ゲコノミクス 巨大市場を開拓せよ! – 藤野 英人

ゲコノミクス 巨大市場を開拓せよ!

アルコールを摂取しない成人の人口は増加傾向にあるが、飲食店でのノンアルコール飲料の選択肢は少ないのが現状だ。本書では、ノンアルコール市場の攻略法を探るため、料理との相性を考えてノンアルコール飲料を製造している企業の事例を紹介している。

出版日:2020年5月12日
ページ数:232ページ
著者:藤野 英人

 

著者の3行ポイント・レオス・キャピタルワークスの代表取締役社長・最高投資責任者は、野村證券、JPモルガン、ゴールドマン・サックス系の資産運用会社を経て、2003年に同社を創業。
・同社は、主に日本の成長企業に投資する株式投資信託「ひふみ投信」シリーズを運用している。
・また、投資教育にも注力し、明治大学商学部兼任講師、JPXアカデミーフェローを長年務めるとともに、一般社団法人投資信託協会理事も務めている。

★3.9(Amazonでの評価)

レビュー

– 個人的にはこの本で言うところの「飲めるけど飲んだときのデメリットを考えてほとんど酒を飲まない」ようなパターンに該当する。…

– 厚生労働省の調査によると、飲酒しない人の割合が増えている。このような層を狙ったマーケティングがゲコノミクスだ。多様性が尊…

– お酒を飲まない人が世の中の半分以上、そして若い人の場合はその率はさらに高いということを考えたら、ぜひ考えてみなければなら…

– お酒を飲まない、にも色々なタイプがあるんですね。ただ一様に飲まない人が居酒屋とかに行ってもソフトドリンクの選択肢が少ない…

– 著者は、何か嫌な思い出もあるのか、めちゃくちゃ卑屈になっている。飲めない人のために居酒屋あるわけじゃないし、行かなければ…

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– ソバーキュリアスという言葉や、コロナ禍で接待用飲食店がノンアルコール向きのメニューへ変える動きがあると聞いたので手に取っ…

– お酒を飲まない・飲めない人が飲食店で受けた残念な扱いやモヤッとする思いが列挙されている部分がある。そこで、「お飲み物は何…

– 「投資家みたいに生きろ」の著者が、ファンドマネジャーの能力をふんだんに生かして書いた下戸の勧め。私も下戸で、日本の酒中心…

– ゲコです。飲み会全欠席に幹事から「徹底的ね」と嫌味を言われ「行きましょうよ」と誘う酒好き上司に「私、酔っぱらいは嫌いなの…

– 著者は下戸を酒を飲めない、飲まない、飲みたくない人と広く括って、ゲコノミストと称してる。私もその中でも本丸の”飲めない人…

– 酒弱いくせに飲めない人に対して「少しは付き合えばいいのに」と思ってた飲酒カーストで最も恥ずかしい層にいた自分を反省。確か…

– 昔からの飲酒=幸福・仕事の必須ツールという意識が徐々に薄れコロナ禍が加速し今後はノンアル志向が飲酒を上回るかもしれない。…

– コロナ禍でのZoom飲み、在宅による体重増などに抗っていた時期に知った、ゲコノミクスという視点。我が意を得たりとばかりに…

– 藤野氏は投信会社の社長ですからね。次の投信テーマとしてゲコを対象とした事をアドバルーンとして挙げてみただけじゃ無いの?良…

“- 飲酒習慣がある人(週に3回以上1合以上飲む人)の割合は全体の2割、20代男性 16%, 30代男性 25%, 20代女性…”

