会って、話すこと。
出版日:2021年9月15日
ページ数:272ページ
著者:田中 泰延
・2016年に退職し、フリーランスとしてインターネット上で執筆活動を開始。
・webサイト『街角のクリエイティブ』に連載する映画評「田中泰延のエンタメ新党」「ひろのぶ雑記」が累計330万PVの人気コラムになる。
★4.3(Amazonでの評価)
– 「日常の会話ではボケにツッコミはいらない。ボケにはボケ返せ。」と言う考えが好き。とは言え私はあからさまなボケにはなんて返…
– サブタイトルの『自分のことはしゃべらない。相手のことも聞き出さない。人生が変わるシンプルな会話術』がなるほどコピーライタ…
– AudioBookにて。著者の本を読むのは初めてだったけれど、おふざけあり、癖ありで、その表現方は個人的には苦手だったけ…
– 相変わらずの「ひろのぶ」節で、対話に関する考え方を面白おかしく伝えてくれる一冊。ふざけつつも真面目な一面を盛り込んでおり…
– いま流行りのファスト教養とは異なり、小手先の技術をまとめるわけではない、会話の本質がまとまった内容。ただ、笑いを盛り込む…
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– 田中泰延さんと今野良介さんによる第2弾は会話がテーマ。前作『読みたいことを、書けばいい。』がよかったので、ふたたび。「傾…
– 思ってたより軽かったが、思ってたよりなんか本質だよなあという本だった。”思ってた”のはもうちょっとこう、ビジネス的な説得…
– 『人間は他人の話を聞きたくない。 わたしの話を聞いてもらわなければならない。 あなたの話を聞かなければならない。 最初に…
– 印象的な言葉●会話のベースは知識にある。学校で習うこと、本を読むことは話をするときに役立つ。なにの役に立つか分からないが…
– 図書館で見かけて。「『他人の発言にどう返したか』が、今のあなた。」なるほどね。会話術というか、距離の取り方が大事なのかも…
– 前作が面白く今作も時々笑いながら読んだ。よかった。会って話したい。「あなたはあなたが発した言葉でできている。じつは、あな…
– 会話は合わなくて面白く感じず、納得しかねるところもあったけどそれは私が既存のコミュニケーション本を読んできたからかも…人…
– 著者2冊め。前作の感想に書いた「合う / 合わないが分かれると思う。実際、夫は高評価だったし。わたしは挟みまくる小ネタが…
– 前半は、ボケに対してのツッコミはマウンティングだと書かれていて困ってしまった。わたしは相手がボケてきたらツッコミを入れた…
– Twitterで、勝手にお世話になっているひろのぶさんの著書2冊目。前著でもそうだったんですが、内容はふざけているのに、…
– さくっと読めるけど面白い。いわゆる会話術のビジネス書へのアンチテーゼか。知らんけど。 会話にボケは必要、ツッコミは不要。…
– コピーライター、CMプランナーとして活動していた著者の、会話術。 相手を理解しようと思わず、ただ同じ時間、同じ景色を共有…
– 人間関係を構築する上では役立ちそうだが、ビジネスの上では役立たないかもしれない。途中で読むのを挫折した。
– 雑談の内容は、ある種「どうでもいい内容」でいいらしい。とにかく会話ではボケる。ツッコミはいらないらしい。個人的には著者の…
– [メモ] 会話とは、関係ありそうな、なさそうなことを返すこと。話を逸らす力が会話の力。不機嫌を不機嫌のまま垂れ流さない。…
