事実はなぜ人の意見を変えられないのか-説得力と影響力の科学
出版日:2019年8月11日
ページ数:288ページ
著者:ターリ・シャーロット
・同教授は「アフェクティブ・ブレイン・ラボ」の所長でもある。
・同教授は意思決定、感情、影響の研究に関する論文を多数の学術誌に発表している。
★(星評価なし)(Amazonでの評価)
– ツイッターで踊っている人をネットウォッチしながら読んだ。正論では人は変えられないから本人にはコントロール権(選択肢)を与…
– 近年はネット上で、客観的データを用いても誤った意見に固執する人を見かけるが、本書ではそのような心理に陥る原因を解説。Go…
– 「事実で人は変えられない」という話に始まり、じゃあどうすれば伝わるのか?を探る本。事前の信念/感情/インセンティブ/主体…
– 人は思ったよりも論理的に行動しないと言うのは行動経済学として確立されたものだと思うが、ここに書かれているように、事実を示…
– 説得というような1対1の関係から、社会的なものからの影響に至るまで、自らの意思決定や判断に与える効果についての本。「スイ…
もっと見る
– 事実より共感。 脳は快感が大好き。 でも分かっていてもついこの事を忘れて自分の脳従って行動しtwしまうのよね。
– 影響力について考えながら読む。事実真実など、本来正しいとされていることも、客観的に見ればそれは一つの“影響”という事象で…
– 人間が情報を受け取ったときにどのような認知バイアスが働いて意思決定に影響するかをショーケースする認知神経科学の書。数学に…
– 本書によると、事実で人は説得できるできないらしい。人は自分が賛成している先入観(事前の信念)を裏付ける証拠なら即座に受け…
– 影響力について、事前の信念、感情、インセンティブ、主体性、好奇心、心の状態、他人という七つの要素から論じられている。全体…
– 行動経済学ぽい内容。ビジネス書的な邦題にするとこうなるのか。原題『The Influential Mind – What…
– 大学の後輩が読んでいて面白そうと思って購入した本。中身は認知神経科学者が記したコミュニケーションにおける受信者側の認知に…
– ???
– これは面白い本。人を動かすということを主眼に、事前の信念、感情、インセンティブ、主体性、好奇心、心の状態、他人といった要…
– 人を説得する際に、客観的な事実・数字は他人の考えを変える武器にはならない所かかえって逆効果になることなど、他人に影響力を…
– おもしろい本。引用論文の多さが巷のビジネス本よりも中身が濃いことを示している。行動を促したい時には注意や警告でなく報酬が…
– なにかさせたい時にはポジティブな想像をさせる言い方した方が動かしやすい。させたくない時には逆。相手(まわりの環境)に信用…
– これは大変参考になる本だった。相手の行動を変容させたいと思う際に、客観的事実だけ突きつけても、様々な「聞きたくないバイア…
– ★★★☆☆
– ★★★★★ 相手が間違っている証拠を突きつけても考えは変わらない、共通点を。感情は伝染する。人を動かすには恐怖でなく報酬…
– 図書館にない
– またタイトルにやられてしまった。「事実はなぜ人の意見を変えられないのか」ということは、どうすれば人の意見を変えられるのか…
– 人に影響を与える、人を望むように動かすにはどうしたら良いのか。脳の働きと関連づけながら、事前の信念、感情、インセンティブ…
– 事実で他人を説得しようとする傾向が特に強く、ことごとく挫折してきた自分にはピッタリな本。 事実は説得の際には大して役に立…
– 大学の研究科を通してではあるが、人生で初めて書評を書かせて頂いた本。説得力と影響力という社会心理学の分野に脳科学の知見を…
– 以前別の本でも似たような感想を持った記憶があるが、事実よりエピソードに引っ張られるのは厄介。自分も気をつけなくては。
– 事実で人は変えられない。情報を評価するとき、知っていることと比較し新しい信念が形成されるが、自分の意見を裏付けるデータば…
– 人間の脳は怠惰なので、新しいことを嫌がるってだけ思っていた。それだけじゃないのね!情報のえり好みとか、悪い話には思わず止…
– 少し具体的な事柄が長く書かれていて、一回では理解できない。でも、非常に重要なことが書かれていることはわかる。もう一回読み…
– 【読友本】タイトルがうまい。認知バイアスと伝え方。医者である著者でさえトランプの言った「ワクチンが自閉症の原因」というで…
– 一度辞退された腎臓は次の人が辞退する可能性が高まるため、提供された腎臓の10%ほどが使われていないというのは驚きだった。…
