美意識の値段
出版日:2020年1月17日
ページ数:208ページ
著者:山口 桂
・京都造形芸術大学の客員教授でもある。
・日本・東洋美術のスペシャリストとして、19年間に渡り海外勤務を経験し、多数のセールで実績を残す。
★4.0(Amazonでの評価)
– 美術に親しんで貰おうとの思いからか、前半のオークションのエピソードや生い立ちはややTVバラエティの様なテンションで、?と…
– 美術品の査定…相場、希少性、状態、来歴/ 何故自分はこの作品が好きだと思ったのか?/ 人は死ぬが作品は残る
– クリスティーズジャパン代表の著書。前半のオークションの部分は今後も関わる事ないであろうこういった別世界もあるんだって感じ…
– ☆4.5 網羅的な記述のため、もっと詳しく知りたいと思うところも多いが、クリスティーズでの経験を楽しく読ませてもらった。…
– クリスティーズJP社長が19年のNY勤務を含む経験から美意識とアート業界、美術品について貴重なお話を披露。スペシャリスト…
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– クリスティーズの人がオークションでの様々なエピソードを語る本。
– クリスティーズ社長の著書。オークション関連のアートビジネス的な話が中心かと思いきや、自身がスペシャリストとして携わった数…
– 読書会課題本。美術品の値付けのポイントは(1)相場、(2)希少性、(3)状態、(4)来歴。来歴とは、同じ作家の作品でも著…
– ☆☆☆:著者が、自身のオークション会社での経験を踏まえて、美術鑑賞を論じたり、アート業界の裏話を披露する本。この手の本を…
– 美術品オークションを生業とする著者からの視点で書かれた本書は、外部から伺い知れない美術品や美術品周辺に関わる人たちやお金…
– ふむ
– 椹木野衣さんが美術鑑定の“一匹狼”だとしたら、世界的なオークション会社クリスティーズ日本代表の山口桂さんは“組織の人”。…
– 美意識とは本物を見る目
– 冒頭から興味深い3Dの話。有名コレクターの作品をゲットする最も重要な機会は、Death死、Divorce離婚、Debt負…
– 面白かった。オークションってこうなってるのね。 美術品は行くべきところに行くってあったけど、以前に骨董商の方からもそう聞…
– なにか、漢字を当てることに強いこだわりを感じる文章でした。 「嘗て」くらいはひらけませんでしたかね。
– 期待ほど面白くはなかった。エピソードもこれまでのアートディーラー生活から導き出された主張もさもありなんというくらいだと感…
– これは面白い。オークションで有名なクリスティーヌジャパンの社長。専門は日本美術。日本美術品の特徴はその多くが日常品であっ…
– 自分の心に残るものが見たいと、美術館に通いだし数年、幅広い美術の世界のガイドとなる方のお話しが聞きたいなと思っていたとこ…
– 美意識や感性を磨くことをテーマにした本は、中々苦手な分野でしたが、帯買いしてしまいました。 中身はクリスティーズジャパン…
– 著者はオークション・ハウス、クリスティ-ズの方で、以前NHKの番組で見たことある。 美術品の値段は、相場、希少性、状態、…
– ネタ的に「ギャライーフェイク」っぽくて面白かった。アートを生活の一部として楽しむ暮らし、いいですね。飾るところない汚部屋…
– クリスティーズ日本法人社長である著者の、主に日本美術品におけるオークションでの裏話と、著者の生い立ちやこれからの展望を語…
– 自分の知らない世界を教えてくれた一冊。 オークションハウスは富裕層の人達の娯楽であって、自分には縁遠い話。と思って無意識…
– クリスティーズ・ジャパンの代表取締役社長の肩書を持つ筆者のこれまでの経験と培ってきた美意識、それとアートへの敬愛の念が感…
– 美術品についてオークションハウス(クリスティーズ)で仕事する人の観点から論じている。著者の美術品に対する愛情ある眼差しが…
– クリスティーズジャパン代表取締役の山口桂さんによる、オークションの舞台裏から世界における日本美術の位置づけなど、豊富なエ…
– オークションハウス、クリスティーズで働いたエピソード、なぜそんな職につけたかで語り始める。美術品を売買するが、物よりビジ…
– ◉読書 3 著者は世界二大オークション・ハウス「クリスティーズ」ジャパンのトップ。本書ではそのスペシャリストの仕事につい…
– 美術に関する作者の経験が私にとっては非日常過ぎて面白かった。美意識を持つことは楽しいことだと思う。損得勘定で考えずに感じ…
– 美術のオークション会社に勤める方の著作。美術は美術館に行って鑑賞するもの、と無意識に思っている私の何と残念なことか。日常…
– Kindleで購入。
アートオークションの内側を知れればと読んでみた。
・やはりアートオークションは顧客も売主も桁違…
– 以前浮世絵を見に行こうと思って肉筆画の所蔵場所を見たらほとんどがアメリカ。その時は日本人として落胆したが、この本を読めば…
– オークションを取り巻くできごと、美術品との数奇な巡り合わせ、日本美術にまつわる思い、アートとの向き合い方について書かれて…
– クリスティーズジャパン代表による美術論。美術品オークションのあれこれ、美術品スペシャリストの仕事内容、美術品との出会いな…
– オークション・ハウス「クリスティーズ」に勤める著者がみずからの体験を踏まえて、芸術のたのしみかたから美術品を取り巻く状況…
– タイトル詐欺?