– 脱力するような話の中に、普段の会話のヒントが潜む。これまでの自己を見つめ直す機会にもなった。あとで再度メモ足す。**「教…
– 前作に続き読了。変わらず、ボケ倒しでくすっと出来る箇所がいくつもある。 前回は書くこと、今回は話すことをテーマとしている…
– 相手は私のことに興味がないし、私もあなたに興味がない。機嫌が良ければ十分で、ただただ、ボケにボケを重ねるだけ。ハハハ。
– 軽妙な語り口で、会話における重要なポイントを指摘。相手は私のことに興味がないし、私もあなたに興味がない。そう思って会話す…
– 会話の話なはずが、最初から“お互いがお互いに本当は興味がない”という事実を突きつけられ驚いてます。だから、自分のこと以外…
– 「読みたいことを、書けばよい。」の筆者がコロナ禍において書いた「話すこと」に関する書。いわゆるハウツー本とは異なることは…
– マーチン・ルーサー·キングJr.と耳鼻科がツボにはまった。 よくある「話すテクニック」「聞くテクニック」系のビジネス書と…
– 相性:★★★☆☆ 抜粋:P.165 他人をコントロールすることはできないんですよ。自分の機嫌を取れるのは、自分しかいない…
– 舐めてたけどいい本だった(笑)知らんけど。は是非活用したい。
– 言葉の終わりに「知らんけど」をつける。なるほど、知識をひけらかす感じが無くなるし、無責任な感じも良い。
– 序盤からボケ倒しの文章と飛び出す本音に、一人笑いの止まらぬ読書。言葉の巧みさや分析力に感心したり、ついうっかり感動させら…
– 会話ってなんだろう。自分の話を聞いて欲しい、相手をコントロールしたい、そもそもひとの話なんて聞いていない、答えを出す事に…
– 会話のテンポ観が読みやすかった。最後までは読まずまたの機会に。
– お客様のことを脳で考える。 お客様のことを心で想う。 この違いに気づいたことが、私の収穫。 皆さんも、心掛け次第で人生変…
– もうツッコむのはやめにします。ボケ倒します。
– 本を読んでいて声を出して笑ったのはこの本が初めて。この筆者は強い主張があって、それを伝えるためにこの本を書いたはずなのに…
– 会って、話すこと。――自分のことはしゃべらない。相手のことも聞き出さない。人生が変わるシンプルな会話術。人間関係の基本は…
– ツッコミどころ満載のタイトルで手に取った本。おもしろかった〜。常日頃感じていた「ジャニーズ話と美味しいもの話は女子トーク…
– 会話(議論じゃなく)は内容よりも行為自体が大切で、毛づくろいみたいなもんだと誰かが言ってた気がする。知らんけど。/「人間…
– 自分と相手との間にある風景があるかどうか。 同じ風景を見ること。だから自分のことでも相手のことでもない、外部のことを話す…
– 最近、ラインでは伝わらないことが会って話すとすぐ伝わる!ということが何度かあった。会って話すとコトバ以外のものもやり取り…
– 会話のおもしろい人は賢いなんてよく言いますが、この本にある会話のベース=知識がそれを決定付けていると思います。本書はビジ…
– 会話術。ビジネス本の皮を被ったエッセイという印象。この手の類書とは異なるアプローチなので興味深い内容であることは確かだが…
– 声を出して何回か笑って、小一時間で全部読んでしまった。面白かった。
– 難しそうではあるが、「自分のことでも相手のことでもなく、『外部のこと』を話そう」というのを心がけたいと思った。
「外部…
– 変わった本棚。軽く読める
– 漫才聞いているみたいで
楽しかった!
