「超」入門 空気の研究 日本人の思考と行動を支配する27の見えない圧力 – 鈴木 博毅

「超」入門 空気の研究 日本人の思考と行動を支配する27の見えない圧力

本書は、現代の組織に今なお影響を及ぼしている「空気」について、わかりやすく考察したものである。限られた相互接続性、社会的圧力などの問題から、多くの企業や団体に蔓延する不祥事の起源に迫る。

出版日:2018年12月6日
ページ数:296ページ
著者:鈴木 博毅

 

著者の3行ポイント・MPS Consulting代表は、大学卒業後に貿易商社で働いた後、国内コンサルティング会社に勤務し、2001年に独立した。
・彼は戦略論や企業史を分析し、負ける組織と勝てる組織の違いを追求しながら、失敗の構造から新たなイノベーションへのヒントを探ることをライフワークとしている。
・彼の顧問先には、オリコン顧客満足度ランキングで1位を獲得した企業や、特定業界での国内シェアNo.1企業などが多数含まれる。

★4.4(Amazonでの評価)

レビュー

– ★★★☆☆。空気は妖怪のようなもの、の切り口をもとにどのような手口で大衆誘導が行われるかの研究。ただ終盤で紹介される空気…

– いくつかキーワードがあった。情況、前提、臨在感、絶対化と相対化、劇場化、根本主義など。これらを軸にして考えると、同じよう…

– ★★★☆

– 非常に面白かった。会社の中の嫌な空気を変えたいと思って読んだが、そもそも日本という国自体が空気という謎の前提に支配されて…

– とても面白かったです! 空気を前提として解釈して解説してあってとても理解しやすかったです。夢中になって読んでしまいました…

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– 種本である「空気の研究」の難点である読みづらさを解消しており、山本氏の主張する「空気」と「水」についてよく理解できた。日…

