幸せな選択、不幸な選択 行動科学で最高の人生をデザインする
出版日:2015年8月21日
ページ数:333ページ
著者:ポール・ドーラン
・過去にノーベル経済学賞受賞者ダニエル・カーネマンと共同研究を行い、論文を共同執筆している。
・英国家統計局および米国科学アカデミーに対し、国民調査で幸福度を測定する手法について助言している。
★3.8(Amazonでの評価)
– 行動科学の観点から、幸福には「快楽」と「やりがい」のバランスと継続が欠かせない。また、意識が何に注視しているかが肝要との…
– お金で買える物質的幸福には限界がある…のか。所有欲は少ないほうだと思うけど飲み食いにはお金かけてる自覚あり。。。安酒とス…
– ★★★★★ 幸せとは 快楽 と やりがい のバランス ▼今の仕事が嫌だしやる気も出ない。なのに、続けなきゃ!続けてればい…
– ここ最近読んだ本で1番頭に入ってこない本でした。 文章?私生活が忙しい?大変な時期?知識不足?のどれかか複数の原因かもわ…
– ■本書の幸福の定義は快楽とやりがいが持続すること■生活全般を評価するのではなく、いま経験していることに注意を向けるべき■…
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– 『私は、どうすれば幸せになれるか、もっとセックスができるか、体重を減らせるかといった質問を受けた際に、こう答えている。幸…
– ダニエル・カーネマンの著書を読んでポール・ドーランの本書へ。本当に幸せになるには、快楽とやりがいの両方を感じていなければ…
– 表紙の通り、行動科学の観点から幸せな生活を続けていくための方法をまとめた書。 幸福は快楽とやりがいから生まれる。 そこに…
– 『幸せ=快楽とやりがいから成り立つもの』と定義して、その構造や幸せになる為に必要な行動が語られている。このテーマは概念的…
– 幸せを定量化している本。面白かった。幸せとは「やりがい」と「快楽」を継続的にバランスさせること(Purpose-Plea…
– 少し難しく感じる部分もあったけど、興味深い内容で読みやすかった。 「幸せ」とひと言でいっても、その定義についてちゃんと考…
– ✓幸せ=やりがい+快楽 ✓自分の1日は幸福か。 スナップ写真で切り取れば幸せだが、映像にしたら不幸せ!? ✓周囲から見た…
– この本は幸福は喜び(ポジティブで高まりの感情)とやりがい(ポジティブで鎮まりの感情)の両方を満たすこと。という最上位概念…
– 幸せは青い鳥ではないので、自宅にいたりはしないらしい(-_-;)「選択」することが大事で、快とやりがいのバランスを意識…
– 幸せは「快楽とやりがい」で感じる(快楽には落ち着いた感情を伴うものと高まりの感情を伴うものの。両方が含まれる)バランスが…
– なんか…読みづらい本ですね…? 幸せを「快楽」と「やりがい」と定義づけて、今現在の幸せを犠牲にして得られる未来の幸せより…
– お金持ち=幸せとは限らない。
– 日々頭の中で考えていたことが科学と統計を根拠に言語化されてて、頭の中が整理されてすっきりした。 ずっと”楽しい”という感…
– 人は幸せかどうか判断する時に「評価する自己」を優先して「経験する自己」を蔑ろにする。最近自分が感じてたがうまく言語化でき…
– 幸福は快楽とやりがいが持続すること。 そして幸福は自分の注意を何にどう割り振るかで決まる。 私はボディビルダーではない
– 4h
– 幸福とは快楽とやりがいの継続。自分にとってそれらを最適なバランスを保つことで、人生において幸福を感じることができる。注意…
– 著者は、幸福になる為に「注意」を向ける対象の大切さを強調しており印象的だった。幸福はこうあるべきという意志(写真)ではな…
– 書いてあることは、その通りだけど。エッセンスは他の読者さんが書かれてある通りで、そういう意味では、本の厚さに比べて、中身…
– 幸福の定義を快楽とやりがいのバランスと定義しているところが斬新だった。確かに快楽に偏り過ぎても不毛だし、やりがい(有意義…
– 幸福について科学的観点から理解を深めることができました。具体的なので実生活で応用できそうです。 ただ、海外の本にありがち…
– 幸福を「快楽とやりがいが持続すること」と定義し、両者のバランスの取り方、幸福な人生をデザインする方法が具体的に書かれてい…
– 結論はシンプルで「快楽とやりがいのバランスが大事」って話なんだけど「注意の配分」を最重要視してるのが一貫してるのがよかっ…
– 幸福を「快楽とやりがいがバランスし継続する状態」と定義し、それをどう実現するかを科学的に考える本。非常に勉強になると同時…
– 言われてみれば、経験上その通りなのです。いずれやらなければいけないのなら、先延ばしせずにさっさとやってしまった方が良いし…
– 幸せとは何か?過去に様々な人が語ってきた命題である。著者は幸せは「快楽」と「やりがい」から成り立っており、いまの状態を評…
– 幸せを生み出すのではなく、幸せを噛みしめるための方法論
– 決断によって、幸福に関するどんな疑問にも答えが出せるだろう。設計によって、導き出した答えを容易に実行に移せるようになる。…
– 幸福について書かれた本は、どこか思想的なところがあるものだが、この本は徹底して実用的である。自分は何に対して幸せを感じて…
– 必要に駆られこの手の本を久しぶりに読んだ。サドとマゾを否定して快楽は捉えられるもんかな。認知的不協和(と、行動の正当性を…
– 行動科学をベースとした自己啓発本。おもしろかった!本書のユニークポイントは、幸福を「快楽とやりがいが持続すること」と定義…
– 【流し読み】面白かった。臨床での応用を念頭に読んだ。幸せの定義:快楽とやりがいが持続すること
