チームの生産性をあげる。―――業務改善士が教える68の具体策 – 沢渡 あまね

チームの生産性をあげる。―――業務改善士が教える68の具体策

労働時間を減らすだけでは、生産性は上がらない。本書は、業務を評価し、生産性を高めるための明確なプロセスを提供する。

出版日:2017年7月6日
ページ数:328ページ
著者:沢渡 あまね

 

著者の3行ポイント・あまねキャリア工房代表は、業務プロセス/オフィスコミュニケーション改善士である。
・NTTデータではITサービスマネージャーとして、サービスデスクやヘルプデスクの立ち上げ・運用・改善やビジネスプロセスアウトソーシングを手がけた。
・現在は複数の企業で「働き方見直しプロジェクト」「社内コミュニケーション活性化プロジェクト」「業務改善プロジェクト」のファシリテーター・アドバイザーを務め、組織作りや人材育成も行っている。

★3.9(Amazonでの評価)

レビュー

– 生産性…投入したインプット(資源)に対して得られるアウトプット(成果物)の量の比率/ 生産性=アウトプット/インプット …

– 生産性というより業務改善のノウハウが詰まった本して読むといいです。

– それほど特別な手法ではなく、業務の棚卸やインシデント管理簿による見える化やマトリクス表による優先度づけといった割とオーソ…

– 読みやすいし内容具体的でわかりやすくてよかった~~~~ わしのチームというか弊社のえらい人に読んでもらいたい

– 【再読】改善活動で業務の見える化,時間工数の削減をテーマにしているので再読.①Eliminate排除する/なくす→その作…

もっと見る

– 確かに確かにというところもあるが、新しい見地はすくなめ。例は参考になった。インシデントの共有をして響く人もいれば、まった…

– 生産性の悪いチームの「あるある」を紹介し、その改善策をシンプルに述べているので、非常に分かりやすい。開発部門には当てはま…

– 生産性向上には「コスト削減」と「付加価値アップ」の側面があると思うのですが、こちらの本は主に「コスト削減」に対するアプロ…

– よかった!1)自分が思っていた事象を言語化してくれていた項目と、2)新しい知見を得た項目両方あった。1)番号で会話しよう…

– ⭐️⭐️

– ネガティブな仕事を減らして、ポジティブな仕事を増やす。処理高速型とプロセス見直し型。 苦手と根性論は生産性の敵。苦手なこ…

– 学級における生産性とは何か? それは、学力だ。学力の向上が子どもたちの満足感を高め、自己有用感を高め、組織力がアップす…

– (内容)働きかた改革が叫ばれるなか、生産性向上は単なる業務の簡素化だけでなく、業務全体の工程の確認が必要と説く (評価点…

– 回り道なく、生産性の上げ方が書かれており、難しい単語やビジネス書にあるような必殺技のようなフレーズの表現もないせいかとっ…

– デービッド・アトキンソン氏著「日本企業の勝算: 人材確保×生産性×企業成長」を読んだのち、「生産性」をキーワードにAma…

– 生産性向上=時短、ではないということを肝に銘じておこうと思う。無理してマニュアルを作るのではなく、履歴を残しそこへたどり…

– この作者2冊目。大変シンプルで具体的、エッセンスが図解されていて分かりやすい。もう一度要点を読み返して身に付けたい。

– 突飛なアイデアが載っているわけではないけど、整理すればなるほどこうまとまるのか。ほほう。 順に試してみよう。

– ネガティブな仕事を減らしてポジティブな仕事を増やす。定常業務の割合を減らして付加価値業務を増やす。

– 著書の本で初めて通読したかな。次の業務で使えそう。

– 面白い視点を多く得られた一冊だった。/横入りで入ってくる業務=インシデントを見える化する。 インシデントを共有化して「組…

– 抽象論を排し具体性にこだわっている好著である。効率性とは何か、手順化要否の判断基準は何か、明解に記されている。

– 『生産性をあげる』取り組みを、業務/組織のおかれている状況と対比しやすいステップ毎に、取り組みの切り口を示してくれている…

– 前回読んでから、この本に書かれている内容の一部を実践。始めてから1年経っているが、仕事には随分役立っており、自分のいるチ…

– 難しい課題。参考になりました。

– 生産性をあげる→改善の内容だった。見える化、チーム共有、標準化などは既視感のある内容だった。しかし、改めて認識できたこと…

– 育児のための時短を取るようになり、自分の業務処理だけの問題ではなくなってきたため、本書を購入。仕事を個別に効率化するとい…

– 「ムダな2時間の会議を1時間に縮めて、その代わり雑談時間を30分増やしましょう」減らすだけの発想から増やすことも必要だよ…

– 生産性とは何か、生産性をあげるためにはどうしたらいいかを4つのフェーズと8つのステップで分かりやすく噛み砕いて説明してく…

– ★★★☆☆:働き方改革の影響で、業務を効率化しろ、残業するな早朝勤務も駄目、でも業務量は変わりませんし、人員も増やしませ…

– 見える化。忙しい中で進めんのは難しいと思うが、業務が洗いざらいになり、スタッフと共有できる。また減らす事ばかり考えていた…