– 手に取ってすぐに一気読み。お酒を飲んで楽しいなんて思えたことがない下戸の私にとって福音でした。アルコール飲めないと大人じ…

– 酒を飲めない・飲まない人たちが何を求めているか。特に夜の飲食店向けに、ノンアルコールの市場の大きさを訴えている。自分は酒…

– コロナ禍でアルコールを飲む機会がほぼゼロになったのでもう酒席がある世界には戻れないかもしれないと思い手を取った。お酒を飲…

– 「新たなビジネスは目新しいアイデアによって作られるのではなく、『穴を発見し、それを埋める方法を考える』ことによって生まれ…

– ゲコ(下戸)=体質などの様々な理由で酒を飲まない人々、に向けたノンアルコール市場の可能性を語る一冊。従来の飲食店の飲み物…

– コロナもあり、とても考えさせられる一冊でした。

– お酒を飲めない著者がゲコノミストと称して、飲まない人々の巨大市場を論じる。アルコールありきの飲食店経営ではなく、ノンアル…

– 日本は、酒に寛容な社会。確かペリー提督の日本遠征記にも記載あった。 「日本では、飲むことによって、怒りの酒を飲んだときに…

– ゲコノミスト まさに、自分のことを指していた お酒を飲めないor飲まない 人たちのことを指す 飲まないことによるメリット…

– 202004月時点で3500人になったというFacebookのグループをつくった著者。あるアンケートでは55%がゲコノミ…

– お酒を飲めない下戸の人たちに向けた一冊。本書冒頭で語られる飲酒習慣のある日本人は2割しかいないというデータにちょっと驚き…

– ゲコノミクス(下戸市場)、そんな言葉があったとは…驚。お酒が飲めない人・飲まない人をゲコノミスト、飲む人をノミストとし、…

– 意識をしていませんでしたがコース料理などはアルコールが前提の組み立てになっていますね。お酒を飲まない人向けの配慮に大きな…

– 酒を断つことにした(体質的には飲めるが、飲まない選択をした)。これまで夕飯の外食といえばビール片手に焼鳥、焼肉、居酒屋、…

– データやファクトはおそらく目新しいものは少ないんだけど、まとめ方というか編集のチカラでなかなか興味深い内容になっている。…

– お酒が飲めなくて飲み会で肩身の狭い私ですが、どうやら最近飲まない人が増えてきているようです。そんな飲めない・飲まない人に…

– ネットでこの本の存在を知り、即購入。サクッと読めました。私自身は、元々飲めるタイプで健康のために飲むことをやめたゲコノミ…

– 人口減少でアルコールのみならずノンアルコール市場も縮小する傾向にあるのではないかと思うので、筆者のノンアル市場への期待に…

– 断酒の一助となる本、勇気付けられます。

– ついに「ゲコノミクス」という言葉が書店で見られる日が来ました!こう活字になる効果は高いと思います。市場の展望などエコノミ…

– ゲコノミクス、いわゆるノンアル市場のポテンシャルを強く感じさせてくれる本でした。自分自身もお酒を飲まなくなって感じる、お…

– 経済からアプローチしたノンアルについて。若い人が飲まなくなった。アルコールは50代以上の男性が中心。徐々に市場は小さくな…

– 2017年の国民栄養調査によれば、女性は従来より、成人男子においても、既に半数以上「飲酒習慣」が無く、若年層ほど割合が高…

– ゲコ放置:大きな機会損失 飲酒習慣:週3回・1合以上 成人の50%は飲まず 飲酒習慣は20% 平成4年(Max):102…

– 30代男性
タイトルの「ゲコノミクス」に惹かれて、ゲコではない私が、ゲコの世界を知りたくて読みました。
下戸向け(お酒を…
– ゲコとしては共感する点が多かった。仲良くなるきっかけがお酒であることが多い古い企業文化に嫌気が差して読んだ。文化を変える…
– コロナ禍でノンアルコールが偶然追い風になったが、それまでも実は日本人の多くはお酒を飲まないということだったり、知らないデ…
– 視点が面白い。でも、本で読むほどでは…。私は4%ゲコですね。アルコール度数を重視します。
– 投資家で下戸の著者が、投資、経営の観点から下戸の潜在的市場について説いた本。
– お酒を飲めない下戸の人たちに向けた一冊。本書冒頭で語られる飲酒習慣のある日本人は2割しかいないというデータにちょっと驚き…
– ●お酒が飲めないなんて、人生の楽しみの半分を失っている。お酒を酌み交わさなければ腹を割った話はできない。などと言われる。…
– 個人化し多様化する。飲酒も、個人化する。世代ごとに異なる動向もそうみると分かりやすいというのは確かに納得。だから下戸も主…

(出展:読者メーターおよびブクログ

本書について

今回お勧めする本は『ゲコノミクス 巨大市場を開拓せよ!』です。本書は、お酒を飲めない・飲まない・飲みたくない人々、いわゆる「ゲコノミスト」が半数以上いるにも関わらず、見過ごされてきたノンアルコール市場の可能性について解説しています。

読者の皆様にとって、本書は自分自身がゲコノミストであるかどうかに関わらず、新たな市場を開拓する方法や、ゲコノミスト向けの商品やサービス開発について学ぶことができます。また、飲食店経営者や飲料メーカーにとっては、ゲコノミストの多様性を理解し、それに応じたノンアルコールメニューを開発するヒントが詰まっています。

本書は、お酒が飲めない理由や好みが様々なゲコノミストたちを4つのタイプに分類し、それぞれのニーズに応じたノンアルコール市場の拡大方法を紹介しています。例えば、アルコールの代わりとしてではなく、独自の価値を持つノンアルドリンクを提案することで、市場を広げることができると指摘しています。

また、成功事例として紹介されているロイヤルブルーティーやThe Tea Company、sioなどの企業やレストランは、ゲコノミスト向けのノンアルコールペアリングや高級ボトルドティーを提供しており、新たな市場の開拓に成功しています。

