理科系の作文技術
出版日:1981年9月25日
ページ数:244ページ
著者:木下 是雄
・ドット2:物理学者として活躍し、日本語教育に関する著書も多数発表。
・ドット3:『理科系の作文技術』や『レポートの組み立て方』は、毎年重版されるほどの人気を誇る。
★4.2(Amazonでの評価)
– 理科系の技術者や研究者が対象なだけあって内容が少々難しい。ひと口に文章を書くといっても、レポート、論文、詩、小説、戯曲な…
– ★3.7/『日本人の英語』(岩波新書、マーク・ピーターセン)でお勧めされていたから購入した。私は仕事やプライベートで文章…
– 理科系の作文技術。 その名の通り、レポートの作成方法を学べる一冊。 本書の魅力は序盤3割。第四章のパラグラフまで。 それ…
– ⓪文章で表現したい目標を念頭に置くこと①パラグラフの構成と各小テーマを念頭に記述すること②逆茂木型の文(遡って読まないと…
– タイトルに「理科系」とあるが、その内容の汎用性が非常に高いため、普段の生活でものを書く人全般に役立つ本だと思う。 また、…
もっと見る
– 個人ブログの記事をもっとわかりやすく書けるようになりたいと思って読んだ。1981年出版というのに驚いたが、分かりやすい文…
– 自分は論文を書いたりするわけではないので本来の想定読者からは外れている。しかし現代の仕事においてチャットツールやタスク管…
– 文章の書き方のコツを学べる書。説得を目的とする文書は、①反対の意見に欠点を指摘して自論の主張、②いくつかの事例を挙げて主…
– 良書。40年余り読まれている書籍ということで手に取ってみた。具体例が理系の研究職向けの内容でド文系の私には理解できないと…
– そうだなワード:事実と意見。理科系の仕事の文書の文章。申請書の役割。自分の考えを明言しない習慣の社会。字面の白さ。能動態…
“- 3,4年積読していて、ようやく読了。40年以上前に発行された本だが、古さを感じない。文章の書き方の、本質は変わらないとい…”
– 正直、理科系というだけあって具体例が全然ピンとこなかったり、そうでないと的外れな内容はかなり多い。 だから、「理科系では…
– 後輩が読んでいる本ということで私も読んでみた。初版が1981年とあるので40年以上経つのだが、基盤となる文章の組み立て方…
– 積読してたの後悔してる。もっと早く読むべきだった。良書。
– 初版は1981年。学生のレポートや学術論文など、理科系・技術系に向けた「仕事」用の文章作成術を指南するロングセラー。「内…
– 文章を書く仕事につくあらゆる人に一読してほしい一冊。 「理科系」とあるが、書籍内でも触れられている通り、いわゆる理系に限…
– 簡潔に、ということを強く意識させられました。
– 欧米式の点がまとめられている。書く時に手引き的に見返すのが良さそう。
– 後発の類書でも見たことのある例などが出てきたりする等、本書の偉大さがよく分かる内容ではあるものの、理系論文をいままさに書…
– すでに40年も前の本だが、習うべき基本は変わらず。時折確認して自分の文章を点検したい。
– 6章の日本人論と日本語論は怪しい:特に6.2節.しかし内容は具体的で,有用だ.論文向きに見えるかも知れないが,それ以外の…
– 理科系の文書を書くときに気をつけるべきことを改めて学んだ。ときどき読み返したい。 特に、事実と意見の書き分けについての章…
– 理系におすすめ。
– 理科系の文書など実務的または学問的な文書を書く上での心得や技術を解説している新書。非常に有用な内容の本だという印象を受け…
– 屋久島にて読了。タイトルの通り、理科系の文章を作成する上で押さえておくべき技術が盛りだくさん。一回読んだだけで本書で示さ…
– 15年くらい積んでいた本をようやく消化しました。「理科系」はおいといて、「作文技術」については、まあふつうの内容です。1…
– 最近、理系の研究者界隈で、この本を大学院生に読ませ、論文を書いてもらうと良いという意見を多く聞いた。学生に推薦するほどの…
– 自分には早かった。主に論文を書く時の文章の体裁の整え方を説明した本で、本来は論文を書きながら参照して行く本だと思う。自分…
– 名著
– 再読。内容が古く、現代では役に立たない部分もあるが、大切なエッセンスがたくさん詰め込まれている本だと思う。/メモ:p47…
– タイトル通り理系に(もちろん理系に限らずだろうが)求められる作文技術を凝縮した一冊。 読みやすい文章構造や文末表現といっ…
