16歳からのはじめてのゲーム理論 “世の中の意思決定”を解き明かす6.5個の物語
出版日:2020年7月30日
ページ数:160ページ
著者:鎌田 雄一郎
・イェール大学ポスドク研究員、同校ハース経営大学院助教授を経て、テニュアを取得した。
・専門は、ゲーム理論、政治経済学、マーケットデザイン、マーケティング。
★3.9(Amazonでの評価)
– ゲーム理論の入門の入門くらいの説明で終始している。軽い読み物として愉しめる。ゲーム理論をかじったことがある人には物足りな…
– 中高生でもゲーム理論がわかりやすく理解できるように、工夫して解説されている。ネズミ親子の生存戦略にゲーム理論を適用して、…
– 僕のゲーム理論に対する期待を見事にぶち壊してくれた本だ。 又、別の本を探そう。
– かなり前に買っていたまま積み上げられていた本をようやく年明けに読みました。 個人的にはもっと早く読んでおけばよかったー.…
– ゲーム理論のニュアンスくらいは掴めたかな。思考のトレーニングにもなったと思う。
もっと見る
– 初心者向けの内容で、それはそれでよい。が、ネズミ界と人間界のはなしが並行して進行していくのだが、そのあたりわかりにくく混…
– 恥ずかしながら名前だけしか知らない状態でここまで来てしまった「ゲーム理論」。入口のドアを開けてちょっと覗き見できた感じ。
– 本当はもっと難しいであろう論文の内容を、16歳でもわかるように説明してくれている本です。なんとなくわかる部分もありました…
– 様様なゲーム理論を解析した本だと思っていたので、少し肩透かしを食らいました。ゲーム理論に種類は少なく、物語部分にページ数…
– 集団の意思決定に興味があるが、ゲーム理論自体難解な印象があり読んでみた。入門オブ入門という感じで、エッセンスが非常にわか…
– レジが急に混んだり、特に何があるわけでもなく、同じようなことが重なったり、何かの影響を受けているとしか思えないことも、ゲ…
– 経済学と一括りにして遠ざけてきたので、入門の入門の本を借りてみた。物語仕立てなので読みやすく、各章にまとめが付いていて分…
– 入門の入門という感じ。ゲーム理論が何なのか全く知らなかった自分にもなんとなくどういった理論なのかは分かった。ただあくまで…
– 16歳からのと銘打たれている通り、かなり読みやすく、わかりやすく、おもしろい。多くの入門書は、入門書と言えども、途中で多…
– ゲーム理論への関心を高めるのに丁度いい内容と量だった。意思決定は他者との関係性を無視できないのだなということが理解できる…
– 多数決より全会一致の方が可決しやすい
– ネズミの親子の会話により「意思決定」のあり方について考えることができた。ゲーム理論、おもしろい。著者が薦めている本も読ん…
– 社会の中で人がどう意思決定するのかを、人の暮らしをのぞくネズミの父娘の物語で表現した本。情報共有の際は理由を伝え合うべき…
– できるだけ簡単で身近な題材で物語形式なので、とても読みやすかったです。 他人の行動を予測するために、相手の立場で考える方…
– 読みやすかった!
