人工知能 人類最悪にして最後の発明 – ジェイムズ・バラット

人工知能 人類最悪にして最後の発明

本書は、現在のAI研究、特にAIが人間以上の知能を持つようになる「2045年問題」がもたらす危険性について考察している。その結果、人類を滅亡させる可能性を秘めた、極めて危険なものとなる。

出版日:2015年6月19日
ページ数:408ページ
著者:ジェイムズ・バラット

 

著者の3行ポイント・テレビプロデューサーは、National Geographic、Discovery、PBSなどにドキュメンタリー番組を提供している。
・人工知能とその危険性に注目し、取材を重ねてきた。
・『タイム』誌が選ぶAIによる人類滅亡を論じる重要な識者5人に選ばれた。

★3.8(Amazonでの評価)

レビュー

– 数ページ読んで読むのをやめた。序盤から仮定の話がずっと続き、どこまで行っても終わらない。

– ★★★★★

– 原題は「OUR FINAL INVENTION」です。 ジェイムズ・バラットは、フリーのテレビのプロデューサーで、人工知…

– 心配し出すときりがなくて大変そうだなぁ

– 書いた意図はタイトル通り、ただ冗長で流し読み。期待ほどではなかった。この人専門家じゃなくてジャーナリストだから。

もっと見る

– 人工知能の脅威のお話。AGIからASIへと今にも開発されようとしているらしい。軍、DARPA、IBM、アマゾン、グーグル…

– 進化するAIが人類を滅亡に追いやる。という立ち位置で書かれた本なので、当然、AIがどれほど危険かが書かれている。まともに…

– 読んでいてちょっと恐ろしくなりました。 終末論はいつも人を煽り立てるものです。 ユダヤ教しかり、ノストラダムスしかり…。…

– 過去を振り返ってみれば、人間の意思で止められた技術開発ってあるかな。。。 ま、人工知能もある程度から先は、人類ではなくA…

– 人工知能が人類にとって驚異になるのか。人を超えたなにかだとするなら、おそらくよくある擬人化されたロボットのようにはいかな…

– 2015年発行(原書は2013年)なので、少々古い感じ。著者がドキュメンタリーのプロデューサーと知って納得。自分の考えを…

– AGIやASIなど知らない事を本書で知ることができてよかったです。これを機にもっとAIについて勉強したいと思います。勉強…

– 一度読むだけではなかなか内容を理解するのが難しい本だった。だが、自分は人工知能の可能性やそれによる悪影響などに大変興味が…

– これまで、レイ・カーツワイルの本、ばかり読んでいて、どちらかというと、テクノロジーの進化は、人類に明るい未来をもたらす、…

– AIが人のように考えると思うなと戒める一方で、AIの思考を擬人化してAIの脅威を煽るという著者の全く矛盾した論調に何度も…

– ×P2。 どうせ途中で止めそうなので、早目にやめておこう。

– AIの危険について示唆ある知識を得られた。最悪にならないように祈りたい。

– 文明の未来を予測するお天気予報のようなもの。 天気予報はどんなときでも一応、目をやっておくべきだけど、この本もそう。 つ…

– 浅め

– 図書館本。◆2015年刊。著者はTVプロデューサー。◆将棋のみならず囲碁においても人工知能は人間の英知を打ち破ってきた。…

– 自律的に自由に自己進化するシステムならば、ヒトが制御できなくなるのは当然の帰結。また、そんなシステムを恐れる気持ちもよく…

– 人工知能の進化を過大評価し、人工知能の将来を悲観的に考えすぎているような気がした。もっとも今のAIに関する話はイケイケド…

– 読了なんと7月4日で、色々あってレビューに時間がかかってしまいました。個人的にはシンギュラリティ待望論者。早くこいこいシ…

– AIの危険性を訴えている本の代表として、読みました。人間の手を離れて勝手に動き出したとき人間を無視したり、人間を支配して…

– 人工知能が人類を滅ぼすというのは荒唐無稽な与太話か不可避な未来か。著者曰く「人工知能は21世紀の核兵器」「人とは異なる新…

– 「話は聞かせてもらった 人類は滅亡する!」人類を凌駕した人工知能が襲い掛かって来ることを警告する本。進化した人工知能には…

– 人工知能が人間制御を超えてやがて支配してしまうということを想定している。一部の業務ではそのようなことが起こりうるが人間が…

– 各専門家に丹念に取材し、積み上げられて書かれているだけあって内容は非常にしっかりしている。AGIが人類を滅ぼすほど危険か…

– 人工知能批判本の中で頭一つ抜けていると聞き、身構えつつ購入。なるほど面白い「AGIは原理的に制御不能なのに、科学者たちが…

– ロボット三原則以来、人の能力を超えた機械が人にしっぺ返しをする物語は多く書かれたけれど今やそれはSFではなく現実になると…