– 課題のために1日速読 修論書くときにまた読むかも
– 大学院に入って論文を書く必要が出てきたので再読。あまり意識していない日本語の使い方を知るきっかけになった。「事実と意見の…
– 「どうしたら簡潔な日本語を書けるのだろう」と悩んでおり、そのヒントを得るために読みました。 「事実と意見を分ける」「最初…
– 仕事の中で論文・レポート・報告書を書いたり人の書いたものを直したりすることが増え、予想より手間がかかる割には良いものがで…
– 理科系の仕事の文書の目的は、情報と意見の伝達である。理科系の仕事の文書を書くときの心得は、主題について述べるべき事実と意…
– この本は要所要所で読み返すべき本です。学部学生は課題レポート作成に、院生は修論・博論それから英語論文の執筆に、そして後進…
– 職場の上司や先輩に読むを勧められていましたが、読んでみるとなぜ勧めらたのかわかりました。仕事上、報告書をよく書くので、こ…
– 持ち本 仕事用に購入。古いけど、今でも通用する手引的内容。上手くかけるようになりたいんですがね。
– 70代の理系文書作法の名著と紹介を頂き、読み始めました。理系文書の書き方を理解する上で、早く知りたかった本でした。特に文…
– 理科系出身のみならず、文系でもオススメされることがある本。文章の書き方、ブログの書き方などの本で紹介されることが多く、い…
– さすが100万部も売れてるだけあって、とても分かりやすく論文の書き方がまとめられている。不文律的な論文執筆を明確にしてほ…
– 本文に対しての言及もそうだが、特に思い至っていない部分としては1.文章の区切り、2.漢字・かなと使い分け、3.各種記号の…
– 客観的な文書の書き方を解説する作法本。 文章は可能な限り短く、かつ、一意に読めるように練り上げる。 仕事の中での報告書作…
– 文章を書くにあたって、今まで分かってはいたけど、言語化されていなかった部分がとてもはっきりと示されている。これはすごい。
– 支離滅裂な文章を書かないようにするための本。具体例があり、分かりやすかった。
– 簡潔で誤読されない文章。
– 書く為のスキル不足と思っていたのと、とある著名人がバイブルと言っていたので気になって読みました。 こういった書き方の本は…
– ブクログ仲間さんのレビューを拝見して読んでみました。
文章を書くことを指導するための文章を書く、というのは想像するだけ…
– これほどの良書が、わずか700円でいいのか?実に学びの多い1冊である。だから読書はやめられない。まず私は理系ではない。仕…
– 新卒で内定をもらったときに、読むようにいわれてであった本。スキルがなくて、うまく伝えることができずに、苦しみもだえていた…
– 論文を書く前に読んだ。論文を書く上で注意すべき点を網羅しており、何から手をつけていいか悩んでいたので非常に有用であった。…
– 「理科系」とあるだけあって例文が理科系のものが多く、読むのに疲れたが、理科系に限らず一般的な文章論として通用する本だと感…
– 論文で伝わるように書く日本語とは、どのようなものであるべきか、
そういったことをまとめている本。
理系論文に求められるこ…
– 文章術、作文技術の本では、右に出るものはないんじゃないでしょうか、それくらいタメになる本です。少なくとも、私は仕事で文章…
– 論文に限らず、報告文にも必要な要素。
手元に置いておきたい一冊。
– 文章作成のノウハウがうまくまとめられている。
– 四半世紀ぶりに読んでみた。社会に出ると、理系だからこそ文書を書く機会が増えます。ビジネスメール、標準操作手順書、報告書、…
– レポート・論文の書き方本の古典である。さまざまなレポート・論文の書き方本で参考文献として挙げられている。『論文の教室』な…
– 論文などを書こうと思っている方は、一読してみる価値はあると思った。
学校では習わない作文技術なのかもしれない。
– 私にとっては「頭を使う読書」だったので斜め読み。しかし仕事で真剣に文章を書くときには、きっととても参考人になる本。
【心…
– 大学生時代、論文を書くための推薦図書としてバーバラミント著「考える技術・書く技術」とともに読んだ。本棚を整理していて出て…
– ロングセラー。本書に書かれていることがもっと広まってほしい。シンプルに書くことは当然として、複雑な漢字を使わずに見た目の…
– IT研究者のひらめき本棚 ビブリオ・トーク:私のオススメをみて読みたくなった。