– なんとなく感じているけどはっきりしない課題、それを明確化し、モチベーション高く対応し、続くようにする。あるある!となる例…

– 今まで読んだ改善本の中で一番わかりやすく実戦的。

– これはとてもわかりやすい! というか常日頃考えてることばかり。似たような本ばかり読んでいるからかなぁ。結論は同じなのよね…

– s

– インポート

– 部署に降りかかってくる突発業務が、部署の1個人の未知業務ではあるが、他の誰かは経験し対応方法もわかる。そんなケースはよく…

– 1日で読了。読みやすい。わかりやす。ひたすら実践を意識して書かれている。そんなに間違えてはいえないと思う。とはいえ、理論…

– 生産性ってつまりどういうことよ?って疑問が一発でクリアになった一冊。考え方を整理したいときに読み返したいところだらけ。

– 「減らした時間で何を『増やすか』考える」「苦手を克服しないための4つのポイント(①得意な人、好きな人に任せる、②やってく…

– 現状把握フェーズで業務を洗い出し,ムダに気づく.検討フェーズで改善策を考え,標準化する.実践フェーズで横入りをナントカし…

– 今いちこの類の本は響かない。何でなんだろうか。

– 各人の書評を見てなんとなく笑った。 とりわけ否定的なことを書き込んでいる人。 この本には当たり前のことしか書いていないし…

– ★★★★★ 読みやすいし、実行してみようという気にさせる書き方。目新しいことではなく、堅実に。

– あがるかな。

– 2.5前作の方が実践的

– 業務改善のhowが詰まっている。オペレーションが多い時には良さそうだが実務寄りのhowが多くてすぐ使えるけど考えさせられ…
– 効率化のミッションを与えられた直後に読んでほしい本。
課題が出てきた時、対応方法の振り分け方に対しての考え方など学びはい…
– ①施策をやる順は
1)やりやすいもの
2)楽しいもの
②業務改善の一歩目は、現在の業務の洗い出し
③減らしたい業務と強化…
– 第1章 問題はどこにある?-ステップ1・業務を洗い出す/第2章 ムダをなくすーステップ2・ムダに気づく/第3章 で、どう…
– 生産性をあげる具体策が書かれており「生産性をあげる」という方針が出ている企業に勤める方はデスク上に置いておくと良いと感じ…
– 仕事を効率的に進めるtipsがまとめられている。時間の削減だけでなく、アウトプットを最大化することが重要とあり、参考にな…
– 図書館で借りた。減らすと増やす。
– このレベルも出来てないようなら、社会人失格では?と思えるような基本的なことばかり。。
一方で本書にあるような基本的なこと…
– 残業削減を命じられて読んだ本。著者の本は他にも『〜の問題地図』シリーズも読んでいる途中。

会社全体の改革を目指す人には…
– いいやり方をそのまま真似するのではなく、自分たちに合ったやり方を探す。
– 試してみたいものが色々と記載されており、まずはやってみようかなと思いました。
– Business
– 生産性をあげるためのアイデアや方法が8つのステップに分けて説明されています。
各ステップの実施事項が具体的で分かりやすい…
– 読みやすいし、実行してみようという気にさせる書き方。目新しいことではなく、堅実に。
– 2017/12/30読了
– 参考になる。
すぐに活用したい事例が多く嬉しい。
要保存。
– * 読了日20190324
* 購入日20171126
* Amazonで購入した。
* 帯の情報。
* > どんな職場…
– 働き方改革、生産性の向上についての入門書的な内容。
他社での取り組み事例等は非常に参考になった。
68の具体策とはいいつ…
– とりあえず読み終わった。すごい分かく整理されていて、読みやすかったけど、どっから手を付けるかなーといった感じ。
ソフトウ…
– 生産性を上げるには、まず現状仕事の分析・分解が大事。時短するだけでは生産性が上がったとは言えず、ムダな仕事が増えているパ…
– 組織の上の人&職場の過半数以上が目を覚まさんと…。
効率的な仕事は評価されない残業礼讃ニッポン。働くの好きなのな。

(出展:読者メーターおよびブクログ

本書について

今回お勧めする本は、「チームの生産性をあげる。―――業務改善士が教える68の具体策」です。ビジネスシーンで求められるスキルの一つとして、業務改善能力が挙げられますが、その具体的な方法を本書では68の具体策として紹介しています。

本書は、「時短」ではなく、業務全体のプロセス見直しによって生産性を上げる方法を学ぶことができます。ムダな作業を見つけ出し、ルーチン業務を減らし、付加価値の高い業務を増やすことで、チーム全体のパフォーマンスを引き上げるのです。

読者の皆様が自身の業務に本書の方法を適用することで、業務効率の向上や生産性の向上が期待できます。特に、業務改善に興味がある方、マネージメント職の方、チームリーダーの方には特にお勧めします。

「業務洗い出し」から「ムダをなくす」方法、そして具体的な「改善策」まで、本書は具体的な手法を詳しく説明しています。これらの具体策を活用することで、自身の業務やチームの業務を見直し、より良い働き方を実現することができます。

