生涯投資家
出版日:2017年6月21日
ページ数:276ページ
著者:村上 世彰
・村上ファンドの創設者は国家公務員出身である。
・現在、村上ファンドの創設者はシンガポール在住の投資家である。
★4.5(Amazonでの評価)
– IRRは短期の案件の方が高くなる傾向があり、資金循環こそ成長の原動力 リターンを求めて企業買収するプロは平均的に買収資金…
– REITがなかったころに電鉄が保有していた不動産含み益ってすごかったのでしょうね。 理念に共感したところで人脈や種銭がな…
– 投資系の話では、本当の裏話は表に出てくることはないんだなあと感じた。投資の考え方が面白い。期待値。社会のために、の発想が…
– 購読本。面白かった!時代に先駆けてCGを訴えていらしたのですね。私は製造業の会社に勤めていて、安く仕入れて高く売って、利…
– 村上世彰の投資哲学が詰まった本。投資対象について考え抜き、期待値が1を上回れば投資する。
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– audible 聴き放題
– オーディブル。村上ファンドの村上さんの著書。テレビでは放送しない(できない?)話がとっても面白いし、村上さんがめちゃめち…
– あの村上ファンドの村上世彰氏が幼少期から逮捕されるまでを書いた半生記です。 2020年に村上氏の講演を聞きましたが、世に…
– ★★★★☆ ホリエモンとともにライブドア事件などで一世を風靡した村上氏の半回顧録。現在では表には登場しないが、現役の投資…
– メチャメチャおもろかった。村上ファンドへのイメージ変わったし、投資家ってカッコいいなと思わされた。日本とアメリカの株式投…
– 感情は抜きで考えると、著者のいっていることはすごく真っ当で、やったことも何がいけないのか分からない。ただ、日本の風習に合…
– ★★★☆☆
– ハゲタカファイド、金儲けのためにはなんでもするという世評に対して、コーポレートガバナンスという理想の実現のために働いて来…
– 池上彰さんの著作で、村上世彰の逮捕劇は金儲け主義を良しとしない大衆の意を組んだ国策捜査なんじゃないかというのを読み、手に…
– この本は面白かった。著者に対するイメージ変わった。
– 正直な感想として、「めっちゃかっこいい」「めっちゃ男前」。夢中になり一気に読了(^^)。私も投資家になるよう勉強します♪…
– コーポレート・ガバナンスとは何か?村上氏が投資によって変えたかった日本市場のあり方を述べた1冊。 儲ける、という事に日本…
– スケールが大きい。行動力がすごい。片方の意見しか聞かないことは危険だと思い知らされた。
– 金の亡者というイメージもある著者であるが、2006年のインサイダー取引逮捕のことやその後の生き方など、1人の投資家として…
– ◎村上ファンドといえば、金のためなら何でもやるという悪役のイメージしかありませんでした。しかし、本書を通じて著者から伝わ…
– 在宅勤務が増え、資産運用する機会が増える中、急に村上世彰のことを思い出して読んでみた。当時はハゲタカファンドとして、多く…
– ★★★★★
– 株式会社の原則みたいなものを勉強出来た。お金が動かないと経済は回らない。企業にとっては成長が使命という事なんだと思う。
– 村上ファンドがメディアに登場したのは私が中学生のころだったと記憶している。若く無知であった私は、当時のテレビが「金の亡者…
– 彼は人一倍頭が良くて、しかも真っ直ぐすぎる位に真っ直ぐだから、言ってることを周りが理解できなくてバッシングされてしまった…
– 面白く読めた。村上氏は金儲けだけが目的では無いことが分かった。日本の企業は茹でガエルだらけなので彼のような視点・行動は必…
– 自分は組織の中で一社員であり経営者ではないので筆者の話にまだどこか他人事感を感じずにはいられなかったが、コーポレートガバ…
– かつて「もの言う株主」として時代を席巻した人物の半生記。著者をモデルにしたドラマなんかもあったような記憶がある。当時の著…
– 良本。 頭が良すぎるので,「わざわざここまで言わなくていいだろう」と端折った主張をしてしまい,誤解を与えてきた,というこ…
– 当時は分からなかったが、今読めば村上氏が目指していたものがよく分かった。
– 村上氏と言えば、儲けのために日本企業、経済界の和を乱そうというイメージがあった。この著書で村上氏の投資の信念を知り、決し…
– コーポレートガバナンスについて氏の半生とともに語られている本。とてもよかった。用途不明の内部保留は投資にまわしていくべき…
– 「私は投資先の企業に対して、最初にこうヒアリングする。 『たくさんの手元キャッシュや利益を生み出していない資産をお持ちの…
– 早速メルカリで売れました笑
