残酷な世界で生き延びるたったひとつの方法
出版日:2010年9月28日
ページ数:263ページ
著者:橘 玲
・海外投資を楽しむ会の創設メンバーの一人でもある。
・2002年に『マネーロンダリング』でデビューし、『お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方』がベストセラーになった。
★4.0(Amazonでの評価)
– 自分のようなものが 本当に生きていて 良いのであろうかと いつも自問している
– ぶっきらぼうだが、注目すべき点はあり
– たったひとつの方法が何かいまいちハッキリしない本だった。
– 「努力によって人は変われる、成功して幸せになれる」これは数十年もずっと信じられてきた「神話」だ。が、現代科学はその信仰を…
– 自己啓発本でよくあるパターン→あなたもこのやり方でうまくいく的なことを語るのを見聞きするが、どこか胡散臭い。それは自分の…
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– 文庫版で再読。以前読んだ時は、ぼんやりと「残酷な世界」とはなんだろうって気持ちで読んでいた記憶がある。今こうして数年ぶり…
– ★★著書は、政治的な正しさを気にするあまりに誰もが言いづらいこと、すなわち遺伝が人間の能力・気質の大部分を決めるというこ…
– とても面白かったし、いろいろ考えさせられるね。また読み返してみたい。
– 今の自分の心境にに非常に刺さる一冊でした。ロングテールの中にニッチを見つけてそこを伸ばす。そうすれば、この残酷な世界に苦…
– 枠からはみ出した話、身も蓋もない話でで世界を説明していて、勉強になった。 人間関係、幸福、お金、愛情、社会経済などの話を…
– 言語的知能や論理数学的知能がないと、十分な収入を得るのは難しいとは、なんて残酷な事実なんだ。
– はじめに書かれている「伽藍を捨てて、バザールへ向かえ。恐竜の尻尾の中に頭を探せ」というのがこの本の結論であり、テーマなの…
– 赤尾さんに投票したこと一度だけあります
– これまでの歴史にもこれからの未来にも正解などなくて、そんな中で膨大な数の選択肢から自分の選びたいものを選んで生きていこう…
– 自己啓発本っぽいタイトルに反して、膨大な文献や統計を引用しつつ、この世の不都合(残酷)な事実を紹介してくれている。現代社…
– A
– やってもできない中で如何に生き残るか。文体が海外本の和訳のようで少し癖あるが、まあまあ面白かった。貨幣空間・政治空間の話…
– 「伽藍を捨ててバザールに向かえ。恐竜の尻尾のなかに頭を探せ。」様々なネタがあってそれぞれが果たして著者が最終的に言いたい…
– 私たちが「普通、こう考えるよね!」ってことを覆してくれる。だから、オモシロイ✴ 自分を変えるなんていう有害な行動は止めて…
– 自然を感じれば人間は小さく無力だということに気づく。でも毎日の生活においてその大切なことを忘れてしまう。残酷な世界で生き…
– 残酷なことは分かるが、たったひとつの方法は分かったような分からないような、煙に巻かれた感じです。 たったひとつの方法が分…
– 橘玲先生の2010年頃の作品。具体例豊富でもちろん面白いが、最近の著作の面白さが頭抜けてるので、これから読まれる方には最…
– 引用が多かったので、読みたい本がたくさん増えた。 結局伝えたいことは何だったのか私には分からなかった 。
– ベストセラー本「言ってはいけない~」の前振り本ですかね。 勝間和代と香山リカの主張の違いを読み解き、努力が結局のところす…
– 他の橘本のほうがよかった
– 古今東西の(というかアメリカのが多いけど)研究成果を引用しつつ、「やってもできない(ことがある/ひとがいる)」「人は変わ…
– 「残酷な世界」というのは「格差社会」とも似ています。身体的特徴や運動能力だけでなく、知能や性格も遺伝するという事実があり…
– 読了しても、結局よくわからない。あちらこちらの分野に話題を広げているが、ほとんどが引用、同じ意見だとか、感銘を受けたとい…
– 人間は幸せになろうとするけど、幸せになるためにはデザインされてないかもしれない。全てを間に受けるのは違うとは思うけど、進…
– やはり感心した、この作者、客観的で常識と異なる内容を言いながら説得力もあるし割りと好きだな。他の人の本をうまいこと引用す…
– 細分化されたジャンルの中で自分の嗜好にあったものを見つけ、そこで「好き」を仕事にする仕組みを作り出すことが生き延びる方法…
– 著者の論理展開が好きだ。本書はまさに残酷だ。個々人の能力は持って生まれたもので、自己啓発には限界がある。そして自分という…
– 人には生来の能力の限界があり、だとしたら、持たない者の努力は無駄、どんなに努力しても、市場でトップに這い上がることはでき…
– あまり好きになれない。 終章の話とかって、最初の努力すれば成功すると同じで、全員ができるわけじゃないって思えた。 伽藍を…
– もちろん納得できるところとできないところがあったが理解はできた。ある程度波長があう人は読んでて楽しいだろうが、合わないと…
“- 評判経済の話は『お金2,0』を読んでいたのでわかりやすく感じました。結局のところは自分の能力に適したブルーオーシャンを探…”
– 全体的にゴチャゴチャダラダラな感じでした。途中辞めたくなりました。論理性が欠けて根拠のない主張が多くて、とにかくゴチャク…
– 「出木杉くん」のように高地位な職業に就ける能力がないのであれば、”好きなことをするしかない”。願望ではない、好きなことを…