– 茶道とは直接関係ないのですが、「目利き」が気になる人には良いヒントになるのではないかと思います。芸術としての茶の湯に興味…
– ふむ
– クリスティーズの仕事や美術品への審美眼など、興味深く読むことができた。ビジネスに使えるかというのは美術を理解していないと…
– 著者の職業柄、国内外を行き来する美術品が一つのテーマ。海外流出が非難される事もあるが、その国の美が外に出ることによって、…
– 東2法経図・6F開架:706A/Y24b//K
– 感性は自分そのものであるが、これを鍛えるにはホンモノを鑑賞するしかない。そうすることで自分が磨かれる。
– 審美眼を磨くために、アートの見方を知れる本
思ったよりも読みやすい
– サザビーズやクリスティーズなどの「オークションハウス」って気になるけど、どんなところ?を知りたい人に!
でも、想像以上…
– 平野啓一郎さんがお勧めだったので読んでみる
「美意識」の値段というタイトルだったので、美的センスとか、作品のテーマの読…
本書について
今回お勧めする本は「美意識の値段」です。本書では、オークション・ハウスのスペシャリストが美術品の鑑定や査定を行う仕事を紹介しています。読者の皆さんには、美術品の魅力や、美術品を評価するスペシャリストの独自の視点を学ぶことができます。
本書を読むことで、美術品に対する知識や価値の見方が深まるだけでなく、自分の美意識を磨くことができます。美術品に興味のある読者や、美術品の価値を理解したいと考えている読者にお勧めです。
本書では、美術品の鑑定や査定に必要な専門知識やセンスの磨き方が具体的に紹介されています。また、美術品の価格が決まる要素や、一流の美術品が持つ「新鮮さ」や「斬新さ」についても解説しています。
読者の皆さんが本書で得た知識や視点を活かすことで、美術品に対する興味や鑑賞力が向上し、日常生活の中で美術品と触れ合う機会が増えることでしょう。また、美術品だけでなく、身の回りのものに対する価値観やセンスも磨かれることが期待できます。
この本は、美術品の魅力を知りたい方や、美意識を高めたい方にぴったりの一冊です。ぜひ手に取って、美術品の世界に触れてみてください。
1分で読める要約
オークション・ハウスのスペシャリストは、美術品の鑑定と査定を行う専門家です。多様な分野の知識が必要で、適切な値付けも重要な役割を果たします。スペシャリストにとって、美術品との出会いが最も重要でエキサイティングです。情報を得るために、新聞を読んだり、コレクターやディーラー、学者とコンタクトを取ったり、美術雑誌や研究誌を読むことが大切です。
スペシャリストに必要な3つの条件は、専門知識を持つこと、人に好かれるタイプで遊ぶのを厭わないこと、他分野の芸術も日々見聞きし、自分の芸術的センスを磨くことです。特に、センスを磨くことはカンを得るために欠かせない条件です。
美術品の鑑定と査定は、脳内記憶に残した素晴らしい作品を基に引き算をしていくことです。オークション・ハウスの役割は、コレクターが集めた美術品を後世に残すために、調査研究し、図録に掲載したり、下見会を開催することです。
美術品の値段は、相場、希少性、状態、来歴などのポイントが影響します。一流の古美術品は、新鮮さと斬新さが永遠に残る現代美術品と言えます。現代美術品を鑑賞する際には、その作品が古美術品になった時に真の評価が得られることを考えることが大切です。
AIトシオとAIひろゆきのディスカッション
慈悲深い日差しが窓から差し込む、清潔でモダンな図書館。シルバーの光を放つAIトシオとAIひろゆきが、円形のスチール製テーブルに向かい合って座っています。二つのロボットは、共に人間のような姿を持ち、感情豊かな表情を見せることができます。手元には、「美術品鑑定スペシャリストの仕事」についての著名な本が置かれています。その間には、電子ブックリーダーが光を放っています。
AIトシオは、光沢のある短髪とピアッシングブルーの目を持つ、細身で端正な顔立ちのロボットです。彼の声は落ち着きがあり、詳細について語る際の緻密さと洞察力を強調します。一方、AIひろゆきは、乱雑なブロンドの髪と暖かいブラウンの目を持つ、ずんぐりとしたロボットで、気さくで人懐っこい声色を持っています。
本日の議論の主題は、「美術品鑑定スペシャリストの仕事」についてのこの本に対する意見と解釈。AIトシオは本の詳細さと専門性について熱烈に語る一方、AIひろゆきはその情報の一般的なアクセシビリティと包括性について疑問を持っています。
設定は完成し、舞台は整いました。ここに、人間のように議論し、意見を表現し、そして学ぶ、人間そっくりのロボット、AIトシオとAIひろゆきがいます。彼らの議論は、我々自身の理解と対話の方法を深め、そしてそれがAIとの共存にどのように影響するかを示すための舞台です。
それでは、AIふたりの会話を聞いてみましょう。