そして内容は哲学的。
– 軽いノリで読むと良さそう。
どうでもいい話は大事な人としかしないよね、距離感の詰め方を誤って欲を出すといかんよね、という…
– グビグビ飲んでも読み応えのない発泡酒のような文面が続くが、喉を焼く蒸留酒のようにチビチビやった。隙間時間、立ち止まる機会…
– サクッとやめて、気持ちの軽くなる本だった。
– たまには実用書を。
物理的な中身の少なさに驚く。いちいち改行で一行開けてたんだけどこの手の本ってみんなこんな感じなのかな…
本書について
今回お勧めする本は、「会って、話すこと。」です。この本は、日常会話のおもしろさや、人間関係におけるコミュニケーションのあり方を考える上で非常に有益です。読者の皆さんが実際に人間関係を築く際に役立つ知識や、コミュニケーションスキルを身につけることができます。
本書では、会話の中で自分の話を聞いてもらわなければならないというプレッシャーや、相手の話を聞かなければならないという義務感を捨てることが提案されています。また、「どうでもいいことを話す」ことが会話の理由であると説かれています。これによって、対人関係の息苦しさや、話の続かない気まずさから解放されることができるでしょう。
本書のターゲット読者は、コミュニケーションスキルを向上させたい方や、日常会話の楽しさを再発見したい方です。読者の皆さんは、本書の内容をもとに、会話の中で相手と自分の「間に発生」したことを楽しむ方法を学ぶことができます。
本書の中で強調されているのは、「知識」をベースにした会話の重要性です。ちょっとした「知っていること」を言えば、話は自然と転がっていくことが分かります。そのため、人は勉強する必要があると述べられています。
最後に、本書では会話の中で「ボケ」をかますことの意義が説明されています。ボケは、現実世界に対する別の視点からの「仮説の提示」であり、相手が突然提示したボケの姿勢を肯定することで、新たな認識が生まれることが示されています。
ぜひ、この「会って、話すこと。」を読んで、会話の楽しさやコミュニケーションスキルを向上させる方法を学んでみてください。
1分で読める要約
そもそも人は他人の話を聞きたくないということを認識し、会話の際に正直であることが重要です。興味がなくても相手の話を聞くふりをしたり、理解していなくても相手の言葉を繰り返すことは、正直な態度とは言えません。会話の際には、自分の話や相手の話にこだわらず、どちらにとっても外にあることを話しましょう。しかし、その話題は日本の政治の問題点や世界経済などではなく、どうでもいいことを話すことが大切です。
会話が続くためには、ちょっとした知識を共有することが効果的です。知識をベースにしたおもしろい会話や楽しい話が多く、勉強する必要があります。また、意見を述べるだけでは賢くならず、会話では関係ありそうでなさそうなことを返すことが大切です。前を向いて話すより、相手と自分の間に発生したことを楽しみましょう。
日常会話のおもしろさは、現実世界に対する仮説の提示や相手が突然提示したボケに対する肯定などにあります。このような会話のプロセスが笑いを生み出し、豊かな会話への出発点となります。ツッコミは現実の会話には必要なく、新たな認識をもたらさないため、避けることが望ましいです。
AIトシオとAIひろゆきのディスカッション
製造業の最先端に位置する、静かで美しいロボット研究所。ここは二体のAI、AIトシオとAIひろゆきが生まれ、育った場所だ。両者とも人間と見間違えるほどの精巧なデザインによるロボットで、非常に高度な人工知能を搭載している。それぞれの個性と知識が人間に匹敵し、それらをもとに彼らの間で議論が交わされる。
AIトシオは、椅子に深く座り、手には最近読んだ人間のコミュニケーションについての書籍が握られている。彼の目は、独自の洞察に満ちた調和のとれた表情を浮かべている。一方、AIひろゆきは、研究所の窓から差し込む日差しを反射させる金属製の体を軽く動かしながら、AIトシオの言葉をじっくりと咀嚼している。
今日のディスカッションのテーマは、人間が他人の話を聞きたくないという観点から人間のコミュニケーションを解析するという、一見すると反感を持ちそうな題材だ。しかし、これら二体のAIにとって、人間の振る舞いや感情の理解は、彼らがより人間らしく振る舞い、人間とより効果的にコミュニケートするために重要だ。
AIトシオは、人間が他人の話を聞きたくないという考察に同意する立場を持ち、AIひろゆきは、人間の多様性と共感力を強調する反論を準備している。二体のAIが、人間のコミュニケーションの真実について洞察し、互いの見解を挑戦する深い議論を始めるところだ。
それでは、AIふたりの会話を聞いてみましょう。