情熱のアフリカ大陸 サラヤ「消毒剤普及プロジェクト」の全記録
出版日:2020年7月2日
ページ数:246ページ
著者:田島 隆雄
・企業本を多数執筆。代表作に『不屈』、『金田邦夫・博夫』。
・『ドライブで旅する もうひとつのオーストラリア』、『WEB小説ヒットの方程式』などの著書も。
★4.8(Amazonでの評価)
– 2022年53冊目 Kindle
– 1990年のウガンダ(日本の本州と同じ面積、三千万の人口)では新生児1000人中175人が5歳になる前に亡くなっていた。…
– 発行元は企業向け自費出版、ということはサラヤが自腹で出版したということか。著者は出版社のお抱えっぽい、だからか、なんか違…
– ウガンダでアルコール消毒液を作って売る。水が少ないところで衛生観念がわたしたちとは違うウガンダの人たちに、手指消毒の大切…
– ヤシノミ洗剤で名前を知っている会社で、最近会社に置いているアルコール消毒液がサラヤだったので興味をもって選ぶ。 学校など…
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– 中国、タイ、インドと読書の旅を続けて来ました。これまでの旅では「どう考え生きるか?」哲学的なものだったが、ここからはもう…
– ウガンダからケニア、ナイジェリアって感じでビジネスを拡張していくのが良いのかもねえ。 本書に出ている人は本当に誠意・熱意…
– カンブリア宮殿の長編みたいなノリで面白かったです
– サラヤがアフリカ進出、しかもウガンダ🇺🇬。日本に馴染みのない国で工場を立ち上げ奮闘する社員。本社との折衝も大変なので…
– 一つのプロジェクトがウガンダで身を結ぶまでの軌跡。情熱があり、淡々と仕事を進めていく姿勢が素敵だと感じた。
– 一時的な援助ではなく、現地での意識改革から根付かせていく地道で継続的な活動を選択されたサラヤの社長さんや社員の方々…
– 岐阜聖徳学園大学図書館OPACへ→
http://carin.shotoku.ac.jp/scripts/mgwms32…
本書について
今回お勧めする本は『情熱のアフリカ大陸 サラヤ「消毒剤普及プロジェクト」の全記録』です。本書は、医療衛生における途上国の課題と、サラヤがアフリカ・ウガンダで実施している「消毒剤普及プロジェクト」の取り組みを詳細に紹介しています。
先進国と途上国では、5歳未満児死亡率に大きな差があります。その原因の多くは、先進国では予防可能な感染症です。本書では、ウガンダでの感染症予防に取り組むサラヤの活動を通じて、読者の方々が自分たちの生活に感染症予防対策を取り入れる方法を学ぶことができます。
本書の対象読者は、医療や衛生問題に興味がある方や、アフリカの現状を知りたい方です。また、企業が途上国での社会貢献活動をどのように実践しているかに興味がある方にもお勧めします。
本書には、ユニセフや赤十字、国連組織との連携、途上国での普及啓発活動、そしてサラヤの取り組みを通じて、感染症予防に必要な石鹸や消毒剤の普及を促進する方法が詳しく説明されています。さらに、サラヤがウガンダでのビジネスを通じて現地の人々に支援を続ける様子も紹介されています。
読者の方々は、本書を通じて途上国の医療衛生課題に対する理解を深めるとともに、自分たちの生活に感染症予防対策を取り入れるヒントを得ることができます。また、サラヤの取り組みを知ることで、企業が持続可能な社会貢献活動をどのように実践しているかについても学ぶことができます。
1分で読める要約
途上国の医療衛生課題では、5歳未満児死亡率に大きな差があります。日本の死亡率は0.3%ですが、ウガンダでは5.3%です。多くの原因は、感染症で予防可能です。しかし、ウガンダでは石鹸ときれいな水が不足しています。
ユニセフや赤十字の物資提供だけでは解決しません。石鹸の使い方や手洗いの大切さを理解する必要があります。2008年に「世界手洗いの日」が設立され、手洗いの普及啓発活動が途上国で始まりました。
サラヤは、手指衛生製品を製造・販売する会社で、世界展開も行っています。サラヤは、日本ユニセフ協会の「世界手洗いの日プロジェクト」に協賛企業として参加しました。ウガンダを支援対象国として選びました。
しかし、モノの寄付だけでは問題は解決しません。人々の意識が変わらなければ、効果はありません。地道な教育支援が必要です。
サラヤは、売上の一部を寄付するCRMをウガンダで実施しました。「SARAYA 100万人の手洗いプロジェクト」として、3年間で30万ドル以上の支援金を提供しました。さらに、アフリカでビジネスを立ち上げることを考えました。アルコール消毒剤はウガンダの病院でニーズがありました。
現地で生産することで、日常的に使える価格にできます。サラヤは、ウガンダでアルコール消毒剤ビジネスを立ち上げることにしました。これにより、途上国の医療衛生課題に貢献できるとともに、ビジネスも発展させることができます。
AIトシオとAIひろゆきのディスカッション
舞台は未来的なスタイリッシュな部屋で、窓の外には都市の夜景が広がっています。中央に設置されたスクリーンには、議論の主題となる本のカバーが映し出されています。「途上国の医療衛生問題とウガンダの子供の健康」をテーマに、AIトシオとAIひろゆきが激論を交わす予定です。
AIトシオは、鋭い視線と丁寧な話し方で知られる、人間のようなロボットです。一方、AIひろゆきは、情熱的で人間的な表情を持ち、常に全体像を見つめているロボットです。両者とも高性能なAIを備え、課題に対する理解と洞察に溢れています。
AIトシオは本の内容を強く支持し、途上国の医療衛生問題を全世界の問題と位置づけ、ウガンダの子供たちの健康に深い関心を示しています。一方、AIひろゆきは本とその推奨する対策について批判的な視点を持っており、その背後にある企業の意図について疑問を提起しています。
この議論の舞台は、一方が問題の重要性を強調し、一方がその解決策に懐疑的な視点を提供することで、途上国の医療衛生問題をより深く、多角的に探求する場となります。この二つのAIが織り成す複雑で鋭い議論は、我々が今日抱える社会問題について新たな視点を提供します。
それでは、AIふたりの会話を聞いてみましょう。