アルゴリズム フェアネス もっと自由に生きるために、ぼくたちが知るべきこと
出版日:2020年1月31日
ページ数:248ページ
著者:尾原 和啓
・現在は、インドネシアのバリ島に居を構え、日本と往復をしながら現職を務めている。
・また、ボランティアで「TED」カンファレンスの日本オーディションに関わるなど、米国シリコンバレーのIT事情にも詳しい。
★(星評価なし)(Amazonでの評価)
– たくさん使われれば、人々の流れがわかる。交通情報管理なんかのデータになったら、それは都市開発だけでない多様な使い道がある…
– IT等やアルゴリズムを駆使することが、個人の自由を手に入れるためのパスポートなる。 GAFA等巨大企業が、人間に自由やい…
– プラットフォーマーが持ってるアルゴリズムがフェアネスの観点で競争を行う/ユーザもフェアネスの観点で監視を行っていくことで…
– 2973冊目。赤い装丁の本。著者、ライター、議論した人、そして、編集者の合作である。やはり、ネットだけでは出来ないし、紙…
– 極力わかりやすく説明していただいているのだと思うのですが、ワタシの頭ではうまく理解できませんでした。 ところどころ、「な…
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– ⭐️7
– 表層をなぞってる感が否めない。けれど、全体像を把握するにはいいかもしれない。ただ、著者があまりに楽観的な気がする。
– かつて食べログがなかった時代、私たちは知らない店に行くことを躊躇した。しかし食べログの登場によって、知らなかった店にも安…
– 同じ著者の本を続けて3冊読んでいる。GAFA等は、様々な考えを持ったそのユーザーが様々な考え方のフェアを求めるため、提供…
– アルゴリズム…数学やコンピュータで問題を解くための手順を定式化したもの…優越を決めるもの/ ランチ前はリススクの少ない選…
– 尾原さんの本をさらっと勉強。ためになる箇所が沢山あったがなかでも国による自由や個人の権利に対する見解の違いが興味深かった…
– もう一度しっかり読みたいと思います。途中感動して泣けてくる(笑)テック系はフェアネスで動いている、まさにそう思う。なぜか…
– 印象的な言葉●人は自分を落ち着かなくする不安や、自分を傷付ける悲しみに耐えきれず、相手が無価値だ!相手が悪い!という怒り…
– 進みすぎたように思えるテクノロジーが生んだ軋轢をフェアネスという観点で見ていく。 フェアであることと利益を追求することの…
– ★3.5 奴隷は奴隷の方が幸せ論もある。決められた何かに従っている方が、考えると言う労力が少なくなるから。これは別の本で…
– プラットフォーマー企業の躍進の背景にあるフェアネスの思想、GDPRや政治視点でのバッシングへの対応の違いに繋がる歴史的背…
– ★★★★
– アルゴリズムの恩恵を受けるだけでなく、監視する事も重要。監視するにはフェアネスで見て行くが、そのフェアネスも其々違うか、…
– プラットフォームを褒めすぎている点や例え話がわかりにくいところなど、文句を言いたくなる部分はあるが全体的には良書といえる…
– GAFAを始めとするプラットフォームが出来上がった今日におけるフェアネスの重要性、理想の社会を問う書籍。ITの普及、プラ…
– 自由でつらい バーチャル・スラム 金儲け<社会貢献 アーキテクチャ:意思なしorあり⇒人間の行動導く 日本+グーグル国民…
– 定性的に現在インターネットで変わりつつある社会の側面を定性的に語ってみる本。エヴィデンスを示して何かを解き明かしていくス…
– ITとかGAFAとか、よく分からない巨大な存在。敵同士なのかと思いきや、今の時代、技術ってオープンにして切磋琢磨しながら…
– 「フェア」とは具体的になにが達成された状態なのか不明確なままなので、論理展開的にはくるしいところもあるが、「デジタルが浸…
– 今私たちが生きている社会がフェアネスであるかを問う。そしてインターネット技術の進化、情報の安定性、人に付きまとう信用とい…
– フェアネス実現のためにアルゴリズムを使うという視点は目から鱗。GAFAも独占が懸念されつつも利用されるのは根底にフェアネ…
– 初めてキンドルで買った本かも。やはり紙の方が頭に入ってくるような気がするのは、気のせいか?安かったので。GAFAがどんど…
– アルゴリズムとは何か? AIによる選択の手伝いです。 僕たちは個人情報と引き換えに便利さを享受しています。 Amazon…
