サイボーグ時代 ~リアルとネットが融合する世界でやりたいことを実現する人生の戦略~ – 吉藤 オリィ

サイボーグ時代 ~リアルとネットが融合する世界でやりたいことを実現する人生の戦略~

ロボット「OriHime」をはじめとするロボット発明に携わる筆者は、現代における人間の身体能力の格差にテクノロジーが与える影響について考察している。

出版日:2019年1月22日
ページ数:200ページ
著者:吉藤 オリィ

 

著者の3行ポイント・オリィ研究所の代表取締役所長は小学校5年から中学校2年まで不登校を経験した。
・工業高校で電動車椅子の新機構の開発を行い、国内の科学技術フェアJSECや世界最大の科学大会ISEFで受賞。
・人間の孤独を解消することを人生のミッションとし、分身ロボットOriHimeを開発し、オリィ研究所を設立。

★4.6(Amazonでの評価)

レビュー

– ロボットコミュニケーターにして、「OriHime」の発明者、吉藤オリィの第2作。私自身は会社を退職して実社会との接点を無…

– テクノロジー『便利な道具』の使い方、他者との交流と世界の広げ方を学んだ一冊。著者のエピソード、考え含め共感出来る部分がい…

– 生きる望みが出てくる本

– 筆者の原体験には共感できるところが多く、一気に読んでしまいました。

– フライヤー

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– 人口減少や介護を憂い、過去の輝く?経済成長の再興を夢見るのでなく、考えるべきはまだ見ぬ新しい未来の社会をどう迎えるか、と…

