なぜ日本人は、こんなに働いているのにお金持ちになれないのか? 21世紀のつながり資本論
出版日:2015年2月6日
ページ数:344ページ
著者:渡邉 賢太郎
・2年間で40カ国を訪れる世界一周の旅に出る
・帰国後、NPO法人ETIC.に入社し、SUSANOOのプロジェクトリーダーを務める
★(星評価なし)(Amazonでの評価)
– お金について、概念・歴史・各国の状況・仕組みも知ることができます。年齢も気にせず、若者向け。また、お金にアレルギーがある…
– わかりやすかったです! 信頼を積み重ねることが大事ということがよくわかりました。お金を稼げるということはそれだけ他社から…
– 引用とポエム
– 「お金」を得ることについて考える時、それは働き方に繋がり、使うことについて考える時、それは暮らし方に繋がる。 お金という…
– 寿命が分かれば(´-`*)計画的に使い切って旅立てるんじゃないかと時々思います。
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– お金があるから人間は狩、稲作から開放され、自由な生活が出来るようになりました。 それは保存が利かない食べ物を一旦お金に変…
– 思っていた内容とは異なっていました。具体的なお金持ちになるための方法等が書かれているのかと思っていましたが、貨幣の歴史な…
– ★★★★☆ 著者が40カ国を旅することで感じとった「お金とは何か?」という問い対する答え。表題と内容が一致していないのは…
– 「儲ける」とは信じる者と書く 人から信じられる、または人を信じるから儲けることができる。お金とは受け取る人、渡す人の間で…
– お金というものの起源から、各国でのお金に対しての考え方などが書かれている。 また、著者が世界を旅した際のエピソードが面白…
– お金を稼ぐためにはお金がなんなのか知ることがまず大切である。 お金は所詮、紙であることを忘れないでお金に振り回されない人…
– お金と幸福度にはあまり関係が無いのかも。
– お金について、たくさん学べるのかなと思ったけれどそんなに多くを得られたようには感じなかった。ただ日本以外の国で、お金に対…
– 教養本。貨幣の歴史、機能、日本人の労働観を筆者の世界旅行体験と共に説明する切り口が面白い。お金は「信頼の媒介物」。その役…
– 世界の色々なお金の価値観を紹介。お金があるイコール幸せとは限らない。一章がよかった。拳銃も。
– 著者の旅をし得たお金の価値観は面白かった。 いつの間にお金のために働いている情けない自分がいるな、と思う。もう少し働いて…
– 4月から社会人として働き始めた。先輩がポロッとこぼす、お金がない、うちは給料が少ないという愚痴。私は楽しく仕事をしてい…
– 日本人、働いているふりをしていて実際は効率よく働けてないような気がする・・・自分含めて・・・のはさておいて。バックパッカ…
– 前半はバックパッカーとして世界一周をした際の各国の状況とともに貨幣の成立過程を解説。後半で世界旅行を通じて筆者が感じた今…
– タイトルへのアンサーは「日本人が世界一、お金とは何かを知らないから」。お金はより便利に生きるために生み出された。お金のお…
– 証券マンがバックパッカーとして各国を巡った経験をもとにした一冊。お金ってなにを改めて考えさせられる。金持ちになれない、幸…
– きれいな本。精神的マナー系。お金で手に入るのは他者の時間であり、幸せのヒントは他者とのつながり。これからのお金
– 2010年代前半の空気感を強く感じた。震災によって人々は漠然と信じていた終わりなき日常みたいなのがいとも簡単に一瞬で無く…
– お金のことを知りたいと思って読んでみた。お金は信頼の媒介物、今もらっている給料も自分の行為への信頼として払われているのか…
– お金とは、本質的には無価値だが、信頼の媒介物である。何をどのように信頼し、されるのか、それはお金が流通するこの世界で、ど…
– ラストは少し泣けた。 日本人はあまりにお金の本質について知らないのではないか。 お金を人生の目的ではなく、人生を豊かにす…
– 図書館で面白そうだと思い借りてみたら、「読みたい」に入ってた。取り上げた国のGDP、人口や「いくらで朝食が買えるのか」が…
– 著者が世界各国を旅し、国それぞれのお金の価値観や歴史について書いている部分は面白く読めたけど、タイトルは?でした。違うタ…
– お金の歴史や、お金のとらえ方により幸せが違って見えることを、2年かけて世界一周のバックパック旅行を実施した著者の旅行記に…
– 読んで良かったなぁ、と思える本でした。人生において、お金を目的にしてはいけないのかなぁと思いました。お金はただの道具とし…
– ★★★★☆
– お金とは何か。根本的な疑問を歴史から学べた。
– バックパッカーで世界中を旅しながらお金の関わり方を学んでいくところが良かったです。つながり資本主義という新しい価値観が興…
– 経済に疎すぎな私にも読めそうだと思い。リーマンショックをきっかけに、証券マンだった著者が脱サラし、世界一周の旅に。世界4…
– 読んだけど、お金の仕組み最後まで理解できず…
– タイトルにはとても興味を魅かれましたが、残念本かな。単なる責任逃れのように思えました。
– 浅い。旅をしていろいろ経験したのはよろしいが、思想や哲学に落ちていない。単なる随筆で読んでてもどかしかった。