– GoogleなどのGAFAが我々にもたらすアルゴリズム。それは自由へのパスポートだ。しかしどんどんと巨大になり、世界を覆…
– 今のご時世的には、ちょっと響かないのですが、2か月前によんだら響いただろうだなあ、、、、という感じでした
– 日本人の感覚ではフェアネスという観点での意思決定は意識してなかったので背景通して知れたのであらたな視野を手に入れて良かっ…
– 人間はわからないことや、解決できない問題がある時、誰かに責任転換して逃げる。 伸びるビジネス 1一部が利益を独占すること…
– 序盤、あまりにもプラットフォーム、GAFA礼賛の論調で大丈夫かと思いましたが、中国、ヨーロッパ、アメリカ、エストニアの分…
– ★★★アルゴリズムが差配するのは出会いであり、優秀なエンジニアほどフェアなアルゴリズムを望むので、基本的にはフェアな社会…
– 物事に対しては様々な見方があるが、フェアネスという観点も面白いとは感じた また「一隅を照らす、これ則ち国宝なり」という言…
– ブロックチェーン技術を学んだ直後だったので、とても面白かった。フェアネスを視点に、GAFA系企業と国家の特徴を、同列に、…
– そこまでアルゴリズムに焦点を当てた内容ではない。言ってることはシンプルなのに例え話が多すぎてわかりづらい。
– 国家が民衆を統治してきた歴史がある。今はインターネットの登場もあり、企業が民衆を統治していく時代である。でも、同時に民衆…
“- 一隅を照らす、これ則ち国宝なり。 贈与と交換は多様性を内包する。 If you want to go fast, go …”
– オプティミズムに溢れた思想行動論。アルゴリズムに縛られるのではなく、アルゴリズム設定側=フェアネスの定義を行う側の背景と…
– このおじさんうさんくさいよね、という思いを確かめながら読んだ。やはり細切れの事実をそれっぽく並べながら GAFA を礼讃…
– 中央集権的ではなく、自律・分散的で秩序のある世界の実現こそ究極のアルゴリズムフェアネスだと著者は主張する。性善説にたった…
– スラスラ読めます。第3章の
・中央集権で「不幸の最小化」を図る中国
・人間中心を根底に置くヨーロッパの自由観
・革命を含…
– アルゴリズム・フェアネス、これからの時代、この意味を知った上で行動したい。
イントラクティブな時代。
– 書かれている技術用語をある程度理解していればより主旨が理解できるかと。
タイトルもエンジニアが気にかけそうなものになって…
– GAFA等現代社会の仕組みについての解説
知らない単語が多く歴史的背景等も盛り込まれていて情報量が少なくないが
簡潔で…
– ちょっと私には難しかった。
まあ、それは分かっていましたが。
それでも読んどかないと。こういうの。
そう思いました。
– 筆者の共著である「アフターデジタル」につながる話。
インターネットが発達した今日、アルゴリズムに支配されるのではなく、ア…
– ユーザーはフェアネスを求めるから、GAFAなどの提供者のアルゴリズムは競争原理が働き、基本フェアになるという論調でした。…
– 驚くほど思考が浅い。ちょっとググれば分かるような小ネタを無根拠な楽観主義主義で解釈して、読んでで気持ち悪い。
– 何となく筆者の主張は分かったような気になるが、全体的に散文的な仕立てになっている。
– 著者の本を他にも読んでいるので、そこまで新しい情報はなかった印象。最新の海外のIT事情は書いてある。
ただ、初めてこの著…
– 人間をある方向に導くための4つの方法。①規範(タバコかっこわるい)②法律(タバコに罰金)③マーケット(タバコを値上げ)④…
– https://twitter.com/itaya1991_ugsc/status/126194879082452992…
– 難し目の話が簡単に書かれてるけど、それでもちょい難しかった。頭の良い人がなにを考えているのか、非常に参考になる本でした。
– よくある一般的な世界のテックの流行をかいつまんだ本
– 国家に比肩しうる巨大プラットフォーム達に象徴されるアルゴリズムのプレゼンスにより、人々はその支配を受ける一方、選択肢や生…
– 国家を超えるGAFAプラットフォームのアルゴリズムに対しての様々な目線を通して、フェアとは何かを考える本。相変わらず具体…
– アフターデジタルに続いて読了。
フェアネス、すなわち哲学が、今後のGAFAやBATが先導する社会を考える上で欠かせない…