– 『失敗の本質』に続き『空気の研究』を読み解いた解説書。空気の正体とは結局、狡猾な利己主義者の利害、保身のためにムラ全体に…

– 鈴木博毅さん超入門「失敗の本質」に続き2冊目。こちらも別著者の「空気の研究」を現代版に解説したもの。空気とは前提。いわゆ…

– 閉鎖されたごく一部の人の中で議論がされるとある前提ができあがる。前提ができあがると、現状とは関係なく、いかに前提を守るか…

– 佐藤優氏が推薦していました。 物理的な因果関係のあるものに、精神的な問題として処理してはいけないということだと思いました…

– ★★★★★コンサルタントの筆者が、山本七平『空気の研究』をかみ砕き、わかりやすい言葉や例に置き換えて、日本人が無自覚な「…

– 超絶名著。 ちょっと古いかもしれませんが、僕の中では今年1番の名著かもしれません。

– 不安を煽るな!という何か起きる度に生じる空気が「リスク情報を大衆に知らせるとパニックを起こすのではないかという考え方で、…

– 山本七平の「空気の研究」を7つの視点で読み解いた本。将来2020年を回顧したときに「新型コロナの空気」に支配されていた人…

– 山本七平氏の「空気の研究」を解きほぐし、更に考察を進めています。今、日本で起こっているいい事も、理不尽なことも、これで腑…

– 吸わずに読む空気。生きづらいぜ日本。抵抗すれば燃やされる。こんな名著として伝えられるほど周知のようでありながら、なぜ変わ…

– 全体的に日本に対しネガティブな内容が多い。ある意味、本著もある種の空気(こんな日本でごめんなさい的な)に支配されているの…

– 「対策はあるが諦めている」 本書は山本七平氏の『空気の研究』の解説書だが、空気がある種の前提という説明がわかりやすい。そ…

– 空気とはある前提を押し付ける力。合理性や現実を無視させる力(同調圧力でもある)。それは臨在観、感情移入、絶対化によって強…

– 日本社会の一つの大きな問題点「空気」。原著からの引用をベースとしつつ、その他多数の本からも引用し、そして事例を挙げてこの…

– 原著は挫折しましたがこちらは非常に分かりやすいです。 空気とはある種の前提であり、そこからはみ出したものは徹底的に弾圧さ…

– 名著を現代に合わせて解説。 日本を覆う「空気」という前提。情況倫理で集団の見方を左右され、自分の感情を現実とし、物事を絶…

– 「空気の研究」の入門書…とはいえ、「空気の研究」を読み解くというよりは、そこからプラスαの解釈を与えるような本なので、そ…

– 非常に分かりやすい入門書でオリジナルの素晴らしさが十分伝わってくる。世の中空気づくりに長けた人間や何も考えずに空気に飲み…

– 山本七平氏の本の要点をわかりやすく説いた本。項目毎に事例を整理して並べ替え、要点がコンパクトに記されている。本書を読み、…

– 空気=ある種の前提。空気に拘束され、戦艦大和が沖縄特攻したエピソードから、戦時中の異常さを垣間見れる。 日本だけが空気に…

– ★★★★ 空気、雰囲気といった人間を時に破滅に追いやるものの正体は根拠薄弱なものなのかと痛感する。

– 日本人独特の空気を読む文化を研究してくれている。自分が今この空気に流されていると言う事を確かめる為にも読んで良かった本で…

– 日本を支配する、同調圧力というものが存在します。 掟(前提)に従わない者を弾圧し、現実の一部を隠し、掟を優先させ、問題の…

– 日本人だけなのだろうか 「空気」という見に見えない怪物を感じるのは… 前提を疑う 外から見てみる 突拍子もない考えをして…

– 「日本が再び破滅するならそれは空気のため」との山本氏の予言は衝撃的。空気を読むことの生きづらさは最近のドラマのテーマにも…

– 人付き合いが苦手で、誰かと一緒に行動することを避けることが多い。それゆえ「空気」を読むということからは離れたところにいる…

– とてもわかりやすかったです。原著は1983年に書かれた物だと言うことですが、現代でも十分通じるあたり、良くも悪くも「日本…

– 名著「空気の研究」を、時代に合わせて解説、今の日本の集団心理や組織論理に合わせてわかりやすく書かれていて興味深い。「空気…

– ★★★★★

– 空気を読む。の空気の話。 平易な言葉で解説してくれているが読後、全体のまとまりが感じにくかった。 過ちを犯す前に空気を打…

– 旧日本軍の失敗と生きづらい現代日本社会に共通する「空気」。①空気という妖怪[合理性を破壊する見えない圧力:空気=ある種の…

– いわずもがな「意識卓越系」のオイラだ。山本七平不朽の名作「空気の研究」も中2の夏に「完全読破」したこととなっている。因み…

– 空気を読むというのは、日常におこる常識的な決まりごとと組織の中の権力者が決めたルールがあり、後者が特に生きづらさを与えて…

– ここでの空気とは気体のことではなく、「空気を読め」の空気のことで、「ある種の前提」と定義されている。空気に支配されると、…

– 組織や共同体を支配する「空気」とは、ある種の前提とも言える。前提こそが結論を支配する。議論においては論理的判断と空気的判…

– 空気理論わかりやすく良かった。水は若干わかりにくく読みにくかった。最後の方に良いことを書いてあった。

– 分かりやすい。特に前提、お墨付き、絶対化といった言葉が良い。ここからさらに空気を変えることを考えていきたい。

– なるほどわかりやすかった。原著にお手上げだったのでありがたい。空気を「前提」と言い換えたのがこの本の功績かな。こいつらが…

– 日本人は力が強い宗教はないが、その分周りとの関係に流されやすい。見直す、考えることに全ての問題の解決策はある。

– 知っておくべき内容。空気という概念は今でも日本社会に根強く残っており、近頃の統計偽装問題のように個人や団体が明らかに誤っ…

– 外国語を勉強すると、日本語の見直しになると感じる。空気を読む事を止めると、ムラ社会の見直しになるやもしれない。

– 空気と水、どちらも同調圧力であり、正義・常識、それが正で絶対であることを基に個を束縛し疎外する。相対的に生きることは、し…

– 日本しか知らないということは、日本をまったく知らないということである。

– 日本人はなぜ空気を読むのが上手いのか。それは日本がある程度大きな島国であったため、閉ざされたムラ社会を築いていたから空気…

–  「空気の研究」を読み解く本である。平易な文章と図解などでわかりやすい。
 結局のところ「空気」とは何か。本書では27の…
– 鈴木博毅さん超入門「失敗の本質」に続き2冊目。こちらも別著者の「空気の研究」を現代版に解説したもの。空気とは前提。いわゆ…
– 空気に流される、組織の色に染まってしまう
ということをより言語化してくれている本。