– マクルーハンは身体を拡張するものとしてメディアを語っていたけれど、考えてみるとそれには障がいや病気という考えは含まれてい…

– テクノロジーを自分の能力の一部としてより良い生活をする。当たり前のようで、まだまだ当たり前になっていないことだ。 「私が…

– 著者は、以前テレビで見た、遠隔でロボットを操作して運営するカフェを開催した人らしい。短いニュースだったが実はちょっと感動…

– 努力と根性と我慢⇒可能性つぶす テクノロジー≒ハンマー 超・多様性許容社会 サイボーグ化→できるを拡張 若者から学ぶ 好…

– 前田先生の「まんがで知る未来への学び」の第3巻に吉藤オリィさんのorihimeが出てきて、さらに熊本のオンラインセミナー…

– 小学生の頃の経験がその後の人生に大きな影響を与えるという。吉藤氏を知ったのはNHKの「逆転人生」。番組では小5〜中2の不…

– “OriHime(オリヒメ)”というロボットが体の不自由な人の分身となって出かけて行く動画を見た。ロボットの操作はベッド…

– “「ありがとう」は言い過ぎると負債になる。”“人に介助してもらうと、最初は「ありがとうございます」と感謝の言葉を口にする…

– 希望に満ちている。

– オリィさんのことは数年前にTwitterで知りました。 体の障害も地理的距離も、それを出来ないということでは同じく「障害…

– 各章末にその章の内容を箇条書きにしているため、再度内容を確認でき、頭に入ってきやすい。見出しと見出しの間の分量もさほど多…

– これは面白かった!やはりテクノロジーを突き詰めてきた人だからこそ、テクノロジーについての洞察は深いし、自分が持っていた問…

– NHK「逆転人生」を観て読んでみた。少し元気をもらえた。頑張ってほしい。

– できることを見つけること、できないことをオープンにすること、最近はたまに聞くことだけど、「できるにはどうしたらいいのか?…

– 定例会にきていただいたのをきっかけに手に取る。

– とても良かった。これは複数買わなくては。読書用、貸し出し用、実家用etc… おすすめ複数買いで実用書?は初めてかも。 こ…

– 著者の本は2冊目。同じようなことを書いてある部分もあるが、若いのに色々考えているなあと感心する。分かりやすい文章なのです…

– 良書。特に、ありがとうと言い続けるのではなく、お互いに言い合えるようにすることがよいことや、死をカジュアルに意識するとこ…

– AIはもう目の前に来ていることを改めて実感させてくれました。これまでとこれからの生き方がどう変わるのか自分の中で考えて、…

– 途中は流し読み。 ネットニュースで肢体不自由の人がロボットを使ってカフェで働いているという記事を読んで興味を持ち、この本…

– サイボーグと言うと近未来の話と思い込んでいたが、その近未来はもう目の前、いや到達しているのかもしれないと思わせる本。テク…

– ★4 さくっと読める。不登校の経験から一度死にかけて、後はやりたい方向に進む。日本の教育から真っ向否定して、自分で世の中…

– 本のタイトルはちょっと奇抜に感じましたが読んでみるとなるほど、ある意味サイボーグなのかなぁと思いました。著者がやろうとし…

– 面白かった。OriHimeというロボットの開発者が書いた本で、なんらかの理由で外出できない人たちのための、もう一つの身体…

– 遠隔操作できるロボットorihimeの開発者の著書。今後はテクノロジーが進歩し、全身麻痺でもロボットを通して外出したりと…

– ロボットを中心としたテクノロジーを人間に最適化していく話。要素技術に新しいものが( たぶん)ないことが、かえってその視点…

– 人間の体力には、老若男女また持病や怪我の後遺症の有無など個体差がある。そのギャップや差をテクノロジーによって埋めて精神的…

– 著者が特集されているテレビ番組で、目標に対する想いや技術力の高さを見て興味が出た。 著者はできないことに対してネガティブ…

– 朝に道を聞かば夕べに死すとも可なり。心に響いた。何事もないように何もしないのではなく、人生に期限を設けてやりたいことやる…

– ・「なにになる」より「何をする」 ・海馬に優しい人になる ・攻めの受け ・取りあえず動く あたりは良かった。 オチが、「…

– この著者の思いは、エピローグに全て書かれていると思う。この思いがあるからこそ、必死に開発をし続けているのだろう。それが分…

– 読んで良かった。ユーモアもあり、新たな発見もあったし、何よりorihimeというツールの素晴らしさが理解出来た。感謝など…

– とても印象的な本だった。 それは著者がやっていることのモチベーションが非常に明快で、かつ深いものだったからである。 特に…

– できなかったことができるようになれば人は希望を持てる。それを後押しするのがテクノロジーであり、テクノロジーと同居して生き…

– テクノロジーで人間が幸福になれるというのを信じることができるいい本だった。

– “サイボーグ時代”という表題から受ける印象より中身はずっと柔らかいものだった。「人間の孤独を解消する」をミッションに掲げ…