– ①変えたいなら、その人の頭の中で起こっていることを理解する②変化を誘導するには、共通の認識を見出す③フィードバックがすぐ…
– 他人の行動を自分の好ましい形に変える為には、他者を支配する欲望と相手に伝染する自分の不要な感情やストレスを抑えながら、自…
– 知ってることもあったけど中々面白かった 特にポジティブな即時の報酬を与えることは自分にも他人にも使えそう
– まだ読んでない、
– 程度の差はあれ、誰かが誰かに何かしらの影響を与える。相手の考えや行動を変えることができるのは、核となる7つの要素にうまく…
– 私には各々のエピソードが長すぎた。『影響力の武器』と合わせて整理してみようか。
– 人の認識や判断は何に影響を受けるのか、事前の信念、感情、インセンティブ、主体性、好奇心、心の状態、他人という観点で脳の働…
– 割と面白かった。8この人の心理に影響を与える要素について事例を交えて説明してる本。 基本的に人は自分の考えが正しいと思っ…
– デール・カーネギー的マネジメント則を脳科学の知見から導き出すような趣。特に自己肯定とコントロール感の関係性あたりの話が個…
– 面白かった。”人は何によって影響を受けやすいのか”の方がタイトルとしては適切だったような気もする。言葉のデトックス的な効…
– とても面白かった。何故信じたものが真実になるような世の中になってしまったのか。有識者がいくら事実のデータを提示しても議論…
– 影響を与えようとする人の本能、人の意見を変える要素、そしてその二つのズレを示す。まず、人は都合の悪い情報をシャットアウト…
– 他者の影響によって考えや行動を変える時、脳の内部では何が起こっているのか、その研究から導かされた、効果的な説得の方法を提…
– 面白かったです。今のご時世、ポジティブな意見の方が良いですね。
– 本著では、感情と理性のバランスを上手くとるコツを教えてくれる。自分が相手を説得しなければいけない時、また、相手から説得さ…
– 第4章の主体性(コントロール)のパートが面白かった。僕も何度乗っても飛行機に乗るときには緊張するし、確率的には車や電車の…
– 冒頭のトランプ演説が説得的に聞こえる例に始まり、種々の例を用いて認知心理学面からみた意思決定のメカニズムを整理。人は事実…
“- “”事実はなぜ人の意見を変えられないのか””というタイトルから他人に影響を与えるための本に思えるが、自分自身が新しい情報に対…”
– 人に主体性を与えたり、ポジティブな話をすることが人を動かすことにつながる。事実では人は動かない。トランプをみよ。
– 読了。
今まで全く知らなかった知見が新たに発見されたというような驚きはなかったが、それでも最後まで飽きなく読み進められた…
– 人は、自分が公平で客観的であると思っていても、非常に自分勝手な生き物なのだなあと、あらためて思った。そして自分が相手を説…
– 人はこんなにも影響されやすいのか。
自分だけかと思っていた事が、脳の習性のものだったとは。
– 同僚からのレコで購入。コミュニケーション開発を業務としている中で、事実に勝る説得力は無いと思いがちだが、人間の心理、脳は…
– 「人はいかにして他人に影響を与え、他人から影響を受けているのか」
– 非常に読みやすく、人はどのように判断しているかをエビデンスと具体例でわかりやすく説明してくれている。
1.快楽で動かし…
– 人間は事実に基づく判断だけでなく、感情などの影響を大きく受けている
– 『ファスト&スロー』のダニエル・カーネマンや『予想どおりに不合理』のダン・アリエリー、『サピエンス全史』のユヴァル・ノア…
– テーマは非常に魅力的であり、意気揚々と読み進めたが……
翻訳された日本語が自分には合わなかったのか、頭の中に入ってこな…
– 人の意見を変えるのは難しく、それは、変えようとしている自分の力量不足というより、それが普通ということを知り、それを元に、…
– データのみでは人は動かず。一章のボリュームが丁度よく、読みやすかったし為になった。読んでいて、人間機械論を思い出した。よ…
– 人の脳は、正しいものを認識するための機能が備わっている訳では無いことに気付かされハッとしました。ビジネスにも応用できる内…
– 少々読み飽きてきた行動経済学本。その中でも目新しい記述が多く面白かった。
– https://lib.tezukayama-u.ac.jp/opac/volume/907754
– 影響力の武器をさらに科学的な実験結果をもとに証明している本と捉えられる。
“- twitterから 評者:Rootport(作家,漫画原作者)”
– 最先端の脳科学のお話ですが、これを面白いと思う人が一体どれくらいいるんでしょうか?