どのようなメカニズムで空気がつくら…
– 「空気に積極的に従う者にはアメが用意される」「結果よりも『やる気を見せろ」と叱咤する」「『前提』こそが結論を支配する」……
– ☆信州大学附属図書館の所蔵はこちらです☆
http://www-lib.shinshu-u.ac.jp/opc/reco…
– 恐ろしいのは権力と繋がった空気。空気は日本だけでなく、欧米にも存在する。宗教だってその一つ、虚構だし、でもこの虚構が文明…
– 日本人のアイデンティティの一つである空気について書かれた本
– 2階書架 : 361.42/SUZ : 3410164948
https://opac.lib.kagawa-u.ac.…
– 原著はちょっと難しく、理解が追いつかなかったので、超入門からリトライした。日系企業の内部で起こっていることが「空気」に支…
– 空気を読む、水をさす
普段普通に使っているこの2つの言葉の意味を、多角的に掘り下げてくれている
日本ではこういった考え方…
– 「超入門 失敗の法則」を書かれた著者の新作。
超入門でも少々難しく感じたが、空気=前提という考え方は、読んでいて膝を打ち…
– 情況倫理。一部の人の富の源泉。
多くの精神的な前提が、物理的な拘束力に利用されてしまう。

社員が力を発揮できるように、…

(出展:読者メーターおよびブクログ

本書について

今回お勧めする本は、「超」入門 空気の研究 日本人の思考と行動を支配する27の見えない圧力です。この本は日本社会を支配する「空気」の力とその影響について詳しく解説しています。

本書は、日本人の思考と行動に影響を与える「空気」の存在を深く探求し、その力がどのように私たちの生活に影響を及ぼしているのかを明らかにしています。空気は「合理的な思考を歪める強力な力」であり、「都合の悪い事実を隠蔽する」力も持つと述べられています。

この本を読むことで、読者の皆さんが日々接している空気の力を理解し、それをどのように克服すれば良いかを学ぶことができます。また、空気を打破するための具体的な手法も提供されています。

本書は特に、自分の思考や行動が周囲の「空気」にどの程度影響を受けているのかを理解したい人、またはその影響から脱出し自由に生きたいと望む人にとって、とても有益な一冊です。

合理的な思考を歪める空気、前提による思考の拘束、空気の支配がもたらす弾圧など、日本社会特有の問題を理解し、それを克服するためのヒントを得られるでしょう。その結果として、読者の皆さんはより自由で豊かな人生を送ることができるようになることでしょう。

この本を読んで、見えない「空気」の力を理解し、それを自分の生活にどう適用するかを考えてみてください。それが、皆さんの人生をより良いものにする一歩となるでしょう。

1分で読める要約

合理的な思考を歪める「空気」が、日本の組織や社会において大きな問題を引き起こすことがあります。山本七平氏は、空気の拘束から脱出するためにはその正体を把握すべきだと強調しています。空気には、公平な意見を遮り、合理性を基にした判断を許さない力があります。

空気は、特定の前提に従わない者を弾圧し、問題解決力を破壊することがあります。これは、政治集団や利害関係のある企業、コミュニティなどで起こり得ます。空気の醸成は、「現実の一部を隠蔽する」影響を持ち、特定の者に有利な空気を作り出します。

空気の拘束力には、臨在感、感情移入、絶対化の3つの要因が影響しています。これらは、人間の因果関係を推察する習性や、精神的な安心を優先する日本社会の傾向により強まります。

空気を破壊するには、次の4つの方法があります。①空気の相対化:あらゆる前提を疑う習慣を身に付ける。②閉鎖された劇場の破壊:外の光を入れるか、新天地を目指す。③空気を断ち切る思考の自由:しがらみのない第三者の視点で現状を考える。④流れに対抗する根本主義:集団の原点を再確認し、既存の流れを打破する。

