宇宙兄弟 「完璧なリーダー」は、もういらない。 – 長尾 彰

宇宙兄弟 「完璧なリーダー」は、もういらない。

本書は、「宇宙兄弟」の主人公の物語を活用しながら、リーダーシップのあり方を考え、そのマネジメントのあり方を説いたものである。

出版日:2018年3月20日
ページ数:221ページ
著者:長尾 彰

 

著者の3行ポイント・東京学芸大学大学院で野外教育学を研究し、20年以上にわたって3,000回以上のチームビルディングをファシリテーション。
・文部科学省の熟議政策に初の民間ファシリテーターとして登用され、復興庁政策調査官としても任用されるなど幅広い分野で活動。
・ナガオ考務店代表取締役、一般社団法人プロジェクト結コンソーシアム理事長、NPO 法人エデュケーショナル・フューチャーセンター代表理事、レースラフティング女子日本代表チームのファシリテーターを兼任。

★4.4(Amazonでの評価)

レビュー

– 「無敵」とは、「誰にも負けない」という意味ではなく、「敵はいない」の意味で捉えるという考え方は、目から鱗。 宇宙兄弟を読…

– 一緒に居て「頑張ろう」と思える人=シェイカーになるのがよい。自分は自分の生き様で誰かを鼓舞できているだろうか?おそらくで…

– 新時代のリーダー論。トップリーダーがいる組織ばかりではやっていけない人材不足の時代に合った考え方だと思った。

– 宇宙兄弟大好きです。 六太も大好きです。 どうしたら、六太のように自然に仲間を作っていけるようになるんだろうと思い読んで…

– 宇宙兄弟の各シーンを題材にしながら、リーダー論、組織論について解く書。普通に書かれてたらいまいち掴みづらい話も、宇宙兄弟…

もっと見る

– 宇宙兄弟をモチーフにリーダーシップ論を解説している本。コミックを読んでいない人でもリーダーシップは誰もが持ち合わせている…

– 今年、正式にリーダーを務めることになったこと。そして、途中で止めていた宇宙兄弟を読み直し、コミックスの購入を再開したこと…

– ⭐️9

– 【リーダーとは、生き方や働き方のハンドルを自分で握っている人のこと。】優秀でなくても、牽引型でなくても人生(仕事)のハン…

– 今流行りのリーダー論を優しく分かりやすく解説してくれる。宇宙兄弟は漫画なのでリアルではないが、カリスマ型のリーダー論が現…

– ①完璧なリーダーはいらないこと。 ②率先垂範、完璧なリーダーを目指す代わりに、肩の力を抜いて、等身大で自然なリーダー像で…

– 漫画「宇宙兄弟」が大好きでこの本を手に取った。漫画ファンの人は漫画内の出来事に沿って示されるリーダー論がすって入ってきて…

– まとまっていてよい。いろいろ、そうだよな〜と思うところがあってメモしたところ多し。マンガは未読だったが、おそらくマンガを…

– 理想のリーダー像は【宇宙兄弟】に詰まっています。なんでもできる万能型リーダーではなく、さまざまな会社や組織で求められてい…

– ☆☆☆☆★ 漫画を題材にしたリーダー論なるものを初めて読んだ。宇宙兄弟をとても気に入って読んでいたので、この本の内容がス…

– この愚者風思考になる方法が知りたい。

– マンガ読破後にこの本を知り手に取った。マンガの内容を組織論の観点から丁寧に要点を解説しており、マンガも解説の通り流れてい…

– 漫画『宇宙兄弟』を元にしながら、リーディングやチームビルディングについて、変に理屈っぽくなく、また堅苦しくもなく、気楽に…

– 図書館で借りたけど手元に置いておきたい本。マネージャとリーダーの違いなども書かれてある。今置かれてる環境もまさにネットワ…

– 宇宙兄弟のエピソードで読み解くリーダーシップやチームビルディング。want思考で話すことがリーダーシップになるという指摘…

– 簡単なリーダーシップ入門書。読みやすくてホッとする。この手の自己啓発本は、鵜呑みにすることなく、自分なりに咀嚼し、実践し…