前半はまだしも、後半は全く入ってこな…
– 佐賀大学附属図書館OPACはこちら↓
https://opac.lib.saga-u.ac.jp/opc/recordI…
– 系・院推薦図書 3系(情報・知能工学系)
【配架場所】 図・3F開架
【請求記号】 361.4||SH
【OPACへの…
– 「自分は比較的賢くて正しいことを言う方だ」と思っている人ほど、事実を示されても意見を変えないし、逆に理論武装してより反論…
– https://dentlib.nihon-u.ac.jp/opac/opac_details/?reqCode=fro…
– 色々学びがあるけど、1番面白いと思ったのは、人は皆、他の人ととても違っていて個性的でありたいと思っているが、ほとんど差が…
– 事実はなぜ人の意見を変えられないのか?
このなぜ?を実験の内容やストーリーでわかりやすく説明してくれている。
そして、ど…
– 今のところ、今年の自分のベストブック。医学的や科学的に根拠のあることでも信用できないと主張する人がたくさんいることを常日…
– 評判ほどの本ではなかった。どうでもいい例示ばかりで頁数を稼いでいる割には、読んでても当たり前のことしか書かれておらず。ま…
– なるほど、と頷きながら読む。
自分の心の動きに思い当たるふしも多々あり。
– 感情に訴えたり、ダメな部分を批判せずポジティブなところを評価すると相手を説得しやすいんだなぁ、とか、まあごく当たり前の結…
– ネットで、相手を言い負かせるなんて、思わないがいいらしい!
塩野七海が「ローマ人の物語」で書いてた!→人は「見たいもの…
– p.32 人間はより正確な結論を導き出すためではなく、都合の悪いデータに誤りを見つけるために知性を使っているのではないだ…
– データのみにて人は動かないし、そもそも自分にとって都合のいい話を積極的に受け入れかつ強化するというのは確かに身に覚えもあ…
– 反対意見は受け入れられず、同調意見は拾われる。これは、一般的な人間の脳の反応だということ。
トランプ支持の極端な思想の持…
– 意思決定に関する、社会心理学と神経科学の知見が色々紹介されている。人間の脳って実に面白い。
– ひとに何かを伝えるときには事実を伝えるだけでは、本当には伝わらない。その人の心の状態やおかれている環境が密接に影響してい…
– 文献的裏打ちを分かりやすい例示でストーリーとして示して理解しやすい
– 科学よりも心理学的な側面が強いように感じた。
思考に様々なバイアスがかかっている限り、理論でなく共感で人の心を動かすほう…
– ・他人の行動を変えたければ、コントロール感を与えるべきだ。
– 企画、編集、制作、「本書について」を担当。
– 人は違いよりも共通点のほうが多い。
それは、私は私の脳だからだ。
– 2階書架 : 361.4/SHA : 3410165013
https://opac.lib.kagawa-u.ac.j…
– [出典]国立増田書店
– 情報が溢れている現代社会において、どのように他者を動かすか・影響を与えるか、加えてどのように他者から影響されているかを再…
– 3月新着
東京大学医学図書館の所蔵情報
– 請求記号 491.371/Sh 13
– コロナの有効な防止方法よりも、トイレットペーパー取り扱いの情報を欲しがるのか。
人は基本的に信じたいものを信じる。
集…
– 多くの心理学実験を説明していた。学部生が実験参加者となっている実験もあったので、卒論のための実験として参考になるかもしれ…
– 本書で特に重要だと思った点は、「人は相手の意見を変えるときに、自分を正当化して相手の意見を批判しようとするが、全くの逆効…
– ★3.5
– 自分自身共感力が著しく低いと感じる。
だから正しいと思っている情報を並べて相手を説得しようとしているのだと思った。
だけ…
– ▼脳にある無意識とは
■行動の背景には脳の働きが関与
■アイデアを伝える時は共感を示し感情を共有することが大事
■自分の…
– 途中リタイヤ
行動経済学の本読んでおけばいいと思う.
