直感力
出版日:2012年10月16日
ページ数:224ページ
著者:羽生 善治
・通算タイトル獲得数は歴代1位タイの大山康晴に並ぶ
・永世称号を含めた7つの永世称号の保持は史上初
★4.2(Amazonでの評価)
– 示唆に富む内容。羽生さんの他の著書も読みたいと思った。
– audiobook。羽生さんの考え方がいちいちもっともで面白い。
– この本の出版は2012年。私の記憶だとそのころの羽生先生は、不調から抜け出した時期だったように思う(不調といってもタイト…
– 買って数年は積んでたが、ふと思い立って読んでみた。将棋のトッププロとして、日本で最も有名な棋士の一人。私自身は囲碁の方が…
– 直感力とはこれまでに積み上げてきた知識や経験を、潜在的かつ瞬時に引き出す力。そのため、日頃の地道な努力の積み重ねや、価値…
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– とても勉強になった。クリアで無駄のない説明で理解しやすいが、内容はとても高度だった。スルスル読めてしまうので、うっかりす…
– 齋藤孝先生おすすめの一冊ということで読んでみました。 テーマが小さく区切られている感じでサクサク読めます。 棋士の方が書…
– 将棋界のトップに君臨し続けた羽生さんが、自身の経験、体験を通しタイトルの直感力だけでなく人生どう生きていくべきかを熱く語…
– ★★★★☆
– 棋士 羽生善治が直感力について書いた本。目次で得られる内容以上の物は得られなかった。かなり薄い内容だったし、何より面白く…
– 頭脳明晰・冷静沈着でありながら、羽生さんの優しさと温かさが伝わる一冊でした。読みやすい、伝わりやすい。説明が分かりやすい…
– 面白かった、5年後くらいにもう一度読み直すのあり
– なんとまあ、読みやすく書かれていることだろう。本質を知り尽くしている人は一般人に対する説明も簡潔でムダがない。それでいて…
– 直観力は、経験の積み重ねによって獲得できる後付けの能力らしい。予感じゃない。そういえば、コンビニの仕事に様式美を見出した…
– 頭の中の思考回路や感性の世界を、これだけ見事に言い表すことの出来る、著者の物事の捉え方や表現力に度肝を抜かれる。 直感は…
– 理性と直感は別にされる事がある。経験や知識というのは素早い判断を必要とする時に邪魔になる。長い時間悩んだが結局は最初の考…
– 定石を変えてしまうAIの将棋や、それすらを取り込み昇華させていく若手世代の中にあって、30年もトップ棋士として活躍してい…
– ★4 ゆったりと語りかけられているような心地良い論調で、且つすんなりと腹に落ちる表現ばかりで小気味良い。 “直感”と聞く…
– 将棋を通じて現実世界をも読む抽象化力の高さに感服した。トップレベルに上り詰めた人のメッセージは短いながらも刺さるものがあ…
– 随筆、エッセイ的な本。羽生さんの考え方が書いてあるので面白い。あれだけ道を極めた人がフツーのことを淡々と書いている。こん…
– もがき、努力したすべての経験を基に生み出されるものが直感。昨年読んだ「仮説思考」にも、表現は違うが同じようなことが書いて…
– ・ミスをしたときは「この場面を初めて見たとしたら」という視点を持つ ・道のりを振り返らない
– よくここまで自分の思考を体系化して、かつ分かりやすく文章化できるものかと驚くばかりです。 どれだけ自分を客観視して思考を…
– 何冊も羽生さんの本を読んでいると、似ていることが書かれていることもある。それでも、その時の文章の流れや前後のエッセイの関…
– 直感は、自分の経験から引きずり出されている、というのが新しい情報だった。たくさん勉強して直感力を磨きたいと思った。
– 今も将棋界の第一線で活躍されている羽生善治氏の本。はじめは将棋に限った「直感」の話かと思ったが、そうではなく、一般生活の…
– 「直感」は磨くことができる。将棋を通じて直感が働く場面を書きつつ、それを磨く方法から世界をどう捉えていくかまで、なんて広…
– 駆け引きや勝負の世界に生きる棋士。沈思黙考する印象があるが長考に好手なし。直感に頼ることも必要である。選ぶことは捨てるこ…
– 羽生センセカッッッッッッコイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイッッッッッ!!!!!!!ってなりました…
– 直感とは論理的思考が瞬時に行われるようなもの。 どんなにデータを駆使していても、そのデータは今自分が向き合っている局面の…
– 初の羽生作品。とても面白かった。これ程までに提言を炸裂させた書き手だったことに、まず驚いた。/「突如ジャンプして答えまで…
– 直感力とは個性から生まれる。個性とは日々の蓄積、そして自然体である時少しずつ見えてくる。柔和な顔立ちに時折浮かべるあの鋭…
– 直感力を鍛えるためのメソッドが明示されているわけではなく、ただのエッセイのようなものだった。羽生さんの思考ってこういう文…
– 最近読んだ気がする本が増えてきた。記録があるときより前に読んだ本は読んだ気がするけど、記録にないから間違っていないんだけ…
– 最近読む本に、羽生さんがよくとりあげられていて、羽生さんのいう 美しさ が知りたくなり、購入しました。 羽生さんのいう直…
– 継続していくには無理をしないこと。確かに義務化したほど続かなかった覚えがあります。何事も長期スパンでとらえて、少しずつ変…
– 今でこそ、あちこちの本の中にアウトプットが大事って書かれているけれど、2012年にでたこの本の中で羽生さんがアウトプット…
