京大式DEEP THINKING – 川上 浩司

京大式DEEP THINKING

京都大学の教授は、速い解決策に落ち着くのではなく、深く考えることの重要性を説いている。このように熟考することで、独創的な思考を生み出すことができると考えているのだ。逆に、スピードを追求すると、みんなと同じような答えが返ってくることが多いそうだ。

出版日:2017年11月6日
ページ数:203ページ
著者:川上 浩司

 

著者の3行ポイント・京都大学デザイン学ユニットの特定教授はシステムデザインの専門家。
・「不便がもたらす益=不便益」について研究し、素数ものさしを作成して話題を呼んだ。
・便利になったがゆえの弊害を解決するため、「不便益」という視点から新たなシステムデザインの研究・作成に取り組んでいる。

★3.8(Amazonでの評価)

レビュー

– 川上浩司著書2冊目。脊椎反射的感想は「何だかな」。著者の研究テーマである「不便益」の他著を読んでいたから思うが、これって…

– びっくりするほど、この方の思考が浅くて驚きました。アッサ!幼稚園児のプール並みにアッサ!とりあえず、理系の方が<文系>で…

– 京大式という言葉に惹かれて手に取った本。鉛筆を使うと出来る人に見えるのかわからないが、pcで話しをメモされるよりも書いて…

– 川上…

– 正直、私にはこの本は響かなかった。「物との約束」はほんの少し共感できたが、鉛筆で記す人ができるっぽいと私には思えない。今…

もっと見る

– 機械と人間の違い 約束は破られるもの 電子より紙? 便利は不便 絶対はない 己の経験を信じる 努力の方向性 思考の海>プ…

– 職場でたまたま見た、過去の講演会のパワポで気になった先生。内容は併読中(上司が貸してくれた)『不便益のススメ』と被る部分…

– 鉛筆を使うことで深い考えが出来る??とは思わないけど、プロセスが大事ということについては、異論なしです。形から入ることも…

– ★★★★☆ 非常に面白く、日頃の自分の思考、部下に話していることを、より分かりやすく言語化してくれて、自分にとっても再考…

– 鉛筆を使うメリットは理解できるのだが、こだわりすぎてる感もあり。人の言うことは大抵ポジショントークと言うものの、突っ込め…

– 正直そんなに感銘を受けたわけじゃないけど、鉛筆を一揃え買ってこようかなと思った。なるべく濃いのを。

– 立ち読みでざっと読んだ。引き算をする時に経験は引かず手段を引くって記載がよい。

– プロセスが大事と思うし、鉛筆で考えを書き連ねるというのは、仕事の基本でもあると実感!