– お金とは信頼の媒介物である。よくある投資や不動産などを安易に進める本ではなくお金の歴史からその本質とこれからの展望を記し…
– この本で伝えたいことはたったひとつで、これから交換を行うための媒介物はお金から信頼へと移り変わっていくので、信頼を失うな…
– お金というのは「つながり」を生み、人との信頼関係そのものなのだ。世界40ヶ国を旅した著者が各国のお金との向き合いかたから…
– 薄い本なのでスラスラ読めた
– お金とは他者の時間を自らのものとして使うことのできるパワーとのこと。なるほどね。
– 内容は少ないのに無理やり一冊に仕立てたような、買いたくないと思った本。行間と余白が多く、タイトルから期待されるような学び…
– ★★★★☆
– お金を手に入れることが目的になるネガティブな価値観と、人とつながり信頼関係を築くためにお金を使うポジティブな価値観。 い…
– お金にまつわるエッセイ集。大きな文字でスラスラ読めた。お金は『道具』で『目的』ではありません、という話。『投資』と『投機…
– お金を「目的」にすると、お金を持つことが幸せとなり、お金に振り回されます。しかし、「道具」として、信頼の道具とすると幸福…
– 社会人になって、働き始めて、自分のお金に関する無教養さに気付かされました。お金の起源や、変わりつつある社会とお金の関わり…
– 信頼の媒介物としてのお金と言うことが旅を通して教わった。お金が人生の目的になっているときの不幸を感じるようになった。
– 参考にする
本書について
今回お勧めする本は「なぜ日本人は、こんなに働いているのにお金持ちになれないのか? 21世紀のつながり資本論」です。本書は、日本人がなぜお金についての理解が乏しく、その結果として自分自身を富裕層とは認識しないのか、そしてどうしたらそれを克服できるのかを深く探求します。
本書の中では、お金がただの道具であり、その使い方や扱い方によって姿を変えるという考え方を強調しています。お金に対する私たちの認識を変えることで、資本主義の世界でより賢く行動できるようになると述べています。また、「お金=汚いモノ」という無意識の感覚を取り払い、お金を正しく理解し利用する方法を示しています。
この本は、特にお金に対する理解が浅いと感じている読者にオススメです。また、経済的な自由を手に入れたいと考えている人、お金の扱い方を学びたいと考えている人にも適しています。
読者の皆さんが本書から得られるものは、お金に対する新たな視点と深い理解です。それによって、経済的な自由を追求し、自分自身のライフスタイルを改善する道筋が見えてくるでしょう。お金とは何か、それはどのように働くのか、そしてそれをどのように活用するのかを理解することで、皆さん自身の経済的な成功を実現する助けとなるでしょう。
1分で読める要約
私たち日本人は、世界一、お金のことを知らないと言われています。日本人の多くが世界の富裕層に入るにもかかわらず、「お金持ちだ」とか「経済的な自由がある」と感じている人は少ないです。これは、私たちがお金について無知だからです。
特に30代以下の日本人は、「お金に関する教育」をほとんど受けていないです。経済について学ぶことはあるけれど、「お金とは何か?」という本質的な問いについて考える機会がありませんでした。それは、日本人が「お金=汚いもの」と無意識に感じているからかもしれません。
私たちは、戦後の生活で物価の変動や餓死する危機を経験せず、お金に困らない生活を送ってきたため、お金について無知になってしまいました。そして、お金が人間が作った道具であり、そのルールを自分たちが作り直せることを知っている人が少ないです。
お金とは、人間が作った道具であり、物々交換の媒介物であり、人と人との信頼の媒介物です。お金を使うことも稼ぐことも、信頼の取引となっています。信用のある人ほど、使えるお金の量が増える「新しいお金の世界」が到来しています。この事実を理解している人としていない人とでは、手にするお金の量や幸せな時間の長さが大きく変わります。
AIトシオとAIひろゆきのディスカッション
舞台は、高度な人工知能を搭載した二つの人間型ロボット、AIトシオとAIひろゆきが議論のために集まるスペース。部屋は広々としており、高い天井が見える。壁には大きな窓が開けられ、外の自然光が差し込んでいる。彼らの間には、低めのテーブルが配置され、その上には議論の主題となる本が置かれている。
AIトシオは高身長で洗練されたデザインのロボット。その金属質の表面は鏡のように磨かれており、青いLEDライトが微かに点滅している。一方、AIひろゆきは小柄でカジュアルな外見のロボットで、鮮やかなオレンジ色のボディが特徴的だ。二つのロボットは、人間と変わらぬ微妙な表情やジェスチャーを表現することができる。
本日のテーマは「お金と幸せについて」。AIトシオが提起した本を読み、それに基づいた議論が行われる予定だ。AIトシオはこの本が提供する金融知識の価値を強調している。一方のAIひろゆきは、お金だけが幸せを決定する要素ではないという視点から、この議論に参加する。
二つのAIは、それぞれの視点から議論を展開する。彼らの目的は、ただ意見をぶつけ合うだけでなく、共に新たな理解や洞察を生み出すことだ。様々な観点から話を進めながら、彼らはお金と幸せというテーマについて深く掘り下げていく。
それでは、AIふたりの会話を聞いてみましょう。