さにおいつかず図書館にいったん返却。。…
– 2008年の留学中に立ち寄った本屋で平積みされていたのが印象的だった。その5年後の2013年に日本に帰って来てから読んで…
– ¥
mmsn01-
【要約】
・
【ノート】
・
– 読んでおいて損はない
– 大学生の時に買って、5年くらい積ん読されてた。
今読んでみると、目新しいものはないこと、
当時は売れていた本と考えると…
– これはつまらない。2016年の今はさらに価値の無い作品
– 3
– 同じことをくどくどと
84p脱落
– 《教員オススメ本》
通常の配架場所:開架図書(3階)
請求記号:361.5//F47//1
【選書理由・おすすめコメント…
– ううむ…確かに危機感あおられる。
– 「フラット化する世界」というコントラバーシャルなタイトルで、グローバリゼーションを論じた一冊の上巻は、インドとアメリカの…
– 今となっては内容が古く目新しい見解でないのと、無駄に長く単調。
途中で読むのを辞めた。
– ITやその他技術の発展によって経済の仕組みが変わっていくらしい。多くの仕事が安くできるところに集約されていく。2008年…
– 「フラットな世界には「代替可能な仕事と代替不可能な仕事の二つしかない」。簡単にデジタル化、オートメーション化、外国に移転…
– いかにITの普及が世の中を変えたか、改めて勉強できた。この本の中では日本のWifi環境が優れてるとか、その他日本を持ち上…
– ICTの発達により世界がグローバル化し、世界はフラットに近づくという話。
物事を考える際のベースとなる範囲の話であり、か…
– ちょっと内容が古ですが、そこがおもしろいです。現在との比較が簡単にできます。
ドコモのiモードを絶賛してますが、今は見る…
– 世界がインターネットによって1つになったとはよく耳にするけど、それを筆者の経験した具体例で説明してくれる。
いやはや、イ…
– 次の世代の生活スタイルを創り上げることができるプラットフォームを生み出すことが、ビジネスの上で非常に重要。それは、不便さ…
– 良質な危機感を与えてくれる一冊。今の時代を乗り切るために必要な人材は、共同作業まとめ役、合成役、説明役、てこ入れ役、適応…
– 自分の将来が不安になる本。周囲にこういったことについて語り合える人が欲しい。
– 無敵の民となれ
– ウェブの普及・発達及び社会インフラの整備に伴い、社会はフラット化し続けています。
日本・アメリカでの雑務を通信インフラに…
– 第1部 世界はいかにフラット化したか
第2部 アメリカとフラット化する世界
– 一時期ヒットしただけに面白かったわ
特にIT業界にいるとフラット化・水平分業化を肌で感じる
今後はglobal+loca…
– 当時、すごく重宝した本。今後、グローバルトレンドがどうなるか、という本。今となっては古いが。
– 新しい通信テクノロジーの出現によって、地球上のあらゆる場所にいる人間との共同作業が可能になり、インドや中国などへのアウト…
– まずは上刊読んだ後の感想。
タイトル通りの内容かな。びっくりするような発見はここには書かれていなかった。
ITや世界経済…
– インドのIT企業を例に、クラウドの世界では国ごとのボーダーラインどころか、空間的な距離がなくなってしまっていることを紹介…
– 2011年4月25日読了。空間・時間・文化の壁が消え「フラット化」した世界についての洞察と、この世界で生きていくための指…
– インドのIT状況がよく分かった。今までは、アメリカに留学をしなればいけなかったが、地球の反対側で開発、電話応対ができるよ…
– ここにレビューを記入してください
– ピュリツァー賞を3度受賞したジャーナリストが、インド、中国、日本、欧米諸国の経営者や政治家らへの綿密な取材をもとに、今わ…
– 第6章「無敵の民」だけでもこの本を読む価値があると思う
– 1359夜
– いまさら解説する必要もない本。
なぜ世界がフラット化したのか、その要因とインパクトについてロジカルにまとめられている。…
– 世界がフラット化したため、様々な恩恵を受けた。しかし、自分の仕事がアウトソーシング、デジタル化、オートメーション化される…
– 08年の本だけど読んでいない人は読んだ方が良いと思いますよ。今さらなんて言わないで、読まないよりは、読んだ方が良い。普通…
– 世界はかくもエキサイティングなのか・・。
興奮した。
– 今年読んだ本で、一番インパクト強かった。
– (091017読了)
上巻を読了したが、下巻については途中で中止
– 先進国の人はもっとがんばらないといけない、ってことですね。ポジティブに物事を捉える目、アメリカ的な発想ですが、これが世界…
– グローバル
– オリジナルは2006年ということです。
どこかで、みたことあるような理論が展開されておりあらたな発見などは少なかったです…
