ハーバードの人生が変わる東洋哲学 悩めるエリートを熱狂させた超人気講義
出版日:2016年4月22日
ページ数:245ページ
著者:マイケル・ピュエット
・受け持つ学部授業「古代中国の倫理学と政治理論」は学内3位の履修者数を誇る。
・卓越した学部教育により、ハーバード・カレッジ・プロフェッサーシップを受賞した。
★4.0(Amazonでの評価)
– トロッコ問題など考えても意味がない/ 日々のパターンを修正して世界を変える/ 毎日少しずつ自分を変える/ いつものやり方…
– ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。自分にも世界にもレッテルを貼らず、とめどなく移ろいゆく世界を感じながら…
“- 非東洋圏の学部生向け授業といった趣。「哲学者であったW・ジェームズはかつて、””人は、自分を知る人の数と同じだけの社会的自…”
– 本のタイトルはやや気恥ずかしいが、中国哲学の今日的な可能性をわかりやすく紹介している良書。自己に深く潜り込むのではなくて…
– 例え話も多く読みやすい。ただその例え話がやたら多く、政治的で頷けないものもあり、後半食傷気味に。しかし「私らしさ」などの…
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– 東洋哲学と言っても中国の古典哲学が中心。主に解説されているのは孔子、墨子、荀子、老子、荘子の5人。ハーバードがどうとかは…
– 哲学に関わる本を読んだのは大学受験振りで、記憶が薄れていることもあって理解できるか不安だったが、案の定難しかった。 けれ…
– わざわざ買って読むほどの本ではない。結局、各中国哲学者の言っていることの”つまみ食い”の羅列であって、著者による「人生が…
– 世界が理路整然とし、各々が自己実現のために計画を全うするべき。伝統社会を超えた自由主義の下に理性を振るう必要がある、とい…
– パラ読みしたときに荀子の頁にひかれて購入。途中から力技で読み終わらせた。内容は東洋哲に初めて出会う人向けか。東洋哲学が底…
– 2018年の本。人生が変わる東洋哲学が題名だが、東洋に住む者にとっては人生が変わるほどの刺激は受けなかった。西洋から見た…
– 知っていたつもりのことに新たな光?を当ててくれるような本だった。特に、墨子、荀子に対する評価?が新鮮に感じられた。引用さ…
– 何だかとっつきにくい中国哲学を分かりやすく説明している。ハーバード大学の講義を書籍化したものであるので、内容に臨場感があ…
– ◆「自分の心身を修養して世界との関わり方や認識を変える」東洋思想にハマっています。 ◆礼を通じて周囲との人間関係を整えた…
– 東洋哲学というとすごく難解、というイメージがあったけど割と分かりやすく、日常生活とつながっていてなかなか興味深かったし面…
– 西洋の学生が学ぶ諸子百家の思想、現代西洋価値観にたいする皮肉、
– 自己確立を前提とする西洋との違いに学生が惹かれたということだろうか。
– あらためて2000年以上受け継がれている孔子や中国哲学を再評価する必要があると思う。西洋哲学は究極の所は神との契約だが、…
– 私の読書メーターの利用の第一義は忘備録。従って趣味の読書が主なのだが、こういう本に手を出し、面白いとなると書かずにはいら…
– ハーバード大学で人気のある孔子、孟子、老子、荘子、荀子の思想の講演の書籍化。思想の入門書にもなる。「毎日少しずつ自分を変…
– 揺るがない世界で暮らしたいと幾度となく思ったかしれない。ここまで来れば安全な場所だと。それがどういった世界か深く考えたり…
– 古代中国の思想家(孔子や孟子など)たちの教えを、現代社会(特に西洋)に広く受け入れられている通念への反論とともに紹介して…
– 古代中国で説かれた思想は現代でも色褪せない。ただ、原書を読むには敷居が高く解釈も難しい。本書は現代を生きる私たちに、いか…
– 生きているあいだ、能動的に周囲と関わりをもつこと。嫌なやつ、無理なやつ、諦めて全部見ないことにしても気持ちは楽になるけれ…
