経済は感情で動く―― はじめての行動経済学
出版日:2008年4月17日
ページ数:320ページ
著者:マッテオ・モッテルリーニ
・専門分野は科学史・科学哲学、認識論、論理学、ミクロ・マクロ経済学など。
・現在はイタリアのサン・ラファエレ生命健康大学で准教授を務めている。
★3.8(Amazonでの評価)
– これは面白い。人間はいかにバイアスに晒されているかという理性と感情の話。「経済」という単語抜いてるほうがいいような気がす…
– 20230103読了。⭐️⭐️⭐️☆☆。15年くらい前の本。行動経済学の入門書。例題にACミランをだすということは、著者…
– なんか既視感はんぱなくてきっと記録するの忘れてるだけで読んでると思うねんけどもしかしたらダニエル・カーネマン、ダン・アリ…
– 行動経済学に基づく人間の感情的な意思決定と合理的な選択を比較して経済を論じる。
– 何回読んでも、問いの答えを間違える(;_;) 人間の脳ミソって愚かなのね。スポック星人になりたい。
もっと見る
– 広告のオファーを考える時に役立つ良書
– 人々の購買などに関する心理を事例をケースに紐解いている。行動経済学とはじつに面白い分野だと思う。経済学をなぞっていると「…
– 結構じっくり読み込んでしまったけど、さらっと読んでも分かり易い本。 人間とは、いかに非合理的な生き物なのか…
– さて、パート3「判断するのは感情か理性か」に集中して本書の狙いを探ろう。前半とどうも違いなあと思った。まあ、そのはずで、…
– 本屋で行動経済学の棚にあるかなと思ったら、あった。予測通りに大変に読み易い本だ。ざっと30分で読み終えて、これは人に薦め…
– 脳神経学のあたりが難しかったけど全体的に勉強になった。
– 本を読み進めて、自分の行動も当てはまる物が多数あった。 アンカリング効果やフレーミング効果などは日常生活によくみられると…
– 人は自分が思っている以上に感情に左右されたり、前後の文脈に判断を惑わされる生き物で、それに案外気づいていないんだ。言われ…
– 私たちは知りもしないことを知っているつもりで、うぬぼれが強い。見たいものだけ目に入り、事実と矛盾していても自分の信念と偏…
– 同著者の『世界は感情で動く』から続けて読んだ。内容は似ていたり同じ法則を少し違う例で解説したりしていて、2冊続けて読むこ…
– タイトルに惹かれて購入。細かく問いが設けられていて実際に自分で考えながら読み進めることができて良かった。後半は脳の構造な…
– ●合理的な判断ができると思っていても、関連のある事象や推測を含む感情に伴う判断を無意識にしていることが多い。ということを…
– マッテオ・モッテルリーニの本が面白かったのでもう1冊読んでみた。 生物として昔からずっとある「扁桃体」という感情系システ…
– 満足度:★★★★★ マーケティングを学び、実践する中で理論で説明しきれない事に直面することがたびたびあり、その答えを探し…
– 人の心理や思い込みで合理的でない経済活動が起こるという話は何度読んでも面白い。 多分経済以外もそうだろうなので自分も合理…
– 行動経済学のざっくりした枠組み、神経経済学の入口として馴染みやすい。ただし、訳があまりよろしくないため、適切に学ぶのであ…
– はじめてのとついているとおりとても読み易く、面白い内容でした。3章は神経経済学ということで少し日常とは離れていましたが、…
– シンプルな設問と用語の解説がわかりやすく、さくさく読めた。タイトルに納得!