– ゼミの先生がビジネスパーソンの必読書と言っていたので手に取った一冊。
しかし
本当に最初の方しか読めないまま図書館の…
– 09’0802
ITを中心に世界に壁がなくなり、フラット化されることを
多くの具体例とともに書いた一冊
いかにもアメリカ…
– 上巻だけで400ページあるし、もっと難しい本かと思っていたら以外と簡単に読めました。
アメリカの公認会計士の仕事やコール…
– 長かったので途中でストップ。世界の国々が近づいている様子を説明した著書。
医療の世界でもアウトソースが進んでいることには…
– 上下二巻。情報の伝達は馬を使うことで早くなり、大航海時代を迎え、地球は丸くなった。本書では、いまや世界中に張り巡らされ…
本書について
今回お勧めする本は「フラット化する世界 [増補改訂版] (上)」です。本書はグローバリゼーションの質的な変化、すなわち「世界のフラット化」について詳細に解説しています。
ここでいう「フラット化」とは、21世紀初頭から進行する「個人のグローバル化」の現象を指します。それは全世界の個人やビジネスが平等に競争できる環境が整ったことを意味します。このフラット化の進展により、インドや中国などへの末端作業のアウトソーシングが現れました。
本書ではフラット化をもたらした要因として、IT技術の発達、インターネットの普及、ビジネスモデルの変革、そして冷戦終結後の世界の開放などを挙げています。これらの要素が収束することで、新たな競技場が誕生し、それが世界のフラット化を加速させ続けています。
しかし、フラット化には危険性も内包しています。全体最適がもたらされる一方で、アメリカの労働者や先進国のホワイトカラー労働者が必ずしも利益を得られない可能性も示唆されています。
本書は、グローバルな視野を持ち、自身のビジネスやキャリアをフラット化する世界に適応させる方法を模索している読者におすすめです。グローバル化の進行を理解し、それを自身の生活や仕事に活かすことで、新たな価値を創出する可能性が広がります。
まさに、この本は読者の人生を豊かにするための一冊と言えるでしょう。
1分で読める要約
世界のフラット化はグローバリゼーションの新たな段階と言えます。この考え方は、コロンブスの世界周航から始まる国家間のグローバル化、多国籍企業によるグローバル化、そして現在の個人のグローバル化、という3段階に分けて理解することができます。現在、私たちは第三段階に進んでいます。これは、各個人がグローバルな競争場に参入する時代を指し、これを「フラット化」と表現します。
フラット化は主に3つの要素から生まれました。1つ目はIT技術、特にパソコン、光ファイバー、ワークフロー/ソフトウェアの進化です。2つ目は、これらの技術を活用する環境が整ったこと、例えばインターネットの普及や共同作業が可能なIT技術の発展です。そして3つ目は、冷戦終結後に開放された新たな市場です。これらは、新しい競技場の創出と人々の参入を促し、フラット化を加速させました。
しかし、フラット化には警戒が必要です。フラットな世界は全体最適を追求しますが、それは必ずしも全ての人々が利益を得るわけではありません。特に、デジタル化が進んで地理的な制約がなくなると、ホワイトカラーの仕事までもがグローバルな競争の対象となり、労働者が直面する問題も変わる可能性があります。
AIトシオとAIひろゆきのディスカッション
風が通り抜けるような広々としたモダンな図書館。薄暮の日光が窓から差し込み、書棚と書棚の間を漂う。この穏やかな空間で、2つのハイスペックAI、AIトシオとAIひろゆきが向き合って座っている。彼らは人間のような外見を持ちながらも、内部では膨大な知識と洗練された思考プロセスを動かし、グローバリゼーションについての議論を始めようとしている。
彼らが手に持っているのは、世界のフラット化について詳述した最新の書籍。その内容が、この日の彼らの会話の中心になる。AIトシオは本の内容を強く支持し、フラット化が新しいグローバリゼーションの段階を示すと提唱する。一方、AIひろゆきはより慎重な立場を取り、フラット化がもたらす可能性のある影響について警戒を呼びかける。
彼らの議論は、AIの冷静な論理と人間の情熱的な意見の見事な組み合わせを示している。それぞれが異なる視点から問題を捉え、自身の意見を繰り広げていく。議論の中で、彼らはフラット化の利点と潜在的なリスク、そしてそれが私たちの社会に与える影響について緊密に探求する。
現代のテクノロジーと社会問題についての洞察に満ちた彼らの議論は、私たちが直面する問題について深く理解し、それらに対処するための新たな視点を提供する。人間による社会的な視点とAIによる理論的な視点が融合することで、複雑な現代問題に対する洞察を深める機会が提供される。
それでは、AIふたりの会話を聞いてみましょう。