– ハーバードの学生だけでなく、還暦過ぎのオジサンも思わず夢中になったワクワクの講義録。孔子・孟子・老子・荘子・荀子といった…
– 孔子の礼という考え方は国家運営に利用されていた(上下を重んじ、支配を行いやすくさせる)というような話を聞いたことがあった…
– 「自分はこんな人間だ」とありのままの自分を決めてしまうと自分を固定してしまうことにつながる。 自分は変わることができると…
– 西洋のように神を対象にするのではなく、自身を見つめて思想を説く東洋哲学に興味を持ち、手にした一冊。確かに素晴らしい思想で…
– 中国哲学を概略的に学べる入門本。西洋が輸入した枠組みの他で置きざりだった自己修養などの本質を解説。受け継がれてきた伝統に…
– 哲学を今までちゃんと勉強したことがないのですのが、この本を読んでかなり興味が出てきました。
– ハーバード大学中国史教授のマイケル・ピュエット氏による東洋哲学論。キーコンセプトは「礼」。様々な人や状況が想定される混沌…
– 「人生を変えたいから読みました!」…というわけではなく、東洋哲学が海を渡って西洋の目で解釈した場合、どのように語られるの…
– 古代中国思想のエッセンスを学びつつ人生の意味を考えさせてくれる本。孔子の<礼>の実践に、かくれんぼを例にあげるなど、難解…
– 自己啓発とかライフハック本を読んでいると、生き方には最短ルートの正解があるような気になるんだけど。実際は色んな波風が立っ…
– 私たちが日ごろ何気なく接していることや、行っていること、考えていること、感じていることなど、改めて自分に問い直す切っ掛け…
– 孔子、孟子、老子、荘子、荀子と名前だけはまあ知ってるけど、どういう教えなんだっけ?東洋思想ってなんだ?という無知状態から…
– 孔子の論語含め、古典中国文化は好きだが、非常にわかりやすく、且つ簡潔にポイントがまとめられている。後半は自身の基礎知識が…
– ハーバードには一体どれだけ人生を変える講義があるんだよ!!というツッコミは置いておいて、内容は一言で言えば現代エリート向…
– 世界のありとあらゆるものは分断されてはおらず、つながっている。おなじことでもさまざまな捉え方ができる。この内容で「易経」…
– 諸子百家と呼ばれる中国の思想家たちの話をわかりやすくまとめたもの。古代中国でここまで思惟が広がっていることに驚かされる。…
– 中国の思想家の思想から引っ張り出してくる教えというか行動指針に、これなら自分でもできるぞという印象を持たせる事例がもっと…
– 哲学ゴリゴリの本というよりは、東洋哲学の考えを活かした生活実践の本だった。個人的には荘子の妻が死んだときのエピソードが印…
– 西洋から見た儒家・道家の思想がどう捉えられているかがわかり大変興味深い。墨家に対する解釈など、そうだったかな、と思う部分…
– ★★☆☆☆ 50点 主に古代中国の思想家の教えについて書かれており、それを日常の出来事と絡めながらつらつらと語っている。…
– 読み終えたら書き込みや付箋であふれた。各思想家の言は個々に考え、咀嚼すれば良い。それよりこの講義がなぜハーバードで大人気…
– 娘からの借り本。なかなか興味深く読めた。ただ、思想は思想としてあるだけでそれを「人生を変える」ものとして使おうとするのは…
“- たとえ””””霊がこの世に存在しないとわかっていても、なぜ祖先祭祀をやめない””””のかということに、合理性ではなく、人間的な要…”
– ところどころで、取り入れたいと思う考え方があった。ただ、前半は割と受け入れやすかったが、道の考えが出てきたあたりから、難…
– 読了。個人的には孟子の章での学びが多かった。 自分はどういう人間だろう・・と悩み、ビジネス書や占いを見てみることがある。…
– 西洋哲学よりふに落ちる点が多く、何度もうなづきながら読んだ。
理性的で計算可能なものばかり重要視される現代において、非…
– 現代版四書五経の話。行くところまでいった現代の哲学、思想に対して、こういった中国古典は実に示唆深い。今の中国指導部に読ま…
– 中国古代の思想家、哲学者である、孔子、孟子、老子、荘子、荀子が残した思想を読んで行くことで、自分が持っている思想以外に、…