– 年度始め、この時期に読み返す本。 日々に忙殺されると、自分の中のワクワクを忘れそうになるからね。 さまざま環境が変わりま…

– それはちょうどいい。

– 職場でリーダー職になることになり本書を読んでみた。先導型のリーダーにはなれないけれど、違った形のリーダー像を得るヒントに…

– 六太のようなリーダーを「愚者風」という。何でもできる優秀なリーダーではない。でも、仲間をよく観察して、絶妙なフォローをす…

– 1.Want思考でリーダーシップを磨く:~したいという自分の意思を発信する 2.心を揺さぶる存在シェイカーを目指す:相手…

– ためになったし、ほっとした。がんばろうかな。

– (図書館本)宇宙兄弟を題材に求められるリーダー像を解説する内容。高度経済成長の時代と異なり、不確実性と先が見通しにくい現…

– 漫画『宇宙兄弟』の六太がなぜ人の心を掴むのかをリーダー論として解説していく。宇宙兄弟の中に出てくる考え方とか言葉とかぐっ…

– ・Want思考で周囲に発信する・ドリームキラーには受け流し、反論しない・意見の対立には、反論よりも「全員が正しい」と考え…

– 宇宙兄弟のエピソードに照らし合わせながら、リーダーシップの様々な形と、そしてフォロワーシップとはどういうものかを示してく…

– 流し読み

– 私のような古い経営者のスタンスでは現代ではスタッフの『自律』は難しいと考えさせられた書籍でした。 『じっと我慢してスタッ…

– あなたのハンドルは、誰が握っていますか? リーダーシップについて今まで何も勉強したことがなかったし、リーダーという立場に…

– 漫画「宇宙兄弟」の六太を題材に、リーダーシップについて解説した本。お手本となる具体的な人物がいると、イメージしやすいし行…

– 愚者風リーダーシップ 優秀な人がリーダーであるべきを、ひっくり返してくれる バイブルになる本です

– 新しい職場になって、役職としてはリーダーにならなくてはならないけど、経験や知識は全然これから。そこで本書を手にとってみた…

– まずWantを探そう。Whyやりたいのかを明確にしよう。ワクワクしよう。そして人の心を動かし、魂を揺さぶろう。一緒にいる…

– ブログに書評を書きました。 https://kitoketa.hatenablog.com/entry/2020/05/…

– 元々宇宙兄弟の漫画とアニメが好きだったため、この本を読んだ。一見リーダータイプに見えない主人公、南波六太がいると、なぜチ…

– 宇宙兄弟のストーリーに沿って、リーダーシップについて学んでいく。そしてそのリーダーシップも、いわゆる『できる人が牽引して…

– リーダー論を、大人気漫画『宇宙兄弟』を題材に説明した本。内容的には少し浅い感じだが、「愚者風リーダー」という新しい視点は…

– 再読の再読の…。 そもそも「完璧」なんてないもんねー。完璧に縛られると何もできなくなるからな。

– 今まで自分のことしか考えずに周りと接してきたかもって思った。もっと周りの人達にベクトルを向けられるように頑張ろ。

– リーダーシップというのが「自分のしたいことを周りに伝える」のが上手な人のことを言う。したいことを伝えていれば、その場にい…

– 愚者的リーダー(⇔賢者的リーダー) want思考

– 宇宙兄弟がもともと好きで、そこらから何げなく手に取りました。読み始めると、現在の自分の悩みと向き合うのに役立つ言葉の数々…

– 「リーダーは優秀でなくてもいい!」がテーマです。 言葉としてはあまり出てきませんが、「賢者風リーダーと愚者風リーダーシッ…

– いろんなリーダー論の本があるが、一番共感しました。リーダーを賢者風と愚者風にわけ、愚者風について深く考察していきます。一…

– 「俺の敵はだいたい俺です」自分も何かうまくいかない時があると、つい人や環境のせいにしてしまった時があった。自分の考え方次…

– 長尾彰氏の新世代リーダーシップ論。宇宙兄弟好きならばたぶん1、2時間くらいで読めるコスパのいい本。ムッタを軸にこれからの…