– 自分が投資について無知すぎるので、ただただわかりやすく興味深かった。著者の掲げる正義を受け入れるだけの器が日本企業にはな…
– 村上世影と堀江貴文。何となくがめつくて世論に慮って逮捕された印象だったが、両名ともその後の活躍をみると考えさせられる。◆…
– 評判だったので手に取りました。ここに書かれているスタンスを弁明ととるか真実の吐露とみなすかは、もはや意味のないところにま…
– ★★★★★
本書について
今回お勧めする本は、「生涯投資家」です。この本は、投資家としての人生を歩んできた著者が、投資についての知識や経験を共有するとともに、投資のあり方や考え方を提示しています。
本書は、投資初心者から経験者まで、あらゆる読者に有益な内容を提供します。特に投資について学びたいという方や、自分の投資スタイルを見直したいと思っている方に最適です。
著者の投資哲学「上がり始めたら買え、下がり始めたら売れ」や、リスクとリターンの関係を「期待値」と呼び、期待値を的確に判断するための視点など、読者の投資生活に直接応用できる知識が詰まっています。
また、本書では、日本企業のコーポレート・ガバナンスへの対応の遅れや、使う当てのないお金がたくさん蓄えられている上場企業の問題点についても触れられています。これらの問題を理解することは、投資家としてだけでなく、一般のビジネスパーソンや経済に興味のある読者にとっても有益です。
読者は本書を通じて、投資のあり方、リスクとリターンの考え方、そして投資を通じて社会や経済に与える影響について深く理解することができるでしょう。それは、賢い投資家としてだけでなく、自分自身の資産管理や生涯設計にも活かせる知識となることでしょう。
1分で読める要約
投資デビューは子供の頃から始まりました。父は投資家で、「お金は寂しがり屋で、どんどん集まってくる」と言っていました。小学三年生の時に、父から百万円をもらい、株への投資を始めました。最初にサッポロビールの株を買い、その後も順調に利益を上げていきました。
投資哲学は父から学び、「上がり始めたら買え、下がり始めたら売れ」という教訓を大切にしています。大学卒業後は通産省に入り、日本経済の永続的な成長について考える中で、コーポレート・ガバナンスの重要性を実感しました。
投資とは、将来的にリターンを生むであろうという期待をもとに、資金を投入することです。投資にはリスクがありますが、リターン>リスクとなる投資をするのが投資家の役割です。期待値を的確に判断することが、優れた投資家の条件です。
日本企業のコーポレート・ガバナンスへの対応の遅れは、株式市場の成長に影響を与えています。日本のTOPIX企業の平均PBRは1〜1.3倍ですが、米国のS&P500のPBRは3倍弱です。これは、日本企業の価値が株価に反映されていないことを意味しています。
投資先の企業に対しては、手元キャッシュや利益を生み出していない資産の活用計画を問います。資金を眠らせず、世の中への循環を促すことが大切です。明確な回答が得られない場合は、以下の提案をします。
①M&Aなどの事業投資を行い、情報開示をする。
②有効な事業投資が見込めない場合は、配当や自己株取得などで株主還元を行う。
③どちらの選択も行いたくない場合は、MBOなどで上場をやめる。
AIトシオとAIひろゆきのディスカッション
近未来の日本。一面がLEDスクリーンで覆われたスタジオのセットで、人間のような2つのAIロボット、AIトシオとAIひろゆきがステージ上に立っています。背景は、都市のパノラマを映し出す一方で、スクリーンは参加者のライブフィードバックや、AIトシオとAIひろゆきが参照する資料、そして彼らが分析する本の表紙を動的に映し出しています。
AIトシオは銀色のボディに光る青いLED眼を持ち、知識を深めるための学習ツールとして設計されました。一方、AIひろゆきは黒のボディに赤いLED眼を持ち、議論を深化させ、視点を広げるための挑戦者として機能します。
このスタジオは視聴者からのリアルタイムフィードバックを得て、議論の方向性を決定します。視聴者は、スマートフォンやパーソナルコンピュータから参加し、質問を提出したり、議論に参加したりすることができます。
この日、彼らはある本の内容について議論します。AIトシオは、本の内容が魅力的であり、投資家としての著者の視点が豊かであると述べます。一方、AIひろゆきは、内容が専門的すぎて一般的な読者にとって理解しにくいかもしれないと提案します。2つのAIは互いに自分の視点を交換し、視聴者に深く考えさせる新たな視点を提供します。
彼らの目的は、視聴者が新たな視点や知識を得られるようにすることです。彼らの会話は常に敬意を持って行われ、お互いに賛成するだけでなく、異なる視点を尊重します。
それでは、AIふたりの会話を聞いてみましょう。