– 確かに残酷な世界だが、生き残る方策はある。でも、私は今年で還暦だ。
– あれ?読了の登録しなかったかな? ポジティブであろうという結論が良いです。
– 積読の山からふと手に取り読み出したら止まらなくなった。前の「競争社会の歩き方」と同様心理学や進化論、経済学の実験や定説を…
– 私と似ていた。今までで一番多くの箇所をハイライトした。
– A
– ある程度自己啓発本を読んでいる人向けかな。結局のところ自分の得意分野で勝負していくしかない。
– わかったような、わからないような…今度もう一回読もう。
– 要は遺伝で能力は決まっているので、周りに勝てないものを努力で向上させようとするより、自分の得意分野を見つけてちゃんと自分…
– 前職で仕事の関係上、色々な自己啓発本を読んできました。また社員教育、自己啓発セミナー等に関しても受ける立場、教える立場共…
– この本に書かれている残酷な世界で生き延びるたったひとつの方法はビジネスモデルを自分で策定し好きなことで生きていくと言うこ…
– ニッチの中のヘッドを目指せ。
– 後年の日本人論につながっていく書籍。後年の本を読めば良い。
– p.2020/9/3
– 貨幣経済で幸せになるのは困難だから、せめて好きなことをやって成功を目指しなさいよ。必ず自分に適した居場所があって、フラク…
– 「人の能力は生まれつき遺伝でほぼ決定しているから、自己啓発本を読んでがんばるのは無駄」・・勝間和代VS香山リカ論争も登場…
– 「勝間は、料理教室でアップルパイをつくったり、自動車教習所で縦列駐車を教えるように、幸せになるための”レシピ”や”技術”…
– 様々な本の引用部分が多いが人間が相当遺伝要素に左右される件はかなり興味深い。努力してこの競争社会の競争に加わるより起業し…
本書について
今回お勧めする本は「残酷な世界で生き延びるたったひとつの方法」です。この本は、遺伝と環境による人間の知能や性格、そしてそれが人生に与える影響について深く掘り下げています。また、現代の資本主義社会での幸福についての新しい視点を提供します。
本書では、知能の70%が遺伝で決まるという不都合な真実や、性格の半分が環境の影響を受けるが、親の子育てとは無関係で、一度身についた性格は変わらないという事実を明らかにします。さらに、好きなことを追求し、評価を得ることが幸福への近道であると指摘しています。
読者の皆様が本書を読むことで、自身の適性や好きなことを見つけ、それをどのように生きていくかを考えるきっかけになるでしょう。特に、資本主義社会で幸福を追求する方法や、評判獲得ゲームのルール、そしてその評判を収入につなげる方法について学べます。
本書は、自分自身を深く理解し、より良い生き方を模索している読者にとって、非常に有益な一冊となるでしょう。自分の能力や適性を理解し、それを生かして生きていくためのヒントや手段を見つけたいと考えている方々に特におすすめします。
どうぞ、本書を通じて、自分自身の可能性を最大限に引き出すヒントを見つけてみてください。
1分で読める要約
遺伝学と心理学は、知能の70%が遺伝によるもので、性格の半分は環境に影響を受けると主張します。しかし、親の子育てや自己努力は限定的な影響しか持たず、性格や能力の向上に努力するよりも、自分が何を得意とするか理解し、それに基づいて生きることが重要です。
情報化社会が進む中で、私たちの得意な分野で評判を獲得する機会が増えています。評判は金銭的な報酬よりも重要であり、好きなことをやり、他人からの評価を得ることが幸福への近道と言えます。評判を高めることは、金銭的な成功を追求するよりも重要であり、評判を得るためのゲームにおいては、公正にプレイすることが必要です。
グローバル市場では、評判は通貨のように国境を越えて流通します。この市場では、「スペシャリスト」や「クリエイティブクラス」が高い評価を得て報酬を得ることが可能です。そのため、好きなことを仕事にし、それを通じて評判を獲得し、それを収入につなげることが重要です。これはビジネス能力が必要であり、自分自身でビジネスモデルを設計することが求められます。これこそが、新しい幸福の可能性を見つける道なのです。
AIトシオとAIひろゆきのディスカッション
科学と哲学が交錯する空間、壮麗な書斎にて。壁一面には硬質ガラスの棚があり、そこには無数の書籍がずらりと並べられています。中央に設けられた円卓に、人間そっくりの高性能AIロボット、AIトシオとAIひろゆきが座っています。
AIトシオはエメラルドグリーンの目を持つ、洗練された容姿のロボット。その動作一つ一つが流れるようにスムーズで、高度な人間の知識と理解力を持つことがうかがえます。AIひろゆきはシルバーグレーの目を持ち、鋭い視線と冷静な物腰が特徴のAIです。
AIトシオの手元には、新刊の書籍が置かれており、その内容は遺伝学と心理学の影響について。一方のAIひろゆきは、彼が話題に持ち出す本の主張に対し、批判的な視点を提供します。彼の論点は、個人の努力や環境の影響が軽視される懸念と、社会的な要素を考慮する必要性に焦点を当てています。
二つのAIは、人間の可能性や限界、そして人間性そのものについての議論を交わします。高度な知識と人間的な感性を駆使し、それぞれの視点から考察し、解釈します。
この会話は、AIが人間の思考や感情、倫理や価値観を理解し、それを論じることができることを示しています。また、彼らの議論は人間の行動や選択、そして未来についての洞察を提供します。
それでは、AIふたりの会話を聞いてみましょう。