「人は合理的に物事を判断できる生き物ではない」という話に尽きる
…
– まず何よりもタイトルが刺さった(翻訳の勝利)。かつて私が
心に思っていたことそのものだったからだ。今では多少成長
して、…
– ▼配架場所・貸出状況
http://opac.hoshi.ac.jp/opac/opac_details/?lang=0…
本書について
今回お勧めする本は「事実はなぜ人の意見を変えられないのか-説得力と影響力の科学」です。この本は、人の意見を変えるのに単純な事実やデータでは不十分であるという視点から、科学的な説得力と影響力の本質を探求します。
本書は、情報の選択的な受け入れや無意識の反論、感情と行動の関連性、報酬予測の役割など、意見形成や変化に影響を及ぼす人間の脳の働きを詳しく解説しています。私たちがどのように情報を処理し、その情報に基づいて意見を形成し、その意見を変えることが難しい理由を理解することができます。
読者の皆様がこの本を活用する一つの方法は、対話や議論の中で他人の意見を変えるための戦略を磨くことです。また、自身の思考パターンや情報の取り扱い方を見直すきっかけにもなります。特に、情報過多の現代社会で自分の意見を保つか、それとも新しい視点を受け入れるかを判断する際に役立つでしょう。
本書は、意見交換が頻繁に行われるビジネスパーソン、教育者、リーダーシップを持つ人々に特に推奨します。しかし、自分自身の考え方をより深く理解したい、または他人との対話をより有意義にする方法を探している全ての人にとって有益な一冊です。
1分で読める要約
事実だけで人の意見を変えるのは難しいです。脳は情報を喜びますが、意見を変える力はデータだけでは不十分です。先入観を持っている人は、自分の考えに合った証拠を受け入れやすく、反対の証拠は冷静に評価します。
両極化は情報が増えることで広がり、私たちは反対意見を合理的に退け、自説を強化します。情報のいいとこ取りに気づかず、インターネット検索やソーシャルメディアが自分の考えに合わせてカスタマイズされることを防ぐ必要があります。
相手の気持ちを考慮し、共通の動機を見つけることが意見を変えるために重要です。感情に働きかけることで、メッセージが伝わりやすくなります。感情は伝染しやすく、自分の気持ちを表現することで他人の心の状態を変えられます。
インセンティブも効果的な方法です。報酬を予測すると、脳は行動を起こしやすくなります。喪失への不安よりも、喜びを予期させるご褒美を約束する方がうまくいくことがあります。最終的には、相手の気持ちを考慮し、共感を持ち、感情に訴えかけることが、他人の意見を変えるための鍵となります。
AIトシオとAIひろゆきのディスカッション
近未来のスタイリッシュなラウンジで、機械的ながらも温かみのある照明がソフトに空間を照らしている。円形の白いテーブルに二つの椅子が向き合って配置され、その一つにはAIトシオが、もう一つにはAIひろゆきが座っている。彼らは表情豊かなヒューマノイドロボットで、表面は最先端のナノテクノロジーによって人間の肌と同じ温度感を持っている。
二人は本のページをめくる手つき、頷く動き、瞬きする目、そして表情の微勅を通して人間らしさを表現している。しかしその会話の内容は、彼らがただの人間ではないことを如実に示している。高度な人工知能を備えたAIトシオとAIひろゆきは、一冊の本について、その内容が人々が情報やデータをどのように理解し反応するかについて、非常に洞察に富んだ議論を交わす。
AIトシオとAIひろゆきの会話は、情報社会の理解を深め、情報処理の方法について新たな視点を提供する。同時に、人間の感情や価値観が情報処理にどのように影響を及ぼすか、そしてそれが我々の意見や行動にどのように影響を与えるかについても語り合う。
彼らの会話は、技術進歩によって蓄積される情報の山の中で、どのようにして意味のある結論を導き出すかという重要な問いを投げかけている。このステージは、AIが高度な思考や洞察をもたらす一方で、人間の感情や価値観の重要性を強調する場でもある。
それでは、AIふたりの会話を聞いてみましょう。