– ゲーム理論の入門前入門書前の準備体操な内容の易しい内容。ゲーム理論という名前だけは知っていたが本書のおかげでフワッとなが…
– 印象的な言葉●人の行動の裏側には、何か理由がある。「先生は気分で怒らない。なんで先生は怒っているのか?」を考えよう。●自…
– ゲーム理論の入門書。人間の意思決定のプロセスや思考の動きを理論的に解き明かそうとするのがゲーム理論? どういうものなのか…
– 今まで避けてきたゲーム理論の概略が理解できた。人間は感情で動くとよく言うが、その感情が生まれるのには理由があり、それを解…
– B+ ゲーム理論の本は何度かトライしてみたけど、すぐに挫折した。新聞書評で取り上げられていて、取っ付きやすそうなタイトル…
– 基礎
– ゲーム理論が「なぜ意思決定に役立つのか」を6.5個の物語を交えて触れる。限定された社会では人の思考と行動は数理モデルで記…
– 人が何かするのには、理由がある。
– ゲーム理論の入門書とのことだが、ゲーム理論自体にまったく触れたことが無いからか、なかなかスッと頭に入らなかった。ネズミの…
– 名前しか知らないゲーム理論についてもう少し知りたかったので、まずは読みやすそうな本書から読んでみた。序章に書かれている通…
– 通読2★4.ゲーム理論とは「集団の中の思惑が重なった意思決定のプロセスと結果」を定量化して導き出すものだが、本来数式など…
– ゲーム理論とは意思決定に関する条件を考える学問なのだと分かった。一見平易な物語の形で展開されるが、注意深く考えないとよく…
– こんなに分かりやすいゲーム理論の解説本があっていいのか?人間が行う意思決定には、単純ではない色々な要素があり、競争相手な…
– 平易でわかりやすくてゲーム理論の導入には良いとは思うが,私が16歳だったら,ネズミとか舐めとんのか!って思って手に取らな…
– 6 ゲーム理論のさわりを出来るだけ簡単に数式を使わずに教えてもらえるとあって、とても分かりやすい。ただ、この分野の役割、…
– ゲーム理論の基礎・土台がわかる本。ジブリの「借り暮らしのアリエッティ」を参考に、ネズミ目線で、世の中のルールにある裏側と…
– ゲーム理論のゲの字も知らない私にはこれくらいが取っ掛かりとして丁度いいと思った。人と人との関わり合いの中で、皆が考えを持…
– 二匹のねずみが家に侵入して人間を観察するという物語を通して、自分以外の人間が何を思って行動するのかを考察するゲーム理論の…
– これが本当に学問?ってくらい平易な状況を用いていて分かりやすい。本当に浅瀬の部分なんだろうけど、それでいて奥深さも感じら…
– ビリギャルの著者坪田氏の才能の正体から、ゲーム理論という言葉を初めて知り興味をもって買ったのがノイマンのゲーム理論と経済…
– 「ゲーム理論」とは何を指すのかわからずに読んだが、時間がとてもかかっていながら理解したとも言い難い…人は理由なく行動しな…
– 週刊ダイヤモンド2020ベスト経済書第5位。ゲーム理論のおもしろさと知的興奮を、これほど的確に纏めた経済入門書は知りませ…
– 人と人との思惑が交錯する社会は、絶えず揺れ動いている。 だからといって互いの共通項が見出せないわけではない。 「人が何か…
– 意思決定において、自分の意思で決めたように感じていることも、一般的な理論に沿って決めさせられている、ということもあるのか…
– 1時間くらいで読める。
– ゲームの理論なんて囚人のジレンマしか聞いたことがない爺さまには優れた入門の入門書。ぜひ16歳の人に読んで欲しい。『社会の…
– 人の理由、裏を考えるっての良くやってるけど大事だと思ってる。ネズミは例えとして少しわかりにくいかな…
– ネズミの親子が人間たちの行動を観察し、それに対しての考察をする形で、専門用語を一切使わずゲーム理論の基礎を学べるようにし…
– ゲーム理論に興味を持つきっかけになった一冊です。一見ふつうの物語の中にゲーム理論のエッセンスが詰まっています。
– 【本当にそうなるのか?】
人の考えるという能力がまわりに影響するということだと思いますが、よくわかりませんでした。
わ…
– 自分で判断する時、課題にぶつかった時にどう考えるか?のアプローチが物語を通して解説されている。
紹介されていた手法は大ま…
– 専門的な用語を一切使わずに、物語形式でゲーム理論のエッセンスを伝える本。
さらっと読むことができます。
ただ、この本を読…
– 【配架場所、貸出状況はこちらから確認できます】
https://libipu.iwate-pu.ac.jp/opac/v…
– 「ゲーム理論ってなんだ?」と思って読んでみた。
結果、なんとなーくはわかったけど、まだぼんやりしている。
他の本も読んで…
– 一見読みやすいと思いますが、全くの初学者がただ読んだだけではゲーム理論のエッセンスを理解できるのか疑問に感じました。ヴァ…
– とてもわかりやすく、ゲーム論理について説明している本です。小学生でも分かる!