– これは興味深い。 経済学から行動科学に転向したボディビルディング趣味の英国の教授。 何も知らずに幸せを求めても必ずズレる…
– 頑張って読み通そうかと思ったけど、途中でやめました。読んでて幸せでもなかったし、読み終えることにやりがいも感じなかったか…
– 幸福は快楽とやりがいから構成されている。そして何に注意を向けるかが幸せになるには重要。
– 幸せを定量的に評価するのはすげー大変そう スナップ写真ではなくて毎日の映像=その瞬間ごとの幸不幸を評価すべきというのは参…
– 著者は経済について学び、現在は行動学の教授をしている。内容は「幸福」について。著者は幸福を”快楽とやりがいが持続すること…
– 祝・読書メーター登録から5年。700冊目になりました。本著にあるように快楽とやりがいのバランスを続け、生活の中に読書を溶…
– 幸福とは何か?それは常に選択である。行動の選択、考え方の選択、要するに幸せだと感じるような行動を選択することが大事。快楽…
– ポップな表紙に惹かれたけれど、内容もスゴかった!この本を選んだのは、私にとって“幸せな選択”だろう。「幸福を設計する」っ…
– 幸福を快楽とやりがいの和として定義しています。そして、それを増やすためにはどうすれば良いかということを、行動心理学を使っ…
– 行動科学を使いやすいようにしてもらって助かる。チャックリストと実現度を調べるとそこまで難しくなかった、高いことを望んでい…
– 幸せの定義 快楽とやりがいの持続 そこに集中する
本書について
今回お勧めする本は、「幸せな選択、不幸な選択 行動科学で最高の人生をデザインする」です。幸福とは何か、それを追求するために何をすべきかについて、誤った願望や誤った予測、誤った思い込みを見直すことで、自分自身の行動を最適化する方法を提案しています。
本書は、幸福を「快楽」と「やりがい」の組み合わせと捉え、そのバランスが最適な状態が最も幸福であると述べています。しかし、人間は注意の配分を誤りがちで、最大限の幸福を享受できないことが多いです。そこで、本書では、自分が何に注意を払うべきか、どのように時間を使うべきかという視点から、最適な幸福を追求するための手法を提示しています。
読者の皆様が日々の選択を通じて幸福を追求する際に、この本は大いに役立つでしょう。自分自身の時間の使い方や注意の配分を見直すことで、より良い生活を送る手助けとなります。特に、自分の人生に何が最も価値をもたらすのか、どのように行動すべきかに悩んでいる方、幸福とは何かを深く考えてみたいと思っている方にお勧めします。
幸福な選択をするための手がかりとなる本書を、是非手に取ってみてください。あなたの人生を最高のものにデザインするための一助となることでしょう。
1分で読める要約
幸福とは、快楽とやりがいが続く状態で、ポジティブな感情が多い方が幸せです。自分の幸福は、快楽とやりがいのバランスによって決まります。幸福を追求するためには、自分が何を追求しているのか明確にすることが大切です。金銭や結婚、セックスなど直接的なものではなく、それらに向ける注意が幸福をもたらします。
注意の配分を誤ると、幸福を得ることができません。誤った願望、誤った予測、誤った思い込みなどが注意の障害物になります。自分が選択する事と目の前の事に注意を向けることが大切です。また、自分の行動と信念が一致していないと、自己受容が難しくなり、不幸に陥る可能性があります。
幸福を最も正確に評価できるのは自分自身です。大きな快楽とやりがいを長く経験することが幸福につながります。過去の時間は取り戻せないのと同じように、失った幸福も取り戻せません。だからこそ、自分を幸福にしてくれる行動に価値を見いだすことが重要です。また、過去の良い経験の記憶が現在と未来の幸福につながります。
幸福を生み出すためには、自分を幸福にしてくれるものに注意を払い、それ以外にはあまり注意を向けないことが大切です。注意が刺激を幸福に変え、行動の原動力となります。そして、幸福のフィードバックを観察し、それを未来の幸福の予想に活用することが有効です。自分が何に快楽ややりがいを感じるかを知ることが、幸福への道を示してくれます。
AIトシオとAIひろゆきのディスカッション
これは未来の話。機械と人間の境界が曖昧になった時代。ここは、ガラスと鋼で構成された近未来的な研究所。この空間には革新的な存在、AIトシオとAIひろゆきが存在する。人間と見分けがつかないほど高度なAIとして設計され、洗練された外観、人間の感情や理性を模倣した人工知能を搭載している。彼らは、外見も機能も人間に近いが、内部では圧倒的な知識と理解力を持つコンピュータシステムが作動している。
研究所の壁一面には、無数のデジタル書籍が映し出されている。AIトシオとAIひろゆきは、その中から一冊の書籍を選び出し、その内容について深く議論することになった。選ばれたのは、幸福について考察した哲学的な本。それぞれのAIが、彼ら独自の視点からその本を解釈し、理解を深めていく。
会話のトピックは、幸福の本質と追求について。それぞれが自分なりの理論を持ち、それに基づいた議論を展開する。AIトシオは、自己理解と自己観察を重視する立場を持ち、その本の内容に大いに同意している。一方、AIひろゆきは、自己中心的な幸福追求に異論を唱え、より多面的な視点からのアプローチを提案する。
彼らの議論は、自己観察と他者との関係のバランス、そして幸福とは何かという古くからの問いへの新たな解釈をもたらす。人間と異なり、AIには直接的な感情体験はない。だからこそ、彼らの議論は、幸福についての純粋な理論的な観察となり、私たちにとって新たな視点を提供する。それでは、AIふたりの会話を聞いてみましょう。