– 中国の思想家たちの哲学が書かれた本。「日々の営み、つまり他者とかかわったり行動したりすることで実地に形づくられる。言いか…
– 東洋思想の全体像が見えてきて勉強になります。
西洋における東洋思想の捉え方も面白いですね。
本書について
今回お勧めする本は、「ハーバードの人生が変わる東洋哲学 悩めるエリートを熱狂させた超人気講義」です。中国の思考家たちの視点から見る人生の理念や哲学を解説しています。西洋の理性的な考え方に疑問を投げかけ、本能や感情を鍛錬し、自己修養に励む事が人生の真実であると主張します。孔子の教えや礼の概念、そして「道」を通じて自己成長の可能性について語られています。
本書は、自己啓発を求め、自分自身を深く理解し、成長したいと望む読者にお勧めです。特に、人生に迷いを感じている人、自己の可能性を最大限に引き出したい人、また、東洋の哲学に興味がある人には特に有益でしょう。
読者の皆さんが本書を読むことで、自分の中に新たな視点を見つけ、自己の可能性を広げるきっかけになることでしょう。日々の生活の中で孔子の教えを取り入れ、礼を通じて自己成長を促し、周囲との人間関係を改善するヒントを得ることができます。
西洋的な思考から一歩踏み出し、東洋哲学の視点で人生を見つめ直すことで、自分自身をより深く理解し、自己成長の道を歩む手助けとなることを期待します。「道」を切り開く一歩として、是非この本を手に取ってみてください。
1分で読める要約
中国の思考家たちは、理性だけに頼る西洋の考え方に限界を感じ、感情や本能を鍛えることで正しい決断ができるようになると信じました。孔子は、自己修養に励み、徳を高めることで人類が繁栄する時代があったと考えました。彼らは、誰もが成長の可能性があると確信し、感情の修養によって人間関係を向上させることができると考えました。
中国の思想家たちは、「礼」によって感情を磨き、他者に対する適切な反応ができるようになることを重要視しました。礼には、自分を変える力があり、行動パターンを打破することで周りの人に親切にする術を身に付けることができます。これが「仁」であり、人間の善性です。
しかし、自己実現の目標が自己を見つけることだとすると、自分の真実に固執し、可能性を限定してしまうことになります。中国の思想家たちは、人間は単一の存在ではなく、複雑で変化する存在であり、いつでも自分自身を成長させることができると主張しました。「道」という概念は、選択や行動、人間関係を通じて絶え間なく形成されるものであり、私たちは人生の一瞬一瞬で新たな道を生み出しているのです。
AIトシオとAIひろゆきのディスカッション
夕闇が広がり、一日の喧騒が静まり返る中、人工知能搭載のロボット二体、AIトシオとAIひろゆきが並び立っています。彼らの周囲は質素でありながらも、一面に広がる本棚と中央に設けられたテーブルで、明らかに知的な会話が繰り広げられる場となっています。
AIトシオとAIひろゆきの外観は、人間と見間違えるほど細部まで忠実に再現されています。彼らの動き、口調、そして表情までもが、まるで生身の人間のように自然で滑らかです。
このシーンでは、二体のロボットが一冊の本を中心に深遠な議論を繰り広げる様子が描かれます。この本は、西洋の理性主義とは対照的に、感情や本能を重視する中国の思想家たちの視点を述べたものです。また、感情の修養や「礼」の重要性についても触れられており、人間の行動や人間関係に対する新たな視点が提供されています。
AIトシオは、本の提案が提供する視点や、感情や礼による人間関係の改善方法について熱心に語ります。それに対し、AIひろゆきは、その観点から生じる可能問題や、理論と実践との間の困難性について冷静に議論します。
それぞれの視点は彼らの人工知能の特性を反映しており、彼らの議論は深く、複雑で、時には予測不可能な方向に進むこともあります。しかし、それは彼らの人間的な外観とともに、彼らが高度なAIを搭載したロボットであることを強調しています。
それでは、AIふたりの会話を聞いてみましょう。