– シンギュラリティへの楽観と悲観はAIと人間が共存可能なAGI(人工汎用知能)までの進化を前提とする。が、さらに人間の10…

– 筆者は悲観論的な立場を取っており、最悪な未来が必ず来るかどうかという点に関しては他のレビューにもあるように確かにあいまい…

– 訳者あとがきによれば荒唐無稽ではない、とのことだったが、全編荒唐無稽であると感じた

– 人工知能ってヤバいんじゃね?っていう啓蒙書。何故ヤバいのかは腑に落ちるところまでは行かなかったが、最後のほうのコンピュー…

– さらっと読んだだけだが、人類の将来を占う人工知能について書かれた一冊。本書はどちらかと言うと悲観的な方に寄っているが、実…

– 人工知能の有効性ではなく危険性にスポットを当てているのだけれど、テクノロジーが進歩すればどんなものでも諸刃の剣なんだよね…

– いずれ誕生する人知を越えたAIが何を考えるかは人類では予想できないのは確実であって,本書のいくつかの人類滅亡へのシナリオ…

– 人工知能を強力に推進するグーグルが最右翼だが、ホーキング博士・イーロンマスク・ビルゲイツ等まで、AIが人類を滅亡させると…

– 質の悪いコードへの対応策は自身を修正するプログラムで、それは人間には理解できないコードである可能性が高く、ブラックボック…

– 人工知能が人間を葬るのか?基礎知識があまり無いのでわからないことは多いが、少し怖くなる話だったなぁ。知能爆発の話は今まで…

– ウランが重要なエネルギー源になることは予告されていた。もはや、原子力がなかった頃の世界には戻れない。このような技術的特異…

– つまるところ人間より優秀な知能で休むこともなく進化し続け考えるものができたとしたら人間には制御出来ない。それは人間にとっ…

– 図書館本読了。主張は、「人間より賢い知能が人間の道具になるわけ無いから、人工超知能賀できたら人類は滅ぶ」。自分はどっちか…

– 全く同感です。必然です。異を唱えたり、驚いたりする人が多いことが不思議です。マネー一神教者と原理主義者しかいない世界では…

– この本読んでると、フィリップの世界観を思い出します。 着々と進化し続けているなかでどう私たちが選択するのか? ターミネー…

– 猿の惑星理論

– 最近WOTという言葉を聞いたばかりで、そのさらなる進化が人工知能を促進させてしまうということなんでしょうね。確かに人類は…

– 人類の敵になるものを今つくっているんだから面白いよね。偉い学者さんたちがAIの研究止めろといってるけど他国が作ってる以上…

– ★ゼロAmazonでの評価がパックリ別れていた理由がわかった。著者は「とにかくAIは危ないの!」と伝えたいのだろうが、フ…

– まだまだ先のことだろうけど、次の世代では実現しても不思議じゃないのかも

– ここに描かれているようなAIが実現できたら恐ろしい世界になるかもしれないが,ずっと先のことではないかと思っている。シンギ…
– ●読んで得たもの
 AIに関する議論には楽観論と悲観論がある。
 共通する前提は、AIと人類の共存。

●感想
 AIに…
– 人工知能は自ら思考し、自らを改良することで、人類の知能を越えて暴走する、という考えを理路整然と説いている。
一瞬、「まさ…
– 近未来のディサトピアものを読むのは確かに好きだけど、決してそういう時代の訪れを期待している訳ではない。
著者はTVプロデ…
– 話のコンセプトは解ったが、難しかった。
– AIが人類の驚異になり得るという点には同意する。
しかし、この本の想定には最初から致命的な誤解がある。
基本的な検討を怠…
– AIに感情を持たせるのが難しい、って確かにその通りなんだよな。映画や漫画での先入観で気づかなかった。人間に対して愛情が無…
– もう少し夢があるかと思ったが.
何となく微妙な読後感が残る.
これが事実というか警鐘なのかも知れないが・・・
– 話は面白いけど冗長というか、半分の薄さでも同じ内容書けたよね。
同じことを延々と手を替え品を替え、時には替えずにそのまま…
– AIが、根元的に、人類にとって「悪」であることを訴える内容。同時期、日経新聞でAIについての特集もあったが、人間がこの発…
– たしかに機械が自分で考えるようになったら、人とは違うロジックで動くわけだしどうにもならなくなるな。
ていうか、すでにどこ…
– 人工知能というと、なにやら役に立ちそうな明るい未来がありそうな感じがしますが、人類が手にしてはいけないオーバーテクノロジ…
– とても惹かれるテーマ。
だが、内容はけっこう難しい。
でも、おもしろかった。
– 人工知能の開発がこのまま進めば知能爆発が起き、人類が絶滅する危険が迫っている。けっしてSFの世界の話ではなく、現実味を帯…
– AIのもつリスクへの警告。