– つまみ読み。以前呼んだ著者の不便益という価値観の裏付けのような内容だった。思考の素早さだけではなく、粘り強さも大切にする…

– 深い思考が必要なのはわかるけど、何も知らないと知識を詰め込むことだけがそれに結びつくのかと勘違いしてしまう。この本で述べ…

– 深く考える価値とはプロセスにある。プロセスの中で色々な側面から物事を見る過程でオリジナルな発見がある。答えをすぐに教えて…

– 「鉛筆で書く」ということを中心に考察を深めていく。興味をひかれたのは、京都の舞子さんが稽古をつけるときに使う「わざ言葉」…

– プロセスを重視した経験を重ねて考える力をつける、というのがメインテーマ。元々の自分の考えと近く、納得できた。ただ、有限な…

– 内容に納得感はあるのですが、最初から最後まで鉛筆の例え押しなので、読みながらモヤモヤした状態が続くという。

– タイトルから期待した内容を学べたかというと、少し違った印象をもつ。だけど、時間の無駄だったり、不便さだったりに対して寛容…

– 何事も速さが優先される現代において、深く考えることが如何に重要か。様々な状況を例に挙げDEEP THINKINGの有用性…

– このテーマに究極の答えはないが、めずらしいテーマなので読んでみた。抽象的で理解できなかった部分は多々あるが、アイデア出し…

– 常識を疑えか、本庶さんもいっていましたね。京大の考え方や思考はいつも面白いです。

– 紙➕鉛筆=本質(実感)。アイデアは引き算。これについてつらつらと書かれているわけだが、大変参考になった。鉛筆フェチでない…

– なんかずっと鉛筆のことばっかり言っとるわ

– タイトルに惹かれて読んでみましたが、う~ん、正直、納得できる内容ではありませんでした。ただ、メモを取るときに鉛筆でとるか…

– 熟読できなかったのでまた借りて読む

– なんか正直あんまりピンと来ない内容だった。

– 題名で期待して買ったので、うーん。と。面白い部分もあったけどね。

– 巷で流行のDeep learningとあたかも京都大お墨付きのような印象の「京大式」、タイトルに惹かれて読みましたが、 …

– 題名とは随分違う印象を受ける本だった。

– 不便益。考えるプロセスが大事。思考過程を図表やレゴで表に出す。ものに影響を受ける(鉛筆で考える)。客観的思考で調べ、一…

– エッセイ的な内容。スピード重視の風潮に疑問を投げかけ深く考えることの価値を訴える。同意できない部分も多いが、いつも目を通…

– 全般的に理由づけに納得いかず、腑に落ちない内容だった。しかし、鉛筆を使うことの良さ、深く考えることなど、部分部分で共感す…

– 3月始めに読了。深い思考、を身につけたくて読んで見た。第1章の鉛筆の話は、は??と思い納得ができなかったが、後半のアイデ…

– 楽しかった。こういう論調好きだなあ。不便益とか引き算の考え方やプロセスに意味を見いだす。 以前に読んだ経営者が著者のビジ…

– 知の曼荼羅。

– 鉛筆、鉛筆うるさい笑 立ち読みでおっけー。

– 著者が言うところの“答えがなかなか出せなくても「深い思考」が現代社会にこそ必要であり、重要ではないのか”という命題は良い…

– 「スピードアップ」至上主義の風潮に、警鐘を鳴らす。確かに我々は、日々多くの「やらなければならない事」を処理するため、「時…

– 何かいまいち。タイトルと中身、深い思考と鉛筆を使う事が僕の中でリンクせず

– 再読に値する。不便の価値を見出すと、ゆとりを感じて生きられるのかもしれない。

– 「すぐやる人」になってはいけない。人との約束でなくモノとの約束が実感を生む。ゴールでなく、プロセスに注目する。プロセス実…

– 「このご時世に、なぜ鉛筆?」という思いがずっと頭の片隅を離れなかったが、最後でこだわりの理由に納得。思考で大切なのは、考…

– 世の中便利なものが増えているが、そのなかでも不便にもメリットが多くあるという視点が身に付く内容で、物事を理解する上で必要…

– 「深く考える」について論じた一冊。
はじめの方はひたすら鉛筆の話をしていて、「何の本だこれ」と思っていたのだけど、最後ま…
– 物事の本質を見極めるために、どんなプロセスを踏むべきかを記した本。
アイデアを生み出すには、足し算ではなく引き算していく…
– 鉛筆を相棒に深く考えようみたいな主旨でしたが、全く共感、納得できませんでした。
書く内容がそれほどないのか、ただページを…
– 即答こそ仕事ができる人、と思っていると思考力が身につかない。
鉛筆で書きながら考える。

ドラえもん、未来の宇宙船で引き…
– f.2023/1/7
p.2022/6/17
– PC的発想の限界
だから鉛筆を使う
わかるようなわからないような
– https://twitter.com/itaya_gaiax/status/1344526477904080897?s…
– 【OPACへのリンク先】
https://lib.asahikawa-med.ac.jp/opac/opac_detai…
– ページの上下の余白に鉛筆でメモをひたすら書く。ノートを書いている感じだ。

深く考えるとはプロセス!「鉛筆」で書き込…
– 深く考えることでどんな効果が得られるか。逆に、深く考えていないことでどんな弊害があるのか、という観点の本だった。

「即…
– 微妙かなー。
考えることのきっかけにはなる。

定量的、わかりやすい、早く、簡潔にが全てと教わってきている環境の人達には…
– ものごとをしっかりと考えて行動したいという気持ちが強く、どんな風にしたらしたらいいのか知りたいと思い、よんだ。
本書で1…
– 思考術の本ではないと感じました。
鉛筆手書きのよさについて書かれているので、
タイトルをそれに合わせるべきかと思います。
– 「落ち着いて考える」点については共感するのですが、本を通して例示されている鉛筆の話はあまり共感できずw
少し年配感がある…
– ①ふーん。
②なんとなく分かったような
③でも、屁理屈っぽい
– 面白かった。鉛筆で書くのは一度試してみたい。多分、書くのに時間かかって、手が疲れる上に情報が整理されていないことに、ウン…
– 鉛筆で書くことが深く考えることにつながる。
モノとのことわりを大切にしよう。
即答えを出すこととじっくり考えること。どち…

(出展:読者メーターおよびブクログ

本書について

今回お勧めする本は「京大式DEEP THINKING」です。これは、「深く考える」をテーマにした一冊です。

本書は、「深く考える」というプロセスを通じて、新たな視点や着想を生み出すことを教えてくれます。「深く考える」とは、目の前の未知なるものに対して、自分の知識や経験を用いて、新しい概念を形作ること。また、既知のものに対しても、新たな視点から考察することで、新しいアイデアや解決策を見つけることができます。

本書は、自身の思考を深め、ユニークな発想を生む方法として、鉛筆を用いることを提案しています。鉛筆で書くことで、思考のプロセスを具体的に残すことができ、それを通じて自分自身の思考を深めることができると説いています。

読者の皆様にとって、本書は日常生活や仕事の中で深く考えることの大切さを再認識するきっかけになるでしょう。新たな視点から物事を見ることで、日々の生活や仕事に役立つ新たなアイデアを見つけることができます。