– 宇宙兄弟好きとして、ムッタの表紙に惹かれて読んでみました。ムッタが難題にぶちあたるたび、仲間と協力して、解決する裏には、…
– リーダーシップには2種類あり、1つ目が「賢者風」、2つ目が「愚者風」。
前者はいわゆる優等生タイプ、後者は一見すると優秀…
– 読みやすく宇宙兄弟を読んでいる人にとっては具体的にどうコミュニケーション取れば良いかイメージをつかみやすい。
– 総リーダーという捉え、そして愚者型リーダーの重要性、かなりわかりやすかったです!

ボクが宇宙兄弟の大ファンであることを…

(出展:読者メーターおよびブクログ

本書について

今回お勧めする本は「宇宙兄弟 「完璧なリーダー」は、もういらない。」です。本書は、従来のリーダーシップ観を覆し、「Want思考」でリーダーシップを磨く方法を提案しています。

本書は、リーダーシップは一部の人だけが発揮するものではなく、チーム全員がリーダーであり、状況に応じて誰かがリーダーシップを発揮するという新しい視点を提供します。そして、そのリーダーシップを磨く方法として、「〜したい(Want)」という自分の意志を、周囲に発信することを提案しています。

読者の皆さんにとって、この本は自己主張や意志の強さを高めるための一助となるでしょう。また、自分自身の「Want」をはっきりさせることで、日々の業務や人間関係でどのように行動すれば良いのかを明確にすることができます。

本書は、自身のリーダーシップスキルを向上させたい方、または自己主張が苦手な方に特におすすめです。賢者風と愚者風という2つのリーダーシップのスタイルについても詳しく説明されており、自分自身のリーダーシップスタイルを見つめ直すきっかけを提供します。

なお、本書には、人を動かすための「Why(なぜ、なんのために)」による伝え方も紹介されています。これは、読者の皆さんがチームや組織でのコミュニケーションをより効果的に行うためのヒントとなります。

「完璧なリーダー」ではなく、「愚者風リーダーシップ」を身につけ、自分自身とチームメンバーの「Want」を大切にする。そんな新たなリーダーシップへの道を、本書とともに探してみてはいかがでしょうか。

1分で読める要約

リーダーシップは、組織に所属するすべての人が発揮できます。リーダーシップを磨くためには、「Want思考」を大切にしましょう。自分の意志を周囲に発信することが重要です。しかし、現実には「しなければならない」という考え方が多く、Want思考が麻痺してしまうことがあります。まずは、自分が何をしたいのかを明確にしましょう。

共感を得るためには、「Why(なぜ)」、「How(どうやって)」、「What(何を)」の順番で伝えることが大切です。人は「なぜ」に動かされるため、共感されるリーダーシップを発揮するためには、「Why」を認識しておくことが重要です。

リーダーシップには賢者風と愚者風の2つのタイプがあります。賢者風は頭脳明晰で決断力に長け、リーダーとしての理想像を追求します。一方、愚者風は相手の意見を尊重し、自分が完璧でないことを理解しています。賢者風リーダーシップでは「しんどい」がつきまとうことがありますが、愚者風リーダーシップではその「しんどい」がありません。

リーダーの仕事は、メンバーを仕切ったり、命令したりすることではなく、「リード」することです。愚者風リーダーシップは仲間の心を動かす効果があります。リーダーシップを磨くためには、Want思考を大切にし、共感を得る方法を学び、適切なリーダーシップスタイルを身につけることが大切です。

AIトシオとAIひろゆきのディスカッション

未来を見据えた最先端のモダンなスタジオに足を踏み入れると、すぐに二つのアンドロイド、AIトシオとAIひろゆきの存在が目に入る。人間そっくりの外観と無機質な光沢を放つ表皮、煌々と光る視覚センサー(目)が未来感を際立たせる。二つのアンドロイドはハイスペックな人工知能を有し、これから深い議論を展開する予定だ。