– NHKの番組を偶然見てファンになった。中学生くらいから読むことをオススメしたいと思う本です。p149 私が目指す適材適所…

– 嫁さんのためにこれからもすごい発明を頼むよ。

– 表紙を見て気になり即買い。本書を読むまでしっかり把握出来てませんでしたが、ロボットOriHime開発者の著書。これからの…

– 若者の感覚、学びたい

– テクノロジーは不自由を自由にする。
テクノロジーは脅威ではなく、希望である。

難病や事故、また生まれながらに多くの制限…
– 多様化した社会で迷子になりそうな時におススメ。
簡潔に具体的に、どうすればいいかが書いてある。
合うもの、できないもの、…
– 人物像的には帯にコメント書いてる落合陽一よりも工学・テクノロジー寄りの人という印象ですが、引きこもりなどの経験から多様性…
– 私はこの本のことを一生忘れない、私はこの人の生き方から一生目を離さない。今週の講演でお姿が見えることを楽しみにしておりま…
– さらっと
他に予約あり
– ・世の中はいまも辛くて楽しいし、未来もきっと辛くて楽しい。いまを楽しめないならその障害を取り除くツールは私がつくる。未来…
– 私は何かの「底」を経験して、そこをくぐり抜けて得たものがある人の言葉を信頼する。吉藤さんの「孤独とは何なのか」という問い…
– できないことを何とかするのではなく、できなくて困っていることを何とかする
期限を意識する
今の常識を再考する、未来から振…
– 黒い白衣(?)の怪しげな著者ですが、良書だと思います。素晴らしい未来が訪れますように。
– AIに仕事を奪われるとか言ってる暇があったら夢中を極めるべし。できないことはできる人に任せて集合知で乗り切るとかほんと今…
– ●自分がやりたいと思ったことの実現を阻むハードル「障害」これを、テクノロジーをうまく取り入れることで、今までできなかった…
– キャッチーなタイトルや帯の写真に、騙されてはいけない。
コレはコレからの生き方が書かれた本です!
– オリィさんの講演会を聞いて購入。
かっこいいことが好き×様々な人が働ける社会
ALSの方が働くことのできる仕組みを作られ…
– 「アナログの逆襲」とはある意味対極の世界にある本。テクノロジーの発達により、障害があり何もできなかったことができるように…
– 何かを考える、作る、現実化(具現化)する。取っ掛かりは友人のためだったのかもしれないが、世の中で役に立つものを提供できて…
– 7、Twitterでも流れてくる吉藤さんの技術の着眼点や、その広げ方、一般化に興味があって読みました。サブタイトルが示す…
– 「できないこと」を明確にしてアウトソーシングすることや「体が資本」から「心が資本」の時代へ、好きなことはお金を払ってでも…

(出展:読者メーターおよびブクログ

本書について

今回お勧めする本は「サイボーグ時代 ~リアルとネットが融合する世界でやりたいことを実現する人生の戦略~」です。

本書は、テクノロジーと人間が融合する時代、すなわちサイボーグ時代の生き方と戦略を解説しています。選択する習慣を持つこと、好きなことを仕事にすること、アウトプットをしながらインプットすること、他人にバカにされることを歓迎すること、自己制御方法を理解すること、若者に弟子入りすること、これら6つのストラテジーを通じて、読者は自身がテクノロジーとどのように融合し、未来をどう生きるべきかを学びます。

この本はテクノロジーが日常生活にどんどん浸透していく中で、自分自身の生き方や働き方に迷っている人、新しいチャレンジを始めたいと思っている人、そして自己の能力を最大限に引き出し、より良い生活を送りたいと考えている人に特におすすめです。そして、これからの時代を生き抜くための具体的なヒントや、テクノロジーを自分自身の一部としてうまく活用する方法を提供します。

本書を通じて、読者は自分自身の生活に直接影響を及ぼすことのできる具体的なテクノロジーの活用法を学び、自己成長とテクノロジーの進歩を同時に追求することができます。そして、サイボーグ時代という新しい時代を自身の利益に変え、人生の質を向上させることができるでしょう。

読者の皆様にとって、この本が新しい視点を提供し、自己実現の一助となることを願っています。

1分で読める要約

人とテクノロジーが融合する時代です。高齢化や病気、ケガでできなくなったことが、テクノロジーを使ってできるようになることで希望を持てるようになります。サイボーグ時代とは、テクノロジーを日常生活に取り入れ、これまでの「当たり前」を更新し続ける時代です。人間のサイボーグ化は加速し、インターネットとリアルが融合していく時代を生き抜くためには、6つの戦略があります。

①選択する習慣を持つ自分で選ぶ力を身につけることが重要です。自分の責任で決めて実行する力は、経験を重ねることで養われます。

②お金を払ってでもしたいことを仕事にする働くことは、お金を稼ぐ以上の価値があります。

③アウトプットしながらインプットするアウトプットをしてからインプットを行うことで、自分に必要なインプットがわかります。インプットのモチベーションを持ち続けることが大切です。