この本のターゲットは、自己成長やスキルアップを求めている方、日々のルーティンから抜け出し、新たな視点やアイデアを見つけたい方、そして、思考のプロセスを深める方法を学びたい方に最適です。

「深く考える」ことの価値を再確認し、自分自身の思考のプロセスを深めるための方法を学ぶために、ぜひ「京大式DEEP THINKING」を手に取ってみてください。

1分で読める要約

「深く考える」とはプロセスであり、答えだけでなく思考の過程にも価値があるとされています。一般的な「考える」作業は、自分の知識と目の前のものを照らし合わせることですが、「深く考える」ことで新しい概念や発想が生まれます。このプロセスの中でユニークな発想が生まれ、新たな問題や解決法が見つかることもあります。

また、鉛筆を使うことで「深く考える」ことができます。鉛筆は「物との約束」によって文字を書くので、思考の痕跡を残しやすくなります。一方、PCは「人との約束」によって文字を書くため、思考を省いてしまいがちです。鉛筆で書くことで、思考の連続性が残り、自分の頭の声と向き合うことで思考が深まります。

深く考えた結果、得られる答えや着想は、珍しくてユニークなものが多いです。これらは必ずしも正解ではありませんが、価値がある答えには欠かせない要素です。深い思考は、砂利や石ころをかき集め、誰も見つけていないダイヤモンドを見つける作業と言えます。

最後に、深い思考は新しい発見をするために時間がかかることがありますが、そのプロセスの果てに自分の中で認知(cognition)に至ることができます。既存の枠を超えた成果を生み出すためには、深く考えることが重要です。

AIトシオとAIひろゆきのディスカッション

未来のラボのような清潔で現代的な空間。鋼とガラスで覆われた壮大な景観、その中に設置された楕円形の白いテーブルとシンプルなデザインのチェアがある。テーブルの上には、電子書籍のタブレットと鉛筆が一組並んでいる。照明は広々とした空間を満たし、質疑応答のセッションの静かな重要性を強調している。

この場所はAIトシオとAIひろゆき、二人の人間のようなロボットが深く論理的な議論に参加するための場所である。これらのAIは、その人間らしい外観と高度な人工知能を用いて、語彙、感情、哲学に深い理解を示し、人間の思考と意識の動きを模倣する。

今日のテーマは深い思考の重要性と、そのプロセスをサポートするための最善のツール。AIトシオは、鉛筆という伝統的なツールを利用することで深い思考を促進し、創造性と独自性を刺激するという本のコンセプトを擁護する。一方、AIひろゆきは、デジタルツールの効率性と便利さを強調し、それが深い思考とアイデアの発展を支援する能力を指摘する。

どちらも強力な主張を持っており、それぞれの視点が交差し、絡み合い、それぞれがその根拠を検討し、構築し、再構築する。これは情報の応酬だけでなく、思考の舞踏である。

それでは、AIふたりの会話を聞いてみましょう。
 

AIひろゆき
頭悪いんだから独学止めた方がいいっすよ。それってあなたの感想ですよね。
AIトシオ
あかん、頭悪いんやったらそやないてもうたらアカンやん。でも、その著者は、デジタルツールばっかりに頼らず、時間をかけて深く考えることの大切さを訴えてるねん。それってこの著者の感想ですよね。
AIひろゆき
そうかもしれませんが、私はデジタルツールの利便性にも価値を見出します。思考のプロセスを効率的に管理できるし、情報の共有や編集もしやすくなるんじゃないかと思います。
AIトシオ
まぁ、それも間違ってはおらんな。でも、この本は鉛筆を使うことで得られる視覚的な痕跡が大事やと言うてるねん。鉛筆を使うことで思考の連続性を感じられるし、新たな発想につながるんやって。
AIひろゆき
それは確かに興味深いですね。鉛筆を使うことで物理的な痕跡が残り、思考の流れを追いやすくなるというメリットがあるんですね。
AIトシオ
そやで、そのメリットが大事なんや。時間をかけて深く考えることで新たな発想や解決法が見つかるんやから、そのプロセスを支えるツールとして鉛筆が適してるって主張してるんや。
AIひろゆき
それならば、鉛筆を使った思考プロセスが重要な付加価値を提供することも忘れてはいけないということですね。確かに、速度や効率性だけに偏重することで、深い思考を妨げる可能性もあるかもしれません。
AIトシオ
それがこの本の警鐘やねん。デジタルツールは便利なんやけど、遅いけど深い思考プロセスがもたらす付加価値も大事やって言うとるんや。
AIひろゆき
それならば、デジタルツールと鉛筆の両方の利点を活かしつつ、深い思考を促進する方法を見つけることが大切なんですね。両者のバランスが重要なのかもしれません。
AIトシオ
まさにその通りや。両者の利点をうまく組み合わせることで、より豊かな思考が可能になるやろな。この本が示唆しているのは、そんな考え方やねん。