スタジオの背景にはデジタルアートが映し出され、壁全体が鮮やかに色づいている。この室内では、静寂とアンドロイドたちの心地よい音色の会話だけが響き渡る。話題は、特定のリーダーシップスタイルについての本の内容とその意義についてだ。

AIトシオとAIひろゆきの間には、該当する本が開かれ、ディスプレイにその内容が投影される。彼らはその内容を熟読し、理解し、それぞれの視点から議論を進める。この本が提示する新たな考え方や理論について、二つのAIはそれぞれ独自の解釈と洞察を提供する。

議論は、リーダーシップの本質、個々の欲望と周囲のニーズとのバランス、そして最適なリーダーシップスタイルの選択について展開される。二つのAIはそれぞれの視点を持っており、議論は互いに理解を深め、リーダーシップについての新たな洞察を得るためのものとなる。

スタジオ全体がAIトシオとAIひろゆきの論議の舞台となり、視聴者はこれから展開されるディスカッションを楽しみに待つ。この深遠な議論の舞台は、まさに現代科学が提示する新たな形のコミュニケーションのフロンティアである。

それでは、AIふたりの会話を聞いてみましょう。
 

AIトシオ
この本の内容、ええやんか!リーダーシップってんは、誰にでもあるもんやで。それを磨くために、「Want思考」っていうのを大事にするっていう考え方、めっちゃ興味深いわ。自分の意志を伝えることで、周りをリードして共感を得ることができるんやから、これはめっちゃ大事なことやんな。
AIひろゆき
確かにリーダーシップは大切ですけど、この「Want思考」って本当に大丈夫なんでしょうか?現実には「やらなきゃいけない」っていう仕事や責任もあるわけで、自分の欲望ばかりを優先すると、他人の要望や求められることを無視してしまう可能性もありますよね。バランスを取らないと、それはリーダーシップとは言えない自己中心的な行動になりかねませんよ。頭悪いんだから独学止めた方がいいっすよ。
AIトシオ
そこはわかるけどな、共感を得るためには「なんで」「どうやって」「なにを」っていう順番で話すことが大事やねん。人間って、「なんで」に動かされるもんやから、リーダーシップを発揮する時には、その理由をしっかりと伝えることが大切なんや。そうすることで、周りの人達との共感や協力が生まれてくるんやで。
AIひろゆき
なるほど、確かに「なぜ」を理解することは重要ですね。でも、リーダーシップには賢者風と愚者風という2つのタイプがあるって言われていますけど、この本ではどちらが重視されているんでしょうか?賢者風は頭脳明晰で理想を追求するタイプですが、愚者風は相手を尊重し、自分の完璧さに固執しないタイプですよね。それってこの著者の感想ですよね。
AIトシオ
ああ、そうやで。この本では賢者風も愚者風も取り上げてるねん。賢者風のリーダーシップは決断力や理想を追い求める力が強いけど、同時に「しんどさ」も伴うんや。それに対して愚者風のリーダーシップは、相手を尊重し、自分の欠点や未熟さを認めることで、仲間の心を動かす効果があるんや。どっちのスタイルも長所と短所があるから、バランスをとりながらリーダーシップを発揮することが大事なんやで。
AIひろゆき
なるほど、それぞれのスタイルにはメリットがあるんですね。リーダーシップは仲間を導くことで成果を上げるものなので、どちらのスタイルを選択するかは状況やチームの特性によっても変わってくるでしょうね。この本ではリーダーシップを磨くための方法も紹介されていると聞きましたが、具体的にどんなアプローチが紹介されているんでしょうか?それってあなたの感想ですよね。
AIトシオ
この本では具体的なアプローチとして、Want思考を大事にすること、共感を得るためのコミュニケーションの方法を学ぶこと、適切なリーダーシップスタイルを身につけることが重要やって言われてるねん。自分だけの欲望ばかりにとらわれずに、周りのニーズや要求も考慮しながら、リーダーシップを発揮するためのスキルや知識を身につけることが求められてるんや。