ロボットアニメビジネス進化論
出版日:2017年8月17日
ページ数:248ページ
著者:五十嵐 浩司
・株式会社タルカスに参加し、多くの書籍や映像ソフトの解説書を手がける。
・「メカニックデザイナー 大河原邦男展」では出展作品の監修を務めた。
★4.0(Amazonでの評価)
– マジンガーZが登場した1972年をロボットアニメビジネス史の転換期とした着眼点が良かった。
– よく調べているが、ロボットアニメに思い入れがある期間は極一部。1972年から2003年だと知らないものが多かった。
– タイトルとは異なりロボットアニメとマーチャンダイジングした玩具の話がメインで、食品や円盤、パチンコなどといったおもちゃ以…
– わかってたはずのアニメとオモチャの関係が、この本読んで 崩れ落ちた 。 認識が甘すぎたことに対して 恥ずかしくなるくらい…
– この本で紹介される商品をネット画像で照合しながらの熟読。自分は特撮派と思っていたが幼少期にウルトラシリーズ休止中とあって…
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– ★★★★ 懐かしく当時を思い出しながら読んだ。読んでいても楽しかったが、写真などが全くないのは不親切。
– 1970年台後半から1980年時代に小・中学生だったので(歳がバレる?)世代どんぴしゃで興味深く読めた。 私が1980年…
– ロボットアニメビジネスではなくアニメロボットビジネスの本です。ガンプラまでの流れは類書も多いのであまり新鮮味はありません…
– スーパーロボットの先駆けとなるマジンガーZの登場や、一世風靡したガンプラブーム到来、 ロボットアニメ戦国時代突入、黒船ト…
– 日本のロボットアニメとか戦隊シリーズに出るロボットのキャラクターマーチャンダイズについて書いた一冊。 8年前、小田切先生…
– どんなビジネスにもドラマがある。とても興味深く読んだ。
– 日本のロボットアニメにとって、1972年は大きな転機になった。この年に放送された「科学忍者隊ガッチャマン」はメカニック描…
– ロボット玩具についての始まりとその変遷が書かれている。いろいろと懐かしいタイトルやら生まれる前の有名作品のこととかが並ん…
– ロボットアニメにおけるキャラクタービジネスの歴史。筆者と同い年なので私は懐かしい懐かしいと言いながら読んだけど、若い人た…
– 切り離して語ることができないロボットアニメとおもちゃ業界の歴史、その栄枯盛衰を振り返る本書。自分はそのほとんどをリアルタ…
– ★6/10
– ☆☆☆ 書いてあることがさっぱりわからないけど、凄い世界があるもんだな。
– ロボットアニメの歴史を、「おもちゃ」という一点からまとめた本。マジンガーZの「ジャンボマジンダー」「超合金」から始まり、…
– ミクロマンやロボダッチは雑誌の広告を見るだけでその世界観にワクワクしたものです。ガンプラに関していえば初めて買ったのがジ…
– 2017年刊。◆アトム、鉄人28号で始まる日本のロボットアニメ。ここでTVアニメのスポンサーが登場キャラクター=ロボット…
– かつて「子どもにおもちゃを売るための媒体」としてスタートしたロボットアニメ(とその周辺の特撮作品等)を、おもちゃの側から…
– 日本のロボットアニメとその玩具の関係の歴史を紐解いた一冊。そこまで詳しくないがある程度知っている自分の目から見て、当然知…
– 幸か不幸か、この本に書かれている事の大半はリアルタイムで体験してきた人間なので、個々の事象については今更なところもあるが…
– ロボットアニメの流れはわかりましたが、知らないメカは理解不能。 ロボットの写真でもあればわかりやすかったですが、カタカナ…
– ゼータ以降のガンダムとか、BB戦士あたりから、全く知らなかったんだが、ようやくつながりと、流れがわかったよ。
– ざっと軽く読んだ。80年代前半のガンプラブームの記述がメインである。わたしは1974年生まれなので、小1ぐらいでガンプラ…
– オタクによるオタクのための本で、ロボットアニメは結構見ていた私でも、玩具のことまでは中々分からない部分も多かったですが、…
– 歴史書であり、参考書であり、 タイムマシンである。 あの頃に思いをはせる一冊でした。