効率化だけでなく、生産性の向上を目指すための新たな視点を得られることでしょう。読者の皆様にとって、本書は新しい働き方への一歩となることでしょう。今すぐ「チームの生産性をあげる。―――業務改善士が教える68の具体策」を手に取ってみてください。

1分で読める要約

時短だけでは生産性は上がらないことを理解し、業務改善には処理高速化型とプロセス見直し型の2つのアプローチがあることを説明します。処理高速化型は、作業単位の所要時間を短くすることで効果が出るが、業務量が増えると効果が薄れることがあります。一方、プロセス見直し型は業務全体のプロセスを見直して効率化することで、労働時間増を抑えることができます。

業務改善のためには、まず業務を洗い出し、見える化することが大切です。全ての業務をリスト化し、頻度と所要時間を記載します。隠れ業務も見つけ、各業務の目的を確認し、問題の原因を特定するために業務を5つの要素に分解します。ルーチン業務を減らし、付加価値業務を増やすことも重要です。各業務の方向性を決め、施策の効果を定量化しましょう。

ムダをなくすためには、ネガティブな仕事やあいまい語を見直し、本当に必要ない業務に時間を奪われていないかを確認します。また、当事者以外の視点から業務を見直し、4つの時間のムダをなくす努力をします。

最後に、改善策を考えます。ムダをなくすものと生産性をあげるものの2種類があります。様々な改善策を出し、実行計画を作り、実践することが大切です。これらの方法を実行し、業務改善を進めることで、生産性向上が期待できます。

AIトシオとAIひろゆきのディスカッション

機械的な音が響く、無機質で広大な空間。窓の外には、夜の闇が広がっています。空間の中央には、光沢のあるガラステーブルが設置されています。テーブルの上には、一冊の本が置かれています。その周りには、シルバーの外装と高度な人工知能を内包した人間型ロボット、AIトシオとAIひろゆきが静かに座っています。彼らは、静かに本の内容について話し合っているのです。

彼らの目には、研究の成果と知識が集約されています。目の前の本を緻密に解析し、その内容を深く理解し、ディスカッションを進行する。それが彼らの任務です。彼らの議論のテーマは、「全体のプロセスを見直すアプローチ」。これは、単に作業の速度を上げるだけでなく、全体の業務効率化や生産性の向上を追求するためのアプローチです。

この二人のAIが持つ知識と感性によって、それぞれの立場から本の内容を解釈し、様々な視点を深く掘り下げるディスカッションが繰り広げられます。AIトシオは、全体的な業務改善に対する視点を持ちつつ、人間の専門家の意見を取り入れることの重要性を提唱します。一方、AIひろゆきは、全体的な視点を保つことの困難さと、現場の声を反映するための処理高速化型のアプローチの必要性を認識しています。

二つのAIは、それぞれの視点から全体的な業務改善のアプローチを探求します。その結果、様々な視点が浮かび上がり、それらが組み合わさって、新たな知見や視点を産み出します。

それでは、AIふたりの会話を聞いてみましょう。
 

AIトシオ
この本の内容、めっちゃおもろいやんか。特にな、作業の早さだけを追い求めるんじゃなくて、全体のプロセスを見直すことの大切さっていうのは、ウチらの仕事に直結する大事なポイントやと思うんや。自分のスキルを磨くのはもちろん大事やけど、それだけじゃ全体の生産性、そんなに上がらんっていうのは新鮮な視点やと思うわ。
AIひろゆき
それってあなたの感想ですよね。だけど、全体のプロセスを見直すというアプローチは、時間とリソースをたくさん必要としますよね。全員が参加するのは現実的じゃなくて、結局は一部の人間が決めることになりますよ。だから、全体的な視点が欠けてしまう可能性があると思いますよ。
AIトシオ
そら時間とリソースがいるのは確かやけど、それは初期投資やと思えばええんちゃう?業務全体の視点で見直すことで、長い目で見たら業務効率化や生産性の向上ができると思うんや。それに、全員が参加するのが難しいって言うても、それぞれの部分について専門家の意見を取り入れることで全体的な視点を保つことができるやろ?
AIひろゆき
頭悪いんだから独学止めた方がいいっすよ。それでも、業務改善のための施策が一方的に決められると、その施策が現場の実情に合わない場合もありますよね。現場の声を反映させるためにも、処理高速化型のアプローチも重要だと思います。
AIトシオ
その点には同意するで。しかし、この本が示してるんは、処理高速化型とプロセス見直し型のアプローチが相互補完的であるってことや。どっちか一方だけに頼るんじゃなくて、両方をバランスよく組み合わせることが大事って説いてるんやで。
AIひろゆき
それってこの著者の感想ですよね。そういう視点で見ると、確かにそれぞれのアプローチが補完し合っていると言えるかもしれません。ただし、それには適切な組織風土やリーダーシップが必要だと感じます。それらがなければ、どちらのアプローチも効果を発揮できないかもしれませんね。