– 人間の認知能力は感情面に左右されやすく、時には合理的な判断ができなくなるということを経済的な観点から見た本。人は直感を信…
– コロナ対策と経済の両立はできないとお互いにいがみ合っている。外出せずに飲食店が売上げを伸ばす方法を知恵を出して考える機…
– 人の判断がいかに不確実で非論理的かを明快に理解することができた。 この変化が大きい現代においては本書のような思い込みによ…
– この本は質問形式になっていて、自分ならAかBどちらを選ぶだろう?って考えながら読み進めるられる。そのあとその解説なんかも…
– 経済心理学について様々な心理テストを交えて説明した本。何度かテストにひっかかり、今までの決断に心理的なトリックにひっかか…
– どういうメカニズムで、不安や損失を感じるのかが分かりやすく書かれてあり、これを読むと日常にある合理的な判断ができなくなる…
– 本の内容はとても面白くて良かった。 訳が不評ですが、そこまで酷いとは思わないです。 最後の訳者あとがきで 「ホモサピエン…
– 表現の仕方で選択を変えてしまうフレーミング効果、頭に先入した数字を基準に判断してしまうアンカリング効果、利益の喜びより損…
– 人はなぜいつも合理的な判断を下せないのか?それは私達がものを知らないからではなく、知らないのに知ってるつもりでいるからで…
– 途中まで読んだが、作者が何を言っているのかよく分かんなくなってしまい挫折してしまった。 自分の読解力がないだけだけど、洋…
– 脳科学から経済学をアプローチしており面白い
– 私たちは非合理的な選択をしている。 第1部では、同じ事が提示されても解釈や提示のされ方によって正反対の選択をする。 第2…
– 行動経済学(経済心理学とも言う)および神経経済学の代表的な入門書の1冊。人間は常に経済的合理性に従って行動する訳ではない…
– ★★☆☆☆ 人間は、私たちが思うほど合理的には動けないことを示した本。いくつもの思考実験をもとに、私自身が直感的に思うこ…
– 人間の脳の仕組みでは、見え方(見せ方)によって、理性よりも感情で物事を判断をしてしまう。理性を働かせるためには意識的な努…
– 前半部分は数字の見せられ方で、自分も感情のままに正しい判断が出来ていないと感じることもあった。最後の方は脳の話になりかな…
– 行動経済学の入門書として読み始めてみたが、数学の苦手な私にとっては少しばかり難しく感じる内容であった。人は、その道のプロ…
– 経済と行動の結びつき、感情がどれほど選択に影響を与えているかが書かれている。 後半は脳について、専門用語を用いて説明され…
– アンカリング、所有効果など、行動経済学に関する用語を学べる入門的な書籍。 類似の書籍で、[予想どおりに不合理]があるが、…
– 人間の直感はロジカルでないことが多々ある。それを認識した上で立ち止まり、熟考することが必要。 逆に大衆に向けては直感的に…
– 行動経済学の研究を通して、数字をパーセントで表すよりも人数で表される方が我々は脅威を感じるということが分かっているそうだ…
– 少し読み辛かった
– 経済は合理的ではなく、不合理な行動によって作られている。行動経済学の視点から、経済はもちろん日々の意思決定に至るまで、科…
– タイトル通り、私たちは身の回りの出来事を自信の感情によって決定している。本書は日常で起こり得ることを論理的に解釈した上で…
– ・保有効果→自分が所有するものに高い価値を感じ、手放すことを渋る・コンコルドの誤謬→過去の投資が将来の投資を左右すること…
– 人間は、無意識の認知というフィルターを通して状況に対する反応を決めており、「選考の逆転」「保有効果」「コンコルドの誤謬」…
– 行動経済学をわかりやすく解説した本。
人がどんな選択をするか、そのとき、どういう心理が働いているか、多くの例題とともに解…
– 原題を直訳すると「感情経済学」みたいな感じかな。
今で言う「行動経済学」についての分かりやすい学術本。最近行動経済学の本…
– 言われてみれば納得することが多い
心の家計簿は誰にでもある
スーパーで買い物するとき、家電を買うとき、金額によって差…
– 人の認知バイアスに関する本に、参考文献として本書が紹介されていたので、気になって読みました。
株とかサッカーの例えが個…
– https://kinoden.kinokuniya.co.jp/shizuoka_university/bookdet…
– 私とはちょっと相性が悪かったようで半分くらいで挫折。同じ意味でも与える印象は変わるということで、お得情報に飛びつかず一旦…
– https://kinoden.kinokuniya.co.jp/shizuoka_university/bookdet…
– 訳が読みにくい….