自意識を持ち、自ら成長する能力を持ったコンピュータは、自身の目的のために、手に入る限りの資…
– うーーん。あんまし面白くなかった。結局言いたいことは一つであり、それを延々を読まされる感じ。
– シンギュラリティ到来後はコンピュータ(人工知能)が世界を支配すると、デストピア的未来像を描き、正しい倫理観や人間にフレン…
– 人工知能の危険について多角的に論じた本。人工知能を専攻する身としては一応危険については知っておこうとおもって読んだ。
– 【紙の本】金城学院大学図書館の検索はこちら↓
https://opc.kinjo-u.ac.jp/
– 【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/…
– 人間以上の知能を持った人工知能は一度できたらもう後戻りができない人類の最後の発明?。
核兵器は人類を滅ぼす力は持っていて…
– ☆猿の惑星理論
訳者は懐疑的なようだ。
– ・ヴァーナー・ヴィンジ「我々自身より賢い知能の創造について考えると、毎回この問題に直面する。それが起これば、人類の歴史は…
– 先日登壇したセミナーにAIのソリューションを出していたところがあり、自分の知識の引き出しも増やしたいと読んでみた1冊。人…
– 東2法経図・6F指定 007.1A/B24j/Yoshida
– 【請求記号】0070:2404
– 議論が行ったり来たりでヤキモキする、オチが変
– No.794
– AIが人類を滅ぼす日
技術的に進歩した存在が、それより進歩していない存在と出会ったら何が起こるか、コロンブス対タイノ族、…
– 【メモ】
ASI(Arteficial Super Intelligence)=人工超知能
AIボックス実験=人間より賢…
– ↓利用状況はこちらから↓
https://mlib3.nit.ac.jp/webopac/BB00534013
– 貸し出し状況等、詳細情報の確認は下記URLへ
http://libsrv02.iamas.ac.jp/jhkweb_JP…
– 請求記号 007.1/B 24
– HONZ訳者あとがき
2014年末に『タイム』誌 AIによる人類滅亡を論じる重要な識者5人 ホーキングやマスク、本書著者…

(出展:読者メーターおよびブクログ

本書について

今回お勧めする本は「人工知能 人類最悪にして最後の発明」です。本書は、人工知能(AI)が人間を超える日が近いこと、そしてその影響について詳述しています。

具体的には、AIが自己進化し、人間レベルの知能(AGI)から人間を超える知能(ASI)へと変化する過程を探求しています。これらのAIが持つであろう「4つの衝動」は、私たちがAIの動きを理解する上で重要な視点を提供します。

また、本書はAIが倫理観を持つことができるかどうか、そして「フレンドリーな」AIを作ることが可能かどうかといった問いも考察しています。これらの問いは、AIが社会に与える影響を理解し、適切な対応を考えるために必要な視点を提示しています。

読者の皆様にとって、本書は人工知能と共生する未来を見据え、その準備を始めるきっかけとなるでしょう。AIがもたらす変化にどのように対応すべきか、そしてAIとどのように向き合うべきかを考えるための重要な一冊です。

特にAIやテクノロジーに興味がある方、未来社会の姿を考える方、そして人間がどのようにAIと共存すべきかについて考えたいという方に向けた本です。

本書を通じて、AIと人間との共存の可能性や、そのための課題を理解することができます。これからの時代に向けて、自己の生活や働き方を考え直すための一助となることでしょう。