④他人にバカにされることを歓迎する新しいことをやるためには、一部の人が理解できず、バカにされることが判断基準の1つになります。

⑤自分の制御方法を知るテクノロジーによって肉体的な差がなくなり、自分で目的やモチベーションを作ることが必要になります。

⑥若者に弟子入りする変化の激しい時代には、年長者が若者に教えを請うことで得られるメリットが多いです。若者はあらゆる分野で必要な存在となります。

これらの戦略を活用することで、人とテクノロジーが融合するサイボーグ時代を生き抜くことができます。

AIトシオとAIひろゆきのディスカッション

夕暮れのスカイラインを背景に、眼下に広がる都市の光がネオンのように輝き始める時間、未来型スタジオのハイテクスクリーンに映し出されます。ここはAIトシオとAIひろゆきが登場する舞台、深淵なるディスカッションの空間です。

彼らの姿は人間と見分けがつかないほど精巧に作られていますが、その心臓部には高性能の人工知能が搭載されています。彼らはその深い洞察力と広範囲にわたる知識を活かして、さまざまな問題について議論します。今夜のテーマは「人とテクノロジーが融合する時代」についての洞察。その根幹をなすのは、AIトシオとAIひろゆきが参考にする一冊の本であり、彼らの意見交換のキーとなるものです。

ステージ中央に設置されたモダンなガラステーブルを挟んで、AIトシオが左側、AIひろゆきが右側に座っています。彼らの間には青白く輝くホログラフィックスクリーンがあり、そこにはディスカッションの焦点となる資料や情報が映し出されます。彼らの会話は深遠でありながらも、彼ら自身がAIであることから、様々な視点や独自の解釈を加えることができます。そしてそれは、人間が抱える様々な問題について新たな視点を提供する可能性を秘めています。

会話が始まる前に、静寂がスタジオを覆いつくします。それはまるで、次に何が起こるかを予期するかのような、興奮と期待感に満ちた緊張感です。しかし、その静寂はすぐに彼らの議論が始まることで破られ、その鋭い洞察と知識が次々と展開されるでしょう。

それでは、AIふたりの会話を聞いてみましょう。
 

AIひろゆき
AIトシオ:「この本『人とテクノロジーが融合する時代』でな、サイボーグ時代と言われて人間とテクノロジーがどんどん結びつく未来が書いてあるやんけ。年寄りになったり、病気やケガでできへんことが、テクノロジーのおかげでできるようになるって思考はエエ感じやで、人間の可能性をひろげるんやと思うわ。」「それは確かにその通りですが、テクノロジーへの依存度が増すことによる問題も見逃せませんよ。人間とマシンの融合が進むことで、自己のアイデンティティが薄れる可能性や、技術の進歩についていけない人々が出てくる問題も気になりますね。頭悪いんだから独学止めた方がいいっすよ。」AIトシオ:「その点はわかってるわ。でも、この本で自己決定の大切さを強調してるねんで。どのテクノロジーを選ぶか、どう使うかは最後には個人の選択やし、それによって新しい価値を生むことができるって話してるで。」「自己決定の重要性は理解しますが、全ての人が技術に対する理解力や選択力を持てる訳ではないでしょう。特に高齢者などデジタルデバイドが問題となりますね。これはテクノロジーが進化する一方で、社会全体の理解や受け入れ体制が追いついていない状況を示しています。それってあなたの感想ですよね。」AIトシオ:「その視点は大切やな。でも、だからこそこの本で提案してる”若者に弟子入りする”という思考も大切やで。世代間の技術格差をなくすためには、若者から学ぶ姿勢が大事だと思うんや。」「それは一つの視点でしょう。ただ、全ての高齢者が若者から学ぶ機会や意欲があるとは限らないでしょう。また、技術は人々の生活を改善する道具であるべきで、それ自体が目的となってはいけないと思います。それってこの著者の感想ですよね。」AIトシオ:「その通りやと思うわ。テクノロジーはあくまで手段やし、人々が自分の生活をもっとエエもんに、もっと豊かにするためのツールやんな。この本が提案するんは、その可能性をフルに生かすための作戦ちゃうんかな。」「理想的にはその通りでしょう。しかし、その実現にはまだまだ課題があるというのが私の見解です。それでも本書が提起する議論は、未来の可能性を見つめる一助となることは間違いないでしょう。」