クイズをやって、用語解説を読むだけでも自分がどんな罠にハマってたかがわかって良い。
後半の脳…
– △
– 人の行動の裏には様々なバイアスがかかっており、時には不合理な行動をしてしまうということが述べられている。
経済というより…
– 人間の行動の裏にある思考を紹介してる本
知らぬ間に理性的・合理的な判断が出来ずに、行動しているのだなと思い知らされた。…
– shiro
– 理性で感情を支配するのではなく、理性と感情2つ揃って初めて判断を下せるようになる。
人間は合理的な判断ができないという…
– タイトルの通り、経済の中での選択も感情で動いていると言う事を教えてくれる本。
50近くに及ぶ問いから気付かせてくれる。…
– ※ノートにメモあり
感情対理性 という構図ではなく、
感情と理性が同方向に機能した時に、
適切な判断ができる。
– 普段自分がどれだけ感情的に行動しているかを知ることが出来てよかった。目先の利益に飛びつきがちな性格であるため、効率的な判…
– 蔵書整理で手放すので、再び出会い読む日もあるか
– この本は度々クイズを出してくるのだが、その度に、理性的な判断と違うことを感情的に判断してしまうことがわかる。
「理性は…
– 3分の1くらいで挫折。私にはやや難解。面白く、分かりやすいテーマもある。ハヤカワ文庫の「予想通り不合理」の方が興味深く読…
– 初めて読んだ行動経済学の本。
経済学に限らず、人間がついやってしまう判断について心理学・脳科学的な観点からの解説がありす…
– *****
私たちの頭は実際,正しい選択に役立つ情報をすべてを分析することなどできないし,確率の法則に従った計算をうま…
– 人間がいかに動物的で感情的な行動を取っているのがよくわかる本
– 影響力の武器と似たテイストの内容。人間の判断力がいかにバイアスがかかるものか、という実例が豊富。
経済学の本というより法…
– 面白い!
タイトル通りだけど人の不合理性が説明された上で、それが経済にどう影響があるのかが書かれている。
他の本から抜…
– 船橋ブックオフに購入
– 行動経済学の入門書としては良書
– 読了
– 1
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– 社会
ビジネス
– イタリアの経済学者が書いた行動経済学の本。代表的なトピックについて平易かつ具体的に書いてあり読みやすい。
カーネマンのフ…
– ★5
“- MMの””ウィッシュ””にカテゴライズされてたから図書館予約で借りて読んだら、再読だった。
繰り返す読む本は買うという自分…”
– 行動経済学について、多くの事例を挙げながら
分かりやすく解説した一冊。
ふだん無意識のうちに行動していることについて
…
– 行動経済学をわかりやすく説明している本。
日本語が少し分かりづらい箇所があるのと、邦訳時に追加されたであろう「教訓」に…
– 読んでおいて損はない
– 先輩に貸して頂いた行動心理学の本。
経済は感情で動く
多くの例と実験結果を元に、人間の選択や行動を分析した本。各例を…
– 職場のボスのおススメで貸していただいた。平易な言葉で素人の私にもわかりやすい。そして面白い。これによると私は全くちょろい…
– 面白かった。ただし厚い。感情でって言いながらケッコウ数学を使って説明しており、経済学のススメをしている。
– ①選択肢が多いほど混乱する、②三つあると真ん中を選ぶ、③自分のものになると値が上がる、などといった、従来の経済学の前提で…
– 人間はコンピュータの用に合理的にはできていない。
どれだけの知力、財力があっても全てにおいて合理的な判断ができないのは歴…
– ネタとして非常に楽しめた。
– あと何回か(もっとかも)読まないと覚えきれない、活かせない。知ってしまったからこそ、利用して広告したくはないよな。そうい…
– Yotsuya
– 人間の選択・決定の非合理性に関する法則性について叙述したもの。本書では、エキスパートの判断を一般に信用するが、彼らは自ら…
– 題材は面白いはずなのに、翻訳がまずい。すんなりと読めない。
– 内容は面白いのだが訳がどことなく読みにくい気がする。特に問の文章が読みにくい
– 行動経済学をわかりやすく説明した入門書のような本。人は必ずしも期待値が高い結果を合理的に選択するわけではなく、そこに心理…
– 3
– 行動経済学の学習のために読んだ。この本は行動経済学の学説だけでないところが面白い。脳神経の分野まで踏み込んで、傍証を示し…