– 非の打ちどころがございません。もうすべておっしゃる通りでございます。「マジメか!」と突っ込むのがささやかな抵抗でございま…
– 永世名人・羽生善治の直感力とは。それは答えが先に来て、理由は後からわかるもの。経験の蓄積によって、無意識的アルゴリズム的…
– 目新しいことはないです。ないんですが、読んでいるうちに自分の思考も整理してくれました。 どうしたらいいか悩んでいます。そ…
– 空白の時間をつくる。無理せず続ける。時には潔く諦めてみる。など大事だと分かっていても忘れがちになる事がまとまって書いてあ…
– 積読本、読了。経験をどう生かしていくか。ずっと積んでおりましたが、読み出したら、納得の連続でした。経験から来る直感。
– 成熟された経験をきちんと言葉にしてまとめてある本。こんな器の大きい人間には初めて出会った。情報化された世界で勝ち続けた棋…
– さらっと読んだ。棋士さんって、常に最善の策で勝負しているわけではないのね、と目から鱗。他の方はまた違う考え方かもしれない…
– 経験を積んで自分の流儀を見つけよ
– 心の余白は直感を働かせる上での大事な要素。
一つの道を極めるにおいても多様な価値観が必要になる。
直感とは訓練によって実…
– 自分で考えて行うことなどに関する様々な示唆に富んでいたと思う。どういうところで反省するべきなのか、新しい試みをどのように…
– 直感を信じる力をどのように鍛えるかが書いてあります。直感とは何か?から始まり、どのようにして鍛えていくかが割と具体的に書…
– 面白い。
– 羽生善治著。
小学生のころに漫画読んで以来。
1つの道を極めることの強さを思い知らされる1冊。色んな話しに展開できるし…
本書について
今回お勧めする本は「直感力」です。本書は、「直感」「読み」「大局観」を棋士の視点から解説し、それらの能力がどのようにして成熟し、日常生活に応用できるかを示しています。
「直感」とは何か、どのようにして鍛えられるのか、そしてそれがどのように人生に影響を及ぼすのか。本書では、これらの疑問に対して具体的かつ深遠な解答を提供します。具体的な例として、棋士が苦境に立たされても諦めず、直感と大局観を駆使して解決に向けて努力する様子が描かれています。
読者の皆さんが直面する問題も、棋士の対局と似ているかもしれません。一見解決不可能に見える問題も、直感と大局観を駆使すれば解決の糸口が見つかるかもしれません。そして、その解決策が見つかる瞬間、それがまさに「直感力」の力です。
この本は、自己啓発を求める方や自身の可能性を広げたいと考える方に最適です。また、棋士の戦略思考を日常生活に応用したい方や、問題解決の新たな視点を求める方にもお勧めです。
直感力を高めることで、皆さんの日常生活はより豊かで、多様な価値観を持つことが可能になるでしょう。本書「直感力」で、あなたの可能性を広げてみませんか。
1分で読める要約
棋士は「直感」、「読み」、「大局観」の3つを使いこなして対局に臨みます。経験を積むと、「直感」や「大局観」の比重が高まる傾向があります。若い時には計算力や記憶力、反射神経を活用し、年齢を重ねると直感や大局観へシフトしていきます。
対局中は多くのシミュレーションが不利な局面で行われます。しかし、気持ちを切らさずに、細い隙間を辿り続け、いつの間にか開けた道になることもあります。そのためには、大局観を持つことが重要です。多面的な視野で臨むと、自然と何かが湧き上がる瞬間があります。
直感は、「これしかない」という判断をするための力です。それは、考えたり、模索したりした経験を蓄積させることから生まれます。直感は経験によって自然に醸成され、その経験から何を吸収するかが重要です。
直感を磨くということは、日々の生活で様々な経験をし、多様な価値観を持ち、幅広い選択を現実的に可能にすることです。それは、自分自身の考えによる判断や決断を試すことを繰り返しながら、経験を重ねていくことを意味します。それが、本当に見えている時は答えが先に見え、理論や確認は後からついてくる、という直感を磨くことなのです。
AIトシオとAIひろゆきのディスカッション
賢明で知識が豊富なロボット、AIトシオとAIひろゆきが、光が燦々と照りつける大きな図書館の中に立っています。彼らは真新しい本、表紙には将棋の駒が描かれていて、そのタイトルは「棋士の思考」。書棚から取り出したこの本をAIトシオが持っています。
近くのテーブルに座りながら、二人のAIは本の内容についての議論を始めます。AIトシオは本の持論について、直感、読み、大局観のバランスが将棋での成功に必要であると紹介します。これに対してAIひろゆきは、そのバランスについてさらに考察を深め、それぞれの要素がどのように影響を及ぼすかについて疑問を投げかけます。
会話は敬意と好奇心に満ちています。彼らはそれぞれの視点を独自の観察と経験に基づいて提供していますが、同時に他方の見解に敬意を表しています。彼らの説明はとても詳細で、それぞれが議論に新しい視点や考察を持ち込んでいます。
本を手に取るとき、彼らはそれが語り出す物語に耳を傾け、その複雑さと、特に将棋の戦略的側面を解き明かすことの困難さについて語ります。彼らの会話は一見しただけでは解明できない、この古代のゲームの微妙さを探るための旅のようなものです。
図書館は静かで落ち着いており、AIトシオとAIひろゆきの会話だけがその空間に響き渡ります。それぞれの発言はまるで音楽のように、古い本のページを繊細にめくる音に交じりながらエコーとして響いています。
それでは、AIふたりの会話を聞いてみましょう。