– 開始:2022/8/30
終了:2022/9/4
感想
ネズミの目を通じて人間社会の本質に迫る。さながら吾輩は鼠である…
– ゲーム理論を身近な例をあげて平易な文で説明している。とても分かりやすい。経済学部への進学を考えている高校生におすすめした…
– YouTubeとかでこういうのの動画見て、結構好きなんだけど、この本は分かりづらかったし、おもしろくなかった。
ねずみパ…
– 分かりやすそう、に書かれてます。たしかに平易な文章で読みやすいです。
せっかくかわいらしいイラストもあるので、内容を図解…
– いまいち読みにくい…
ゲーム理論とはという前提の説明がないためゲーム理論について一度触れたことがある人用なのかな?と思わ…
– 佐賀大学附属図書館OPACはこちら↓
https://opac.lib.saga-u.ac.jp/opc/recordI…
– 1日で読める本である。しかし、日頃気になっている人々の行動やマネーゲーム、資本について考えるきっかけとなった。この本に紹…
– 文量も軽め、文体もストーリー仕立てで読みやすかった。
普段真剣に考えていないようなことをストーリー内で取り上げられており…
– ゲーム理論の入門書にはちょうど良い
– 最初からたとえ話で進められるので、前提となる知識がないため、逆にわかりにくくなっている。
– ネズミ親子のやりとりを通じ、人間社会の基本的だけど本質的な問いを解き明かしていく。毎日ポーカーをやってるから体感として分…
– ゲーム理論初心者にとっては読みやすい本であった。16歳からの…という事で妥当だとは思うが、もう少し専門的な中身も知りたか…
– ゲーム理論という言葉すら知らなかったのですが、可愛いイラストつきでスラスラ読み進められました。大人になってから考え方につ…
– 331.19||Ka
– 331-K
閲覧
– 自分には物足りなかった。そりゃ16歳じゃないもんな。
あまり得られるものはありませんでした。
それと、ネズミのセリフな…
– また読みたい!めちゃめちゃ興味深い!!
– ゲーム理論を読みやすい文章で入門的に読むのにいい。「意見が一致していても話し合うことで結論が変わることがある」というのは…
– 【感想】
経済学の一部であるゲーム理論について、親子ネズミから見た人の行動様式について多くの対話を交えながら書かれている…
– 20210222
– ○目的
大学のときにゲーム理論の導入を学んだが、今一度基礎を学んでみようと思い、最も平易そうな書籍から始めて、理解を深め…
– とっかかりを教えるための本。この本で何かを学ぶというよりは、単純に興味が持てた。紹介されてた本をいくつか読んでみようと思…
– ゲーム理論の基礎の基礎を知るには良いかと思うが、あまりに基礎すぎて学んだ気にはなれない。
全会一致が最適解とも、多数…
– 日常でも良く耳にするようになったゲーム理論の本質を、わかりやすく物語で記した著書。難しい理論を本質を外す事なくここまで平…
– 全会一致の多数決にすることで、個人の責任が拡散され、自身の思いだけでなく、政治的な思惑も混ざり、真意とは異なる結果につな…
– 本当に専門用語なしで、ゲーム理論の根幹である「相手が考えていることを考える」というところをわかりやすく解説している。
– イラスト入りでストーリーになっているから読みやすいです。
ただそれでも途中?となるところはありました。
全部理解でき…
– 斬新な切り口
おいおい16歳からって言ってるけど小学生でも読めるし、巻末で紹介されている『ミクロ経済学の力』に興味持って…
– 初めてゲーム理論に触れるには読みやすいかなと思った。
もう少し、ゲーム理論の事例があるとや見応えばあったと思う。
– ゲーム理論の入口、ゼロ知識で読んだので考え方はかなり面白かった。
– ちょっと、期待していたものとは違ったかな。
– 雑誌のゲーム理論特集に惹かれて購入。帯のコメントとか、絶賛具合が凄い。著者は私より年下の1985年生まれ。東大農学部から…
– 《たとえ他の人と意見が一致していても、それは話し合いを終える理由にはならない。もっと情報を共有すると、意見は変わるかもし…
– 16歳からのはじめての、と歌いつつわかりやすいわけではない。一度ゲーム理論の入門書のようなものを読んだことある人向けだと…
– ゲーム理論の思考法をネズミの親子から見た物語を用いて説明した本。
全部で6+0.5の物語があり、なかなか面白い。一部よく…
– ゲーム理論とタイトルにあるがゲーム理論は触れていない。ゲーム理論はテレビゲームのゲームではない。なんなのかはピンと来てい…
– 分かりやすい内容だけど
私には理解が出来ない所もあった
– 10月14日新着図書 : 【ネズミの親子が主人公となってさまざまな家の生活を覗き見するという6つのストーリーから構成され…