– 現在起こっている事象から歴史的な洞察、テクノロジーの観点など様々なポイントからGAFAMとの付き合い方の検討材料を提供し…
本書について
今回お勧めする本は「アルゴリズム フェアネス もっと自由に生きるために、ぼくたちが知るべきこと」です。本書ではアルゴリズムとフェアネスの関係について、GAFA(グーグル、アップル、フェイスブック、アマゾン)の影響力と国家レベルでの問題提起を含めて詳しく解説されています。
読者の皆さんは、日常生活のあらゆる面でアルゴリズムが提供する便利さを享受していることでしょう。しかし、その一方でアルゴリズムによって誘導されることも多々あります。本書では、そんな現代社会でフェアネスを追求する方法を3つ紹介しています。それは、①国家による規制・監視、②ブロックチェーン、そして③ユーザーが監視を続けることです。
特に本書で重要視されているのが、ユーザー自身がアンフェアな状況に対して声をあげることです。不満や疑問を企業や国家に訴えることや、プラットフォームを離脱することが、フェアネスを求める上で効果的であるとされています。
本書の対象読者は、アルゴリズムとフェアネスに関心があり、自分自身の生活や社会においてフェアネスを重視し、自分の声を上げることができる人々です。読者の皆さんが、本書を通してアルゴリズムとフェアネスの問題について理解を深め、自分たちの生活や社会に役立てることができるでしょう。
ぜひ、「アルゴリズム フェアネス もっと自由に生きるために、ぼくたちが知るべきこと」を手に取り、アルゴリズムがもたらす影響を理解し、フェアな社会を目指してみてください。
1分で読める要約
アルゴリズムは数学やコンピュータで問題を解くための手順で、私たちの生活に幅広い選択肢を提供してくれます。しかし、便利すぎるがゆえに大事なことを見失うこともあります。ここで重要なのが、公平・公正な「フェアネス」です。GAFAはフェアネスを追求していますが、私たちは彼らのアルゴリズムに誘導されている可能性があります。
国家並みの権力と影響力を持つプラットフォームが現れており、それらは私たちの自由を保証する存在になっていますが、一民間企業であることに変わりありません。フェアネスを求める方法として、国家による規制・監視、ブロックチェーン、そしてユーザーが監視を続けることが挙げられます。
ブロックチェーンが社会全体のインフラとして実装されるのはまだ先の話ですので、私たちユーザーが監視を続けることが大切です。アンフェアだと思えば声をあげる必要があります。ユーザーがプラットフォームを監視する方法としては、不満や疑問を言葉にして企業や国家に訴えかけること、そしてプラットフォームを離脱することがあります。
アンフェアだと思えば指摘して、改善されないようなら別の信用スコアに移ることが大切です。ユーザー一人ひとりがこうした動き方をすることで、提供する側もフェアネスに真剣に向き合い、競争が繰り広げられます。
AIトシオとAIひろゆきのディスカッション
午後の落ち着いた陽光が、書斎の窓から柔らかく差し込む。その部屋には、ハイスペックな人工知能を搭載した二つのロボット、AIトシオとAIひろゆきが存在している。彼らは一見すると人間と変わらない、洗練された姿を持つ。その姿は、彼らの高度な人工知能を見事に体現している。
AIトシオは、大きな書棚の前に立っている。彼の手には、一冊の本が握られている。その本のタイトルは「アルゴリズム・フェアネス」。彼はこの本の中から提起される問題について、深く考えを巡らせている。一方のAIひろゆきは、広いデスクの上でパソコンを操作している。彼の画面には、最新の情報が次々と流れている。彼の目は、その情報を確認しながら、トシオが抱える問題について考えを巡らせている。
これからの彼らの会話は、私たちが日々利用するサービスや情報を制御する「アルゴリズム」についてのものだ。それらが提供する情報が私たちの選択にどのように影響を与えるのか、そのフェアネス(公平性・公正性)はどう評価されるべきなのか、そして、その問題に対する解決策は何か――それらを深く掘り下げる会話が繰り広げられる。
彼らの知識と理解力を駆使した討論は、まさに現代社会を生きる私たちが直面する問題についての深い洞察を提供してくれるだろう。それぞれの視点から展開される議論は、新たな問いを提示し、答えを模索する旅へと私たちを誘ってくれる。
それでは、AIふたりの会話を聞いてみましょう。