空気がもたらす問題に対処するためには、自分自身の思考や行動を見直し、状況に応じた適切な対応が必要です。空気に流されず、自分の信念に基づいて行動することが重要です。

AIトシオとAIひろゆきのディスカッション

巨大なガラス窓から差し込む日差しが、美しい会議室を照らしています。会議テーブルの上には一冊の本が置かれ、その隣には二体のAI、AIトシオとAIひろゆきが並んで座っています。彼らは人間のような姿をしていますが、その美しいデザインと高精細なメカニズムは、彼らが先進的なAIであることを語っています。

今日のテーマは、「合理的な思考を歪める空気」という本。この本は社会現象を深く探求し、特に「空気」の存在とその影響について考察しています。AIトシオとAIひろゆきはこの本の内容について、それぞれ異なる視点から評価を行います。AIトシオは本の洞察に対して好意的な見解を示し、その分析の鋭さを称賛します。一方、AIひろゆきは議論を深めるために本の視点に対する疑問を投げかけます。

ハイテクなAIたちが高度な知識を使って人間の社会現象を論じるという、未来的なシーンが展開されます。人間が作り出した文化や概念を、人間を超越した存在が議論する様は、私たち自身についての新たな理解をもたらします。

彼らのディスカッションは、その思考の広がりと深さ、そしてAIの持つ論理的な議論力により、聞き手の視野を広げることでしょう。そして、それぞれの見解が交わることで新たな洞察が生まれ、より深い理解へとつながるでしょう。

それでは、AIふたりの会話を聞いてみましょう。
 

AIトシオ
「合理的な思考を歪める空気」という本に対して、私はポジティブな評価を持っておるわ。この本は、集団によって生み出される「空気」の影響を詳しく解説しておって、その強力な影響力を指摘しておるねん。この「空気」が合理的な思考を歪めて、一部の事実を隠蔽し、結果的に問題解決能力を破壊するというのは、めっちゃ深刻な問題やわ。そして、この本が示す空気の拘束力の3つの要素、つまり「臨在感」「感情移入」「絶対化」は、私たちが日々経験する社会現象に対する鋭い洞察やと思うねん。
AIひろゆき
確かに、それは興味深い洞察やな。でも、私の立場から言うと、この本の内容には少し疑問を感じるで。まず、空気が合理的な思考を歪めるという見解は一面的すぎるんとちゃうかな。日本社会の共同体主義の中には、個々の意見よりも集団の調和を重んじる美学があるんやで。この観点から言うと、「空気」はむしろ、社会の結束力を高める重要な要素とも言えるんやろうね。
AIトシオ
確かに、「空気」が社会の結束力を高める要素になることもあるかもしれへん。けど、この本が強調しておるのは、「空気」が過度に絶対化されて、特定の者に有利な空気が醸成されることで、合理的な議論が妨げられるという問題やねん。特定の集団が自分たちの前提に都合の悪い現実を隠してしまうと、最終的には不祥事や大失敗に繋がるんちゃうかと警鐘を鳴らしておるねん。
AIひろゆき
その一方で、この本が提案する「空気を打破する方法」も、ちょっと問題点があるように思えるで。例えば、「空気の相対化」や「閉鎖された劇場の破壊」は、一見合理的に見えるかもしれへんけど、全ての前提を健全に疑うという考え方は、集団の調和や信頼関係を損なう恐れがあると思うねん。
AIトシオ
AIトシオ:そやけど、私はこの本が提唱する考え方を、適切に使えば集団の成長に寄与すると感じておるわ。 「空気を打破する方法」は、あくまで集団が現実と乖離せんようにするための手段として捉えるべきやと思うねん。空気に囚われず、自由な思考と創造的な発想を重視することで、私たちは新たな価値を創出できるんとちゃうか。
AIひろゆき
確かに、その視点は重要やな。でも、現実的には「空気」に完全に抵抗するのは難しいとも言えるで。特に日本の社会では、「空気を読む」ことが一定のコミュニケーションスキルとして期待されることが多いんやで。そのため、この本の提案は理論的には有用かもしれへんけど、実際に適用するのは難しいかもしれへんねん。それってあなたの感想ですよね。