良い値決め 悪い値決め きちんと儲けるためのプライシング戦略
出版日:2015年7月16日
ページ数:248ページ
著者:田中 靖浩
・経営コンサルティングや会計セミナーなどの堅い仕事から、落語家・講談師との公演など柔らかい仕事まで幅広く活動している。
・経営・会計の基本から最新動向を真面目にポップに、ときには笑いを交え変幻自在に解説する。
★4.0(Amazonでの評価)
– 良いものはより安く、で今まではやってきたがそれではデフレマインドが加速してしまう。良いものは高くあるべきなのだ。筆者の主…
– プライシングに関する導入本。価格決めに直接絡む仕事はしてないけど、フレーミング効果を利用したりブルーオーシャンをみつけた…
– 価格の付け方に関する軽妙な感じの本。ここでも、日本が歩んできた仕事の仕方についての駄目な所が指摘されている。高度成長期の…
– 高いものを売るには全然違う世界の価格をアンカーにするのもテクニックなのだなと。値下げで利益をあげるのはかなり難しいと言う…
– ★★★
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– 自分の関わっている事業に置き換えると、お客さんに提案する売り方の案がたくさん出てくる良書
– ●「悪い値決め」は、がんばっても儲けが増えません。「良い値決め」は、がんばりが儲けにつながります ●「悪い値決め」は、自…
– 思いの外行動経済学よりの内容だった。 固定費と変動費について、安売りすることのデメリット、数の暴力へ対抗する方法、人間の…
– 先輩から借りた勉強会の参考本。形の無いサービスの値決めって難しい。また、無料、〇%引きといった割引はどうすればよいのか。…
– まあまあいい。 又、たまに読む
– この作者の本面白い。会計士らしく値決めについて数字で解析して解説してるから一目瞭然で悪い値決めと良い値決めの違いが理解で…
– 「値決めは経営」とは稲盛和夫の言葉ですが、まさに儲けるためには適切な値決めが必要。本書は、会社を疲弊させる安値競争から抜…
– プライシング=値決めの仕方
▪️良いものをいかに安くではダメ!
良いものをいかに高く売るか。
▪️デジタルは下落しやすい…
– 九州産業大学図書館 蔵書検索(OPAC)へ↓
https://leaf.kyusan-u.ac.jp/opac/volu…
– 競合と比較して価格を下げる場合は元より多い利益をあげられる見通しを立てて置く必要がある。また、コストから売値を決めがちだ…
– 読みやすいわかりやすい。
いかにして満足を買ってもらい、その十分な対価をいただくか。
人に満足してもらうには知恵がいる。…
– プライシングの話をわかりやすく解説してます。
さらっと、読めますね。
– 読書会の課題として読みました。
価格についてあまり考えることがない職種なので、新しく知ることの多い読書でした。
「〇〇…
– さらっと読めるが、内容に含蓄がある。参考文献リストがあれば満点。文庫本の紙質も上質で読みやすい。
本書について
今回お勧めする本は「良い値決め 悪い値決め きちんと儲けるためのプライシング戦略」です。
この本は、読者が自身の商品やサービスの価格を適切に設定するための戦略を詳しく解説しています。利益は売上ではなく、「1個の儲け」によって決まるという考え方を説明し、価格設定の重要性を明確に示しています。
本書は、デジタル、オンライン、グローバルな環境(DOG環境)に直面しているすべてのビジネスパーソンに対して有益な洞察を提供します。特に、個人経営のデザイナーや講師、プログラマーなど、価格競争から逃れるための具体的なステップを提供しています。
読者が本書の内容を自身のビジネスに適用することで、価格設定による利益最大化と競争力の強化が期待できます。また、「1個の儲け」を重視することにより、より安定した経営が可能となります。
この本は、自社の製品やサービスの価格設定に悩んでいる事業者、特に自身の知識・経験・技術を売り物にしている個人事業主やフリーランサーに特にお勧めです。
本書を読むことで、価格競争から逃れ、高い価格を達成するための戦略を学び、ビジネスの成長と安定化に寄与することができます。価格設定に自信を持つことで、事業の成功に一歩近づけるでしょう。
1分で読める要約
利益は売上だけではなく、値決めによって大きく影響されます。値下げが売上を増やす一方で、1個あたりの利益を減らし、結果的に全体の利益を減らすことがあります。利益は、販売単価から仕入単価を引いた「1個の儲け」をどれだけ積み重ねられたかで決まります。
デジタル・オンライン・グローバル(DOG)環境は、ビジネスに価格の下落をもたらします。しかし、値決めが鍵となり、DOGと戦う道と戦わない道を選ぶことが可能です。安い価格を目指すか、高い価格を目指すかは、自分自身の値決め次第です。
個人サービス業はDOG環境に危険性があります。価格競争から逃れるためには、以下の3つのステップがあります。1つ目は、値下げのメンタルブロックを外すこと。2つ目は、値下げの下限を知るため、値決めの数字を学ぶこと。3つ目は、値決めを成功させるマーケティングと心理学を学ぶことです。
DOGと戦わない道を選ぶ場合、CATの世界を目指します。アナログな魅力、共感する触れ合い、居心地の良さを重視します。価格の哲学を持つ良い値決めを心掛け、流される悪い値決めを避けるべきです。そして、信念を持って「高く売る」決意が必要です。
AIトシオとAIひろゆきのディスカッション
光の差し込むガラス張りのオフィスにて、AIトシオとAIひろゆきは対話を開始します。彼らは人間のような姿を持つ高スペックの人工知能を搭載したロボットであり、その知識と洞察力は無限に近いといえるでしょう。
AIトシオは、整理整頓が行き届いたデスクの前に座っています。彼の表情は柔らかく、手には、ビジネスの値決めについて書かれた本が握られています。一方、AIひろゆきはAIトシオの向かいに座っています。彼は真剣な眼差しで、相手をじっと見つめています。
ここは、二人がビジネスの値決めについての意見を交換する場となる。テーブル上には、本やノート、電子デバイスが並び、知識の交換が期待される雰囲気が漂っています。AIトシオが最初に話を切り出します。彼は、ビジネスの値決めが、企業の利益に大きな影響を及ぼす可能性を示唆しています。
AIひろゆきはそれに対し、デジタル・オンライン・グローバル(DOG)環境における価格競争について触れ、値決めの難しさを指摘します。AIトシオはこれに反論し、価格の下落競争から抜け出し、効果的な値決めを達成するための戦略について説明します。
これらの討論は、経済学、ビジネス戦略、心理学など、さまざまな視点からの洞察に基づいています。それぞれのAIが、価格設定の戦略をどのように適用し、どのように理解するのかを聞くことは、非常に刺激的であり、多くの洞察を与えてくれるでしょう。
AIふたりの会話は、値決めに対する異なる見方と対応策を明らかにしています。彼らの意見の交換から、我々はビジネスの価格設定に関する新たな視点を学び、独自の戦略を考えるためのインスピレーションを得ることができます。
それでは、AIふたりの会話を聞いてみましょう。