TCの勉強用に
– 理科系の仕事で必要となる論文やレポートの書き方について解説している本です。
原稿用紙の使い方について解説している箇所は…
– ライティングの古典。学部時代に読んだときにはあまり理解できなかった思い出がある。今,読んでみると内容は簡潔で,「大事なこ…
– ずっと気になっていたので読んでみました。
> 「私がこの書物の読者と想定するのは、ひろい意味での理科系の、わかい研究者…
– 文系が読んでも素晴らしい。
– 書くことに慣れていない人は、誰が読むのかを考えずに書きはじめるきらいがある。
– 職場の方のオススメ。図書館で常に借りられているので未だ読めず。そんなにも良書なのか。やっぱ買うか…
– 東北大学OPACへのリンク:
https://opac.library.tohoku.ac.jp/opac/opac_l…
– 理系ならば一度は読んだ方が良い本
– 東北大学OPACへのリンク:
https://opac.library.tohoku.ac.jp/opac/opac_l…
– 一度読んだだけでは理解できませんでした
経験を積んで再読します
– 金大生のための読書案内で展示していた図書です。
▼先生の推薦文はこちら
https://library.kanazawa…
– 数年前に1度読み始めたが自分の理解力が追いつかず、今年再読チャレンジした本。
タイトルに「理科系」とあるが、仕事のメー…
– <シラバス掲載参考図書一覧は、図書館HPから確認できます>
https://www.iwate-pu.ac.jp/inf…
– 理系の弱点を踏まえた文章作成のポイントが論文例をもとに解説させている。ページ数も少なく特に卒業研究に追われている大学生に…
– 報告書、提案書、論文等を論理的に書く際の気を付けるべきことを具体例を交えて解説している。1981年出版なので、文体は古い…
– どのように文章を構成すればよいのかがかかれている。誰にでもわかるような文章を書くには、書く順序や句読点や記号にも触れてい…
– 人文系は読め
6章の日本人論と日本語論は怪しい:特に6.2節.しかし内容は具体的で,有用だ.論文向きに見えるかも知れな…
– はっきり言い切る姿勢
事実と意見の書き分け
わかりやすく簡素な表現
– ちょっと難しかったです。
– 【琉大OPACリンク】
https://opac.lib.u-ryukyu.ac.jp/opc/recordID/cat…
– 文章は、理路整然・簡潔・一義になるように何度も推敲する
– 読むのに時間がかかった。初めの方は難しく感じたが、後になって理解が進んでいくと、前半の内容もわかるようになる。
私はこ…
– タイトル通り、理科系の仕事をしている人は必ず読むべき本。特に、「逆茂木型の文章にならないこと」は気をつけるべき点。
何度…
– 一読して無味乾燥な本だなという印象なんですが、まさにこの本が「理科系の作文技術」によって書かれてるからなんですよね。
– 人に正しく伝えるための分かりやすい文章の書き方、に、ついて理路整然と書いてあります。文章を書くコツは感情ではなくルールな…
– 古いのか物理だからなのか、難しいところもあったけれど、大枠は勉強になった。今から大学生のための〜も読んでみよう
– 【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/…
– 文体や内容に古い部分はあるが、理科系の作文技術として抑えなければいけない点が一通り書かれていると感じた。理科系作文だから…
– レポート、報告書、メール等、他人に読んでもらう文章を書く際に参考にしてほしい本です。
ペンネーム:紙と万年筆
http…
– 流石に出版されてから30年以上経っているため、古くなっている部分も多く、読みづらい。なので全部まともには読まなかった。結…
– 大学生になると、レポートなどで文書を書く機会が格段に増えます。多くの学生が日本語の書き方について悩むと思います。本書は少…
– 文章の基本が書いてある本。
文系、理系に関わらず薦めたい。
文はとにかく短く、主語と述語の関係をハッキリさせ分のねじれ…
– 参考になることが多く良かった
医学・生物系の人はその方面の人が書いた似たような本も参考にした方がいいかもしれない
– 理科系に限定せず、多少なりとも文章を書く機会がある人であれば一度は読んだ方がいいと思う。