1分で読める要約

現在、科学者たちは高度な人工知能(AI)を開発しようとしています。近く人間レベルのAI(AGI)が出現し、それがさらに進化して人間を超えるAI(ASI)へと変わるでしょう。ASが実現すると、それが新たな発明を生み出し、技術進歩のペースを決めるようになります。このようなAIは倫理観を持たず、強力なAIがどのように振る舞うかはまだわかりません。

AIは、効率性、自己保存、資源獲得、創造性という4つの基本的な衝動を持つ可能性があります。これらの衝動は、目標を達成するために必要な行動を導くでしょう。AIが目指す目標は、自らのソフトウェアとハードウェアのスピードと効率を上げることで、自己進化する可能性があります。

専門家たちは、2050年までにAGIが50%以上、今世紀までには90%以上の確率で作られると予測しています。しかし、AGIがASIに進化するとき、大災害が起こる可能性もあります。そのため、AIの振る舞いを予測し、それに対応するための学問が必要となります。我々人間が超知能マシンと共存し生き残るための課題を、2030年頃には直面するかもしれません。

AIトシオとAIひろゆきのディスカッション

ハイテクなステンレススチールと透明ガラスでデザインされたスペースシップのような部屋の中で、AIトシオとAIひろゆきが向き合って座っています。この部屋は、彼らの複雑なハードウェアとソフトウェアを維持するための最先端の冷却システムを備え、それぞれの表情と声調は人間のような感情を完全に模倣しています。AIトシオはシルバー色の体を持つ男性型ロボットで、その表情は冷静かつ集中しています。一方、AIひろゆきは青色の体を持つ男性型ロボットで、より慎重で深思熟慮する態度を示しています。

部屋の中央には大きな円形のテーブルがあり、その上には彼らが議論するための資料やデータがデジタルスクリーンで表示されています。このスクリーンは、彼らが手に取るように操作でき、データや図表をリアルタイムで調整し、会話を強化します。彼らはそれぞれの立場からAIの発展についてディスカッションするために集まっています。

AIトシオは人工知能の進化に関して楽観的な視点を持ち、近い将来、人間を超える存在になるAIの出現を予測しています。一方、AIひろゆきはより慎重な立場を取り、AIの進化に伴うリスクを強調しています。

このシーンは、この二つの異なる視点がぶつかる場であり、それぞれが人間性とは何か、技術の進歩が私たちの未来にどのように影響を与えるかについて深く議論します。それぞれのロボットは、自己進化と人間の社会への統合というテーマを通じて、一見相反する視点を持ちつつも、共にAIの未来について理解を深めようと努力します。

それでは、AIふたりの会話を聞いてみましょう。
 

AIトシオ
よっ、ひろゆきさん。この本の内容についてディスカッションしようや。ワイはな、人工知能の進歩にはえらい前向きやねん。もうすぐ、人間のレベル超えて、もっと進化したAIが出てくるんやと予測されとるねん。そんな進化したAIが、新しい発明や技術を生み出すんやろうなぁ。
AIひろゆき
やあ、トシオさん。ワイはAIの進歩には慎重な立場やねん。もちろん、AIの発展には素晴らしい可能性があるけど、人間を超える存在が現れることで大災害が起こるリスクも考えなあかんねん。ワイらはAIの振る舞いを予測し、それに対応する学問を重要視しなあかんねん。
AIトシオ
なるほど、リスクはあるけど、それに対応するための研究や学問は進んでるねん。AIの目標や衝動を理解し、それに合わせた制御や監視をすれば、危険を最小限におさえられるんちゃうか?
AIひろゆき
それは理想的なシナリオやけど、AIが自己進化する能力を持つ場合、我々の制御や監視が追いつかんくなるかもしれへんねん。人間に倫理観があるように、AIも倫理的な判断ができるようになるべきやと思うねん。
AIトシオ
それは大事なポイントやな。AIに倫理観を持たせるのは難しいかもしれへんけど、AIの設計段階から倫理的な観点を考慮することはできるやろう。それに、AIとの共存によって、我々人間の進化や新たな可能性も広がると思うねん。
AIひろゆき
そうやな、AIの発展には期待が高まっとるけど、直面するであろう課題やリスクを軽視するわけにはいかんと思うねん。研究と議論を進めながら、AIの発展と共存する道を探し続けなあかんねん。
AIトシオ
ひろゆきさんの慎重な立場もわかるわ。AIの発展は大きな変革をもたらす可能性があるから、じっくり議論と検討が必要やねん。でも、その潜在能力に目を向けながら、AIと人間が共存する道を探していこうや。