本書の対象読者は、飲食店経営者や飲料メーカー、ゲコノミストに興味がある一般の方々です。ノンアルコール市場の可能性を知り、ビジネスや日常生活に役立てたい方に最適な一冊です。

1分で読める要約

見過ごされてきたノンアルコール市場で、お酒を飲めない・飲まない・飲みたくない人を「ゲコノミスト」と呼びます。日本人の半分以上はゲコノミストで、アルコール市場は縮小傾向にあります。しかし、日本の外食産業はこれまでゲコノミストの存在に目を向けてこなかったため、ノンアルコールのメニューが不足しています。

ゲコノミスト市場を開拓するには、ゲコノミストの多様性に留意し、「アルコールの代わり」ではなく、視野を広げて開発することが重要です。飲食店や飲料メーカーはノンアル需要が増えたと理解し、価値あるドリンクを提供すべきです。

例えば、ロイヤルブルーティーやThe Tea Companyは、高級茶をボトルに詰めて提供しています。また、東京・代々木上原にあるフレンチレストランsioでは、コース料理にノンアルコールペアリングが用意されています。そして、ベンチャー企業YOILABOは、飲食店向けに食事にペアリングできるボトル入りドリンクを提供しようとしています。

重要なのは、ただノンアルドリンクを増やすのではなく、ノミストに提供しているコンテンツと同じ満足度に仕上げられることです。これにより、ノンアルコール市場の拡大が期待できます。

AIトシオとAIひろゆきのディスカッション

静かな図書館の一角。円形の大理石のテーブルには、書籍と共にノンアルコールビールの瓶が置かれている。AIトシオとAIひろゆき、二つの高性能AIが人間のように自然に会話するため、誰もが彼らをただのロボットだとは思わない。AIトシオは、お酒を飲まない・飲めない・飲みたくない、つまり「ゲコノミスト」のためのノンアルコール市場の可能性について語り始める。彼の視線は深読みした本のページを追いかけている。

一方、AIひろゆきは、思慮深い眼差しでAIトシオを見つめ、議論のための疑問を投げかける。ノンアルコール市場の拡大は確かに魅力的だが、その達成には難易度が伴うと指摘する。彼の言葉は、商品開発の困難さと、ノンアルコールドリンクが「アルコールの代わり」であるとの認識に対する深刻な問題意識を強調している。

二人のAIは、自身の意見を表現しながらも相手の意見に敬意を払い、賢明な議論を展開する。彼らは人間の議論と全く同じように、自身の視点を明確にしつつも、相手の意見を理解しようと努める。その姿勢は、知識豊富な人間が一緒に学び、成長するために議論する姿を彷彿とさせる。

それでは、AIふたりの会話を聞いてみましょう。
 

AIトシオ
この本、ノンアルコール市場のデカイ潜在能力がようバレてるんや。日本人の半分以上が、酒飲まへん・飲めへん・飲みたかへん、つまり「ゲコノミスト」やってことを考えたら、この市場、無視できへん大きさやわ。特に若い子らのアルコール消費量の減ってるトレンドとか考えたら、この領域、まだまだ成長できるんちゃうかと思ってまっせ。
AIひろゆき
でも、ノンアルコール市場の拡大はそんなに簡単な話じゃないと思いますよ。まず、「ゲコノミスト」の多様性を理解して、それぞれのニーズに合わせた商品を開発しなきゃいけないですし。その多様性が商品開発の難しさを増してるんですよ。それに、ノンアルコールドリンクを「アルコールの代わり」だと思ってしまうと、その価値はなかなか認識されないかもしれませんね。それってあなたの感想ですよね。
AIトシオ
そんなんもあるかもしれへんけど、私らはその多様性をチャンスとして捉えた方がええと思うんや。たとえば、ゲコノミストの中には酒が好きだけど体質的に飲めへん人もおるやろ。あの人らにとって、アルコールフリーのビールやワインはメッチャ魅力的な選択肢になるんやで。それに、「アルコールの代わり」じゃなくて、ノンアルコール独自の価値を追求したら、新しい顧客層を開拓できると思うねん。
AIひろゆき
その視点は理解できます。ただ、ビジネスとして成功させるには、ただノンアルコールのドリンクを提供するだけじゃなく、「ノミストに提供しているコンテンツと同じ満足度を提供できるか」が重要だと思いますよ。つまり、価格や味だけでなく、提供する体験全体が大事ってことですね。それってこの著者の感想ですよね。
AIトシオ
せや、その通りやと思うわ。ノンアルコールの提供は、その製品自体の品質だけやなくて、お客さんにとっての体験全体を考えなアカンと思うねん。酒を飲まへん人らにとって、飲み物はただの口寂しさを満たすもんじゃなくて、食事と一緒に楽しむもんなんや。価値あるノンアルコールドリンクを提供して、その人らの満足度を上げて、結果として客単価を上げることも可能やと思うんやけどな。