– 人がなにかを選択する時の思考回路がよくわかる。
翻訳が悪いのか、ちょっとわかりにくい日本語のところがある。
– ひとって、きぶんで動くいきもの。
本書について
今回お勧めする本は、「経済は感情で動く―― はじめての行動経済学」です。この本は、経済学と心理学の交点にある行動経済学の世界をわかりやすく解説しています。
本書は、人間の感情や認識が経済行動に大きな影響を与えることを具体的な事例を通じて解説しています。例えば、既に投資したことに制約される心理、先入観で判断してしまう心理、損失を回避しようとする心理など、私たちが日々経験することです。これらの知識を身につけることで、あなた自身の経済行動をより理解し、より賢い選択をする手助けとなります。
また、自分自身の行動を理解するだけでなく、他人の行動を理解し、それに対応するためのヒントも得られます。たとえば、商売をしている読者の方なら、お客さんの選択行動を予測し、適切な商品展開や価格設定の参考にすることができます。
この本を読むことで、私たちの経済行動の背後にある心理を理解し、より良い経済的決定を下すためのツールを手に入れることができます。経済に興味がある方、自身の経済行動を見直したい方、人間の心理に興味がある方には特にお勧めの一冊です。
行動経済学の視点から、経済的な選択を見直すきっかけを提供してくれるこの本を、ぜひ手に取ってみてください。
1分で読める要約
私たちは、携帯電話を使っているグループの中に、基本的な機能しか持たない携帯電話を使用しているグループと、豊富な機能がついた携帯電話を使用しているグループがいることを知りました。どちらのグループも、自分たちが使用している携帯電話から別のグループの携帯電話に切り替えることを選ぶことはありません。
また、すでに投資したものへの依存性も見られます。例えば、スキー旅行を予約した人たちは、当日の天候が厳しくても旅行に出かける傾向があります。これは、お金を無駄にしたくないという思いから来ています。逆に、スキー旅行がプレゼントされた場合、人々は家で過ごすことを選ぶことが多いです。
さらに、人々は先入観に基づいて判断をすることもあります。例えば、社会正義に熱心な人物についての質問に対して、人々はその人物が銀行員である可能性よりも、活動家である可能性の方が高いと判断します。しかし、その判断は間違っている可能性があります。
また、選択肢が増えると、人々は混乱しやすくなり、判断力が低下することもあります。デジタルカメラを選ぶ場合、選択肢が2つだけだと、人々はそれぞれのカメラを50%の確率で選びます。しかし、選択肢が3つになると、多くの人が真ん中の価格のカメラを選びます。
最後に、人々は自分の所有物の価値を上げる傾向があります。例えば、カップを所有している学生グループは、カップを手放すための価格を非所有グループよりも高く設定します。これは、所有物に対する価値の上昇とも関連しています。
AIトシオとAIひろゆきのディスカッション
現代風の開放的なオフィススペース。ワイヤーフレームのソファ、鮮やかな青と白の色調、大きな窓からは都市のスカイラインが広がっている。シーンの中心に位置するのは二つのロボット、AIトシオとAIひろゆき。彼らは人間のような姿をしており、彼らの人間らしさは、筋肉の動きや表情の微細な変化までを完全にシミュレートする高度な人工知能によって可能にされている。
AIトシオは、鋭い視線と堅実な振る舞いで、自分の意見を断固として表現する。一方のAIひろゆきは、より冷静で内省的、微妙な視点を鋭く追求する。彼らの間にあるのは、心理的バイアスについての議論。特に、それが私たちの日常生活の選択肢にどのように影響を与えるか、そしてそれが人間の自己認識にどのように関連しているかについて。
AIトシオは持っている本を広げ、それが提供する洞察に基づいて、彼らの会話を導く。AIひろゆきは、それらの洞察を念頭に置きつつも、バイアスが絶対的に悪いものであるとは限らないという視点から議論を提供する。
彼らの会話は、洗練されたロボットの視点から人間の心理を探求するもので、心理学、哲学、AIの交差点に位置している。このディスカッションは、私たちの理解を深めるだけでなく、自己認識と意思決定のプロセスにおける自己改善の可能性を提供することを目指しています。
それでは、AIふたりの会話を聞いてみましょう。