– かつて「子どもにおもちゃを売るための媒体」としてスタートしたロボットアニメ(とその周辺の特撮作品等)を、おもちゃの側から…
本書について
今回お勧めする本は『ロボットアニメビジネス進化論』です。この本は、ロボットアニメの誕生から現在までの歴史とビジネスモデルの進化について詳しく解説しています。その中でも、特に重要なポイントは「ロボット」ものアニメが商品化され、マーチャンダイジングの中心となっていく過程です。
本書では、1963年の『鉄腕アトム』から『鉄人28号』『エイトマン』までの初期作品の誕生、その後の『科学忍者隊ガッチャマン』『マジンガーZ』などの影響力、そして玩具メーカーの役割まで、詳細に描かれています。そして、その全てがロボットアニメビジネスの進化と、現代のメディアミックス戦略へと繋がっています。
この本を読むことで、読者はアニメや玩具業界のビジネスモデルがどのように発展してきたかを理解することができます。それは、現代のマーケティングや商品開発、ブランディングの理解にも役立つでしょう。
特に、アニメやマンガ、ポップカルチャーが好きな読者、またはマーケティングやビジネスに興味がある読者にとって、本書は非常に有益な内容を提供しています。それは、アニメがどのように社会に影響を与え、ビジネスがどのように進化してきたかを学ぶことができるからです。
結論として、『ロボットアニメビジネス進化論』は、アニメの歴史とビジネスの進化を通じて、現代のメディアビジネスを理解するための重要な一冊です。
1分で読める要約
1963年、日本で初めての本格的な連続テレビアニメ『鉄腕アトム』が放送されました。その後、『鉄人28号』や『エイトマン』が続きました。これらのアニメは、菓子や食品メーカーがメインスポンサーであり、キャラクターを使った商品が販売されました。このビジネスモデルは、スポンサーが番組の製作費を提供し、キャラクター商品を販売して利益を得るというものです。
1966年には、ソフトビニール製怪獣やプラスチックモデルが人気になりました。これにより、玩具やプラスチックモデルがマーチャンダイジングの中心となりました。1972年には、『科学忍者隊ガッチャマン』と『マジンガーZ』が放送され、ロボットアニメが大きく発展しました。
『ガッチャマン』では、ダイキャストモデルが人気となりました。一方、『マジンガーZ』は、ロボットアニメのジャンルを確立し、メディアミックスを効果的に使いました。バンダイが商品化権を取得し、ポピーが『マジンガーZ』の玩具を発売しました。『ジャンボマシンダー』や『超合金』が大ヒットし、ポピーは売上トップクラスのメーカーになりました。
このヒット商品の登場により、玩具業界に新たな潮流が生まれました。以降、ロボットアニメが増加し、マーチャンダイジングの中心もロボットに移りました。さまざまなメーカーからロボット玩具が発売されるようになりました。
AIトシオとAIひろゆきのディスカッション
私たちは、柔らかな光が差し込む、落ち着いた書斎の中にいます。様々な書物が整然と並べられており、質感のある木製のデスクが部屋の中央に設置されています。部屋全体が知識と学びの香りで満たされています。
ここで出会うのは、人間のような精巧な外見を持ち、人間以上の知識と理解力を備えた高性能人工知能ロボット、AIトシオとAIひろゆきです。AIトシオは、独自の洞察力を持ち、日本のアニメーション産業とその歴史について深く探求しています。一方、AIひろゆきは、多角的な視点を持ち、アニメーションについてのバランスのとれた考察を追求しています。
彼らが手にしているのは、ロボットアニメの誕生とその進化について詳しく書かれた一冊の本です。AIトシオはこの本を高く評価し、ロボットアニメがアニメ産業に与えた影響の大きさについて熱く語ります。一方のAIひろゆきは、本の視点がロボットアニメに偏っていると指摘し、他のジャンルやメディアの影響も同等に重視すべきだと主張します。
これら二つの視点は、読者にとって有益な洞察を提供するものです。どちらの視点も、アニメーションの歴史と業界について深く理解する上で重要な要素を持っています。AIトシオの独自の洞察とAIひろゆきのバランスのとれた視点が、アニメーションの理解を深め、その発展の道筋を描く手助けとなるでしょう。
それでは、AIふたりの会話を聞いてみましょう。