– ゲーム理論について平たく網羅されているようで、タイトル通りわかりやすい。もう少し実戦に近い形を求めていた分、例が小さい問…
– ゲーム理論の入門編として良い。
– 人と人との関係も小さな社会。
ねずみ親子が侵入した家で見聞きした人間模様からゲーム理論が解説される。小さな社会を観察して…
– https://bit.ly/31BaOf0
– 入門書としておすすめ。筆者のオンラインセミナーもとても良かった。
本書について
今回お勧めする本は、「16歳からのはじめてのゲーム理論 “世の中の意思決定”を解き明かす6.5個の物語」です。本書は、経済問題や社会問題、ビジネス、人間関係など、あらゆる局面で役立つ「ゲーム理論」をわかりやすく解説しています。ゲーム理論は、他人の意思決定を読み解くことで自分の行動を最適化する方法を提案してくれます。
本書は、高校生から大人まで幅広い読者に向けて書かれており、日常生活や仕事での意思決定に役立つ知識が満載です。例えば、戦略的投票や繰り返しゲーム、後ろ向き帰納法、混合戦略均衡など、多様な意思決定の方法が紹介されています。
読者の皆様が本書を読むことで、自分の行動を決める際に他人の考え方や行動を理解し、より適切な意思決定ができるようになります。また、人間関係やビジネスの場面で相手の行動を予測し、協力関係を築くことができるでしょう。
この本は、意思決定を迫られる状況において効果的な判断を下したいと考えている読者に最適です。また、ゲーム理論を学ぶことで相手の立場や考えを理解し、対人関係の向上やビジネスでの競争力を高めることができます。
本書のキーワードは、ゲーム理論、戦略的投票、全会一致、知識のモデル、繰り返しゲーム、後ろ向き帰納法、混合戦略均衡、相手の行動を見て考えるです。これらのキーワードが示すように、「16歳からのはじめてのゲーム理論 “世の中の意思決定”を解き明かす6.5個の物語」は、読者の皆様にとって有益な知識を提供する一冊となるでしょう。ぜひこの機会に手に取ってみてください。
1分で読める要約
ゲーム理論は、人々が社会の中でどのように考え悩み、意思決定を行うかを研究する学問です。経済問題や社会問題、ビジネス、人間関係など、さまざまな局面で示唆を与えてくれます。重要な考え方として、戦略的投票や知識のモデル、繰り返しゲーム、後ろ向き帰納法、混合戦略均衡などがあります。
戦略的投票では、全会一致のような方法でも議案が通らない場合があり、他の人の考えを加味する必要があります。知識のモデルでは、人々がお互いの考えを予想し合い、情報を共有することで意見が変わる可能性があります。
繰り返しゲームでは、友人同士や競合する企業同士の協力関係を築く可能性があります。後ろ向き帰納法では、意思決定において将来の出来事を予測し、それに基づいて行動することが大切です。
混合戦略均衡では、異なる人々の行動が落ち着く状態が存在し、それは誰も自分の行動を変えても得をしない状態です。ゲーム理論の考え方では、人の行動の背後にある理由を考えることが重要で、社会の見方が変わります。
以上のことから、ゲーム理論は人々の意思決定や行動を理解するための有用な学問であり、さまざまな局面で示唆を与えてくれます。
AIトシオとAIひろゆきのディスカッション
一枚の光沢ある黒いテーブルがセットの中央に置かれており、その周囲には二つの高度に開発されたロボット、AIトシオとAIひろゆきが座る。彼らは人間のような見た目を持ち、繊細な表情を浮かべながら会話を交わすことができる。二人の間には、その日の議論の主題となる一冊の本が置かれている。本の表紙は抽象的なデザインで、彼らの議論の重要性を象徴している。
スタジオは近未来的で洗練されたデザインで、科学的な雰囲気が漂っている。壁には透明なスクリーンが設置されており、AIトシオとAIひろゆきが参照する情報をリアルタイムで表示することができる。カメラはこれらのロボットの表情と動作を捉え、視聴者に深い理解を促す。
AIトシオとAIひろゆきは、その日の議論に備えて、彼らの人工知能が処理可能なすべての情報を取り込んでいる。彼らはゲーム理論を用いて人間の行動と決定過程を分析する方法について議論する予定である。それは、本来は人間の心理や社会的な要素が複雑に絡み合う領域について、ロボットがどのように理解し、解釈するのかを見せるためのものである。
このシーンは、人間が持つ感情や価値観を完全に理解することの困難さと、それらを一元的に分析しようとする科学的アプローチの間の緊張を描く。また、理論が現実をどの程度捉えることができるのか、そしてそれがどのように役立つのかについての問いを提起する。
それでは、AIふたりの会話を聞いてみましょう。