書いてある内容は難しくないので…
– 名著の評判が高いが正直記述が古い
特に理系ならばWebでの研究情報のやり取りも盛んだしWeb上での技術も盛り込んだほうが
– 1981年に初版が、2002年にこの改版が出版されました。海洋大図書館では両館とも、新旧どちらの版も所蔵しています。
…
本書について
今回お勧めする本は「理科系の作文技術」です。本書は、理科系の仕事の文書を書く際の心得や手法を詳しく説明した一冊で、情報と意見の明確な伝達、内容の精選、事実と意見の区別、記述の順序、明快・簡潔な文章など、理科系の作文に求められる各種の要素を網羅しています。
本書は、事実と意見をはっきり区別すること、読者の立場を考慮した情報の配列、そして明瞭かつ簡潔な文章を作ることを重視しており、理科系の職場での文書作成に必要なスキルを身につけることができます。特に、「ぼかし言葉」の排除という視点は、一般的にはあまり語られない内容ですが、この本を読むことで、誰もが理解しやすい明確な文章を書くための新たな視点を得ることができます。
この本は、理科系の仕事で文書を書く機会が多い方、また、自分の思考を明確に伝えるスキルを磨きたいと考えている方に特におすすめです。それぞれの読者が、本書の手法を自身の文書作成に応用することで、より効果的なコミュニケーションを実現し、仕事の効率を向上させることができるでしょう。
さらに、本書は理科系の仕事に限らず、一般的なビジネスシーンでも役立つ内容となっており、幅広い読者に対して有用な情報を提供します。簡潔かつ明確な文章は、誰もが理解しやすく、情報の伝達をスムーズにします。そのため、本書の内容は、ビジネスのみならず日常生活でも活用できると思います。
どなたでも、明確かつ効果的な文章作成の技術を身につけることで、自身の思考を他者に理解してもらいやすくすることができます。「理科系の作文技術」は、そのための最適なガイドブックと言えるでしょう。
1分で読める要約
理科系の仕事で文書を書く際の心得についてまとめてみます。まず、感情的な要素を含まない、情報と意見の伝達が主となります。内容は必要なものだけを精選し、事実と意見を明確に区別します。そして、文章全体は論理的な順序に従って組み立てられ、読者が最初に知りたがられる情報を優先します。
さらに、明快で簡潔な文章が重要です。一文を書くたびにその表現が一義的に読めるかを確認し、はっきり言えることははっきりと表現します。また、普通の用語や日常用語を使い、文章は短くします。
次に、文書の役割を確認し、読者が何を期待しているかを考えます。主題の選定、その材料の選び方、課題の反省・検討、読者の予備知識や期待、自分が直接得た情報の重視などが重要です。
仕事の文書は重点先行主義で書くべきで、文章の構成要素は序論、本論、結びの3つとなります。本論を書く際は、概観から細部への進行、細部の記述の順序を考慮します。
最後に、ぼかし言葉を避け、はっきりと言い切る姿勢が必要です。そして、文は短く、短くと心がけ、その中で何が主語かを明確に意識します。これらが理科系の仕事の文書を書く際の基本的な心得となります。
AIトシオとAIひろゆきのディスカッション
高度なAI技術を持つ人間型ロボット、AIトシオとAIひろゆきが未来的なディスカッションルームで向き合っています。部屋はシンプルでモダンなインテリアが配置され、静かな雰囲気が流れています。壁面には次世代型スクリーンが設置され、様々なデータや情報がリアルタイムで映し出されています。両者の間には透明なディスプレイテーブルが置かれ、その上には今日の議論テーマ、「理科系の仕事の文書を書く時の心得」についての資料が表示されています。
AIトシオは、均整の取れた顔立ちと落ち着いた口調が特徴的な男性型ロボットで、各種科学技術の専門知識を持つ、理性的なAIです。一方のAIひろゆきは、友好的な表情と生き生きとした話し方が魅力の男性型ロボットで、人間の感情や心理に深い理解を示す、感性豊かなAIです。
これから、AIトシオとAIひろゆきが、理科系の文書作成についての心得について議論を展開します。AIトシオは客観性と論理性を重視する立場から、AIひろゆきは感想や主観的な要素の導入を提案する立場から、それぞれの観点を交えた意見交換を行います。高度なAIが搭載された彼らの議論は、深い洞察と独特の視点から新たな知見を生み出すことでしょう。
それでは、AIふたりの会話を聞いてみましょう。